はじめに
Qと申します。3度目の投稿となります。ようやく特殊文字の使い方がわかってきました。今回は鉢巻ギャラドスの考察をしていきます。
前回投稿時の時色々ガバガバだったので、修正しましたものになります。
今度からもっと推敲して投稿します。。
- 注意点
☆本育成論は、HABCDSなどの非公式略称などを用います。
☆特に記載がない限り、個体値は全て理想個体を前提にしています。
採用理由
1.威嚇による擬似高耐久と対面での崩し
威嚇という特性は、後続を含め、擬似的に物理耐久を1.5倍に引き上げる。
具体的には、B無振りで威嚇を撒いた場合、実数値148、つまり、実質種族値128となる。これはメガフシギバナやグライオンよりも高い数値である。(あくまでも無振りでの話だが‥)
Dも100あるので物理特殊共に、かなりの耐久を有していると言える。
それに加え、Aも125とかなり高い。水飛というタイプは弱点が少ない上に、一致技である水技は通りが良く、対面性能が高いと言える。
2.カバリザやカバドリに強い
現在、PGLによるとリザードンが3位、カバルドンが8位、ドリュウズが28位と、カバルドン入りのパーティーが大流行している。これらの並びに対策しないと、一気にパーティーを崩される元となる。
ギャラドスは、タイプ相性と特性により、メガリザX、メガリザY、カバルドン、ドリュウズに加えて、ランドロス、バシャーモなどのメジャーに強い。
3.物理流し際でのサイクルへの負荷
威嚇を物理アタッカーに撒くと、相手が引くパターンは少なくない。引き際の鉢巻による超火力でサイクル崩壊を狙う。
☆メジャーな水物理アタッカーにマリルリがいるが、威嚇で十分差別化は可能。その他、スキルスワップで機能停止しない点やメガリザYに強い点を挙げておく。
鉢巻を持たせることによるメリット
そもそもギャラドスはあまり高火力技を覚えない。それ故、火力不足に陥り易い。その弱点を補うために鉢巻を採用する。具体的なメリットについては下記でダメ計とともに軽く説明する。
ダメ計1(全てA特化想定)
☆アクアテール
H252カバルドン 66.9~79.0%
H252バンギラス 73.4~87.9%
晴れ下無振りリザY 66.6~78.4%
☆ストーンエッジ
B4メガリザX 73.2~86.2%
☆こおりのキバ
H4メガボーマンダ 74.8~88.8%
ダメ計2(全てA特化鉢巻想定)
☆アクアテール
H252カバルドン 100.4~118.1%
H252バンギラス 110.1~130.4%
晴れ下無振りリザY 98.0~115.0%
☆ストーンエッジ
B4メガリザX 109.8~129.4%
☆こおりのキバ
H4メガボーマンダ 112.2~133.3%
以上の通り、二つを見比べると確2であったのが確1ないし高乱1になることがわかる。特に、起点作成型カバルドンを確1に取れるのが大きく、砂を展開する以外の仕事をさせない。
これを積まずに達成できるのが鉢巻型の強みである。
他の型との差別化
ギャラドスは型がいくつかあるので差別点を解説する。
- メガギャラドス
最メジャーの型。鉢巻型は対面的な思考であることに対し、メガギャラドスは高耐久による行動保証での竜舞+型破りで全抜きを狙う、所謂抜きエースである。そもそものコンセプトが違う。鉢巻型は威嚇をずっと使える点や、舞わなくても高火力を出せる点が異なる。
- ヒコウzギャラドス
メガ以外ではこの型が使用率トップ。ギャラドスが呼ぶフシギバナやモロバレルを狩る型であるので、仮想敵が大きく異なる。
- ゴツメギャラドス
昔からある有名な型。こちらは威嚇での擬似高耐久を利用してゴツメと攻撃で削る型である。ゴツメが受けでの削りなのに対し、こちらは能動的に高火力で削れるのがポイント。
- ミズzギャラドス
今回、一番差別化すべき型である。鉢巻型では確2になってしまうHB特化カバルドンを拘らずに高乱数で持っていけるのが強み。
この型との差別点としては、
☆エッジや氷の牙にも倍率が乗るのでメガマンダやメガリザードンXを確1に取れる。
☆現環境最も重要な持ち物であるZの温存。
☆Z消費後も高火力を押し付けられる
などが主である。
仮想敵
バシャーモ、両メガリザードン、ランドロス、カプテテフ(メガネ、襷は厳しい)カバルドン、ゲッコウガ、ガブリアス、ゲンガー、マンムー、ルカリオ、ヒードラン、バンギラス、ウルガモス、ドリュウズ、クチート、アシレーヌ
☆PGL使用率30以内で対面で勝てる相手を並べた。(めざ電や雷パンチなどの役割破壊技を持っていたり、Zの超火力を押し付けられると負ける可能性が高くなる)
性格と努力値
- 性格
サイクルに負担をかけられる意地っ張りで確定。
- 努力値
★調整案1
H244 A252 B4 D4 S4
実数値
201-194-100-x-121-102
☆対面性能を引き上げるため、Hに奇数調整での最大振り。
Aは特化し、端数をBDSに振った。効率を意識して4ずつ振ったが、Bに12でも問題ない。
★調整案2
H148 A252 B4 D4 S100
実数値
189-194-100-x-121-114
☆調整案1から耐久を下げ、Sを準速バンギ抜きまで振った調整。当初、S4ヒートロトム抜きまで振るつもりだったが少し上に準速バンギがいたのでそこまで振ってみた。正直環境に準速バンギが多いとは言い難いので、S52のS4ロトム抜きでも良い。準速ガッサ抜きも考えたが努力値を大きく持っていかれる上、そもそも不利対面なので不必要と判断した。
技構成
基本的にアクアテールorたきのぼり/こおりのキバ/ストーンエッジ/じしんで良い。とびはねるもH252B36メガフシギバナを確1にできる強みがあるが、1ターンの溜めが痛い。
- アクアテール
メインウエポン候補1。命中不安であるがギャラドスの水最大打点。気合いで当てるしかない。
- たきのぼり
メインウエポン候補2。アクテと違い、命中安定であり20%で怯ませる。ただ威力が低いので火力不足感は否めないが、自分より遅い相手(特にHBカバルドン)に怯みの勝ち筋を追えるのがポイント。
- ストーンエッジ
サンダーやパルシェン、メガリザXへの最大打点。交代読みをしないのであればリザードン対面でこれを撃つのが安定行動になる。
- こおりのキバ
メガボーマンダ、ガブリアス、カイリューなどを葬る用。ランドロスにはアクアテールの方が入るので注意。
- じしん
ゲンガーやルカリオ、メタグロスなどの鋼枠に対して。ちなみに唯一の命中安定技。
運用
カバ単体でもカバドリバンドリが選出時点で見えたら初手出しで良い。
二番手三番手でも活躍はするが、ポンポン受け出し出来るほどの耐久はないので注意。
とにかく電気技に気をつける立ち回りを心がける。
逆に言うと、電気技以外は大体耐えるので居座って負担をかける。
(大抵の相手は等倍でも確2以上取れるので後出しを許さない)
カプ・コケコと組んでいるリザードンやバシャーモは雷パンを持っている可能性が高いので居座らない方が吉。
メガギャラと違い威嚇を残せるため、瀕死でもクッションとしても使える。
ダメージ計算
目安程度に記載する。追加分は各自お願いしたい。
- 与ダメ
☆アクアテール
特化クレセリア 34.3~40.9%
H212グライオン 105.0~125.4%
H212霊獣ランドロス(威嚇込み)94.2~110.9%
無振りメガバンギラス 99.4~117.7%
無振りカプテテフ 107.5~126.8%
☆ストーンエッジ
特化サンダー 74.1~88.3%
H164霊獣ボルトロス 139.4~164.5%
H4メガボーマンダ 85.3~101.7%
H252ヒートロトム 109.5~129.9%
H4ギャラドス(威嚇込み) 86.5~102.9%
☆こおりのキバ
H4カイリュー(マルスケ込み)74.2~88.6%
B4ガブリアス 135.5~159.5%
H252ジャローダ 68.1~81.3%
H252カプ・ブルル 59.8~71.1%
無振りサザンドラ 77.8~92.2%
☆じしん
H252ギルガルド 77.8~92.2%
B4メガメタグロス 82.5~98.0%
B4メガルカリオ 139.3~164.1%
特化ナットレイ 30.3~35.9%
H252メガクチート 96.8~114.6%
- 被ダメ
☆物理(全て威嚇込み)
A252メガバンギラスのストーンエッジ 81.5~92.5%
特化テクニキノガッサの岩石封じ 40.7~48.7%
A252メガボーマンダのすてみタックル 53.7~63.1%
A252メガリザードンXのげきりん 53.7~63.1%
A252ランドロスのストーンエッジ 49.7~58.7%
☆特殊
特化メガリザードンYのソーラービーム 43.2~51.2%
C252ゲッコウガのめざ電 85.5~103.4%
特化アシレーヌのわだつみのシンフォニア 65.6~77.6%
特化ギルガルドのシャドボZ 82.5~97.5%
特化カプ・レヒレのムーンフォース 35.8~42.2%
相性の良い味方
☆ ナットレイ
所謂、ギャラナット。飛行、ゴースト、悪、氷以外はどちらかが半減以下で受けられるという相性の良さ。この型だとゴツメ競合しないのがGood。
☆ メガリザX
ギャラが苦手な電気を半減でき、ナットやハッサムに強い。
メガ偽装も兼ねており、選出で相手に負担をかけられることが可能。
☆ ランドロス
電気を無効化でき、二体で威嚇を撒きまくる。アイデアとしてはライボランドに近く、物理アタッカーに負担を与えられる。
おわりに
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