育成論はまだあまり書き慣れていないので、おかしな点などがあればご報告していただけると助かります。
さて今回の育成論、最初は「ローテーションでの補助」ということで書いていましたが、「ちょうのまい」という技のおかげで中堅アタッカー並みの威力で戦う事ができ、中々侮れない事を知ったため、こんな感じにタイトルを変更しました。
でも一応最初はローテの予定だったので、形式はローテという事で。
基本的な動きは、
・ギガドレイン・はなびらのまい・めざめるパワーにて攻撃。
・アロマセラピーで味方の状態異常を回復する。
・粉を使って、相手のポケモンを状態異常にする。
となります。
※注意! この育成論では、省略表記を使います。
H,A,B,C,D,S の順で、HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さ となります。
また、基本的に個体値はすべて31を前提としています。
●性格&努力値
性格:おだやか
努力値:
その1
H148 B4 C4 D166 S188
こちらは「おだやか」で蝶舞をした時に130族を抜けるように調整している特殊受け型です。これでも、ようきガブのげきりんが確定2になります。
その2
H148 B166 C4 D4 S188
物理の方を対策した後に蝶舞で特防を上げていきたいという人向け。これなら性格は「ずぶとい」の方がいいかも。
その3
H252 C6 B or D252
晴れPTの場合にあり得るかもしれない選択肢。とくせいを「ようりょくそ」にすることで、晴れ時はSに努力値を振らずとも130族を抜く事が出来ます。
●候補技
ちょうのまい(優先度:★★★★★)
効果:C,D,Sを一段階ずつ上げる。
真っ先にサポート・攻撃するためには、下準備として必須だと思われます。
ギガドレイン(優先度:★★★★☆) 威力:75 命中:100
効果:与えたダメージの半分だけ自分の「HP」が回復。
第五世代にて強化された技。ライフが減った時や、攻撃しても大丈夫そうな時に。
特に、1ターン目は基本舞うので、その時に喰らったHPを補うのに重宝します。
めざめるパワー(優先度:★★★★☆)
効果:自分の個体値によって『タイプ』と威力が変わる。
草技しか使えないこの子には使わせたい技。炎・岩・氷がオススメです。
めざパ炎・岩を粘る場合、個体値を30にする必要があるのでSに努力値を196振る必要があります。(他の個体値でも可能ですが、30が理想形なので説明は省きます)
アロマセラピー(優先度:★★★★☆)
効果:すべての味方のポケモンの状態異常を治す。
ローテーションならば中々使いやすいです。シングルでは交代読みなどに。
ねむりごな(優先度:★★★★☆) 命中:75
効果:相手のポケモンを「ねむり」状態にする。
中々使えます。ただし、複数催眠などは自重するように。
しびれごな(優先度:★★☆☆☆) 命中:75
効果:相手のポケモンを「まひ」状態にする。
ねむりごなとこれのどちらかを選択した方がいいと思っていたのですが、よくよく考えると両立も悪くないな〜と思ってきました。
はなびらのまい(優先度:★★★☆☆) 威力:120 命中:100
効果:2〜3ターン連続で攻撃し、その後自分は2〜5ターン(実質1〜4ターン)の間『こんらん』状態になる。
とくせい「マイペース」により混乱にはならず、かなりの攻撃力を誇ってくれますが、技固定がなかなか痛いです。
やどりぎのタネ(優先度:★☆☆☆☆)
効果:毎ターン相手の『HP』を最大『HP』の1/8ずつ減らし、その分自分の『HP』を回復させる。
相手に使用した後に自分の味方ポケモンを回復させる事が出来ますが、かな〜り不安定です。
リーフストーム(優先度:★★★☆☆) 威力:140 命中:90
効果:攻撃後、100%の確率で自分の『とくこう』ランクが2段階下がる。
最後の一匹として残った場合や、切り札として使用するといいかもしれません。
しかし、技スペースが・・・。
ソーラービーム(優先度:★★☆☆☆) 威力:120 命中:100
効果: 1ターン目は攻撃せずに、2ターン目で攻撃する。
普通のにはあまり入らないかと。しかし、晴れPTなら打って変わって評価が変わり、ほぼ採用していいものとなるでしょう。この場合、とくせいは「ようりょくそ」でもいい。 その場合、Sに努力値を振らずとも130族を抜く事が出来ます。
こうごうせい(優先度:★★☆☆☆)
効果:『HP』が、天気が通常の時は最大『HP』の1/2、『ひざしがつよい』の時は最大『HP』の2/3、『あめ』『あられ』『すなあらし』『きりがふかい』の時は最大『HP』の1/4回復する。
安定して回復できる技ですが、ギガドレインがあるのと、天候によって回復量が変わるという特徴があるため、優先度は低め。
いやしのねがい(優先度:★★★☆☆)
効果: 自分が『ひんし』になる代わりに、次に出す自分のポケモンの状態異常と『HP』が全回復する。
主力アタッカーなどが傷ついた状態で手持ちにいる場合などに使用。
ただしローテーションの場合は手持ちが一体のみのため、優先度は低め。ちなみに「ひんし」は復活できません。
●おすすめ技構築
★補助優先型
[ちょうのまい アロマセラピーorねむりorしびれごな から二つ ギガドレイン]
蝶舞で積んでいる時に受けてしまったダメージをギガドレで補いつつ、アロマや粉を発動する型です。
炎・飛行の物理のポケモンが出てきたらば、素直に交代するか、粉を発動してから退きましょう。
持ち物がHP回復系なら、「ギガドレイン」を「めざめるパワー」に変えてもいいかも。
★両立型
[ちょうのまい アロマor粉 ギガドレインorはなびらのまい めざめるパワー]
こちらは補助技を減らしてめざめるパワーを追加したものです。
めざパのオススメは炎・岩・氷。ダメージ計算は下記の「仮想バトル一覧」にて。
・補助最優先型
[ねむりごな 蝶舞orフラフラダンスorアロマセラピーから二つ いやしのねがい]
理想では、ねむりごな→他二つ→いやしのねがいの順番の通りに発動していく感じです。
ただ、色々と安定しないような気がします。
・アタッカー型
[ちょうのまい はなびらのまい めざめるパワー 他一つ]
もう補助ではなく「+α」の方重視になってます。
こちらの技構成は松野さんの育成論であるbw/48ともろに被っておりますので、そちらも見てみるといいと思います。
●持ち物
・きあいのタスキ
効果:ポケモンに持たせると、HPが最大の時、『ひんし』状態になるダメージや一撃必殺の『わざ』を受けても必ず1残る。ただし、1度使用するとなくなる。
安全に蝶舞いを積みたい場合に。
「相手が物理ではない時に出すんだ!」と決めているなら、別の物の方がいいです。
タスキ後の先制技に注意してください。
・おおきなねっこ
効果:ポケモンに持たせると、わざ『すいとる』『メガドレイン』『ギガドレイン』『きゅうけつ』『ドレインパンチ』『やどりぎのタネ』『アクアリング』『ねをはる』の回復量が1.3倍になる。
ギガドレインの回復量を増やしたい場合に。でもあまり安定しない気もします。
・オボンの実
効果:ポケモンに持たせると、戦闘中にHPが半分以下になった時に自分のHPが最大HPの1/4回復する。
確定数ずらしなどに。案外安定するかもしれません。(未実験)
・ラムの実/クラボの実/カゴの実
効果:状態異常になった時に状態異常回復/まひになった時(ry /ねむりに(ry
毒・やけどはダメージ以外にあまり支障が出ないので、そのままにするかアロマを発動で何とかなりますが、まひとねむりはそうはいかないので、対策に。
・たべのこし
効果:ポケモンに持たせると、毎ターンHPを1/16ずつ回復する。
安定して回復できますが、何より競争率が高いので・・・。(そもそもそんなに保つのか不明)
・半減の実系統
効果:○○○技の効果抜群の技を受けた時のダメージを半分にする
弱点物理に向けて強制的に突破する時などに。
●仮想バトル一覧(トレーナー天国 様のツールを使用)
□自分(努力値振りは「その1」)→相手 ()内は1回蝶舞後
・ギガドレイン
→おだやかブルンゲルH252 D6振り
確定3発 (確定2発)
→ガブリアスH6振り
超低乱数3発 (超低乱数2発)
・めざめるパワー
→ウィンディH252振り (めざパ:岩)
確定3発 (確定2発)
→メタグロスH252 D6振り (めざパ:炎)
確定3発 (確定2発)
→オノノクスH6振り (めざパ:氷)
確定2発[確定1発(蝶舞x2)]
□相手→自分(努力値振りは「その1」)
←ひかえめシャワーズC252振り れいとうビーム
確定2発 (超低乱数2発)
←ようきガブリアスA252振り げきりん
確定2発
←ガブリアスC6振り だいもんじ
低乱数2発 (中乱数3発)
□相手→自分(努力値振りは「その2」)
←ようきガブリアスA252振り いのちのたま持ち げきりん
確定2発
←いじっぱりゴウカザルA252振り いのちのたま持ち フレアドライブ
ドレディア:オッカの実
確定2発
←ひかえめグレイシアC252振り れいとうビーム
確定1発 (中乱数1発)
←おくびょうグレイシアC252振り れいとうビーム
確定1発 (超低乱数1発)
これで終了です。長々とお付き合いありがとうございました。
今後色々と追加するかもしれません。(特にダメージ計算)
何度も確認しましたが、まさかの努力値調整・ダメージ計算ミスや、誤字・脱字があればコメントの方によろしくお願いしますm(_ _)m
・・・また夜なんかに書いちゃったから、修正の嵐なんだろうな〜と思いつつ、この辺で。