ラムパルド - ポケモン育成論BW

このラムパルドは「ふゆう」を持ち、弱点の少ないロトムやムウマージの最速を抜くことができ、「かたやぶり」でじしんの一発で倒せるというとても便利な型です。相手がこだわりスカーフを持っていないとすると、シェイミ（スカイフォルム）の最速までは抜けます。バトルでは、こだわりスカーフをもっているため、決定力の低い相手は他のポケモンに任せ、ここぞという時に相手に向かい、技を当て逃げする感じがいいと思います。



技は防御の高い格闘ポケモン(ハリテヤマなど)を確実に倒すために、しねんのずつきは必要な気がします。かわらわりは、アームハンマーでもいいですが、素早さが下がるため本来の目的を達成しにくくなります。あくまで速い悪タイプの牽制のためです。もろはのずつきはタイプ一致を狙い、じしんは「ふゆう」対策のために必要となります｡そして、攻撃が217なので、相手が積み技（のろいなど）を出してくる前に倒す必要があります。それでも駄目な場合は、完全な耐久型のポケモンで対処する必要があります。耐久が全くと言っていいほどないので、ハリテヤマのはらだいこ〜バレットパンチなどでたおされしまいます。



こう考えると、かなり不便に聞こえますが、ＨＰは努力値6で最高173となり、バンギラスやカバルドンの後にだせば特防1.5倍で一発なら耐えることができなくもありません。そしてほとんどのタイプに対して効果抜群を狙えるため、それほど心配はいりません。ただし、ドダイトスなど弱点が一つもつけないポケモンがでてきたら、無理することなく入れ替えましょう。


努力値ですが、もう言うまでもなく、この型には耐久に期待していないので、これしかないと思います。


個体値は、攻撃、素早さ、できればHPの2vまたは3vで十分だと思います。


厳密には、129族とおなじ素早さ、128族より1だけ速くなります。その下が、127族のシェイミ(スカイフォルム)となります。攻撃は最大217となり、ラムパルドにしてはそれほど高くありません。
もろはのずつきはタイプ一致で225、抜群で550までになります。
かわらわりは抜群で150、じしんは200、しねんのずつきは160になります。やはり抜群でを狙わないと太刀打ちできません。手持ちに入れ替えできるポケモンを用意してからのトップバッターか2番手が妥当です。


こだわりスカーフに縛られるのが困りますが相手の耐久が低そうな場合はもろはのずつきでかたがつくと思います。