型概要
眠るを搭載した零度スイクンです。レート環境では神速持ちよりメジャーだと思います。眠るによる利点は状態異常や受けループへの強さですね。クレセドランにも強くなります。ラッキー・グライオン・バンギラス・エアームド・ヤドランあたりを安定して見ることができます。素早さが低いので一般的なスイクンに比べ汎用性は劣りますが、不利なポケモンにワンチャン残せるのが強いですね。
配分
努力値:のんきH252-B172-S84
実数値:H207-×-B172-C110-D135-S104
HB:珠ドリュの舞地震耐え
S:準速ラッキー抜き抜き 凍える風後準速ガブリアス抜き抜き
ある程度の物理受け性能を確保し、準速ラッキーに先制で零度を撃てるように抜き抜き。ここまで振ると、他の準速ラッキー抜きや4振り80族付近をまとめて抜け、先制眠るで体制を建て直したりと動きやすくなります。最速ラッキーや準速バンギラスなども抜きたい相手ではありますが、個体数がそこまで多くなく努力値もかなり必要なので、パーティ単位で調整してください。ガブリアスも準速が多いのでこのくらいのSがちょうどいいと思います。
技構成
確定技
- 絶対零度
- 熱湯or波乗り
- 凍える風or冷凍ビーム
- 眠る
比較
オボン神速スイクンとの比較
- メリット
状態異常に強い
- デメリット
こちらは受けループやクレセドランが仮想的ですが、あちらは龍へのタイマンなどを意識した型ですね。どちらが強いなどはないですが、環境に刺さっているのは眠る持ちだと思います。
瞑想ノイクンとの比較
- メリット
龍に強め
- デメリット
零度によって差別化は簡単ですね。そもそも運用方法が違うのであまり気にしなくてもいいと思います。
瞑想眠るスイクンとの比較
- メリット
- デメリット
対雨性能
これも差別化は零度ですね。対ランクルス、瞑想スイクンでほぼ確実に勝てたり、ナットレイを突破できたりするのがメリットです。向こうはトノグドラの並びに強めですが、滅びや電気タイプなど当然対策されているので、そこまで安定しないかもしれません。
ダメ計
与ダメ
熱湯
H185D80マンムー:68.6〜81%
H177D100ハッサム:28.8〜33.8%
H193D127ヒードラン:41.9〜49.7%
H207D152バンギラス砂込:21.7〜26%
H325D125輝石ラッキー:12.3〜14.7%
H181D85ローブシン:32.5〜38.6%
凍える風
H184D105ガブリアス:49.4〜58.6%
H167D120カイリュー:48.5〜57.4%
H177D95グライオン:57.6〜67.7%
H155D93キノガッサ:32.9〜38.7%
冷凍ビーム
H184D105ガブリアス:83.1〜97.8%
H167D120カイリュー:81.4〜95.8%
H177D95グライオン:96〜112.9%
H155D93キノガッサ:55.4〜65.8%
H151D115キングドラ:22.5〜27.1%
被ダメ
A205ドリュウズの舞珠地震:84〜99%
A182マンムーの地震:29.4〜34.7%
A200ハッサムの鉢巻蜻蛉返り:33.3〜39.6%
A200ガブリアスの逆鱗:38.1〜45.4%
A210ローブシンの根性ドレインパンチ:38.1〜44.9%
A210ローブシンのちからずく珠雷パンチ:42.9〜50.7%
A150キノガッサのタネマシンガン:13.5〜15.9% 参考7発:84.5〜100%
A182キノガッサのテクニシャンタネマシンガン:23.1〜27.5%
A114ナットレイのパワーウィップ:43.9〜52.1%
C159サンダーの眼鏡10万ボルト:93.2〜110.1%
C137ウォッシュロトムのボルトチェンジ:40.5〜47.8%
C161キングドラの雨眼鏡ハイドロポンプ:43.4〜51.2%
C158ユキノオーの草結び:65.2〜76.8%
立ち回り
パーティの穴埋め的な感じですね。主に受けループやクレセドランの並びに選出していきます。選出機会はそれほど多くありませんが、強いパーティにはとことん強いです。序盤から交代読み零度というのはあまりよくありません。当たればいいですが、外したときは完全に無償降臨なので。熱湯で後続の火傷を狙ったり、凍える風で味方のサポートをしましょう。
以上で考察を終わります。