はじめに
はいどうも。今回は真面目に投稿論を書いていきたいと思います。
本論の注意点としましては、各種族値の事をアルファベットで著す点です。
では、めくるめくメタモンワールドへ、ご招待〜
まず、メタモンというポケモンについて見ていきましょう。
特性
特性 じゅうなん(かわりもの)
通常特性のじゅうなんは、マヒ状態にならない能力。クラボの実を常に持ってるという感じですかね。
本論では一切触れません。じゅうなんメタモンは使い所が極端に限られるのでね。
そして、夢特性のかわりもの。これはメタモンのメジャーな特性ですね。PGLで確認したところ、採用率100%でした。この効果は、場に出た時に「へんしん状態」になる、というものです。この特性のせいで「へんしん」の技が使われた事はないかもしれませんね。
へんしん状態とは
禁止伝説を除くとメタモン、ドーブルのみが成れる状態で、対面している相手のポケモンのHPを除く実数値、状態変化、特性、技をコピーします。
へんしん状態の注意
・コピーした技のPPは必ず5に固定されます。相手のPPが5未満であっても、5になります。
・HPは、そのままメタモンのHPが適用されます。
・一部の特性はコピー出来ません。化けの皮、バトルスイッチ等ですね。
厳密に言うとコピーは出来るんですが、発動しません。例えばブレードフォルムのギルガルドをコピーして、キングシールドを選択してもシールドフォルムにはなれません。
・状態変化はコピー出来ますが、状態異常はコピーしません。また、既に状態異常にかかっていた場合も、治りません。
・交代すると効果は切れます。
・なつき度によって威力の変わる技、めざめるパワーのタイプはメタモンに依存されます。
・相手のポケモンが持っているアイテムはコピー出来ません。また、メタモンにアイテムを持たせるとコピーしても効果は持続します。スカーフメガガブリアスとかが実現する訳ですね。
・相手が身代わり状態だと、へんしん状態になれません。
種族値
全て48です。何か48という数字に意味があるんですかね?
努力値振って、HPの実数値は155です。
高くはないですね。
その他
今作ではホクラニ岳に出現します。
かわりものメタモンは取るのが結構面倒です。しかし、取っておいて損はないですよ。取り方は4Vメタモン入手法とほぼ同じです。身代わりは貼らないのをお奨めします。
では、本題に入ります。
メタモンのメジャーな型といえば、スカーフ型です。私がスカーフ型を使っていた時にPGLを覗いて見ると、スカーフ採用率は100%でした。
スカーフ型の強み、弱みについて見ていきます。
スカーフ型の強み
- 相手が拘りスカーフを持っていない、又はトリックルームが貼られていない限り、上を取って殴れる。
積みエースに出すことが前提となっている以上、相手がスカーフを持っていることは考えなくても良いかも知れませんね。バトンパはその限りではありませんけど。
- 上手く立ち回ると相手の積んだエースをコピーして3タテが狙える。
技が縛られているとは言えども、相手が積めば積むほどこちらも強くなれる訳ですからね。っょぃ。3タテとはいかないまでも裏に相当な負担を掛けられる事でしょう。
苦々しい思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、スカーフ型の弱みを見ていきましょう。
- 技が縛られる。
本当に大きなデメリットです。このデメリットのせいで、耐久ポケモンには何も出来ません。
- 貴重なスカーフ枠を割かなければならない。
これもかなり痛いデメリットです。どうせならガブリアスとかカプ族に持たせたいですよね?
- 積めない。
これもなかなか厄介です。HPマックスのメガギャラドスに出したとしましょう。当然一撃では落とせません。その時に相手は竜の舞を積みます。で、色々あってまたレートが下がる訳ですね。
- そもそも相手がスカーフを巻いていた場合、同速勝負になる。
上で書いた通り、積みエースに出すことが前提となっている以上ここは余り考慮しなくてもいいかと思います。
- 先制技が撃てない。
撃てなくは無いですけど技が縛られるので、先制技を選ぶ理由は薄いです。
- トリックルームを貼られている場合、または貼られた場合、スカーフが首を絞めてくる。
トリルパでスカーフ巻いてるやつってそうそう居ないので、ほぼ確実に先手を取られますね。
こんなもんですかね。デメリットは非常に大きいです。
しかし、これはあくまでも既存の育成論の話。
今回紹介する光の粉メタモンなら、メリットをそこまで減らさないままデメリットを大きく減じられます!
メリットデメリットを一個一個書くのは面倒なので、先程上げた物と比較していきますね。
スカーフ型のメリットだったもの
- 相手が拘りスカーフを持っていない、又はトリックルームが貼られていない限り、上を取って殴れる。
上を取って殴る事は少し難しくなります。同速ですから。しかし、行動できる確率というのは、相手が光の粉を持っていない限り、こちらが勝っています。何故なら?
- 同速で先手を取る確率 互いに50%。
- 相手の攻撃が当たる確率 技の命中率×0.9
- 自分の攻撃が当たる確率 技の命中率±0%
相手より有利ということです。
これで「運ゲじゃねぇか」とか言う人。あなた大文字使わないんですか?不一致どくどく使わないんですか?ストーンエッジ使わないんですか?ハナからポケモンは運ゲなんだぜ?
つまりそういう事ですね。
- 上手く立ち回ると相手のエースをコピーして3タテを狙える。
これはどのような型のメタモンにも言える事なんですが、スカーフだとより確実に上をとり、攻撃出来るので相手の積みエースを落としやすいですね。スカーフ以外のアイテムだと相手の上を取る能力に疑問符が付きますが、技が縛られていない分エースを倒せさえすればその裏のモンスターまで狩る能力が高いです。
スカーフ型のデメリットだったもの
- 技が縛られる。
このデメリットは完全に消えます。
- 貴重なスカーフ枠を割かなければならない。
このデメリットも完全に消えますね。
- 積めない。
積めますね。
- そもそも相手がスカーフを持っていた場合、同速勝負になる。
まぁそもそも相手の積んだエースに対して(ry
- 先制技が撃てない。
問題なく撃てます。
- トリックルームを貼られている場合、または貼られた場合、スカーフが首を絞めてくる。
トリル持ち、トリル状態でも腐らないです。スカーフよりはマシになりますね。相手の技が命中不安になりますから。
比較はこれで終了します。次に光の粉を持つことで新たに発生するメリット、デメリットを紹介します。
新たに発生するメリット
- 耐久、受けポケモンに対して出せる。
はい。言い過ぎましたね(笑)
正確に言うと、「ドヒドイデ等の毒守毒再生型害悪等にも出せる」です。
何故出せるのか?縛られていないので、トーチカどくどくどくびし自己再生等が使えるからですね。また、相手のPPは有限ですがメタモンのPPは交代してへんしん状態になる度に全て5まで回復する、つまり長期戦に強いという理由もあります。
まぁ、HPはコピー出来ないことからどう足掻いてもオリジナルには敵わないんですけどね。
- 撃ち合いに強い。
スカーフだと、相手を一撃で落とし切れないと非常に不味いです。HPはオリジナルに及ばないですし、技も縛られているからです。
しかし、光の粉を持っていると、試行回数が稼げる分相手の攻撃を避けやすくなります。また、技も変更できます。よって、スカーフより撃ち合いに強いと判断します。
- 勝ち筋が消えにくい。
極端な話、全部避けちゃえば勝てますからね(笑)
発生するデメリット
- 命中確定技に弱くなる。
これはスカーフ型にはない弱点です。そこまで大きなデメリットではないと思いますが…。
- 安定性が無くなる。
確率上では勝っていても、所詮確率なので…。
次に、裏の仲間の考察をしていきたいと思います。
仲間の考察
このメタモンで倒せない相手といえば、突撃チョッキランドロスやゴツゴツメットナットレイ等ですかね。あとは思いもよらない身代わりとかがキツいです。
チョッキランド、ゴツメナットは対策しないと負けるので氷、炎を撃てるポケモンは必ず入れておきましょう。鋼ゴーストフェアリー技を撃てる者も入れておくといいですね。
積むメガヤドランとの相性がいいですよ。大文字、冷凍ビームを撃てますし、硬い上に回復技まで覚えます。
瞑想、怠ける、大文字、冷凍ビーム
がよろしいかと。
後のメンバーはお好みでどうぞ。間違ってもヌケニンとか入れないで下さいね
思いもよらない身代わりは何というか対策不能なので、仕方ないです。諦めましょう。
うーん、対策…メタモン初手出しとかですかね…?
オススメはしません
最後に性格、個体値の理由と気合いの鉢巻(襷)、先制の爪との差別化について述べていきます。
性格、個体値の理由
性格はS下げならなんでもいいです。ポリ公のダウンロード意識でBDあたりいじってもいいかもしれませんね。その当たりはお好みでどうぞ。
S下げの理由は初手出しや出し合いが起こった際に威嚇をメタモンの状態(変身していない状態)で受ける為ですね。個体値も同じくです。めざパ厳選は氷をお奨めします。通りがいいし、腐りにくいからです。
<追記>氷よりも岩の方がいいです。めざパ積んでるリザY、ウルガモス等に強くなれますし、通りが良いからです。
他のアイテムとの差別化
鉢巻との差別化は簡単です。HPが1残るかHPが最大のまま居られるかで、確率が同じならHPが最大の方が良いじゃないですか。え?がむしゃらやじたばたに強くなりたい?知らないです
先制の爪はですね…。まぁ、ありと言えばありです。
粉よりも先制技に弱くなりますが、行動できる確率が粉よりも高くなるので悪くないです。
選択肢には入ると思います。
<追記>襷との差別化
やたらとステロ撒いてくる現環境で、先発起点型でもないメタモンに襷を持たせるのは得策とはいえないでしょう。
光の粉だとメジャーアイテムではないので、裏のアイテムを余り縛らないのもいいですね。
終わりに
はい。というわけでそろそろ本育成論も終了したいと思います。如何でしたでしょうか?この育成論がきっかけとなったりして、光の粉かわりものメタモンを使う人が増えたりすると嬉しいです。