ルチャブル- ポケモン育成論SV

はじめに

初めまして、「　　」と申します。

初投稿になりますのでコメント欄でアドバイスや質問等ありましたら気軽にしていただけると幸いです。

今回は皆さん大好き変態仮面こと、ルチャブルルチャブルの育成論になります。

アニポケではサトシの手持ちとして活躍していた経歴を持つこのポケモンですが、今の環境で戦うにはどうすればいいのか、私なりに考察したものになります。
是非、最後まで見ていただけるととても嬉しいです！

注意点

• この育成論では非公式用語を使用しています。

H＝HP、A＝こうげき、B＝ぼうぎょ、C＝とくこう、D＝とくぼう　S＝すばやさ
特化＝性格上方補正＋努力値252
↑n＝n段階能力が上昇した状態
また、テラスタルは「TS」と省略させていただきます。

• この育成論では仮想敵を含め全てを6Vとしています

。

• この育成論でのダメ計は「ダメージ計算機SV byポケソル」様を使用させていただいてます。

• この育成論は2022年12月より開催されているシーズン1を想定しているため、準伝説やパラドックスポケモンたちは考慮していません。

• この育成論は私個人で考え、実践したものになります。

他のサイトやブログ等で似たような記事があるかもしれませんがご了承お願いします。

• この育成論は、 TSを前提に考えていきます。苦手な方は閲覧推奨しません。

採用理由

今の環境では ミミッキュミミッキュ、サーフゴーサーフゴー、ドラパルトドラパルトといったゴーストタイプが暴れ回っています。
そのため、どのパーティーにも最低1匹はゴースト枠があり、パーティーの半分がゴーストといったパーティーも少なくありません。
そんな中、格闘タイプのポケモンは選出画面の時点でゴーストタイプの圧で選出が難しいのも事実です。
そこで、メジャーなゴーストタイプに対面から勝てる格闘タイプなら今の環境でも闘っていけるのではないかと考えました。

役割

• コンセプトでもある ミミッキュ 、 サーフゴー 、 ドラパルト に対面から勝てることを意識しています。
• 高速高火力の全抜き性能

他にも、技構成次第ではいろいろな役割を持つことができます。

基本的な動かし方

• 基本的には、元のタイプの弱点技を、鋼TSで半減にしつるぎのまいを発動させるのが運用方法になります。

後程詳しく説明していますが、かくとうひこうタイプは鋼TSと相性がいいです。一度決まってしまえばAS↑2の高火力高速物理アタッカーが誕生します。

• 対 ミミッキュ 、 ドラパルト 、 サーフゴー の動かし方は後程詳しく説明しています。

差別化点

• 今回の育成論は、かくとう飛行タイプと鋼TSの相性の良さ、かるわざによる高速アタッカー、積み技による全抜き性能を重視しています。

他のポケモンでは実現することが困難なのでこれで差別化点とさせていただきます。

持ち物

オボンのみで確定です。
上記で少し説明していますが、一発耐えてつるぎのまい+かるわざ発動の流れがとても強力です。

特性

こちらもかるわざで確定になります。

• 夢特性の「かたやぶり」も天然や化けの皮に役割を持てるため有用ですが、あくまでも本育成論は対ゴーストタイプを意識したものになりますので、軽業で確定とさせていただきます。

努力値と調整・性格

いじっぱり　H252 A52 B100 C- D92 S12
実数値（補正込み）　H185 A130 B108 C- D95 S140
H…4n＋1 （オボンの回復量　46）
A…余り
B…鋼TS込みでオボン込み特化鉢巻 ドラパルト ドラパルトのドラゴンアロー+H4振 ドラパルト へのブレイブバードの反動確定耐え
C…無
D…鋼TS込みで特化 サーフゴー サーフゴーのシャドーボール確定3発
S…（軽業前）最速75族抜き（ グレンアルマ 、 スコヴィラン ）準速87族抜き（ セグレイブ ）
　（軽業後）実数値280

技構成

確定枠
つるぎのまい

アイアンヘッド

以下、選択枠になります。

ブレイブバード

ほのおのパンチ

インファイト

ちょうはつ

上記よりは優先度が落ちますが、採用する価値のある技たちです。

かみなりパンチ
ギャラドスに全く有効打がないのでほぼピンメタでの採用になります。

みがわり
状態異常を無効しながらオボン圏内に自力で押し込むことができます。

とんぼがえり
素早いSからとんぼ返りで対面操作ができます。ただつるぎのまいをしたい性能上なかなか使う場面が難しいと思います。

フェイント
主に対 キノガッサ にマッハパンチよりはやく襷を潰すために使います。ゴーストタイプに無効されるので少し使いずらいかもしれません。

とびひざげり
対 カバルドン アーマーガア などへの乱数がインファイトより高くなります。ただ、体感5割で威力0のてっていこうせんになるの運命力のある人のみ採用をお勧めします。
私は二度と使いませんなんだこのクソ技

テラスタル

はがねで確定です。
ルチャブルの弱点である
でんき、こおり、エスパー、フェアリーの内
こおり、エスパー、フェアリーを半減にすることができ、
鋼の弱点である
ほのお、じめん、かくとう
は炎以外は半減以下で受けれるので使われることは少ないです。

TSで等倍以上のダメージを半減で抑えて、オボンのみを発動させることで全抜きを狙っています。

立ち回り例

• 対ミミッキュミミッキュ　1.アタッカー型（A特化いのちのたま）

1.まず、鋼TSをします
　こちらはアイアンヘッド
　相手はつるぎのまいを選択します

2.次に相手はシャドークロー（80.0〜94.6％）を選択します
　ここで、オボンのみが発動します
　そして、返しのアイアンヘッドでH4振りミミッキュは確定1発（88.6%〜106.9%）（化けの皮破壊分込み）です
　その後はS2段階上昇したまま裏と戦える体力を残すことができます

いのちのたま特化ミミッキュのみ、1ターン目から殴られると負けてしまいますが、こちらのTSがわからないので初手からシャドークローを選択されることは少なく、じゃれつくを半減で抑えることができます。

• 対 ミミッキュ ミミッキュ　2.呪い型

1.まず、鋼TSを選択します
　こちらはアイアンヘッド
　相手は呪いを選択します。これによりこちら25%削られます

2.相手は身代わりを選択します
　こちらはアイアンヘッドを選択。ターン終了時に呪いでHPが50%削られてオボンのみが発動し、軽業も発動します

3.次のターンは軽業後なのでこちらが先制してアイアンヘッドで倒せます
　

特化いのちのたま、呪い型以外のミミッキュなら「つるぎのまい」から入っても2↑シャドクロ＋かげうちを耐えることができるので間に合います。
欲張れる盤面や、相手の型が確定している盤面ならこのルートでも勝てます。

• 対 ドラパルト ドラパルト　1.鉢巻特化型

1.まず、鋼TSを選択します
　相手はドラゴンアロー（40.0〜47.6％）を選択します。
　ここでオボンのみが発動し、軽業も発動します

2.上からブレイブバード（h4振りドラパ　113.5〜133.6％）で確1です。この時H164のドラパルトへの自傷ダメージで54を受けますが、オボンの回復量込みでドラゴンアローが全て最高乱数でも耐えます

• 対 ドラパルト ドラパルト　2.特殊型（C特化）

1.まず、鋼テラスタルをします
　相手はだいもんじ（79.0〜94.1%）を選択します。
　ここでオボンのみが発動し、軽業も発動します

2.上からブレイブバード（h4振りドラパ　113.5〜133.6％）で確1です。この時H164のドラパルトへの自傷ダメージで54を受けますが、オボンの回復量込みでドラゴンアローが全て最高乱数でも耐えます

準速スカーフドラパルトや、命の玉、こだわりメガネをもって特殊型には負けてしまいますが、今環境に多い特化鉢巻型や特殊ドラパルトには勝つことができます

• 対 サーフゴー サーフゴー

1.まず、鋼TSをします
　こちらはつるぎのまいを選択します。
　相手はシャドーボール（52.4〜62.1%）を選択します。ここでオボンのみが発動し、軽業が発動します。

2.こちらは上から炎のパンチ（72.3〜85.8%）を選択します。相手は再びシャドーボール（104.8〜124.2%［オボン込みで総HP125%］）を選択します。

3.再び上からほのおのパンチ（144.6〜171.6%）を選択します

スカーフ最速サーフゴーでも軽業後は上から殴ることができます。2回目につるぎのまいを選択すると相手がH252振りの場合は確1発になりません。なので2回目からほのおのパンチで殴ることでH252でも確定で倒すことができます。1ターン目にゴールドラッシュを選択してもらうとその後につるぎのまいをする余裕が生まれるます。

被ダメージ計算

〜鋼TS前提〜
オボン込みで最大HPが125%です
対 ミミッキュ 特化いのちのたま2↑シャドークロー…80.0〜95.1%
対 ドラパルト 特化鉢巻ドラゴンアロー2発…80.0〜93.0%
対ドラパルト C特化だいもんじ…78.9〜94.0%
対ドラパルト C特化かえんほうしゃ…64.8〜76.7%
対サーフゴー C特化シャドーボール…52.4〜62.1%
対サーフゴー C特化眼鏡シャドーボール…77.8〜92.4%

対ウォッシュロトム C特化10万ボルト…50.2〜58.9%
対ウォッシュロトム C特化ハイドロポンプ…60.5〜71.8%
対マスカーニャ A特化トラックフラワー…26.4〜31.3%
対サザンドラC特化あくのはどう…50.2〜58.9%
対サザンドラC特化かえんほうしゃ…74.8〜88.6%
対 イルカマン(ナイーブ) A特化ウェーブタックル…78.3〜92.9%
対ジバコイル C特化アナライズ10万ボルト…75.1〜89.1%
対ハッサムA特化テクニシャンバレットパンチ…16.7〜20.0%
対カイリューA特化A↑1ドラゴンクロー…34.0〜40.5パーセント

与ダメージ計算

〜鋼TS前提〜
仮想敵はH4振り想定です
対ミミッキュ A↑0アイアンヘッド…88.5〜106.8%
対ドラパルトA↑2ブレイブバード…113.4〜133.5%
対サーフゴーA↑2ほのおのパンチ…78.5〜93.2%
対ウォッシュロトムA↑2ブレイブバード…54.7〜65.0パーセント
対マスカーニャ A↑2ほのおのパンチ…108.6〜128.4%
対サザンドラA↑2ブレイブバード…95.8〜113.1%
対イルカマン(ナイーブ) A↑2ブレイブバード…85.7〜101.1%
対ジバコイルA↑2ほのおのパンチ…75.3〜89.0%
対ハッサム A↑0ほのおのパンチ…84.9〜101.3%
対カイリューA↑2マルスケ込みブレイブバード…45.5〜53.8%

苦手なポケモン

ここまで読んで下さった方ならお気づきかもしれませんが、このポケモン、火力がかなり足りません。
なので、マルスケカイリューやいかくギャラドスなどの耐久に優れたアタッカーでも止まってしまいます。
余裕がある対面では積極的に2回つるぎのまいをしたいですね。

あとは、積みアタッカーの宿命ですが天然もち（ドオー、ヘイラッシャ、ラウドボーン）などには無力です。
裏に安定して引ける引き先を用意しておくとより動かしやすくなると思います。

また、鋼TSをする関係で普段は有利なキノガッサ 、ウルガモス、グレンアルマなどがかなり重くなっています。特にテクニシャンキノガッサのマッハパンチで68.1〜81.0%入ってしまうので少し削れていると先制技で縛られてしまいます。

相性の良い味方・構築例

• 上記で触れましたが、天然へ安定引ける相手がいると安心できます。特に、ヘイラッシャなどはドオー、ラウドボーンなどに強く出れ、苦手な炎タイプへ圧をかけることができます。
• 地面格闘炎を半減に抑えられるボーマンダ、カイリュー、ギャラドスなどは、役割対象であるミミッキュを誘うこともできとても相性が良いです。
• 絶妙に足りない火力を補うために、ステルスロックもかなり有用です。

終わりに

まず、最後まで見ていただきありがとうございます。
少しでも構築を考える過程の足しになれば幸いです。
私は、このルチャブルをメインに使いシーズン1にて無事マスボ級に昇格でき、使い勝手もかなり良かったです。
この育成論を通して、かっこかわいい全抜きエースのルチャブルのことを少しでも好きになって頂けたらとても嬉しいです！！
もしよかったら評価をしてくださると嬉しいです。
もしもしよかったら、コメント欄にて指摘、アドバイス、感想などなどしてくださると嬉しいです。