- この育成論ではHP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さをH,A,B,C,D,Sという略称を用いて表記する事があります。
- この育成論では理想固体(6V)を想定しています。
- 勝手にリンクを貼らせて頂いてます。不都合の場合はご連絡下さい
- 低評価を付けた方はコメントをお願いします。修正または削除のしようがありません。
☆どうもキャベツです
前回の壁張りラティではたくさんの評価&ブクマ登録ありがとうございました
まだまだ過去の育成論への評価やコメントは受け付けてますよ
今回は私がレーティングで愛用している受けループのラッキーです
受けループ
受けループ(受け回し)とはタイプや種族値において相性のいい2体の受けポケモンでサイクルを回しながら相手に負担を与えていく戦法をさす用語です
有名所ではバンギムドーやラキムドー、ラキグライにナットゲルなんかが当てはまりますね
ここで必要になる受けポケモンは何度も受けにいかなければいけない都合上、非常に高い耐久が求められます
非常に高い耐久といわれて真っ先に思いつくポケモンがいますよね
そうです。ラッキーです
そこで今回は受けループにおけるラッキーの型や立ち回りを考察しようと思います
それでは早速考察に入ります
性格
穏やか
今回は受けループにおける特殊受けなんで穏やかで確定
図太いの個体しかいないという方
持ち物
進化の輝石以外ありえません
これを持たせないならハピナスでやるべきですね
トリックには注意が必要です(後述)
特性
自然回復で確定です
引っ込むだけで状態異常を回復するので受けポケモンとして嬉しい特性です
欠伸なんかも眠らせてから引く事で対処できるようになります
努力値
特殊受けなんでまずDに252振り
次に役割破壊を含む、ある程度物理の物理耐久を確保するためにBに252振り
余りはHかSはお好みで
確定技
地球投げ
ラッキーは火力がgmkzなんで定数ダメージを与えられるこの技は重宝されます
第三世代での教え技なので、厳選や入手が困難ですが確定です
卵産み
再生回復技です
いくらラッキーといえども回復しないと耐久がゴリゴリ削られていくんで確定です
選択技
ステルスロック
受けループ最大のダメージソースです
受けループを運用する上では撒く事が必須です
ラキムドーにおいてはムドーが持っている事が多いので、優先度は低め
ラキグライにおいてはグライは覚えないので確定となります
毒々
交代際に使用する事で相手の交代を考慮しなければ、相方が羽休めまたは、みがまもをするだけで勝てるようになります
ラキムドーにおいては確定
ラキグライにおいては電磁波と選択になります
電磁波
相手の素早さを下げて、麻痺バグを起こすようになります
相手の素早さを下げる事から、羽休め後に飛行タイプを失い、弱点技を喰らうようになってしまうムドーとの相性は良くないですが、素早さを下げてみがまもがしやすくなり、みがまも中に相手の麻痺バグで行動回数を稼げるようになるグライとの相性は抜群です
ラキムドーにおいては採用は見送られます
ラキグライにおいては毒々との選択(こちらの方が優先度は高め)になります
光の壁
珠ボルトロスを受けられるようになったり、相方に役割破壊に強くさせる事ができます
ラキグライにおいては技スペの関係上優先度は低め
ラキムドーにおいては採用の余地はあるでしょう
立ち回り
やる事は簡潔で、受けれそうなポケモン(基本特殊)に繰り出して、受けれなさそうなポケモンが出てきたら後続に渡します
その後続にとって受けられなさそうなポケモンが出てきたら、このラッキーを出して相手を流しての繰り返しです
交代際にステロや地球投げ、毒々や電磁波、回復技を相方としあって相手のパーティに負担をかけていきます
しかし、これを繰り返していると相手は交換読み交換や交換読み居座りでペースを握ってこようとします
このまま相手にペースを握られたままでは、こちらが技をする暇がなくなり不利になるので、こちらも読んで行動しましょう
エースを選出している場合は頃合いを見計らって交換読みで繰り出していくと、いい感じに相手も消耗しているので一気にペースを握る事が可能になります
パーティ構築
受けループはその性質上、2体で非常に多くの範囲を補う事ができます
ですから、残りの4体はエース及び受けループ対策対策になります
特にエース兼受けループ対策対策は非常に重宝されます
代表されるのはトリック、挑発、アンコを透かせて格闘に役割を持てる
眼鏡ラティオス
(snowman様のラティオスbw/1045)
バシャーモやサルに役割を持てて威嚇によって受けループと猛烈に相性のいい
ギャラドス
なんかが挙げられます
抜きエースでは消耗している相手を一掃できてミラー対策にもなる
バシャーモ
対策対策では天敵バシャーモを確実に止めれて再生力によって受けループに組み込む事ができる
ヤドラン
(SILVER様のヤドランbw/1302)
ミラー対策として受けループキラーの
珠コバルオン
(Ξ様のコバルオンbw/2157)
珠ガブや龍舞カイリュー対策の
シュカ(風船)グロス
(めざパ氷様のメタグロスbw/1755)
ただでさえ高い耐久を底上げする事で高火力積みATにも対応できるようになる
壁ラティオス
(キャベツの壁ラティオスbw/2365)
辺りでパーティを組んでいくといいと思います
続いてはさっきからちょくちょく出ている受けループの型です
ラキムドー
役割範囲が広いラッキーとエアームドによってなされる受けループです
サイクルを回す上で相手に与える負担が大きいですが、単体ではたいして負担を与えられないのが特徴です
ゴツメダメとステロダメや毒ダメに地球投げダメが蓄積されるためエースが抜き易い環境を作るのに適しています
また、単体ではたいして負担を与えられないとはいったものの居座る能力に長けているため珠ハッサムを始めとする一部の抜きエースにも強いです
(キャベツの鈍いエアームドbw/2186)
(厨ポケ中様のエアームドbw/2184)
ラキグライ
ラッキーと一撃必殺持ちのポイヒグライでなされる受けループです
ラッキーでサポートしながらグライオンで1体ずつ相手を倒していくのが特徴です
立ち回りとしては、特殊に対してラッキーを投げて、繰り出される物理にラッキーが何らかの負担を与えた後にグライを繰り出してみがまもをするといった具合になります
隙を見てハサミギロチンをする事ができるのでエースに頼る事なく相手を倒す事が可能です
反面、ハサミギロチンが外れる回数分、相手に負担を与える回数が減っているのでエースのサポートには不向きです
また、ムドーと比べるとグライの範囲が狭いため高火力物理ATに弱いのも特徴です
代わりにサイクルパーティに対しては滅法強いです
(くりむ様のグライオンbw/2116)
ラキグライムドー
上の2つの受けループを合わせたパーティです
別にこの3体を同時に選出する事で真価を発揮するというよりは相手のパーティによって上の2つの受けループを使い分けられるのが最大の強みです
積みパーティに強くエースのサポートに優れるラキムドーと単体性能が高く、サイクルパーティに強いラキグライと実はお互いに補完しあってます
しかし、お互いにラッキーを使わなければならないため、ラッキーの技スペがキツくなってしまいます
弱点
最大の弱点はトリック、挑発、アンコです
特にトリックは一度されると取り返しがつかなくなるので、ラティオスやロトムに対して思考停止で繰り出すのは危険です
ムドーが相方の場合はエース(ラティが好ましい)や受けループ対策対策(ヤドランが好ましい)を経由してからいく事をオススメします
もちろん素直に攻撃された時に取り返しのつかない事になりますが、トリックを持っている場合にムドーと対面したら相手にとっての安定行動はトリックになるためこちらの方がいいでしょう
ロトムの場合はボルチェンがあるので難しい所ですが
相方がグライの場合は守る事で様子を見る事ができます
逆にラッキーとロトムorラティオス対面の時は間違いなくトリックか交代(ボルチェン)なので、考え無しにエースに交代していいでしょう
ダメージ計算
眼鏡キングドラ
ハイドロポンプ(雨) 29.4%~35.0% 中乱3
眼鏡ラティオス
流星群 25.8%~30.7% 確4
珠ウルガモス
大文字 21.5%~25.5% 低乱4
1舞大文字 32.2%~38.0% 高乱3
2舞大文字 42.9%~50.6% 低乱2
C特化ウルガモス
大文字 16.6%~19.4% 高乱6
1舞大文字 24.8%~29.4% 高乱4
2舞大文字 33.1%~39.0% 高乱3
珠ボルトロス
+2気合い玉 49.4%~58.9% 高乱2
A下降補正ボルトロス
馬鹿力 39.9%~47.2% 確3
A182ガブリアス
逆鱗 44.5%~52.8% 中乱2
火炎玉ローブシン
ドレインパンチ 96.3%~114.1% 高乱1
根性未発動ドレインパンチ 64.4%~76.1% 確2
マッハパンチ 51.5%~61.3% 確2
ここまで読んでいただきありがとうございました
いつもの事ですがクソ長い育成論になってしまいました
評価や批判、候補技の追加希望はコメントにて受け付けますんでどんどんコメントしてください