低評価入れた方は理由をコメントしていただけると改善の目当てになりますので大変助かります。
今回は意外にも?まだ投稿されていなかったLV1ゴースの育成論です。先に述べておきますが、ゴースの採用理由はどこまで行っても愛から逃れられません。本気で勝ちたい方はほかのポケモンでトリルすることをお勧めします。
こちらの育成論を参考にbw/1964作りました。ポケモンは違いますがある意味フォークみたいなものです。
LV1ゴースの考察と型概要
何のことはない、ただトリルして散るだけの型です。無限とかそんな厄介な型ではないですが、しかし技が多いのでそれなりの仕事ができます。地味に猫騙し無効がおいしいです。
あとは火炎玉ローブシン<ドレインパンチ/ビルドアップ/空元気/毒毒>みたいな型だと後出しが効いたりします。
そしてただ散るだけでは意味がないのでどうやって散っていくかを考察します。
- 特性
これしかないです。これと毒無効が他のLV1霊との差別化になります。要は後出しが全く効かないわけじゃないということです。
- 性格
何でもいいです。最鈍にしたところで特に意味もないので。
- 努力値
別に振る必要感じないので。正直ミラーとかまずもって見ないので。
- 持ち物
行動回数を確保。逆にこれがつぶされると何もできないということです。
- 技構成
トリックルームが確定、あとは本当にお好みでという感じです。
トリックルーム
これがないと始まりません。使えば次のターン先制できるので、そこで何をするかが重要です。
候補
道連れ
とりあえず最有力。トリルから1・1交換とか本当にロマンです。ただ実際は読まれまくります。
怨念
道連れのPP版です。精一杯の嫌がらせです。
呪い
道連れより読まれにくく道連れ読みで積んでから連続技みたいなことするパルシェンとかを牽制できます。机上論では道連れのほうが優秀ですが、実際はこっちのほうが使えます。
滅びの歌
同上。これを使うならより交代誘うので催眠術とセットの方がいいです。
鬼火
火力を減らしてさらに後続をサポート。命中不安なのが痛いです。
催眠術
鬼火よりもさらに命中不安。トリルの後より交代読みで。
痛み分け
無限はできませんが、大きく削ることができるので候補入り。第4世代の教え技です。
挑発
挑発持ちに交代だと思ったら撃ちます。トリルしてからだとトリルターン消費がもったいないので。
大爆発
差し押さえ
もはやただの嫌がらせ。パルシェンやガブリアスの襷をなくせられたら最高です。
- 立ち回り
基本は先発で出してトリルして技撃って散るということなのですが、それができない状況として、先発が連続技・挑発持ちという状況が挙げられます。というかこのゴース見せるとだいたいそうです。なので先発で出せればベスト、それが基本ですが、後出しも強く意識し、誰に対しどのタイミングで後出しするかプランを練っておきましょう。繰り出し対象としては、先ほど挙げたローブシンの他、ラッキー、グライオンなど無効タイプで完封できる奴が特に狙い目です。次にフルアタ相手への交換読み交換です。
無効読みや死に出しで繰り出すような使い方をするとすれば、ステロなどの襷潰しがどうにもならなくなります。それらが予想される状況ならまず不選出安定です。逆に場に出たときにこれらの要素がないなら一通り仕事を終えて散ることができます。挑発持ちなどを引かせてそのタイミングでの無償降臨ができればトリル後は先制できるため挑発持ちに交代されても大丈夫です。
相手の先発が天候の場合逆にトリルだけして散ることもできます。その場合繰り出しはできなくなりますが…。まあ決して舐めプ読みではありませんが、LV1ってだけで天候出しときゃ大丈夫なんて考えの人もいるので、相手に天候=選出不可というわけではありません。
- パーティー編成について
先発起用以外で後攻蜻蛉などが狙えるハッサムなどがいるとよいでしょう。また天候相手に繰り出しのできるように天候を書き換えられるニョロトノやキュウコンなどもいいと思います。他に相性が良いのは毒々を誘いやすい耐久ポケや格闘技を誘うポケモンでしょう。ポリ2とかハピナスとかですね。ただ挑発も飛んできやすいので注意。
そして何よりトリルエースを忘れないでください。個人的にはドサイドンやボスゴドラなどが使いやすいと思います。もしくは葉緑素エースと見分けがつきづらいモジャンボなどですね。
- 用語説明
るるぷうさんの記述を引用。(許可は取ってあります)
とある初心者さんに現状育成論はわかり易いか、見易いか?と尋ねたところ、
「略称がわからない」
「実数値表記がわからない」
「役割って何?」
「ダメージ計算の見方がわからない」
等の意見を頂いたのでここに簡潔に纏めておきます。
- 略称
・V・・・個体値が31であること。
・U・・・個体値が30であること。
・6V・・・HABCDS全ての個体値が31であること。
・めざ○○理想個体・・・めざパの威力が70でありかつその条件化で個体値が最大であるポケモン。たとえばめざめるパワー氷ならHV,AU,BU,CV,DV,SVでめざめるパワー氷70。
- 数値類
・努力値表記・・・そのポケモンの努力値配分の表記。
- ポケモン用語
・サイクル・・・炎ポケモンと水ポケモンが対面していて、こちらが草ポケモンに交代し、水タイプの技を半減で受ける。次のターン相手はこちらの草タイプの攻撃を炎タイプで受けに来る。炎タイプの攻撃に対しこちらは今度は水タイプで受けるなど、両者ポケモンを交代しながら戦うこと。
・役割・・・そのポケモンに後出しから勝つことが出来ること。
・環境・・・その時々での流行りのこと。例えば雨パーティが流行ってるときは雨環境という。
・エース・・・こちらは役割を持ち辛く、相手に役割を持たれにくいポケモン。具体例はバシャーモ。耐久が低いので後出しすることが難しく、火力が高いので後出しされにくい。
・採用理由・・・そのポケモンを何故パーティにいれるのか、具体的に何に対して強いのか=どのポケモンに役割を持っているのか、もしくは何故強いのか。
- ダメージ計算の見方
こうげきの実数値182(陽気努力値252)のガブリアスの逆鱗を食らった場合、44%から52%ほどのダメージを受ける。(半分前後のダメージを受ける。)
低乱数2とは低い確率で2発で倒されるということ。
例えば高乱数2なら高い確率で倒される。確定2なら2発で必ず倒される。ただし急所は考慮していない。
- 余談
言われなくともわかっているかもしれませんが、ガチ環境じゃ無理です。まさに採用理由は愛となります。ただ型にはまればそこそこ仕事はできるので、ゴースへの愛にあふれる人は使ってみてください。逃げるわけじゃないですが、あくまでゴースを使いたい人への育成論ですので。
以上で考察を終わります。
何かアドバイス・要望・疑問点・矛盾点などございましたらコメントにてお願いします。
ここまで読んで頂きありがとうございました。