サーナイト - ポケモン育成論DS

特殊攻撃の面ではアグノムやフーディン、ラティオスよりも少しばかり劣りますが、耐久力はそれなりの値を保持しているサーナイト。特殊系種族値の高さを除けば、平均的な能力を持ち、バランスの良いポケモンです。

今回開発されたこのサーナイトは、そのバランスの良さを活かして様々な場面に立ち回れるようにつくられたものです。技をみると「こんなものでいいのか」と思われるかもしれませんが、これでも十分に戦いを進めることが可能です。
具体的には、攻撃技「サイコキネシス」一本だけで攻めます。なんの戦略もないように見えますが、威力のことを考えてみると90（技そのものの威力）×1.5（タイプ一致）×1.2（プレートのボーナス）で、160〜170程度の威力で技を放つことができるのです。これを防ぐことは、効果今一つの鋼タイプなどでも難しくなることでしょう。
同タイプ対決となった場合、相手は素早いことが予想されるので、性格は「おくびょう」を基本に、252の努力値を素早さに振るとよいでしょう。同タイプ対決となった場合、技「なげつける」を使って効果抜群を狙います。各種プレートは「くろいてっきゅう（威力130）」の次に高い100程度となっており、攻撃力が低めなサーナイトでも十分なダメージを与えることが可能です。しかし、「おくびょう」による能力低下は否めないので、HPに振ると記した努力値6を（気休め程度で）攻撃に振ってもいいかと思います。
さて、残った２つの技「みちづれ」「いやしのねがい」ですが、これは状況に応じて使い分けることをお勧めします。悪タイプの相手には全く歯が立たないので、「みちづれ」をかけまくります。そのほかにも、倒すのが面倒そうな相手には「みちづれ」が意外と効力を発揮します。そんな経験がある方も、いらっしゃるのではないでしょうか。「いやしのねがい」は、このサーナイトが２番手以降に出た時にだけ使える技です。「どくどく」「おにび」など、面倒なバッドステータスに陥った仲間を、自分を犠牲に復活させます。もともとHPが低めですから、リスクは小さめであると思います。

自分にはまだまだ考えの及んでいないところが多数あると思います。多くの意見をお待ちしております。