今回はシングル用アメモースを投稿しようと思います。
評価1〜3を入れる場合、コメントもお願いします
その時点の平均評価から入れる評価を考えるのは止めてください
平均評価には、コメ無しで評価1を付ける荒らしも入っておりますので・・・
HABCDSで能力値を表します。
個体値は全てVの理想個体とさせていただきます。
- アメモースについて
初めて見たときは、やはり怖い顔をしたポケモンだと思ってしまいますよね^^;
羽だと錯覚しそうなほど大きな触角で相手を威嚇するポケモンです。
ですがよく見ると、パっと見た時の怖い印象が一転、とても可愛らしい顔をしています。
これによってこのコが好きになった方々も多いのではないでしょうか♪
かといって、実践面で見てみると、種族値で100を超えるものがなく、
素早さに至ってはあのバンギラスにまで負けているという・・・
実感的には、S100は軽く超えてそうな気がするんですが・・・
第四世代までは、ハイドロポンプ・冷凍ビームなどの、タイプ的にありえないほど豊富なサブウェポンや、威嚇撒きサポートが多かったように思います。
第五世代からは、今となってはこのコの代名詞ともなっている蝶舞バトンが主流になっているのではないでしょうか?
(bw/250)ユレン様は攻撃方面に努力値を振り、耐久は気合の襷で補うことでアメモース自身の攻撃も可能な(=アメモース特有の豊富な攻撃技を生かせる)型としています。
それに対しこちらは、攻撃性能を捨て、耐久特化した、威嚇&麻痺撒き&蝶舞バトンサポートをする奇形を考察していきます。
- アメモースを使う理由
いつもの如く差別化をします。
- 特有コンボ技:蝶舞バトン
上手くバトンできれば、3タテすることも可能です。
このコンボを使うことができるのは、このコとモルフォンのみです。
今からモルフォンとの差別化に特化するので、これにて区切らせていただきます。
- モルフォンとの差別化
モルフォンと完全な差別化をします。
まず種族値を参考に記しておきます。
_________HP_攻撃_防御_特攻_特防_素早さ
アメモース_70__60__62__80__82__60
モルフォン_70__65__60__90__75__90
上の表を見れば分かるように、攻撃性能でモルフォンが大きく勝っています。
一方、アメモースではわずかですが耐久にてモルフォンに勝っています。
ただ、アメモースには特性威嚇によって物理耐久にて大きくモルフォンを引き離すことができます。
- 特性:威嚇
モルフォンで使われそうな特性は明らかにいろめがね、すなわち攻撃向きの特性です。
威嚇による物理耐久の上昇は非常に大きく、これによって不一致ストーンエッジですら耐えられるほどの耐久となります。
よって、威嚇を利用した耐久型&威嚇撒きによるサポートとしての差別化を図ることができます。
- タイプ
モルフォン:虫・毒
飛行タイプであることにより、岩が4倍弱点となってしまいますが、同時に、地面技が無効となっています。
一方モルフォンには4倍弱点もありませんが、無効属性もありません。
よって、地面が無効による、地面技読みの繰り出しをすることができます。
よって、耐久型として差別化します。
- 性格・努力値
性格は、防御↑攻撃↓のずぶといで、
努力値はH252 B220 S36振ります。
実数値は177-×-121-100-102-85となります。
素早さは蝶舞を2回積み後で、最速ガブリアス(種族値102)を抜き調整です。
1回積むと、最速65族と同速となります。
残りを全て防御に回しますが、物理耐久は威嚇込で、
(bw/1509)Lewis様陽気A252ヘラクロスストーンエッジ確定耐え調整となっています。
- 素早さ調整用の努力値参考:Sに振る場合はBへの努力値をこちらへ割いてください
S20………………...蝶舞1回で最速60族抜き(実数値83)
S28………………...蝶舞2回で最速100族抜き(実数値84)
S36…………………蝶舞2回で最速102族抜き(実数値85)
S92………………...蝶舞2回で最速115族抜き(実数値92)
S164又は↑S92….蝶舞2回で最速130族抜き(実数値101)
↑S172…………….蝶舞1回で最速100族抜き(実数値112)
↑S252…………….蝶舞1回で最速115族抜き(実数値123)
調整しすぎるとそれだけ耐久が低くなることには注意です
- 特性
これはいかくで確定です。
登場時に相手の攻撃を1段階下げることが出来るので、
これによって有利なポケモンに後出しができるようになるほか、
終盤に場に出すだけで相手の物理アタッカーの火力を削ぐこともでき、
様々な場面で役に立ちます。
きんちょうかんはどちらかというと攻撃寄りの特性であるので、今回は対象外となります。
- 持ち物
自分の体力が半分以下になったとき、体力の1/4を回復します。
羽休めを覚えさせない場合には、これによる回復量は非常に大きいです。
よって回復手段を持たない場合、確定となります。
ヨロギのみ
入手が非常に困難な、岩タイプの技を半減する実です。
羽休めをこのコに覚えさせる場合は、逆にこちらが確定となります。
岩技を半減することによって、威嚇込で陽気A252テラキオンのストーンエッジですら耐えられるほどになります。
たべのこし
毎ターン体力の1/16を回復します。
回復が追い付かない場合が多いですが、みがわりを覚えさせる場合は、
毎ターン回復できる食べ残しが確定となります。
- 技考察
- 確定技
自分の特攻・特防・素早さを1段階上げます。
これを2回以上積んでバトンすることがこの型の目的です。
2回以上積んで無事バトンすることができれば、3タテも可能です。
ただ、この技で素早さが上がるからといっても、1回舞っただけではこのコはまだまだ遅いのでご注意を。
バトンタッチ
アメタマの時にだけ覚えます。
このコの能力変化を受け継いで味方に交代します。
使い方としては蝶舞バトンの他に、
・しびれごなを撒いた後に味方につなげる為のバトン
・交代読みのバトン
・威嚇撒き直後の後続の無償降臨を狙う後攻バトン
・・・などなど、様々な使い道があります。
このコが襷を持たないので、バトン先に襷を持たせることができるのは大きいです。
しびれごな
命中75で相手を麻痺させます。
素早さ無振りゆえの遅い素早さをこれによって補うことができ、
また、これと威嚇を撒くことで後続のサポートにも繋がるのでこの技も必須です。
おまけ程度に、相手が麻痺状態ならスカーフ最速130族すら抜かせます。
- 選択技
どちらかというと補助技に近い感覚で放つ一致特殊技。
30%の確率で相手を怯ませます。麻痺との相性が良いです。
蝶の舞を何度舞ってもそこまで大きな火力を得られないので、ご注意ください。
(bw/1509)H4ヘラクロス.....乱1(94.8〜115.3%)
(bw/422)H4ビリジオン.......確2(71.8〜86.2%)
(bw/79)無振りゴウカザル.....確2(63.5〜75.4%)
(bw/674)無振りユキメノコ...確3(32.8〜39.0%)
とはいえ、やはり何回か蝶の舞を舞ってからでないとキビシイです。
はねやすめ
Pt・HGSSでの技マシンです。BWでは覚えません
体力の1/2を回復&そのターンは飛行タイプでなくなります。
これによって、このコの弱点を減らすことができ、より長持ち(=蝶舞を積む機会が増える)します。
ただ、素では非常に遅いので、痺れ粉による麻痺との兼用が必須ですが。
みがわり
体力の1/4を削って自分の身代わりを出します。
相性のいい相手に後出し→交代読み身代わり、から麻痺撒きサポートや蝶舞バトンへと安全に繋げていくことができます。
さりげなく、その安全さで有名な身代わりバトンを行うこともできるようになります。
- 動かし方
先発・死に出し・後出しどれでも場に出すことができますが、
死に出しする場合は物理アタッカーorこのコより遅い特殊アタッカーに、
後出しする場合は相性が悪くない物理アタッカーに対してのみです。
先発で出す場合は、威嚇&粉撒きバトンが多くなります。
では動かし方を書きますが、多いので箇条書きにします。
- 蝶舞バトン
蝶の舞を2〜4回舞ったところで味方にバトンします。
急所が怖いので、4回舞ったならもうバトンしてしまったほうが良いです。
繋ぎ先は、中速以上の特殊アタッカーです。
上がった特攻・素早さをバトンし、一気に相手を倒していきます。
- 威嚇&痺れ粉バトン
蝶の舞を積む暇がないときや、交代読み、相手の素早さを下げる目的などで痺れ粉を撒き、
味方にバトンをして繋げます。
単なる交代との違いは、相手が交代した時に、自分は交代先をみて交代できることです。
さりげなく威嚇による攻撃力下降も入ってくるので便利です。
=以下の3つは選択攻撃技に依存します=
- 麻痺+エアスラ戦法
エアスラッシュの使用目的は、身代わり破壊とコレぐらいです。
麻痺によって遅くなった相手に先んじてエアスラッシュを当てます。
麻痺による行動不能と、エアスラッシュによる怯み効果により、相手は1/2の確率で動けません。
さりげなく蝶の舞の恩恵を受けるのは嬉しい限りです。
この戦法は、残りがこのコだけになったときの攻撃戦法として使えます。
- 麻痺+羽休め戦法
麻痺+羽休めによる回復+蝶舞による耐久力増加などで、とにかく蝶舞回数を稼ぎます。
蝶舞バトンにおける蝶舞回数を増やす場合はこの技となります。
- 身代わり戦法
麻痺の行動不能などによる身代わり継続から、身代わりバトンをすることも可能です。
とにかく、味方サポートに特化する場合はこの技となります。
バトンがある意味基本戦術と言えますね;
- ダメージ計算
被ダメがメインとなります。
- (bw/1509)Lewis様襷ヘラクロス
なんと陽気A252ヘラのエッジもぎりぎり耐えることができます。
尚、アメモースのエアスラッシュでヘラは高乱1です。
- (bw/283)なが様達人の帯ウインディ
乱1とは言っても、落ちる確率は6.3%、高確率で耐えます。
なが様ウインディの神速威嚇込………………………….(15.8〜19.2%)
オボン回復量は25%なので耐えることができ、後攻バトンを決めることもできます。
- (bw/861)mk48様の175オノノクス
mk48様オノノクスジュエル逆鱗威嚇込………….確2(66.6〜78.5%)
mk48様オノノクス逆鱗威嚇込…………………….乱2(44.6〜53.1%)
尚、威嚇なし逆鱗=ジュエル逆鱗威嚇込です。
威嚇さえ当てておけば、ジュエル逆鱗を受けて粉撒きが出来ます。
2ターン目は素直にバトンするか、乱数落ち覚悟の蝶舞の賭けに出るかです。
1発目に受けるのがジュエル逆鱗でなければ、1回目でオボンのみが発動すれば2回積んでバトンすることができます。
- (bw/427)覇気使いではない者様襷両刀ガブリアス
両刀ガブリアスのストーンエッジ威嚇込…………..確2(83.6〜99.4%)
両刀ガブリアスの大文字……………………………..確2(55.3〜65.5%)
両刀ガブリアスの大文字蝶舞1積み後……………..確3(37.2%〜44.0%)
襷ガブに対しては、蝶舞2積み後に素早さで抜けることを利用し、
2回積んでから(先行)バトンして繋げます。
大文字ならオボン込で2回耐えることができ、バトンできます。
ストーンエッジが非常に怖いことだけが難点です・・・
尚、逆鱗はオボン込で乱数で3回耐えることができるので、
スカガブとの向かい合いも可能ですが、少々覚悟が必要です。
まとめると、エッジ持ちには勝てないが、役割破壊の大文字持ちには勝てるといったところです。
- (bw/44)Raiser様輝石ポリゴン2
Raiser様ポリゴン2の10万ボルト蝶舞1積み後…確3(37.2〜44.0%)
Raiser様ポリゴン2の10万ボルト蝶舞2積み後…乱3(28.2〜33.8%)
Raiser様ポリゴン2の10万ボルト蝶舞3積み後…乱4(22.5〜27.1%)
実際は、2ターン目からこちらの方が速くなるので、
65.5%−25%+33.8%+27.1%=101.4・・となり、超高確率で3回積めます。
安全を確保したい方は、2回の時点でバトンするのがお勧めです。
- (bw/124)CROW様珠ランクルス
CROW様ランクルスのサイコキネシス蝶舞1積み後…乱2(48.5〜57.0%)
CROW様ランクルスのサイコキネシス蝶舞2積み後…確3(36.1〜42.3%)
CROW様ランクルスのサイコキネシス蝶舞3積み後…乱3(29.3〜35.0%)
実際は素でもランクルスより速いので先に蝶の舞を積むことができます。
57.0%−25%+42.3%+35.0%=109.3%ゆえ、2回でバトンするのが安全です。
- 相性の良いポケモン
この型のアメモースと相性の良いポケモンについて考察します
- ヒードラン
まず、ヒードランは中速以上の特殊アタッカーゆえ、蝶舞バトン先に最適です。
アメモースの弱点とヒードランの弱点は被らず、
ヒードランの弱点である格闘をアメモースは1/4以下で防ぐことができます。
中でも、4倍弱点である地面を無効化できるのは大きいです。
ただ、水に対してどうにもできないのが痛いです;
一方、ヒードランはアメモースの弱点のうち、
・炎は無効化して自身の火力に繋げ、
・氷は半減して一致炎技で対応でき、
・岩は等倍ですが一致鋼技が抜群で通り、
・電気のみ等倍で且つ一致抜群技を持ちませんね。(一応、大地の力がありますが)
よって、水以外ならまず彼らで対応することができます。
- トリトドン
また、このコの唯一の弱点で、4倍弱点である草をアメモースもヒードランも1/4できます。
66戦をするときは、この3匹を同時に入れておくといいかと思われます。
また、アメモースの威嚇が、アメモースを繰り出すたびに発動するところもお得です。
- リンク
この育成論と関係が深い育成論です
- ユレン様アメモース(bw/250)
特攻・素早さに振ることで、アメモース固有の豊富な特殊技を生かせる型となっています。
技1つ1つの考察も非常に深く、自分も大いに参考にさせていただきました。
- せすく&しるば様風船ヒードラン(bw/335)
風船によって、必ずしもアメモースと同時起用する必要がありません。
- mk48様帯ヒードラン(bw/1410)
アメモース自身が飛行タイプであるので、上手く相性補完が出来ることは先述しました。
相性補完用のヒードランを育てる場合は、どちらかを参考に育てるのがベストだと思います♪
- 月雪様トリトドン(bw/278)
眼鏡で火力不足を補い、まさにタイトル通り水電潰しをしてくれます。
相性補完用トリトドンを育てる場合は是非これを参考にしてください^^
- 最後に
指摘・意見等ある方は、コメントお願いします。感想も大歓迎です^^
評価1〜3を入れる場合、参考のため、コメントもお願いします
評価荒らしの程度が甚だしい場合は、管理人様に調査を依頼する場合があります。
また、ダメージ計算・技・持ち物などにて追加して欲しいものがあれば、それについてもコメントお願いします。
投稿主の都合により、場合によってはコメ返しに非常に時間がかかる場合があります。ご了承ください。