ゴローニャ - ポケモン育成論ORAS・XY

【タイマンor積み】弱保ロッカゴローニャ

2015/09/20 21:15 / 更新:2023/12/31 19:38

ゴローニャ

HP:HP 80

攻撃:攻撃 120

防御:防御 130

特攻:特攻 55

特防:特防 65

素早:素早 45

ブックマーク4.314.314.314.314.314.314.314.314.314.31閲覧:19506登録:5件評価:4.31(16人)

ゴローニャ  いわ じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
特性
がんじょう
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 攻撃:252 / 素早:252
実数値:156-189-150-54-85-97
覚えさせる技
じしん / ストーンエッジ / ロックカット / ふいうち
持ち物
じゃくてんほけん

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このポケモンの役割
物理 / 攻め
ルール
シングルバトル / 見せ合い63
登録タグ

考察

こんにちは、大天使です。18回目の投稿になります。
今回は私が使っている弱点保険を軸としたゴローニャを紹介します。

前置き

・お互いに理想個体を想定しています。
・HABCDS等の略称や技の漢字化があります。
・ダメージ計算はトレーナー天国様のツールをお借りしました。
・不要との声が多ければ削除します。

ゴローニャとは

初代に登場した岩・地面のポケモン。
当時はライバルの多さや環境に刺さっていないこと、入手方法が面倒なことから(と言うかネットもない初代では入手方法が分からず存在すら知らない人も少なからずいました)使用率は低めでした。
そして四世代では大爆発以外ゴローニャの上位変換であろうドサイドンの登場により誰も使う人はいないだろうと言っても過言ではないくらいに死滅しました。
(不意打ちの習得やイバンのみの登場などパールからプラチナにかけてなど少しずつマシにはなってきましたが)
しかし、5世代に特性頑丈の強化(一回行動が許されるようになった)により一気に強化、またゴローニャは大きく株を上げ、やはりドサイドンには及ばずとも充分活躍可能になりました。
そして、XYから自らと相性の良い弱点保険の登場やA種族値の増加、苦手な霰パの減少などまだまだ強化されてます。
しかし、orasに過去産が禁止になったことでゴローニャの貴重戦力である不意打ちを没収され若干株を落としました。
(不意打ちは4世代限定)
ところが、シーズン13以降再び過去産解禁で不意打ちを取り戻し使い勝手が戻りました。
今回はそんなゴローニャの考察をします。

採用理由

  • 1,高いタイマン性能

・特性により一回は保証される行動
・地面+岩による広い技範囲+高水準のA種族値+頑丈弱点保険による攻撃性能
・止めに役立つ先制技不意打ち

以上を持ち合わせるのはゴローニャのみの特権で一発耐えて攻撃(+不意打ち)と言う流れで多くのポケモンと殴り合え非常に高いタイマン性能を誇ります。

  • 2,抜きエース

実はこのポケモンはロックカットを覚え元のSは45と低い物のS1に振った上で一度使えば広い範囲のポケモンに先手を取ることが出来ます。
(意地っ張りなら最速オンバーンやゲッコウガ抜きまで、陽気ならマルマインやメガミミロップライボルトまで抜くことが出来ます。)
そして、上記で上げた弱点保険や独特の技範囲による攻撃性能が合わさるため弱点保険発動+ロックカットを積むまで持って行ければ非常に高い抜き性能を発揮します。
また上にもあるようにゴローニャの代名詞である頑丈(しかも弱点多数)で広い範囲の相手を起点に出来ます。

  • 3,電気無効枠

地面タイプにより電気を無効化できるため相手の電気技や電磁波ボルチェンの対策が出来ます。
地震の通らないボルトロスサンダーに岩技で弱点を突けるのも良いですね。
また、電気に搭載されやすいめざめるパワー氷や気合い玉を頑丈によって確実に耐えることが出来、場合によってはロックカットの起点に出来るのもポイント。

弱点保険とゴローニャ

ここから弱点保険とゴローニャの相性の良さを示していきます。
弱点保険と相性の良いポケモンである条件は以下のことが当てはまります。

  • 1,弱点多数
  • 2,弱点技でも耐え抜く耐久力
  • 3,ある程度の素早さor先制技or素早さを上げる技。
  • 4,相手を確実に倒せる十分な火力と技範囲

1はいくら保険を持っていても弱点を突いてくれないようでは発動できず活きる機会はまずないのではっきり言って他の持ち物持たせた方がいいです。
2は弱点多くても耐久が低くて一撃で倒されてしまうようでは発動など不可能なので襷なり拘りなり持たせた方がいいです。
3については必須ではありませんが折角火力を上げたなら次に出てくるであろうポケモンにを大きなダメージ与えて退場したいわけですし、それを可能とする素早さや先制技は是非とも欲しいはずです。
最後はいくら発動機会が多くても火力が足りなかったり技範囲が狭くて、「落としきれませんでした(^p^)」なんて事になっては発動しても悲しすぎます。

因みに弱点保険と相性の良いポケモンの例を挙げますと

  • カイリュー

特性マルスケと元々高めの耐久値により一致弱点でも耐え抜ける。
神速と龍の舞、S80と言う最低限の数値により素早さも充分。
A134と一貫性の高い逆鱗で攻撃性能も申し分ない。
弱点も4つと多くはないが氷や龍など使用率の高い技が多く発動機会は少なくない。
前より減少したとはいえ読み間違えて一度発動させてしまえば龍の舞や神速と合わせて全抜きされる未来しか見えない。

  • ギルガルド

シールドフォルムの場合BD150によりイカレた耐久。
弱点4つのみならず11個の耐性を持つことから弱点を突かれるor半減で繰り出すという場面がほとんどであることから発動機会に恵まれる。
技範囲も広く、AC150という両刀向けの高い種族値+技を覚えることから止まりにくい。
先制技影撃ちで微妙な素早さも補える。

といった感じでしょうか。

しかしゴローニャも上記のポケモンと同様条件を満たしていて相性が良いです。
ここからどのように相性が良いか説明します。

  • 1について

4倍弱点2つと2倍が4つという非常に弱点を突かれやすいタイプなので発動機会に恵まれます。

  • 2について

特性頑丈により一致弱点でも確実に耐え抜くことが出来る為4倍高火力ですら耐え抜くことが出来ます。(ミトムのドロポンなど)
これは他のポケモンには出来ない芸当です。

また、ステロなどで頑丈が万が一潰れてもH80,B130というメタグロスと同等の数値のお陰で無振りでも不一致程度なら起点に出来るというのもおいしいです。
(ステロ+メガマンダの地震すら確定で耐えます。)
ただし、特殊耐久はヒヒダルマ以下の数値なのであまり期待しないように。

  • 3について

元のSは45と低めです。
しかし
・最後屁として打てる先制技不意打ち
・ロックカットを覚え使えば準速でもゲッコウガをも抜ける。

以上によりSも十分確保でき全抜きも視野に入れられます。

  • 4について

岩+地面の技範囲は非常に優秀で半減できるポケモンは多くありません。
地面タイプに岩技が搭載されやすいことを考えると一目瞭然です。
またA120というガブに近いAにより大抵のポケモンであれば確2以上に納められます。(陽気地震でガブが高乱2程度)
そのため弱点保険を持たせれば充分火力すぎる火力となるため4も問題ないでしょう。頑丈で確実に耐えられるためカイリューやドサイドン等なら発動させるため振らなければならない耐久値をAに回せるというのも評価点。

さて、これでゴローニャと弱点保険の相性の良さが分かったでしょうか。

ロックカットの採用理由

抜き性能の向上です。
上でも上げたようにロックカットを使えばオンバーン以下のSであれば抜くことが出来ます。
対面有利な相手の前で積むことが出来れば高火力+十分な素早さの両立が可能になるわけです。
それにより死に出しで出てくるであろう先制技や自分より速い襷持ちにも不意打ちや地震で一矢報いることが出来、ステロを撒いたりゴローニャを止めるポケモンを処理するなどで場を作れば全抜きすら視野に入れることが出来ます。

弱点保険ロックカットの強さはドサイドンを見れば一目瞭然でしょう。
使用場面については運用などをご覧ください。

特性

頑丈以外あり得ません。
こいつの強さの半分は頑丈による一回行動な訳ですし、適応技が捨て身タックルしかない石頭なんて論外です。

努力値

  • 調整案1

性格 意地っ張り
努力値 AS252 余りH

私は諸事情でこれしか手にすることが出来なかったので確定欄はこれにしています。
意地っ張りの魅力は陽気だと起こりやすいミリ単位で耐えられて止められると言う事故を極力防げるところです。

例えば陽気ですと
無振りガブに×2地震
割合: 92.3%〜108.7%
回数: 乱数1発 (56.3%)

H252メガクチートに通常地震(死にだし想定)
割合: 85.3%〜103.1% 回数: 乱数1発 (12.5%)

無振りメガガルーラに×2不意打ち
(ロッカ使って一体突破した後地震読みで不意打ちを撃たれる可能性が高いため、優先度勝負で競り負ける地震より不意打ちが有効)
割合: 47.5%〜56.3% 回数: 乱数2発 (82.4%)

とこれはほんの一例ですが僅かに火力が足りず耐えられる場面が多い物の意地っ張りならそれを多少は解消できます。
(上のはあくまで一例で、×2エッジでカイリューを中乱数で落としたり、ステロを撒けばラティや耐久に振ったメガガルーラを2不意打ち×2で確定で落とせるようになど色々活きる機会はあります。全部載せるときりがないので各個人で計算かダメ計の欄を参照にお願いします。)

耐久は頑丈便りなのでASぶっぱ。
メガガルーラなど襷潰しに対抗するため調整した方がいいんじゃないかともう方もいるかとは思いますがそれでは耐久に大幅に割かなくてはならず、火力も素早さもぎりぎりなためこれ以上落とすと抜きエースとして本末転倒になります。
(特化メガガルーラの地震耐えはH108以上必要です。
更に猫だましや急所考慮するとまず現実的では無いです。)

確定欄の計算はこれで行います。

  • 調整案2

性格 陽気
努力値 H20 A252 S余り全部
H…陽気メガガルーラの地震最高乱数以外耐え
S…最速メガミミロップとライボルト抜き

陽気採用時の調整案。
こちらは上から殴られて止められる事を防止できます。

  • 具体例

意地っ張りで抜けず陽気で抜ける相手
(ロックカット後前提 抜いて勝ち目のあるポケモンで更に環境に一定数以上居るポケモンを載せます。)
ファイアロー、メガゲンガー、メガライボルト、スカーフ70族(ニョロトノやキノガッサなど

抜ける対象少ないですが頑丈発動後環境に多いアロー(HS想定)や守るメガゲンに縛られないのは大きいと思います。
ただし、意地っ張りと違い火力が上のように足りなくなるため注意してください。

努力値でHに20割いて陽気メガガルの地震最高乱数以外耐えになっているのは意識して振った物ではなく、Sにこれ以上割いてもメジャーどころでは抜ける対象は居ないため無駄にSに振るよりはマシだと思って振りました。
メガガルーラとラス1対面で遭遇した場合や裏で受けられなかった場合ワンチャンある程度の物と思ってください。

技構成

  • 地震

確定。
タイプ一致の範囲広い優秀な一致技。
外す余地がありません。

  • ストーンエッジ

確定。地震との補完に優れた第二の一致技。

  • ロックブラストについて

エッジは命中不安ですし襷やカイリューのマルチスケイルを貫通できるロックブラストの方がいいのでは?と思う方もいるかも知れません。
しかし、以下の理由からそれはあり得ません。

・2〜5と言う不安定な回数のことから運次第(3,4回以上当てなければいけないなど)で落とせない場面が多くなり抜きエースとして本末転倒な火力になる+役割遂行の安定性が余計に落ちる。
(×2で4回以上当てないとジャローダをが死ななかったり、メガリザXを4回以上当てないと落とせないなど倒せなくなる相手が多いです。
詳しくはダメージ計算をご覧ください。)
・カイリューに関してはエッジでもロクブラでも弱補発動では確定数は変わらず、発動後はロクブラでも4奇異上当てないと厳しい。
・命中はどちらも95以下と不安で、ロクブラのhit数を考えるとむしろエッジの方が信用できる場面すらある。

以上のことから候補外と言わざるを得ません。

  • 不意打ち

確定。過去産復活により再び解禁された技。
読みは伴う物の火力が高く、一貫性の高い先制技です。
死に際に撃って負担を与えたり、地震で倒しきれなかった相手を圏内に入れたり。
なお、4世代限定の教え技です。

  • ロックカット

今回のコンセプトであり確定。
外す余地がないです。

差別化

  • ドサイドン

昔からのライバル。A140に加えゴローニャ以上の物理耐久と遥かにマシな特殊耐久、特性ハードロックを持ちます。
しかし、こちらは頑丈により高耐久でもあちらは耐えることの出来ない弱点技も耐え抜けるため対面から勝てる相手+起点対象が違います。
(具体的にはミトムのドロポンやゲッコウガの水技、メガルカリオの格闘技などなど)
また不意打ちを使えたり、陽気の場合のみはSの差(最速ロッカでもあちらはメガライボルトを抜けません。)も差別化です。

他に差別化した方がいいポケモンがあればコメントにてお願いします。

ダメージ計算

  • 与ダメ(下が弱点保険発動)

地震
H4ガブリアス
割合: 50.5%〜60.3% 回数: 確定2発
割合: 101%〜119% 回数: 確定1発

H252ギルガルド
割合: 75.4%〜89.8% 回数: 確定2発
割合: 150.8%〜177.2% 回数: 確定1発

H252ハッサム
割合: 50.8%〜59.8% 回数: 確定2発
割合: 100.5%〜118.6% 回数: 確定1発

特化スイクン
割合: 28%〜33.8% 回数: 乱数3発 (0.81%)
割合: 56.5%〜66.6% 回数: 確定2発

H252メガクチート
割合: 95.5%〜112.1% 回数: 乱数1発 (68.8%)
割合: 187.2%〜221.6% 回数: 確定1発

H252メガフシギバナ
割合: 40.6%〜48.1% 回数: 確定3発
割合: 80.2%〜94.6% 回数: 確定2発

ストーンエッジ
(ロックブラスト一回当たったときのダメージはこれに0,25かければ出ます。)

H252ジャローダ
割合: 51%〜60.9% 回数: 確定2発
割合: 102.1%〜120.3% 回数: 確定1発

特化クレセリア
割合: 25.5%〜30.3% 回数: 確定4発
割合: 50.2%〜59.4% 回数: 確定2発

H252カイリュー
割合: 48.4%〜57.5% 回数: 乱数2発 (90.2%)
割合: 93.9%〜112.1% 回数: 乱数1発 (68.8%)

H252ミトム
割合: 53.5%〜63.6% 回数: 確定2発
割合: 107%〜126.1% 回数: 確定1発

H4サザンドラ
割合: 57.7%〜68.4% 回数: 確定2発
割合: 116%〜136.3% 回数: 確定1発

H4メガリザードンX
割合: 106.4%〜125.9% 回数: 確定1発
割合: 210.3%〜249.3% 回数: 確定1発

特化エアームド
割合: 29.6%〜35.4% 回数: 乱数3発 (25.2%)
割合: 59.3%〜69.7% 回数: 確定2発

H4ゲンガー
割合: 97.7%〜115.4% 回数: 乱数1発 (87.5%)
割合: 194.8%〜230.1% 回数: 確定1発

H252ランドロス(上は威嚇によりランク補正-1、下は+1)
割合: 33.6%〜39.7% 回数: 確定3発
割合: 73.9%〜87.7% 回数: 確定2発

H0メガヘラクロス
割合: 50.6%〜60.2% 回数: 確定2発
割合: 101.9%〜119.8% 回数: 確定1発

不意打ち
H4ラティオス
割合: 73%〜87.1% 回数: 確定2発
割合: 146.1%〜173% 回数: 確定1発

H4メガガルーラ
割合: 26.5%〜31.4% 回数: 確定4発
割合: 52.4%〜61.8% 回数: 確定2発

H252マリルリ
割合: 12.9%〜15.6% 回数: 乱数7発
割合: 26.2%〜30.8% 回数: 確定4発

流石の火力ですね。弱点保険が発動すれば多くのポケモンは確定になります。

  • 被ダメ

特化メガマンダの地震
割合: 70.5%〜83.3% 回数: 確定2発

特化メガガルーラの地震
割合: 93.5%〜111.5% 回数: 乱数1発 (68.8%)

特化アロー鉢巻ブレバ
割合: 32%〜37.8% 回数: 乱数3発 (92%)

特化メガハッサムのバレパン
割合: 65.3%〜78.2% 回数: 確定2発

特化メガリザXの逆鱗
割合: 75.6%〜89.1% 回数: 確定2発

特化サザンの流星群
割合: 107.6%〜126.9% 回数: 確定1発

C0メガゲンのシャドボ
割合: 75.6%〜89.1% 回数: 確定2発

特化ウルガモスのさざめき
割合: 78.8%〜92.9% 回数: 確定2発

物理はメタグロス並にあり不一致弱点程度なら頑丈が潰れても耐え抜きますが、特殊は目も当てられません。

運用

  • パターン1(ロックカット使わない場合)

死に出しか先発、無効技読みで繰り出します。
その後は頑丈による一回行動と保険による高火力、先制技を活かし殴り合います。
もう一体が来た後は高火力の不意打ちを撃って相手に負担を与えた後退場します。

  • パターン2(ロックカット使用時)

弱点を突いて貰えるポケモンや有利対面に死にだしし(ゲッコウガやボーマンダ、ライコウやジャローダハッサムなど)、弱点技読みや有利対面での流し際にロックカットを積みます。
弱点保険+ロッカの体制に入り一体突破した後についてですが、先制技やスカーフ持ちに高耐久がやってきた場合は不意打ちや地震で致命傷を与え相手に落として貰う、相手の裏に裏に止められる駒が居なければそのまま殴って全抜きを狙います。

  • ロックカットの使用のタイミング

ロックカットを使わなくても素直に殴った方が良かったり、逆に殴らないと対面からの突破が難しい場面(襷スカーフガブや先制技持ちゲッコウガなど)も多々多々発生するため使いどころは考えましょう。

1,相手が確実に弱点技を使ってくると予測でき、こちらもそのまま殴って問題ない場合

2,有利対面に繰り出して流し際に積む

使わない方がいい相手+場面

  • 先制技持ち

たとえ相手が弱点相手でも頑丈で耐えてロックカットを積んでも先制技を使われると優先度の関係で能力段階を無視して簡単に落とされてしまいます。
例としてはマリルリ、ギルガルドなど

  • スカーフ持ち

ロックカットをしても自分より速い場合は為す術もなく落ちてしまいます。
例としてはスカーフガブやランドなど

  • 弱点を突いてくれない相手

ニンフィアなど弱点保険が発動しない場合はロックカットを積んだところで落とすことは出来ず、頑丈+1回で落ちてしまいます。
そのような場合は素直に2発殴らないと突破することは出来ません。

  • 目の前の相手を瞬殺したい場合

ファイアローやライコウ、リザードン、ルカリオなど目の前の相手を瞬殺したいor相手が役割対象の場合はそのまま殴ることを推奨します。
ロックカットを積んで弱点保険を積むと裏に入れ替えられ、ゴローニャを止める駒が出てくるケースもあり倒したいポケモンが倒せなくなるというケースもあるからです。

他にも積まない方がいい場面はありますが、主にこれらの場面が予測される場合は素直にパターン1の戦い方をしましょう。
積みどころは見極める必要がありますが上手く積めれば最低でも1体+もう一体に致命傷を与えるところまで持って行ける、場合によっては全抜きも夢ではありません。

全抜きを狙う場合はクレセ等の物理受けやスカーフ持ちなどゴローニャを止める駒をあらかじめ縛っておくor裏で削っておく必要があります。
あるいは裏にそれらのポケモンを起点に出来るポケモンを入れておくと良いでしょう。
(スカーフガブを起点にする剣舞アローなど)
後、襷持ちを機能停止にでき、多くのポケモンの乱数がずれるステロを撒いておくとより真価を発揮できます。

このポケモンは積みアタッカーではある物の積まないで素直に殴った方がいい場面も多いことから、ロックカットと通常の攻撃は明確な撃ち分け、場合によって積みとタイマンのスイッチを切り替える必要があります。
似たようなポケモンの例を挙げるなら腹太鼓マリルリや剣舞ガルドと言ったところでしょうか。

不利な相手

  • 対面で不利な相手

メガガルーラやヘラクロスなどの火力の高すぎる連続技持ちやポリ2などの有効打のない物理受け、状態異常を駆使するヤミラミ、猫だましで特性を潰すミミロップマニューラなどはかなり苦手です。
まず、対面からは打ち勝てません。

  • 全抜きを止められるポケモン

多くの積みアタッカーに言えたことなので仕方ありませんがスイクンやクレセなどの物理受け、ローブシンやカイリューなどの不意打ちの通らない先制技持ちやスカーフ持ち相手で止まります。

最後に

ここまで見ていただきありがとうございます。
こいつの魅力は状況次第で積みとタイマンを切り替えられるところだと思っています。
折角不意打ちを取り戻しましたし上手く3タテが決まったときは気持ちいいので是非使ってみてください。
低評価や問題点のある場合はコメントをよろしくお願いします。
ありがとうございました。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/12/31 19:38

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コメント (9件)

  • ページ:
  • 1
15/09/20 21:23
1むどう@A+ (@mudo_poke2)
55555
大天使は神なので評価1億です
15/09/20 21:23
2カオス j スターミー (@Chaostarin_J)
55555
ゴローニャ強い、かっこいい!
脆くてくさそうだけどゴローニャの対面性能はピカイチですね!!
評価入れておきます!
15/09/20 22:41
3イブ (@eve_pokemon)
55555
不意打ち解禁おめでとうございます。
範囲の広い岩+地面技を一致で繰り出せるところや、積めば135族を抜けるところなどに魅力を感じました。
ゴローニャの仕事はくだけることではないんですね!
15/09/20 23:25
4ぶんそん (@yusuk2a)
44444
弱保ゴローニャの育成論としてはとても素晴らしいと思います。しかし、採用理由の非常に高い対面性能というところに違和感を覚えました。

ガルーラ→H振りで不意打ちあったら負け
ガブリアス→逆鱗から入られて負け
ゲンガー→鬼火から入られて負け

これらトップメタに対面から勝てないのは対面性能が非常に高いといえるのでしょうか。
ゴローニャは弱保が有名なので、それ相応の立ち回りを取られやすいと思います。
15/09/21 09:28
5大天使 (@justice2057a)
>>1
ありがとうございます。

>>2,3
高評価ありがとうございます。
仰るようにゴローニャの技範囲や対面性能などは目を見貼る物ですよね。
中堅ポケモンなだけ合って他のメジャーのように派手な活躍は出来ませんが、対面性能は素晴らしい物なので使っていただけると嬉しいです

>>4
高評価ありがとうございます。

ガブとゲンガーに勝てないとありますがそれは場合によると言ったとこですね。

ガブに関してですが私が使っている限りでは弱点保険を想定し逆鱗を撃たれたこともありましたが、8割位はは地震やステロから入ってきましたね。(マッチングの関係もありますし、まだ50戦くらいしか潜ってないので何とも言えませんが。)
また逆鱗を撃てば相手は突破できると思うかも知れませんがH252個体も一定数以上居て(と言うかPGL見た感じそちらのほうが多いかも知れません)、その場合だと低乱2なので相手からするとガブを捨ててでもゴローニャを相打ちにしたいと思うのでそう言った面から考えても地震から入ることor裏に入れ替えることの方が多いと思います。

ゲンガーに関しては鬼火搭載個体は3割程度で、鬼火を喰らってもエッジ+不意打ちで通常ゲンガーなら確定を取れるので催眠とメガ鬼火以外なら勝率の方が高いです。

とはいえ型や動き方次第では負ける可能性もありますしメガガルーラに弱いのも事実ですし、他にも同じくらいのタイマン性能を持っているポケモンも居るので非常に高いタイマン性能は言い過ぎたかも知れませんね。
と言うか私自体ゴローニャを推し過ぎて少し誇張に書きすぎたかも知れませんね。
申し訳ありませんでした。
高いタイマン性能と表現を変更しました。
15/09/21 13:49
6たろー
カイリューなどを考えると、ロックブラストもありではないでしょうか?
15/09/21 14:39
7大天使 (@justice2057a)
>>6
コメントありがとうございます。まずカイリューに関してですが弱点保険発動後なら弱点保険発動してればエッジブラスト両者どちらでも倒すことが出来ます。
(ダメ計のH252にはエッジが中乱数になってますがHぶっぱカイリューは環境には多くなくHS調整やASぶっぱが多いです)
弱点保険が発動する前であればエッジだと難しい物のブラストでもマルスケ込みだと4回以上当てないとH0でも倒せないので対カイリューとしてはいらないです。

また、論中のダメ計にもあるようにギリギリ確定2など確定数ギリギリの相手が多く、ロックブラストは運任せで4回以上当てないと倒せないポケモンがほとんどであります。
そのためこれ以上足りない火力を落とす可能性のある技を採用するなんてはっきり言って論外です。
また、メガリザXや鬼火アローなど本来の役割対象であるポケモンに対しても3発以上当てないと確定数が変わるため役割遂行の安定性に欠けるのも痛いです。

命中に関してもエッジも80と低いのですが、ブラストも90と決して安定せず、ヒット数の事を考えるとむしろエッジの方がまだ安定したりすることもあります。

襷持ちを貫通できるのは利点ではあるんですがそれならステロを撒くなりで対策は出来るのでそれのみで採用理由には至らないでしょう。

ただ、技構成の乱の書き方が抽象的だったかも知れませんしダメージ計算も足りなかったかも知れませんね。
後ほど技にロックブラストの考察を具体化しダメージ計算にエッジの方が安定するポケモンを追加します。
ご指摘ありがとうございました。
15/09/21 18:35
9たろー
55555
エッジの方が良いことがわかりました。ありがとうございます。
15/09/21 22:38
10大天使 (@justice2057a)
>>9
高評価ありがとうございます。
ロクブラについてご理解いただけて有難いです。
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