はじめに
今回が初投稿となります。
私は比較的にわかマイナー勢ですので、使ってみて面白いものを提供できればと思っています。
至らない部分があるかとは思いますが、温かい目で読んでいただけると幸いです。
- ここでは各能力をHABCDSと表記など、一般的な略称を使用します。
マフォクシー とは
ポケットモンスターX,Yで最初に選べる炎タイプのポケモン、フォッコの最終進化形態。
素早さのボーダーラインの1つでもあるガブリアスよりも速いのが特徴です。
また、持ち物を持っていない時に攻撃すると相手から持ち物を奪うことができるマジシャンというトリッキーな隠れ特性を持っています。
採用理由
このポケモンは前述の通り、ガブリアスよりも速く、多くのポケモンに対して先手を取ることができます。
更にこのポケモンには、炎とエスパーというタイプ故に使える鬼火と光の壁により、物理と特殊の両方を受けることができます。
そして、マジシャンという特性によって相手の道具を引っ掻き回すことができ、相手の戦略を狂わせることが可能です。
性格・努力値・特性・持ち物
- 性格:臆病
最速にするために。
- 努力値:H252 C4 S252
基本的に先発で出して入れ替えたりしないのでHは全振り、Sは最速に、残りをCに。
- 特性:マジシャン
レッドカード消費後に道具を奪います。
- 持ち物:レッドカード
鬼火や壁を張って攻撃を耐えた後に強制退場させて不利対面でも強引に戦況を変えます。
技
- 火炎放射
攻撃技。マジシャンを発動させるために使います。後述の候補技と選択。
- 光の壁
特殊ポケモンと対面した場合に使用。
- 鬼火
物理ポケモンと対面した場合に使用。ただしバシャーモやファイアローなどには通用しないので注意。
- すり替え
マジシャンで相手の道具を奪ってから使用。後ろから出てきたポケモンと道具を交換して更に狂わせる。
選択候補技
攻撃技の候補です。自分に合ったものを選択してください。
※順番は優先度とは関係なく、私が思いついた順です。
- 火炎放射
命中安定で威力もある技。10%で火傷させることもできるので思わぬアドバンテージが得られたりする場合も。
- マジカルフレイム
相手のCを100%下げることができるため、特殊相手には非常に有効。
しかし、火炎放射より威力が低いのと、有利なはずのジャローダに対しては逆にCを上げてしまう危険性もあるため注意が必要。
- オーバーヒート
役割的に攻撃技を撃つ機会が少ないため、より相手に圧力をかけたい場合に。
ただし、命中が90なのと2発目以降は威力が低下していくので安定性に欠ける。
- サイコキネシス
エスパー技。炎技が半減されるドラゴンや水などには等倍で攻撃できるが悪には無効化されてしまう。
- サイコショック
サイコキネシスとほぼ同じ。Bが低いポケモンやチョッキ持ちにより圧力をかけたい場合に。
- イカサマ
相手のAに依存するため、物理アタッカーに対して有効。無効化されることもないが、Aの低い特殊アタッカーや耐久型にはダメージは期待できない。
ダメージ計算
- 与ダメージ
・火炎放射
性格補正なしH252振りギルガルド(シールド): 50.2%〜58.6%
性格補正なしH252振りカバルドン:35.3%〜41.8%
・マジカルフレイム
性格補正なしH252振りメガサーナイト:18.8%〜22.2%
性格補正なしH4振り霊獣ボルトロス:32.9%〜38.7%
・オーバーヒート
性格補正なしH244振りジャローダ: 96.1%〜113.8%
性格補正なしH244振り進化の輝石持ちポリゴン2:30.3%〜36.1%
・サイコキネシス
性格補正ありH252D76振りメガフシギバナ: 44.9%〜54.5%
性格補正なし無振りメガリザードンX:43.1%〜50.9%
・サイコショック
性格補正なしH212B132振りローブシン:46.3%〜55%
性格補正なしH252振りヌメルゴン: 34%〜41.1%
- 被ダメージ
・通常
性格補正なしA252振りメガガルーラの猫騙し: 23.6%〜28.5%+11.5%〜13.7%
性格補正ありA252振り力持ちマリルリのアクアジェット: 60.4%〜72.5%
性格補正なし無振りジャローダのリーフストーム:15.9%〜19.2%
・火傷込み
性格補正なしA252振りガブリアスの地震:62.6%〜73.6%
性格補正なしA252振りメガガルーラの捨て身タックル: 36.2%〜42.8%+18.1%〜21.4%
性格補正なしA180振りドリュウズの地震: 60.4%〜72.5%
・光の壁込み
性格補正ありC252振りウォッシュロトムのハイドロポンプ:49.4%〜58.2%
性格補正ありC252振りギルガルド(ブレード)のシャドーボール:46.1%〜54.9%
性格補正なし無振りスイクンの熱湯:25.2%〜30.2%
立ち回り方
- まず先発で出します。
- 相手が物理技を使うポケモンと読んだならば鬼火を、特殊技を使うポケモンと読んだならば光の壁を使い、受けます。
- すると、レッドカードが発動し相手は強制交代、こちらは道具を失います。
- これも交代で出てきた相手によりますが、道具をすぐにでも奪った方がいいポケモンや壁を張った状態で特殊ポケモンには火炎放射(場合によってはすり替え)を、後続をサポートしたい場合やまだ耐えられる場合には最初と同様に鬼火や光の壁をします。
- 基本的にはこれを繰り返して相手の道具をごちゃ混ぜにして倒され、後続に繋ぎます。ある程度仕事ができていれば相手は道具を失っていたり、火傷や光の壁で味方への被ダメが少なく動きやすい状況ができている、というわけです。
注意点
このポケモンには当然ながらいくつか欠点があります。
- 前述の通り、物理ダメージ軽減に鬼火を用いてるため、炎物理アタッカーに対して火力軽減ができません。
- 攻撃技に火炎放射を採用しているため、ヒードランなどの特性貰い火のポケモンにダメージを与えることができません。道具を奪うことはすり替えでできます。
- メガストーンを持っているポケモンからは道具を奪えないため、レッドカードで引き出してしまった場合などには仕事が半分減ってしまいます。
- プテラやゲッコウガ、スカーフ持ちのポケモンなどのマフォクシーより速く弱点を突いてくるようなポケモンと先発で対面してしまった場合、何もできず倒されてしまう可能性があります。
- 攻撃を貰わないと仕事が始まらないので、相手の先発が補助技による起点作りだった場合、起点にされてしまいます。
相性のいい味方
- このポケモンは補助とはいえ直接味方の強化をするポケモンではないため、メガガルーラやメガヘラクロス、ギルガルドなどの突破力の高いポケモンとの相性がいいです。
- 起点作りとの対面に弱いため、ボルトロスやコバルオンなどの挑発を持ったポケモンや、スイクンなどの強制交代技を持ったポケモンが裏にいると相手が起点構築だった場合に対応しやすいです。
- 環境トップでこのポケモンより速いポケモンの代表でもあるゲンガーに強いバンギラスやメガバシャーモなども相性がいいです。その場合、地面の一貫ができやすいので地面対策も怠らないようにしましょう。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました。
このポケモンは実際に使用したときに「ゴツメを奪っていたおかげで勝つことができた」などの功績を残しています。
特に、マフォクシーは珠やメガネを持たせてアタッカーにする型もいるので比較的読まれにくいということもあり、上手くはまればそのまま勝利することも可能です。
是非、皆様もこのマジシャンマフォクシーを使ってショータイムしてみてはいかがでしょうか?
コメントについて
グダグダとけちを付けるような心ないコメントが多発しております。
人の考えは十人十色です。他人に自分の意見を強要するのはよくないと思いますし、ましてや、過激な解釈をして難癖をつけるのは誰も得をせず無意味です。
そのようなコメントはご遠慮願います。
追記事項
(9/18)
- 【はじめに】の略称の部分を1部修正。
- 【注意点】にスカーフ持ちにも弱いことを追記。
- 【相性のいい味方】にゲンガー対策を追記、項目を見やすくしました。
- 【技】とは別に【選択候補技】を追加。
(9/19)
- 【選択候補技】にイカサマを追加。
- 【与ダメージ】に一部の技を追加。
- その他文章を一部修正、項目を追加。
- 悪質なコメント対策としてコメント権限を登録ユーザー限定にしました。
(2018/7/24)
- 本文等一部修正。