初投稿です。
ついにコバルオンがランクマッチで解禁されましたね。解禁前からカジュアルマッチで愛用していた私にとってはとてもうれしいです。同じような気持ちの方も多いのではないでしょうか?
そんなコバルオンを環境で最大限生かしたいと考えた結果、この育成論を投稿する運びとなりました。
以下よりHP、攻撃、防御、特攻、特防、素早さをそれぞれH,A,B,C,D,Sと略称を使わせていただきます。
採用理由と役割
コバルオンは108という高水準のSからステルスロック、電磁波、ボルトチェンジを覚えることができる貴重なポケモンで、環境にいるコバルオンの半分以上が弱点保険を持った物理ダイマアタッカーなので、読まれにくいという利点もあります。
持ち物
・きあいのタスキ
抜群技やダイマックス技にも確定で耐えて役割を遂行したいのでほぼ確定です。
・混乱実
他のポケモンに襷を持たせたい場合の候補
役割遂行能力は落ちますが、弱点を突いてこないポケモンにより強く出れるようになります
性格・努力値と調整
襷のおかげで耐久に努力値を割く必要がないので、CS252ぶっぱでほぼ確定でいいと思います。
混乱実で採用する場合はCを削って耐久に振るのもいいかもしれません
性格は控えめでもいいですが、それでは最速95族(ヒヒダルマなど)に抜かれてしまうので、臆病のほうがいいと思います。
技構成
〇確定技
・ステルスロック/電磁波
今回のコンセプトのため確定
〇選択技
・てっていこうせん
威力140の鋼技、自主退場技にもなるため個人的には確定技に近い。
・ボルトチェンジ
手持ちと交代できる威力70の電気技、役割の終わったコバルオンを後続に取っておくことでクッションとして使えるようになるのは強いが、大体の場合は先攻になるので注意。挑発との選択枠
・挑発
カバルドンなどの初手起点作成ポケモンに役割を遂行させずに自分は役割を遂行できるので強力です
ボルトチェンジとの選択枠
・ラスターカノン
威力80の反動なし安定技、てっていこうせんとの選択
・きあいだま
優先度は非常に低い。ほぼ入れる必要はない。
立ち回り例
相手がどんな構築でも、脳死で先発に出します。
最も重要なのはステルスロックを撒くことなので、相手がコバルオンより遅い場合は初手ステルスロック、コバルオンより早い場合は、電磁波→ステルスロックを選択します。役割が終わったら、後出しがききそう、またはコバルオンが後攻になる場合はボルトチェンジ、受け出しができない場合はてっていこうせんで退場します。
与ダメージ計算
臆病C252の個体とします
技は個人的に確定技であるてっていこうせんと、もうひとつの攻撃技であるボルトチェンジにします。
〇てっていこうせん
・HD特化カバルドン
39.0%~46.0%(確定三発)
・H252カバルドン
57.2%~67.4%(確定二発)
・H4トゲキッス
104.3%~122.9%(確定一発)
・H244トゲキッス
87.9%~103.6%(25.0%の乱数一発、ステロ込みで確定一発)
・HD特化エルフーン
97.0%~114.9%(81.2%の乱数一発)
・D4半減タイプエースバーン
38.0%~44.5%(確定三発)
・D4等倍タイプエースバーン
76.1%~89.6%(確定二発)
・無振りドラパルト
72.3%~86.5%(確定二発)
・無振りドリュウズ
35.6%~42.1%(確定三発)
C種族値は90と並み以上はあるので、タイプ一致で威力210となるこの技はかなり火力が出ます。環境にいるカバルドンは、エースバーンの影響でHBがほとんどなので、ほぼ二発で持っていけます。
〇ボルトチェンジ
・H4ギャラドス
74.8%~88.8%(確定二発、ステロ込みで87.5%の乱数一発)
・H4トゲキッス
34.7%~42.2%(確定三発)
・H244トゲキッス
29.3%~35.6%(16.3%の乱数三発)
・H252アーマーガア
35.1%~41.9%(確定三発)
・D4等倍タイプエースバーン
25.1%~30.3%(確定四発)
・D4飛行エースバーン
50.3%~60.6%(確定二発)
不一致威力70なので火力にはあまり期待できません。ただギャラドスはコバルオンのタイプ一致技を両方とも半減で受けることができるため、受けに出てくることが多いです。そのギャラドスをエースバーンの不意打ちやゴリランダーのグラススライダー圏内に入れられる点はとてもいいです。
被ダメージ計算
・リベロ珠エースバーン
ダイジェット(とびはねる)
65.6%~77.7%(確定二発)
ダイナックル(とびひざげり)
130.5%~153.8%(確定一発)
キョダイカキュウ
158.6%~188.6%(確定一発)
・C252トゲキッス
エアスラッシュ
47.3%~56.2%(82.0%の乱数二発)
ダイジェット(エアスラッシュ)
81.4%~97.0%(確定二発)
かえんほうしゃ
76.6%~91.0%(確定二発)
だいもんじ
93.4%~110.1%(56.2%の乱数一発)
ダイバーン(かえんほうしゃ)
108.9%~129.3%(確定一発)
・珠ミミッキュ
A2上昇じゃれつく
82.6%~98.2%(確定二発、次のかげうちで落ちます)
ダイフェアリー(じゃれつく)
59.2%~70.6%(確定二発)
A2上昇ダイフェアリー(じゃれつく)
119.1%~140.7%(確定一発)
A252ドリュウズ
じしん
86.2%~101.7%(12.5%の乱数一発)
ダイアース(じしん)
111.3%~130.5%(確定一発)
C252ドラパルト
かえんほうしゃ
67.0%~80.2%(確定一発)
だいもんじ
81.4%~97.0%(確定二発)
ダイバーン(かえんほうしゃ)
97.0%~114.9%(81.2%の乱数一発)
ダイバーン(だいもんじ)
104.1%~123.3%(確定一発)
物理耐久は高いですが特殊耐久は並以下です。
ですがきあいのタスキを持っているのであまり気にしなくても問題ありません。
相性の良い味方
・エースバーン
襷カウンターで対策されることの多いこのポケモンとステロはとても相性がいいです。ですがコバルオンとエースバーンの並びはエースバーンの苦手なギャラドスを呼びやすいので注意。
・ギャラドス
ステロと相性がいいのはもちろんですが、コバルオンは相手視点だとダイマエースに見えているのでエースバーンなどの炎タイプを呼びやすいです。そのためギャラドスで全抜きするルートがとりやすくなります。
・ゴリランダー
前述したとおり、コバルオンで相手をグラススライダー圏内まで削る動きが非常に強く、ステロや電磁波との相性もいいです。
このポケモンの対策
S109以上のポケモン、または特性いたずらごころのポケモンで上から挑発をうつのが最善です。ですが先発で出てくるコバルオンはダイマエースである可能性が高いので、その行動はかなりリスキーであるといえます。はっきりとした対策がない、これもこの育成論のいいところだと思います。