初めまして。くよ と申します。初投稿ですがよろしくお願いします。
今回はゴーストZを持たせた小さいパンプジンを考察します。
- 一般的な略称や、表現を用います。
- ダメ計はトレーナー天国さんのものを使用しています。
- 不要という声が多ければ削除します。
パンプジン
6世代から登場した草・霊タイプのポケモンです。
サイズごとに少しずつ違う種族値が特徴的。
XYで初登場の複合タイプだったがなんか既に4体もいる
XY初期に特大サイズで物理受けとして注目されるも
少なくないメジャーな弱点が足をひっぱり役割のかぶるポケモンから席を奪えず
カワイイだけの鑑賞ポケ位地に付いていました
しかし!この度7世代でZハロウィンという強力な補助技を手に入れましたレベル技で何度も覚えようとする癖のつよいこの技をもって環境に乗り込みます。
Zハロウィン
Zハロウィンとは、ABCDSを1段階アップさせ対象にゴーストタイプを加えるという破格の性能を持った技です。
Zお祝いなどと同じ追加効果ですが、基本的に何も起こらないお祝い手をつなぐ浄化等と違いメリット効果まで付いているのです。
この効果を余す所なく使い切ってやりましょう。(Zテクスチャ君アイツ強すぎませんか?・・・)
- ゴーストタイプを追加
シングルバトルにおいて ゴーストタイプを追加することのメリットは単純明快で相手の弱点を無理やり作ることです!
これにより、普通なら等倍で入る技がZの追加効果で1ランク上昇+弱点つまり3倍のダメージが相手に入るのです!
これはもう 剣の舞しながら全能力アップする くらいの性能です!
もちろん交代されれば効果はなくなってしまいますが、交換先に1発入り次の攻撃も入れれば1.5×2で実質3倍
交換されてもそこまで苦しくなるわけではないんです。
しかし、パンプジンの使える物理ゴーストの技はかげうち、おどろかす、ゴーストダイブ の3つのみ・・・・貧弱すぎです
ゴーストダイブにいたっては交代されることのと相性の悪さに磨きがかかるどころではないのです。。。
そこで特殊アタッカーに転職です
- なぜ特殊アタッカーなのか
一番大きいのは技の有用性
メインウエポンとして使いにくい かげうちゴーストダイブ からシャドーボール へ
サブウエポンも物理型は岩雪崩、大爆発程度ですが
特殊型の場合サイキネ 放射 文字 気合玉 ヘド爆 悪波 めざパ等無駄に豊富です
そして、月並みですが、威嚇鬼火で止まらない事、接触技を使わないこと、意表を付けること等があります。
(物理アタッカー型との比較の詳細は下に記載します)
基本構成
- 性格
控えめ
少しでも火力が欲しいので確定です
- 特性
おみとおし
Zクリスタルは使っても手元から消えないのでものひろいは発動しません
また小さいパンプジンは夢特性のふみんが解禁されていないので、おみとおしで確定
おみとおしにより先発性能が少し上がります
- 持ち物
ゴーストZ
コンセプト的にゴーストZで確定です
- 努力値
H132 A0 B4 C252 D4 S116
実数値
147- 81-143-121- 96-134
Zハロウィン時
147-121-214-181-144-201
C:全力で振ります
S:Zハロウィン使用後に最速130族を抜けるように振ります。
抜き抜き調整が必要な環境になったら耐久を削って増やします
HBD:Sに極振りして上からZハロウィン出来る範囲を増やしても良いのですが、
抜けるポケモンの幅が狭いので今回は耐久に振ります。
耐久がそこそこあるのもパンプジンの魅力です。
(下の追記欄に修正案を追加)
技構成
- ハロウィン
Z化して使うこの型の主役 確定
- シャドーボール
相手に追加した弱点を一致技で攻めるため採用
通りが良いのが魅力
ハロウィンする余裕が無い時はZで夢幻暗夜にして使用
- エナジーボール
少しでも火力が欲しいので一致技は優先的に採用したい
- 火炎放射
ナットレイ、ハッサム等 4倍を付ける相手に強く出られるようになり対面性能が上がる
- 他候補
・あくのはどう
追加した弱点を付くことが出来る、相手をノーマルゴーストにしてしまった時に欲しくなる
2割で怯みを狙えるのも強みだが、抜群の範囲が狭い上に一致であるゴーストと被っている
・サイコキネシス
シャドーボールの効きにくい悪に無効なので優先度低め
・気合玉
・ヘドロ爆弾
気合玉はシャドーボールとの相性補完が魅力的ですが
Zハロウィン後無効半減になってしまうので採用しにくいあと当たらない
・大文字
今回の型では基本的には通りの良いゴースト技で攻めたいので火炎放射で十分だと判断した。
・目覚めるパワー(氷・地・岩)
PTの穴を埋める時に採用したい
4倍を付いても抜群シャドーボールと同じ威力
・かげうち
自分より素早い仕留め損ねた相手を倒すことができます。
タスキパルシェン等に有効
Z後130族まで抜けるので優先度は低め
・イカサマ
無理なく採用できる物理技、追加した弱点を物理で付くことが出来る。
(シャドーボール以上の威力を出すには相手のA実数値が228以上必要)
あくのはどう同様 抜群の範囲が狭い上に一致であるゴーストと被っている
Zハロウィン後は交代されやすい為他に比べ不安定
・いたみわけ
Zハロウィンで積む時にくらったダメージを回復しつつ相手を削る事ができます
ガブリアス等ハロウィン+シャドーボールで確1にならないポケモンを起点にできるようになる、ゴースト追加を嫌って交代してきた相手にも刺さりやすい
・道連れ
相性の悪い相手を無理やり突破できる。
Zハロウィン後は交代すると再展開できないので、
相性が悪い相手に突張る事も多い為採用の余地はある。
運用
- 基本的には、有利対面でZハロウィンを積み相手のポケモンを突破します
対面で積める相手具体的には
メガルカリオ、メガハッサム、メガメタグロス、カプ・ブルル
ランドロス、カプコケコ
などですね(現時点のシングルKP上位30からピックアップ)
- おみとおしによりスカーフなどに怯えずZハロウィンを積む事ができます。
- 当たり前ですが無理な相手が来たら引いてください。
- Zハロウィン後に耐久ポケモンが来た場合は再度ハロウィンを打って弱点を作ることもできます
- 苦手な相手
・スカーフ、タスキ特殊アタッカー:特防は薄いので削られて先制技などで落ちます
・タスキパルシェン等:タスキで強引に起点にされると簡単に突破されます
・ノーマルまたは悪タイプの耐久ポケモン:ハロウィンして弱点が増ないと並み程度の火力しか出ないこの型では突破が厳しくなります(一致シャドーボールを駆使する最強タイプのポリゴン2が爆誕しないように気をつける)
ダメージ計算
- 被ダメージ計算(基本的にZハロウィン前で計算)
C特化カプコケコ
マジカルシャイン
ダメージ: 76〜91
割合: 51.7%〜61.9%
S↑C252メガルカリオ
ラスターカノン
ダメージ: 122〜144
割合: 82.9%〜97.9%
A特化メガメタグロス
コメットパンチ
ダメージ: 100〜118
割合: 68%〜80.2%
A特化ナットレイ
はたきおとす
ダメージ: 56〜68
割合: 38%〜46.2%
(Zハロウィン後)
ダメージ: 38〜46
割合: 25.8%〜31.2%
S↑A252ガブリアス
げきりん
ダメージ: 87〜103
割合: 59.1%〜70%
- 与ダメージ計算・シャドーボール(自分にZハロウィン適用)(相手にハロウィン非適用)
無振りカプコケコ
ダメージ: 87〜103
割合: 60%〜71%
無振りメガルカリオ
ダメージ: 91〜108
割合: 62.7%〜74.4%
無振りメガメタグロス
ダメージ: 128〜152
割合: 82.5%〜98%
H252ナットレイ
ダメージ: 60〜72
割合: 33.1%〜39.7%
(火炎放射)
ダメージ: 180〜216
割合: 99.4%〜119.3%
無振りガブリアス
ダメージ: 78〜93
割合: 42.6%〜50.8%
(エナジーボール)
ダメージ: 88〜105
割合: 48%〜57.3%
ハロウィン適用時は2倍のダメージが入ります
ダメージ計算は対面で積めるギリギリのポケモンを載せましたが
確1を取られる取れるポケモンも載せた方がいいとコメントがあれば載せます
- 差別化
- ポリゴンZ
Zテクスチャでハロウィンと同じく全能力アップをする
もともと高いCから1ランク上げ+適応力で攻撃する。
火力指数は圧巻の55260(10万ボルト)つよいですね・・・
物理耐久はタイプも合わせてパンプジンの方がかなり高くメジャーなポケモンでも味方の支援無しで起点にすることが可能です
また、パンプジンといえば、物理受け物理アタッカー、物理受け耐久を想定されると思うのでサイズのわからない選出画面で対策されにくいことも利点と言えます。
- 物理アタッカー型Zハロウィンパンプジン
やはりゴースト物理の技が薄い事が問題
シャドークローでもあれば・・・;;
以下サイズごとの特徴
・特大サイズの場合
ZハロウィンでSが上昇しても上を取れない相手が多い
かげうち連打もしくはタネばくだんで削りかげうちで落とす形になると思うが
草技の通りが悪い為厳しい
・大サイズ
特大と同じ問題がある(略
・普通サイズ
Sに振ることでZハロウィン後130族を抜くことが出来る
岩雪崩連打で怯みを狙う
・小さいサイズ
Sに振る量が少なく済み普通サイズより耐久がある
・火力指数(Zハロウィン適用後)
A特化特大のかげうち・・・・火力指数15000
A特化普通のかげうち・・・・火力指数14040
A特化小さいかげうち・・・・火力指数13500
C特化小さいシャドーボール・火力指数21720
A特化特大のタネばくだん・・火力指数30000
A特化普通のタネばくだん・・火力指数28080
A特化小さいタネばくだん・・火力指数27000
C特化小さいエナジーボール・火力指数24435
- 追記1:Sに236振ることで準速ミミッキュを抜くことが出来ます。
対準速ミミッキュ対面で初手シャドーボールを打ち 化けの皮を剥がし、
剣の舞かげうちを耐えて 次のZシャドーボールで倒す事ができます。
これによりパンプジンが準速ミミッキュの起点になることを回避できます。
最速ミミッキュ の場合や シャドークローをうたれた時は
ガブリアスにでも引きましょう。
Sにぶっぱすることで最速85族まで抜けるので、みちづれを入れておけば
削れたパンプジンにも仕事があるかもしれません。
(そこから更に別ポケモンに起点にされる可能性はありますが・・・)
耐久を削る分起点にできるポケモンが増減するのはご注意ください。
- 追記2:努力値修正案
H100 A0 B12 C252 D20 S124
実数値:H143 A81 B144 C121 D98 S135
H:16n-1調整
S:最速70族抜き、Z後130族抜き抜き
BD:偶数にしてZ後の数字が少し増えるように振り分け
長々と書いてしまいましたが
ここまで見てくださった方、ありがとうございます!