今回はネオラントを考察していきます。
- 個体値は6V前提です。
- HABCDSの略称を使います。
- ダメージ計算はトレーナー天国さんを使っています。
- はじめに
ネオラントは第四世代に登場した水ポケモンですね。
水単というそこそこ優秀なタイプを持ちますが、いかんせん種族値が中途半端で
そこで今回は、いつでも劣化という言葉が付いて回るネオラントでこの子にしかできない立ち回りを頑張って考察していきたいと思います。
- 特性
よびみず
確定です。
水技読みで繰り出せます。
すいすい
雨パに組み込むなら一考。
でも雨パにこいつをいれるくらいなら腹太鼓ニョロボンとかすいすいグドラでもいれとけっていう話。
- 性格
おだやか
すべての能力を使うため捨てる能力がありません。
抜き調整、耐久、凍える風の威力を考え、しょうがなくAを下げました。
- 持ち物
たべのこし
半減読みで繰り出した時に受けたダメージを回復します。
オボンのみ
敵が強化アイテムを持っていなければ、水浸しで大抵は確3に抑えることができます。
その代わり繰り出した時のダメージによっては耐え切れない場合があるので注意。
たべのこしと選択でどうぞ。
- 差別化
ここで差別化について説明します。
前述したように、この子は常に劣化という言葉が付いて回ります。
アタッカーならスターミー水ロトム、物理ならマリルリ、耐久ならミロシャワスイクン、よびみずならトリトドン、みずびたしならママンボウ。
ならば何をもって差別化とするか、それはとんぼがえりです。
水タイプでとんぼがえりを覚えるのは現環境ではこいつとペリッパーのみ。
これを使えば他のポケとの差別化ができます。
そこでとんぼがえりとセットで使えるのがみずびたし。
このふたつで相手にプレッシャーを与えることができます。
また、もうひとつの差別化要素はそこそこのSです。
耐久寄りのポケにしてはSが91とまあなかなかの数値です。
そこで鈍足相手に抜き調整をして、先手でみずびたしにしてやろうということです。
一応素早さを下げれば後手蜻蛉で無償降臨じゃーというのもできなくはないですが、その場合この子の長所であるSを殺してしまうので今回は使いません。
安定して後手蜻蛉をしたい場合は、こいつより遅くみずびたしができるペリッパーでやるといいでしょう。
ここまでできれば差別化はできていますね。
- 努力値
H252 B32 D100 S124
Sは最速バンギ抜き×3調整。
凍える風で最速120族を抜けます。
特殊耐久は水浸し補正込で、臆病ドレディアの珠はなびらのまい耐え調整。
残りをBへ。
- 技構成
みずびたし
確定です。
相手のタイプを水タイプにします。
これで相手の技の威力を下げ、水単体にします。
とんぼがえり
確定です。
有利なポケへの交換を、ターンを用さずにできます。
あまえる
相手の物理アタッカーの積みの起点にされることを防ぎ、後続を補佐します。
ちなみに遺伝技です。
こごえるかぜ
竜、草対策です。
水技読み降臨でCアップ、相手流れて凍風→凍風、でガブを落とせれば最高ですね。
無振りでも呼び水補正がかかれば、H極振りまでのガブが確2になります。
第四世代の教え技ですね。
れいとうビーム
威力重視ならば。
この型は後続の補助を重視する方なので今回は凍える風を確定にいれました。
どくどく
毒鋼にも通ります。
この子に相手が毒殺されるまで粘れるほどの耐久はないので使う場合は後続の決定力補佐という形になりますが。
みずびたし使えるのに弱点突ける技がめざパしかない・・・orz
- 立ち回り
主に半減や水読みで後だし。相手を流し、出てきた敵をみずびたしにしたり、凍える風を打って素早さを下げたりします。
壁と違って水浸しも凍える風も交換で効果が解除されるので、後続への補助と相手への流しを同時に行えます。
悪く言えば交換で切れてしまうということですが。
相手の交換読みでとんぼを打ったり、凍える風を打って先手でまた水浸しにしたり使い様はいろいろ。
最終的には相手を錯乱した後に倒され、瞑想ライコウやドレディアなどの電気や草タイプの積みの起点にしてしまいましょう。
- 被ダメ
ちなみに、敵の持ち物なし攻撃を耐えるということは、水浸しにできればその敵の鉢巻や眼鏡などの1.5倍系アイテム持ちの攻撃を耐えるということです。
物理方面
陽気ガブの逆鱗
→確2(70.4%〜83.5%)
水浸し時
→乱2(47.1%〜55.6%)
陽気オノノクスの逆鱗
→確2(76.7%〜90.9%)
水浸し時
→確2(51.1%〜60.7%)
陽気テラキオンのインフア@珠
→乱1(90.9%〜106.8%)
水浸し時
→確2(60.7%〜71.5%)
A特化ナットレイのパワーウィップ
→確1(123.8%〜146.5%)
水浸し時
→確2(82.9%〜97.7%)
特殊耐久
臆病ラティオスの流星群
→確2(63%〜75%)
水浸し時
→超低乱2(42%〜50%)
控えめFCロトムの十万V
→確2(81.8%〜96.5%)
水浸し時
→確2(54.5%〜64.7%)
臆病ドレディアのはなびらのまい@珠
→確1(123.8%〜147.7%)
水浸し時
→確2(82.9%〜98.8%)
- 与ダメ
〜こごえるかぜ〜
201ガブ(H140振り)
→確3(35.8%〜43.7%)
呼び水補正時
→確2(53.7%〜63.6%)
4振りオノノクス
→確4(27.6%〜32.8%)
呼び水補正時
→確3(40.7%〜48.6%)
無振りジュカイン
→乱4(24.6%〜30.1%)
呼び水補正
→確3(36.9%〜43.8%)
〜とんぼがえり〜
4振りジュカイン
→確3(34.2%〜41%)
4振りスターミー
→乱3(30.8%〜36.7%)
無振りゾロアーク
→確3(39.7%〜47%)
少ないですが、希望があれば追加します。
これで考察を終わります。
指摘修正質問等あればコメントをください。