このポケモンの1番の仮想的はトリトドンです。理由は普通なら見ただけで水ロトムの選出を諦めるほど有効打が無いからです。
- 性格・努力値
いわゆるひかえめHC振りです。特防特化トリトドンが1度たくわえるを積むだけで十万ボルトを2発耐えるようになってしまうのでC特化しないと受けられてしまいます。
トリトドンにもこちらへの有効打が無いが、Cに振らないで受けにしたい人も最低でもC実数値148になるようにして、急所十万ボルトで確定1発にはなるようにしましょう。
余った努力値は素早さ、防御、特防どれにでも。
- 特性
ふゆう
ねらいのまとで無効化されないが、かたやぶりには注意。
- 道具
効果をよく知らない人も多いと思われる道具です。
本来効果の無い技が自分に当たる道具なので、トリックで相手に渡してから攻撃が基本となります。
特性による無効は含まれず、通常ねらいのまとを持ったロトムに地面技は当たりません。
しかし注意しなければならないのが、状態異常を無効にするタイプの効果は無くなりません。鋼・毒タイプに毒毒や、炎タイプに鬼火は効果が無いままです。
一方、地面タイプ麻痺状態にならないわけではないので、電磁波で麻痺させることはできます。
- 確定技
トリック
無効タイプのある相手にだけですが、この技が無いと始まりません。
十万ボルト
命中の安定したメインウェポンです。雨PTに入れるなら雷も良いでしょう。
ハイドロポンプ
この技は水ロトムのアイデンティティです。外す理由がありません。
- 選択技
鬼火
物理アタッカーに撃ちましょう、交代読みにでも。
毒毒
耐久ポケモンに撃ちましょう、今作は命中が90になり使いやすい。
電磁波
トリック後なら地面にも当たります。相手の素早さダウンと確率での行動不能は対戦を有利にするでしょう。
ボルトチェンジ
トリック後、相手の交換読みで使えます。
- 運用方法
無効タイプがあればトリック、無いなら攻めましょう。
トリトドンだけでなくサンダーやポリゴン2と対面したときも、役割を持つことが出来ます。
サンダーには地震が抜群になり、控えにガブリアスを入れておけば簡単に突破できます。この場合は後攻でボルトチェンジが出来れば更に安定するでしょう。
ポリゴン2には進化の輝石を奪う形になるので、控えにゴースト技持ちが居なくても有利になります。
その他に役割を持てそうなポケモンは、ミカルゲ・ゲンガー・ブルンゲル・トゲキッス・ズルズキン・サマヨールなどが居ますが普通に攻撃したほうが良い場合もあるので状況によります。
交換読みでトリックをするのは難しいので、交代を読むときは補助技を撃ってからトリックの流れが良いでしょう。仮想敵をしっかりと決めたPTなら活躍できる型だと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。