始めに
・省略名称を使います。
・実戦則なので使用していない他の候補技は考慮しません。
・ダメージ計算の追加はコメントに寄せられた計算結果を本文に追記します。
概要
どうもさらいわと申します。
今回扱うのはロトム族の始祖、FCとは素早さが高いだけで種族値合計は最低の440です。
優れた耐性を持っているものの、耐久値や攻撃値がどうしても足りないという状況に落ち入り安く、レートでの使用も控えられてきました。
ところが、痛み分けという攻撃にも回復にも繋がるという超便利な技を挟む事で種族値の問題が解決できる事に気づきました。
状態異常 → 痛み分け → 祟り目
この流れで、多くのメガ枠の攻撃を2回耐え、2回攻撃で倒す事ができます。
いわば襷耐久型サポート対面アタッカーという感じですね
大元の採用理由としてはコメント欄>57に記載された通りガルーラを意識した結果です。(半熟卵さんコメントありがとうございます)
目的
対面性能
電磁波、鬼火サポート
ガルーラ、クレセ流し
先発、ストッパー
基本的には襷温存の為先発で使用します。無効化の多いメガガルーラや攻撃値の低いクレセは後出しでも対応できます。
技と持ち物
祟り目、電磁波、鬼火、痛み分け
気合いの襷
全て確定。持ち物は所詮ガブげきりんで吹き飛ぶ程度の紙なので襷で間違い無いです。
配分
H12 B4 C228 D12 S252 おくびょう
実数
H127 A49 B98 C144 D99 S157
調整先
S最速 H16n-1 B<D
痛み分けの所為で耐久振りの善し悪しは変化しまくるので正直適当です。個人的に端数整理とCS珠ボルト10万2発の乱数の変動値(84.4→58.2%)が気になったのでHDを2ずつ増やしていますが、HSオボンと比べると少数であり、C1差で変動する相手も多い為耐え照準はしていません。配分は好きずきでいいかと思います。
最速FCロトムと抜ける相手の違い
準速100族、準速ガブ、最速ガルーラ、最速ドリュウズ、最速ルカリオ、最速ロズレイド、最速ビビヨン等
最速ランド準速105族とは同速
準速100族を抜けるというのが1番重要な点、ドリュウズもロトム族にとって重要な相手になります。
ゲンガー、ムウマージとの差別化
・麻痺無効
・ゲンガーは電磁波が使えない
・メガマンダ、メガルカリオ、ハッサム、ボルトロス等の雷タイプ、ファイアローブレバと殴り合いで優位
基本麻痺無効の時点でクレセやジャローダに出しやすく、使い勝手は全く変わります。
反対にムウマージやゲンガーでガブや最速100族を抜けるというのはメリットです。しかし、PGLでいじガルーラは6割、いじガブも4割近くになってきて意外と影響は少なく、耐性面でメタと殴り合える恩恵が大きくなってきています。
対面で倒せる相手の一例
番号はターン数、→はそれぞれの行動を素早さ順で示してます。()内は実ダメージ
・メガマンダAS H4いじっぱり
1.電磁波 → 恩返し64.5〜76.3%(82〜97)ロトム体力43〜30
2.痛み分け(171+43〜30)÷2ロトムマンダ体力107〜101 → 恩返し(82〜97)
3.祟り目56.1〜66.6%(96〜114)
3ターン目祟り目が乱数ですが麻痺制限を考えると高確率で勝てます
尚捨て身、空元気の場合は2発目は耐えません
・化身ボルトロスおくびょうHS オボン
1.悪巧み → 鬼火、ボルト体力186-23=163
2.10万59〜70%(75〜89)ロトム体力52〜38 → 痛み分け(163+52〜38)÷2ボルトロトム体力108〜101、ボルト火傷(23)85〜78、オボン回復(46)131〜124
3.10万ボルト(75〜89) → 祟り目57.2〜68.1%(106〜126)、ボルト火傷(23)
3ターン目で火傷と合わせて最高乱数です。
・メガヘラクロス HA いじっぱり
1.鬼火 → タネマシンガン51.1〜62.9%
2.痛み分け → タネマシンガン
3.祟り目44.9〜53.4%
火傷の計算が大変だったのでダメージは省きますが、鬼火の命中をクリアすれば3ターン目の祟り目でほぼ確定となります
・メガルカリオ AS 陽気
1.電磁波 → アイアンテール59.8〜70.8%(76〜90)ロトム体力51〜37
2.痛み分け(145+51〜37)÷2ロトムルカリオ体力98〜91→ アイアンテール(76〜90)
3.祟り目81.3〜95.8%
悪の波動やかみ砕く持ちはまずいません
・メガハッサムH236A特化
1.鬼火→叩き66.1〜78.7%
2.バレット14.9〜18.1%→痛み分け
3.祟り目50.2〜60%
こちらも確定。
1.2ターン目が泥棒でも2回は耐えます。
・ガルーラASいじっぱり
1.猫騙し29.1〜35.4%
2.鬼火or電磁波→捨て身44.8〜52.7%
3.痛み分け→捨て身
不意打ち対策の為、攻撃手段が無くても構いません。火傷と痛み分けで削りつつ後続に繋ぎましょう。上記パターンでガルーラの9割は削れているので次のターンはほっといても倒せます。
・クレセリアHB C4図太い
1.サイコキネシス37.7〜44.8%
2.電磁波→サイコキネシス
3.痛み分け→サイコキネシス
4.祟り目59〜71.3%
こちらは後出し想定です。問題無く突破できます
・ファイアローASいじ拘り
1.ブレイブバード59〜70%(75〜89) → 痛み分け(128〜124+52〜38)÷2ロトムアロー体力90〜81
2.ブレイブバード(75〜89)→祟り目39.2〜47%(60〜72)
先読みの痛み分けでブレバ2発は低乱数、祟り目ダメージと反動で高乱数となります。
拘りで暴走しているという前提ですが、相手のHPが減っていないのでこのケースはまずありえません。
基本的には電磁波から入る(拘りフレドラの場合先手が取れる)、HPが半分程度減っている場合痛み分けを経ずそのまま攻撃するかで対処し、相手の行動次第で交代するかを決めてください。
・メガバシャーモASいじ
1.フレアドライブ125〜149% 襷耐え反動(42)→電磁波
2.祟り目67.7〜80%(105〜124)
バシャーモの無振りで155なので反動値と合わせて高乱数、オーバーヒートの場合は痛み分けで対処できます。
・メガゲンガーHS おくびょう
1.シャドーボール137〜162.2% 襷耐え→ 電磁波
2.祟り目111.3〜130.5%
メガゲンガーはわかりやすい
状態異常によるサポートも目的となる為、記載された以外は相手にできないという事はありません。
メガ対面時相手が状態異常を警戒し交代してくる事も多いですが、ロトム自体対応範囲が広く、コイツを出されると困るというのがヒトム、バグーダ程度かと思います。
要注意
・ラム持ちに弱い
・先制身代わり持ちに弱い
・ヒトムに弱い(電磁波、鬼火が無効)
ラム身代わりは状態異常を主力としてる型の宿命なのでしょうがないです。
ヒトムには選出しない感じで良いと思います。
オススメ組み合わせ
カビゴン・・・電磁波の恩恵を受けやすくカビゴン自体のしかかりで麻痺を狙える、霊無償、格闘無償のロトムや炎耐性でクチートとも相性が良い
メガクチート・・・麻痺の恩恵を受けやすく、ロトムの誘いやすい逆鱗を無効化、悪耐性、地面無効化のロトムと良相性
以上です。コメントお待ちしてます。