今回は陰キャ仕様のメガジュペッタを紹介させていただこうと思います。
注意
- この型のジュペッタがサイクルパに入るということを想定して、書かせていただいています。
- 一部略称、漢字表記を使用させていただきます。
メガジュペッタについて
このポケモンは高いA種族値を持っているが、微妙な耐久、素早さ。そして悪戯心というサポートに特化した特性によってA種族値を無駄にしていること。このようにこれまでは中途半端な型しか考えられませんでした。しかし、ここで悪戯心に特化した型を作ろうと思い、この型に至りました。
解説
実数値について
171-185-120-×-122-95
252-0-196-0-60-0
- 意図について
HB:特化メガボーマンダの捨て身最高乱数を除き耐え
HBD:B<D調整
余りA
- 技構成(確定枠)
まもる
一旦、様子見のまもるをしその後の技につなげPPを削るのにも有効。
金縛り
このポケモンに対する有効打点が一つしかないポケモンや、毒々、欠伸を打ってくるポケモンに対してよく刺さります。
ex)バシャーモ、カバルドン、ナットレイ
(候補枠1)
うらみ
陰キャに有効。(この点については後述します。)PPの少ない強力な技に対して「まもる」を駆使して使えれば後続に繋げやすくなります。
ex)ハイドロポンプ、ストーンエッジ
身代わり
身代わりを使うことで、まもる読みの行動をする相手に有効。
金縛りの成功率があがります。
(候補枠2)
シャドークロー
サポートだからといってなめていると予想外のダメージが入ります。(この点ついても後述します。)
ダストシュート
シャドークローより威力が高い。PPが少ないのと、外しがあるのがネック。
はたきおとす
持ち物を落とすことで裏への負担の排除、持ち物、型の判別にも使える。他にも、進化の奇石、残飯持ちにも有効。
- 特性
メガシンカ前
おみとおし
相手の持ち物が分かる優れた特性。敢えてメガシンカせずにサイクルを回すことで情報を得て、それに合わせた行動ができる。
メガシンカ後
悪戯心
金縛り、恨みを先制で使える。こちらもかなり強力な特性です。
型の解説、差別化
- 採用までの経緯
ジュペッタは「みちづれ」を利用したタイマンに特化した型や、鬼火、電磁波、呪いを用いて起点を作って後続つなぐ型が主流です。しかし、今回は敢えて道連れを不採用としました。
理由は読まれやすかったからです。
「ジュペッタ=道連れ」
という印象がつきすぎてしまい警戒されたり、うまい人と対戦すると、先制技、補助技を用いてジュペッタの強さを発揮させないまま倒されるということが数多く起こりました。そのため「道連れジュペッタ」は初心者相手には強いのですが、上級者相手となると少し足りない点が多いと感じます。
そのため今回は道連れを不採用とし、何より意表をついていけるコントロール型のジュペッタとしました。
- 解説
先述したようにこの型は意表をつける点が強いです。
バシャーモのような有効打点が一つしかないポケモンには金縛りが刺さり、受けループのような構築にはうらみが刺さります。
まず、「金縛り」ついて、有効打点を排除でき、ジュペッタの場持ちがよくなったり、後続のポケモンの弱点技を封じ安定降臨させ、積み技の起点にすることや、サイクルを回す上で有利になるなど、とても汎用性が高い技です。
次に「うらみ」について、ppが少ない技に強力で、ハイドロポンプ、ストーンエッジなど、ppが最大8の技に対して積極的に使い、ppを枯らすことで有利にサイクルを回せます
ダメージ計算
重要と判断した点のみピックアップするので、足りないと思った点は各自で行っていただくことでお願いいたします。
- 与ダメ
シャドクロー
無振りカプ・テテフ105〜125%
無振りメガリザードンY50〜59%
無振りメガバシャーモ47〜56%(乱数76.2%)
無振りメガメタグロス56〜67%
無振りミミッキュ112〜127%
H252グライオン28〜33%
HB特化ドヒドイデ21〜26%
H252ギルガルド52〜62%
ダストシュート
無振りカプ・テテフ121〜143%
無振りカプ・コケコ110〜131%
H244カプ・レヒレ71〜84%
HB特化ポリゴン2 19〜23%
無振りメガガルーラ40〜46%
H252マリルリ81〜96%
はたきおとす
無振りカプ・テテフ50〜59%
H252ギルガルドZ持ち34〜40%
被ダメ
A特化メガボーマンダ捨て身86〜102%
A特化メガバシャーモフレドラ77〜91%
C特化カプ・テテフサイキネ73〜87%
C252メガリザードンY文字95〜111%
使用時の注意
積み技を持つポケモンがとても苦手です!一方的に起点にされてしまう可能性があるので気を付けて下さい。使っていると自然と弱点がわかってくると思うので頑張ってください。
最後に
今回は道連れを敢えて採用しないことから始まり、金縛り、うらみを用いて相手の行動を阻害する型となりましたが、どうだったでしょうか?気になる点、よく分からない点、悪い点等ございましたらコメントにて回答させていただきます。