はじめに
こんにちは!エモさんです。初投稿となります。ですので、不足している箇所などが見受けられるかも知れませんが、その都度つけ足していきますので是非ご指摘いただけると幸いです。6月17日のDLCにて解禁されたエモンガエモンガですが、とても可愛く対戦で使ってみたい!また、たくさんの人にエモンガエモンガの良さを知ってもらいたい!という思いでこの育成論を投稿することにしました。7月以降の新シーズンより解禁となりますので、新シーズンが始まり次第またつけ足しなどをしていこうと考えています。
以下に簡単な注意書きをさせていただきます。
- 互いに理想個体であることを前提とします。
- このポケモンは読みが必要となる場面がありますので中級者〜上級者向けです。
- HABCDSなどの非公式な表現を使用します。
- ダメージ計算はVS SWSHというアプリを使用しています。
採用理由と役割
エモンガはとても可愛いのですが、それゆえに種族値が素早さ以外は並以下です。ですので採用理由は愛です。この点をご理解していただいた上で以下の論を読んでいただけると幸いです。また、エモンガエモンガで起点作成後は蝶舞ウルガモス等の特殊積みポケモンを後続に据えるための場を整えるための採用となっております。
役割
主な仮想敵を先発に出てきたドラパルトエースバーンカバルドンとしています。そのため、ドラパルトエースバーンに合わせた耐久調整やカバルドンに合わせて物理型での採用となっています。
1.高いSや襷を活かしたほっぺすりすりによる麻痺まきからのあまえるで後続の積みエースのための起点作成。(頑丈や襷つぶしも同時に行える)
2.相手の起点作成ポケモンカバルドンなどよりもSが高いため上からちょうはつをうち起点作成を妨害。
3.生存して後続に繋いだ場合、電気無効枠として相手に圧をかけられる(微々たるものですが)。
これらを基本の役割とし後続の積みアタッカーに繋ぐことが役割となります。
本論は蝶舞ウルガモスをエースとしてパーティを組んだ際のエモンガですのでとにかくステルスロックを撒かれたくないです!そのため、エモンガのタイプと挑発を合わせてカバルドンに仕事をさせない。また、相手の高速アタッカーの足を削ぎ裏に繋ぐというのが役割となります。
持ち物
きあいのタスキ
起点作りで耐久の足りないエモンガエモンガは上から殴ってくるエースバーンやドラパルトにワンパンされては元も子もないのできあいのタスキによる採用となっています。
他には岩、氷半減実やひかりのねんどを持たせあまえるをひかりのかべに変更することも可能ですが耐久のないエモンガは等倍技でもワンパンされるので基本タスキでの採用となるかと思われます。
持ち物に関してカバルドンを仮想敵とするのであればタスキはつぶれやすく不適切であるように感じる方もいるかもしれませんが、本論はエモンガの挑発でステルスロック展開を防ぐことと、ドラパルトエースバーン等の高速アタッカーの足を削ぐことの2つの役割を先発で持たせることなので持ち物はきあいのタスキとさせていただきます。
差別化
同じような動きを出来るポケモンとして起点作成といえばのオーロンゲがあげられます。しかし、オーロンゲはいたずらごころによる先制壁貼りや電磁波なのに対しエモンガは悪タイプに麻痺を無効化されることなく、また交代際または死に際に相手のタスキの可能性を潰して裏のポケモンに交代できるのも差別箇所と考えます。また、生存して裏のポケモンと交代した場合、電気・地面の2タイプを無効化できるポケモンが裏に控えていることになりこだわりアイテム持ちを動きにくくさせる効果が見込めます。
特性
電気エンジン:地面タイプと電気タイプの2タイプを無効にし電気技でS上昇が可能。
使い勝手がよくお勧めです
静電気:ほっぺすりすりや電磁波によって麻痺をまけない地面タイプ(ドリュウズやバンバドロ)の
接触技読みでエモンガを投げることで30%の確率で麻痺をまけます。
難易度は高いですが電気無効枠がほかで補えている場合はこちらの採用を
検討してみてください。
性格・努力値と調整
性格
エモンガの長所であるSを活かすためにS↑
今回は物理型での採用ですのでC↓のようきです。
とんぼ返りをボルトチェンジに変更して使用される方は臆病での採用をおすすめします。
努力値
S103属はエモンガのみで101属はデデンネのみで麻痺をまけないため、最速100属抜き調整でSに236
HとBの努力値に関してはタスキを持たせたエモンガにとって最も脅威となるドラパルトのドラゴンアロー(連続技)を残りの努力値降りでいかに耐えるかとダメ計した結果H20B252となりました。
※努力値配分に無駄があることをご指摘いただいたので修正しました。
それに伴い一部ダメージ計算を修正・追加しました。
技構成
確定技
- ほっぺすりすり
命中100の安定して麻痺をまける技です。起点作成としては欠かせない技です。
(電気タイプや地面タイプにはほっぺすりすりでは麻痺をまけないのでご注意を!)
- ちょうはつ
エモンガより遅い相手の先発ステロまきや補助技を使ってくる相手に対して非常に有効です。こちらもコンセプト的に確定。
選択技
- とんぼ返り
地面タイプに無効化されず確実に交代できる技。カバルドンやドリュウズと対面した際にも安定して交代できます。
また、物理技なのでほっぺすりすりの火力を落とさず使えます。
- あまえる
仮想敵が基本的に物理ポケモンなので採用。タスキで耐えた後エースバーンのふいうちを回避し攻撃力を下げることが出来ます。
- ボルトチェンジ
ゴツゴツメットや鉄のとげによるタスキがつぶれるのを気にする方用。
こちらなら性格を臆病にした方がいいと思われます。
- ひかりのかべ
後続が特殊に弱く補助を必要とする場合。(これだとオーロンゲの完全劣化になる可能性があります)
- アンコール
補助技や電気技、地面技を打ってきた相手の技を縛りたい方用。
挑発→アンコールでは補助技に縛って悪あがきさせることが出来ないのでご注意を!
- ワイルドボルト
電気物理技の最高打点。エモンガに自主退場させたい方はとんぼ返りやあまえると選択になると思われます。
立ち回り例
1.先発で繰り出し役割対象かどうかを見る
2.相手に応じてほっぺすりすり、挑発、とんぼ返りの中から基本選択。
3.エモンガが倒されるかとんぼ返りするなどして後続の積みエースに繋ぐ
というのが理想的な流れですが上手くいかない場合も起こりえます!
ですので毎回選出できるわけではありませんが、起点作成ができそうな時や相手のステロ展開が見えているときに選出するようにしましょう。
地面タイプと電気タイプがいない時は必ず何かしらの仕事はできます(小声)
具体的な立ち回りとして
ドラパルトやエースバーンにはほっぺすりすりから入り型などを判別するために様子見。
カバルドンやエアームドなどのステルスロックを撒いてきそうな相手には挑発。
ドリュウズやウーラオス(れんげき)などの不利を取る相手にはとんぼ返り
※この際、出来る限り引き先も用意しておきましょう。引き先がいなければ諦めてエモンガを切りましょう(泣)
与ダメージ計算
本論のエモンガはアタッカーとしての機能はほとんど果たせないため与ダメージについては省かせていただきます。必要だと感じましたらご指摘お願いします。
被ダメージ計算
ようきA252エースバーン:かえんボール77.2%〜91.6%(確定2発)
+命の珠100.7〜118.9%(確定1発)
ふいうち30.3%〜36.3%(乱数3発)
+命の珠39.3〜46.9%(確定3発)
火力アップなしかえんボール+あまえる後のふいうち:93.1%〜110.5%
(この状況が起こるかわかりませんが一応)
※エースバーンに関してはミラー意識の最速AS振りのみ記載。今後の型の開拓次第で増やします。
ようきA252ドラパルト:ドラゴンアロー64.6%〜78.1%
+命の珠84.2%〜102.2%(乱数1.95%)
意地っ張りA252ドラパルト:ドラゴンアロー73.6%〜87.2%
+命の珠96.2%〜112.7%(乱数83.2%)
今までには出てきませんでしたが試運転中に命の珠持ちウーラオス(れんげき)のすいりゅうれんだにワンパンされたのでダメ計を載せておきます。
※すいりゅうれんだは確定急所なのであまえるが意味を成しません。
ようきA252ウーラオス(れんげき):すいりゅうれんだ76.6%〜94.7%
+命の珠99.2%〜124.0%(乱数99.9%)
※追加のダメージ計算
ようきA252ドリュウズ:アイアンヘッド28.1%~33.8%(乱数三発)
いわなだれ72.1〜85.7%
防御↑B252バンバドロ:ボディプレス16.3%〜20.3%
1↑25.5〜30.0%
2↑33.8%〜39.8%
相性の良い味方
積みエースとしてウルガモス
ウーラオス、ドリュウズからの引き先としてマリルリ
(ウルガモスはほっぺすりすり→ギガドレインでウーラオス(れんげき)を倒せるためいいかも?)
まだまだ相性補完のとれた組合せはあると思いますが見つけられていない分や質問などはコメントでお寄せください。
このポケモンの対策
基本的に強いポケモンではありません(泣)
ドリュウズやバンギラスで余裕で対処できます。
また、上記のダメ計を載せたドラパルトエースバーンウーラオス(れんげき)で対処可能かと思われますが、対処する間に起点を作られないようご注意ください。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございました!
初投稿ゆえつたない箇所もあるかとは思いますがこの育成論を読んで
一人でも多くの方にエモンガを知ってもらえたら幸いです。
質問・ご指摘等ございましたらコメントでお寄せください。