はじめに
初めまして、ヤマヒロと申します。閲覧ありがとうございます。タイトルの通り、ソウルビート及びボディプレスを採用したジャラランガの育成論となります。初めての投稿となるので至らない点がございましたら、指摘していただけるとありがたいです。
採用理由
ネタ性が強いから…というのは冗談です。
- 現在ミミッキュミミッキュやドラパルトドラパルトを筆頭にフェアリー及びゴーストが蔓延する環境でそれに対応するべくドリュウズドリュウズやバンギラスバンギラスなどの鋼、悪タイプがメタを張っています。
- それらに対してメタのメタということで格闘タイプのポケモンが欲しいと思ったところから本考察が始まりました。
- ボディプレスを使用するに当たってアーマーガアアーマーガアやヨクバリスヨクバリス、バイウールーバイウールーとの差別化についても後に述べていきます。
ジャラランガについて
言わずと知れた600族の恥。歴史については触れませんが、今作では専用Zがなくなった代わりに専用技「ソウルビート」を習得。体力の3分の1を犠牲にABCDSを1段階上昇させることができます。さらにAではなく、Bを参照して攻撃する「ボディプレス」は種族値の中でBが一番高いジャラランガと非常に相性が良いです。多くのポケモンがリストラされた今作DLC?知ら管の相対的なデフレにより中途半端だった種族値は全てにおいて高水準に昇華された(と思っている)りと単体で見るとポテンシャルを感じるポケモンとなっております。
- 性格
ようきとしています。ジャラランガジャラランガの最速=サザンドラサザンドラの準速であり、最速にすることでにワンチャンが生まれます。他にも準速のオノノクスオノノクス等、最速にすることで抜けるポケモンが多く存在することから性格もSに補正のかかる陽気としました。抜けたから勝てるわけではない
- 努力値について
S252は前述の通りで確定。残りの256をどう振るかですが、本育成論のメインであるボディプレス及びソウルビートを使う関係上耐久に振らないとボディプレスの火力が出ない、ソウルビートを使っても耐えられずに瀕死と言ったことが起こりうるためHB振りとしました。ダメージ計算は後に載せますが、オボンを持たせるためHは4n調整。耐久指数はHとBの実数値が近いほど高くなるためH=Bとなるようにしています。Aは無振りでも実数値130あり、1段階上昇することで実質195。アタッカーとしては十分であると判断したため振っていません。
- 特性について
ドサイドンのロックブラストを防げるのでぼうだんを採用しました。正直ぼうおん・ぼうじん、全て優秀なのでお好みでって感じです。
- 持ち物について
ソウルビートは体力の3分の1を持っていくため、耐久力を上げるためにも回復木の実とします。たまたまH=Bとなるように振ったら4nであったため今回はオボンを採用していますが、混乱木の実でもよいと思います。ソウルビートを使うのであれば、音系の技を使うとCが1段階上昇するのどスプレーも候補になりますが、別の育成論となるので今回は言及しません。
- 技構成について
・ソウルビート
今回のコンセプトです。Hの3分の1を犠牲にABCDSを1段階ずつ上昇させます。
・ボディプレス
今回のコンセプトその2です。
・げきりん
タイプ一致の高火力技です。ダイマックスした際にAを下降させることができるため、本育成論のジャラランガはBに厚く振ってあるため相性が良いです。
・アイアンヘッド
フェアリーへの打点。ダイマックスしたときにBを上げることができるため採用。期待はできないが最悪怯みを狙える。
<他候補>
・インファイト
格闘2枠いらないし、B下降が本育成論と噛み合わないため不採用としたが、A無振りでも正直こっちのがボディプレスより火力は出る。
・ドレインパンチ
Hを回復するため、ソウルビートとの相性は良好。でも格闘2枠(ry
・3色パンチ
・じしん
・アイアンテール
・いわなだれ …etc
他のボディプレス使いとの差別化について
ここまで読んでくださった方皆さんは今頭の中で、それアーマーガアアーマーガアで、ヨクバリスで、バイウールーでよくね?と思っていることと思います。確かにフェアリーに耐性があり、てっぺきでBを2段階上げうるアーマーガアアーマーガア、ゴーストに耐性を持ち、ほおばるやコットンガードでBを1度に3段階上げうるヨクバリスヨクバリス、バイウールーバイウール―はボディプレスの性質上非常に相性が良いです。
しかし、そんな強力なポケモンとも明確な差別点があります。それは剣盾ポケモン400匹の中でジャラランガが最も高威力でボディプレスを撃てる点です。下に仮想敵をヒートロトムロトムとして記します。
- 剣盾においてボディプレスを使えるポケモンの中で最もB種族値が高いのはハガネールの200なのですが、性格補正なしのB252振りハガネールがH4振りヒートロトムロトムにボディプレスを撃った場合、ダメージは60〜71(47.6%〜56.3%/確定3発【乱数84.3%2発】です
- 一方性格補正なしB252ジャラランガジャラランガ→ヒートロトムロトムの場合、ダメージは64〜76(50.7%〜60.3%/確2)となります。ジャラランガの方が威力が高いことが分かっていただけると思います。
- あまり変わらないのではなく、Sに特化し、BとHに分けて振っていて、1段階しか能力上昇していないにも関わらず、2段階以上能力上昇したB振りボディプレスと同じくらいの威力を出せる。これが本育成論のジャラランガと他のボディプレス使いの差別化点となります。
ダメージ計算
- 与ダメージ(無補正/1段階上昇)です。
- ボディプレス
H4ヒートロトムロトム(46.0%〜55.5%/69.8%〜83.3%)
HBナットレイナットレイ (40.8%〜49.7%/62.9%〜74.0%)
HBドヒドイデドヒドイデ (10.1%〜12.7%/15.9%〜19.1%)
H4ドリュウズドリュウズ (100.0%〜119.3%)
H バンギラスバンギラス (112.0%〜133.3%)
H4サザンドラサザンドラ (79.7%〜96.4%/121.4%/142.8%)
- げきりん
H4ヒートロトムロトム(55.5%〜66.6%/83.3%〜98.4%)
H4ドラパルトドラパルト (113.4%〜135.3%)
H4ギャラドスギャラドス (52.6%〜61.9%/78.9%〜92.9%)
- 被ダメージ(無補正/1段階)
A ドラパルトドラパルト:ドラゴンアロー(75.6%〜90.2/%51.2%〜60.9%)
C サザンドラサザンドラ:りゅうのはどう(81.7%〜98.7%/56.0%〜67.0%)
A特化ドリュウズドリュウズ:じしん (43.9%〜51.8%/29.2%〜34.7%)
A特化バンギラスバンギラス:ストーンエッジ(19.5%〜23.1%/12.8%〜15.8%)
- 必要あらば追記しますのでお申し出ください。
立ち回りについて
基本的に初手ソウルビートをかますので、対面で優位をとる必要があります。2体目以降で有利対面を作るのがやりやすいでしょうか。自分は初手でスカーフロトムを投げつけボルトチェンジやトリックで相手の行動を縛ってから繰り出しています。上記のダメージ計算を見ても分かる通り、物理受け相手だと積んでも突破できないため特殊アタッカーであり、相手の行動を縛ることのできるスカーフロトムは相性がよいです。
終わりに
使用感としては思った以上に固く、ハマれば強いといった感じでしょうか。一度積んでしまえば不一致抜群程度であれば耐えることができ、減った体力もダイマックスでカバーしつつさらに能力を上げる、と言った芸当も可能で1匹で相手を全抜きすることも珍しくありませんでした。当初の仮想敵としていたバンドリュ以外にも幅広く繰り出すことができ受け出しはあまりできませんが有効打を持っていない相手にはとことん強かったです。一方でフェアリーを始めとした弱い相手には何もできずに負けるのでそこをどうカバーするかはパーティとの相談になってくると思います。
最後になりますが、初投稿で至らない点多々あったと思いますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。ジャラランガの良さが皆様に伝われば幸いです。