プクリンをBW2仕様に型を多少変更させました。
HABCDSで能力値を表します。
個体値は理想個体とさせていただきます。
- プクリンについて
第一世代から登場しているポケモン。
もともと平均的な、悪く言うとどっちつかずの種族値を持つうえ、
同じく第一世代から登場しているラッキーがハピナスに進化したり、
ピクシーが第四世代で強特性マジックガードを得て強化されても、
BW2までこのコには大した変化はなく不遇され続けていました。
しかしながらこのコにはステルスロックと滅びの歌のコンボを、
唯一実践的に扱うことが出来るほか、
BW2においてステルスロックが教え技となったため、
第四世代を経由する必要が無くなり、夢特性でもこの型を育成出来るようになりました。
道具がわかる夢特性のお見通しも先発の補助ポケモンにとっては大きな利点と言えます
- 性格・努力値
性格:おだやか(D↑A↓)
努力値:H12 B252 D244
Hが圧倒的に高く、BDがさほど高くない種族値ですので、あまりHに振るとが効率が悪いです。
特殊耐久は眼鏡ラティオス流星群中乱数耐え(62.5%)としています。
物理方面は弱点の格闘が多く、安定しない為、
自分は特殊方面に性格補正をかけています。
- 持ち物考察
最有力候補です。
まともな回復手段を持たないこのコにとって体力1/4回復は非常に大きいです。
競争率が高いのが問題点ですが、
持たせる味方が居ない場合はこの道具を持たせることを推奨します。
メンタルハーブ
補助技使いのこのコにとって、挑発やアンコールは脅威です。
オボンの実は大抵他のポケモンにとられてしまうので、
この持ち物を持たせるのも多くなるかと思います。
食べ残し
月の光などのまともな回復技を覚えないこのコにとっての数少ない回復手段です。
…がしかし毎ターンの回復量が本当に少ししかないのであまり推奨は出来ません。
- 技考察
- 確定技
相手の素早さを下げ、あわよくば麻痺の追加効果によって行動回数を稼ぎます。
このコ自身が相手に先手を取って行動する為にも便利な技です。
他にも積みポケへのお膳立てなど、
麻痺を撒くこと自体が色々と便利なので確定です。
滅びの歌
遺伝技で、願い事と同時遺伝出来ません。
主な使用法は流しで、相手の積みポケ等の居座りを許さない為、
このコが起点となる事を防ぐ事が出来ます。
また、滅びの歌を歌ってからソーナンスやダグトリオなどと交代することで、
いわゆるくろまな滅びのような体制が成ります。
見せ合いの時点でナンスかダグトリオを見せつけることでこの技による流し性能が非常に高くなります。
ステルスロック
第四世代の技マシン或いはBW2教え技です
襷潰しから相手の耐久調整を崩したりと、何かと便利な技です。
中でも積みエースにとって全抜きストッパーである襷等を無効化できるので採用しています。
流しを行う滅びの歌との相性が非常に良好です。
- 候補技
BW2での教え技です。
道具依存の強いポケモンに非常に良く刺さる上、
特性によって予め道具を見る事が出来るようになったので、
BW2になってからより使いやすくなった技と言えるでしょう。
マジックコート
BW2での教え技です。
挑発・アンコに始まり、寄生木の種やあくび、ステルスロックまで、
一部を除くほぼすべての変化技を跳ね返します。
中でもこのコにとって天敵の挑発・アンコールを防ぐのみならず、
跳ね返すことが出来るのは大きな利点と言えるでしょう。
メンタルハーブ持ちでない場合の候補技です。
リフレクター・光の壁
各々相手の物理・特殊攻撃の火力を半減します。
味方へのサポートに使える他、自身へのダメージ軽減のために使うことも出来ます
守る
様子見に始まり、滅びの歌のターン稼ぎ、飛び膝蹴りのすかし、などに役立ちます
ただ技スペが足りないのが問題ですね…
尚、守るを入れる場合はオボンよりも食べ残しの方が良いでしょう。
-BW2にて新たに習得可能になった技考察-
痛みわけ
プクリンの唯一の回復手段となりうる技です
電磁波で麻痺させていれば先行で撃つことが容易くなり、相性が良いと言えます
がむしゃら
痛みわけと似ていますが、こちらはダメージソースとして使えますね
…ただ回復手段を持たない&遅い&トドメを刺せない
などの理由からもパッと見ほどの実用性は期待できません
- 動かし方
基本的に先発にて起用します。
ステロ撒き、麻痺撒き、道具落としあたりの場作りが主な仕事でしょう。
相手が積んだり身代わりを貼っても滅びの歌で流せる為、
起点となる事は殆どないでしょう。
相手が苦手なタイプ、特に格闘なら交代させたほうが良いかもしれませんが、
居座れそうならば多少無理してでも居座った方が良いでしょう。
あくまでこのコのメインの役割は序盤の場作りなので、
バトルの後半に出て来てもそこまで役には立てません。
なお自身の行動回数の確保の為にも、大抵初手は電磁波が安定です。
- 被ダメ計算
確定欄の振り方でのダメージ計算です。
- 物理耐久
(bw/861)↑A188オノノクス逆鱗..................確2(61.2〜72.3%)
(bw/344)↑A116メタグロスアムハン...........確2(67.2〜79.2%)
(bw/946)A252ムクホークインファイト.......確2(73.7〜87.5%)
(bw/23)A252アーケオスジュエルバット.......乱1(84.7〜100%)
尚、175オノノクスの逆鱗はジュエル込でも50%の確率で耐えます。
- 特殊耐久
(bw/8)C252ウルガモス大文字......................確2(52.5〜62.2%)
(bw/211)↑C78眼鏡水ロトムドロポン..........確2(62.2〜73.7%)
(bw/8)C252蝶舞1回ウルガモス大文字........確2(78.8〜93.0%)
(bw/1045)C252眼鏡ラティオス流星群.........乱1(89.8〜105.5%)
(bw/124)↑C252珠ランクルス気合玉.........乱1(94.4〜112.4%)
- 最後に
BW2を持っていない身ですが机上論を交えつつ修正させていただきました。
BW2の教え技によって第四世代からの経由を必要としなくなり、
なおかつ夢特性でも起用出来るようになり、
また痛みわけという疑似回復技をも扱えるようになったプクリン
BW2を持っていない為、痛みわけ・がむしゃらの欄は机上論にすぎないので、
実際に使ってみて違和感などを感じた際は、
育成論の質の向上のためにも是非コメントをお願いします
また実践的な理論を踏まえてのフォークも大歓迎です