今回は汎用アタッカーとしてのメガギャラドスを投稿したいと思います。
稚拙な文章ですがよろしくお願いします。
まず、メガギャラドスは基本的にはどんな状況でもほぼ確実に一度は舞うことができます。
恵まれた種族値と特性、それとメガ進化前後で耐性が大きく変わるという武器を盾に舞い
そこから2タテ3タテを狙っていくのが主なコンセプトです。
性格
意地っ張りを推奨します。
ギャラドスは技自体の火力が乏しいために、一度舞っても種族値の割には思ったほどの火力は出ませんし
いじっぱと陽気で確定数の変わるポケモンも多いので、基本的には意地っ張りを採用した方が良いでしょう。
最速70族以上のポケモンを強く意識するならば陽気ですね。
陽気にする最大のメリットは、舞っていない状態で最速襷マンムーと対面してしまったときにメガ進化して滝登りを打つのが安定行動になることです。
意地っ張りだと非常に面倒な読みが必要になってしまい、恐らく勝てません。
また、意地っ張りだと1舞時に最速130族を抜けませんので、メガゲンガーやメガライボルトを相手にすることは難しくなってしまいます。
特性
威嚇で確定です。
メガ進化せずとも戦えるポテンシャルを持っているので自信過剰でもいいように思われますが、
威嚇を撒かないと物理耐久自体は並程度ですので、相手の物理を流しやすくなる、または物理相手にも
強引に積みにいけるということも考えると威嚇一択です。
また、メガ進化後は型破りになりますので、マルチスケイルや厚い脂肪、浮遊といった特性を無効化することができます。
努力値
性格をどちらにするにせよ、H4A252S252で確定です。
前述の通り火力も素早さもギリギリですので、耐久に回す余裕はありません。
また、仮想敵を強く定めない汎用アタッカーですので、下手に調整するよりも大人しく極振りした方が安定すると思います。
技構成
特に記述がないものは意地っ張りでメガ化前の数値です。メガ化後の火力は約1.2倍弱と考えてください。
- 滝登り
安定したメインウェポン
一応怯みも狙うことができます
H252 バンギラス 64.7%~78.2%(確2)
B4 ガブリアス 41.5%~49.1%(確3)
- 地震
型破りがあるので広い範囲を見ることができます
依然流行っているロトムへの有効打にも。
※全てメガ化後の計算です
HB水ロトム 63.6%~75.1% (確2)
(一舞時) 92.9%~110.8% (乱1:62.5%)
(陽気一舞) 86.6%~101.9% (乱1:12.5%)
H252ギルガルド 61.0%~71.8%(確2)
- 氷のキバ
相性補完技
龍やメガフシギバナを相手にするためにも必須
B4 ガブリアス 89.6%~107.1%(乱1:43.8%)
※メガ化後
HB特化メガフシギバナ 31.0%~37.4%(乱3:76.2%)
(1舞時) 47.0%~55.6%(乱2:67.2%)
(陽気1舞) 42.7%~51.3%(乱2:5.1%)
H252 カイリュー 90.9%~107.0%(乱1:37.5%)
- 竜の舞
1舞しなければ火力も素早さも物足りないので確定
基本的にこの4つの技は確定レベルだと思います。
残りの候補としては、最近多いゴツメギャラへの有効打としてストーンエッジ、鬼火電磁波避けの身代わりあたりだと思いますが、どれもピンポイントになりがちです。
滝登りとアクアテールの比較について
滝登り 80(120)/100 追加効果:二割怯み
アクアテール 90(135)/90 追加効果なし
今回の育成論では滝登りを確定技にしていますが、滝登りとアクアテールについては一長一短でもありますので、
自分のパーティ、命中率、技の威力などを考慮してどちらを採用するかはご自分で判断していただければと思います。
一応このギャラドスはサイクルを回しながら最終的にはどこかで1舞することが前提なので、sが上がる事との
シナジーを考えて今回のテンプレではアクアテールではなく滝登りを採用しました。
被ダメージ
威嚇は入っていない想定、全てメガ進化後の計算です
無振りギルガルドの聖なる剣 52.6%~63.1%(確2)
補正有A252メガガルーラの恩返し 76.2%~90.3%(確2)
無補正A252ガブリアスの逆鱗 56.1%~66.6%(確2)
補正有A252鉢巻ファイアローのブレイブバード 67.2%~79.5%(確2)
無補正C252ゲッコウガの草結び 81.8%~98.2%(確2) ※珠で確定
無補正C252メガライボルトの10万ボルト 74.8%~88.8%(確2)
こちらは威嚇込み、メガ進化前の計算です
このギャラドスが後出しから起点にしやすいポケモンです
補正有A252バシャーモの飛び膝蹴り 26.9%〜32.1%(確4)
補正有C252ウルガモスの大文字 30.9%〜36.8%(乱3:65.1%)
これらは「これだけの耐久があるから、ある程度は強引に舞えます」という耐久の目安です。
細かいダメージ計算についてはご自分でお願い出来ればと思います。
このポケモンのダメ計は必須というのがありましたら、コメント欄でお願いします。
立ち回り、運用方法
基本的にメガギャラドスは他のメガ進化ポケモンと違い、初手からメガ進化することを前提とした運用はしません。
ギャラドスはメガ進化後よりも前の方が耐性としては優秀です。
飛行タイプがなくなることによって地震を等倍で通してしまいますし、格闘技や虫技を抜群で通してしまうことになります。
更にメガ進化後は威嚇も消えてしまいますので、サイクルを回すという面から見た際にはメガ化することは逆にデメリットになりやすいです。
なのでメガギャラドスの基本的な運用法としては、ギャラドスも含めてサイクルを回しながら相手を消耗させ、有利対面からメガ進化して1舞してから抜いていくという形になりやすいです。
幸いギャラドスは消耗していても威嚇を撒けるのとメガ進化後の特防方面のかなりの高耐久によって
舞う場面自体は作りやすいので、思ったほど読みが必須という部分は大きくありません。
ですので、積みエースではありますが壁構築などでサポートしてあげることが必須ということはありません。
もちろん壁を盾にすれば2舞3舞まで見えてくるので、積み構築にも組み込んであげやすく、またメガ進化によって
1匹で耐性の相性補完から攻撃範囲の広さも備えているので、どんなパーティにも組み込みやすいポケモンの1匹ではないかと思います。
またサザンギルガをはじめとした最近の流行りポケモンに強めというのもギャラドスには追い風となっていますね。
メガギャラドスの育成論はここまでとなります。
なにかありましたらコメント欄までお願いできれば幸いです。