はじめに
こんにちは。kasaiと申します。
15投稿目になります。よろしくお願いします。
今回は収穫+イバンナッシーナッシーを紹介します。
今回の型を紹介するに先立って、まずは
幻の『はんすう』+『イバンのみ』について話さなくてはなりません。
本編から読まれる方は目次から「本編ー収穫イバンナッシーナッシー」の欄へ飛んで下さい。
- プロローグ
ー悲劇のはんすう+イバンリキキリンリキキリン
その昔、特性『はんすう』がちょっとした話題になった事がありました。
SNSでの話題とは、『はんすう』でイバン2回使えるの強くね?というものです。
そう、やっぱりそう考えますよね。
かく言う私もその1人。
型も考えました。
リキキリンリキキリン
特性『はんすう』 持ち物『イバンのみ』
技構成『ツインビーム』『わるだくみ』『サイコフィールド』『こらえる』
理想ムーブとしては、
『わるだくみ』→『サイコフィールド』
(まだ体力がイバン圏外なら『こらえる』)
そしてイバン発動からの最強『ツインビーム』で敵を粉砕!!
サイコフィールドで威力が上がり、先制技を封じる為イバンにより必ず上から動ける必殺の一撃!!
→更に次ターン!『はんすう』によりイバン再始動からの最強『ツインビーム』で2体目をも粉砕!!!
何という強さ…っ!何というロマン!!
最強の『ツインビーム』の連装砲!
名付けて!
『超念動力双滅砲』(アルティメットツインキャノン)!!!!
なんてかっこいいんだ…
意気揚々と『はんすう』リキキリンリキキリンを育成し、さあ努力値の調整をどうしようかと調べていた矢先、ある書き込みが目に入ってしまいました。
『はんすう』はターン終わりに発動して食べる効果だから、イバンと合わせても意味ないらしい、と。
なんて事をしてくれるんやゲームフリーク。
…かくして、『超念動力双滅砲』(アルティメットツインキャノン)は幻の秘技として、私の没ボックスの肥やしとなったのでした。
しかし、私は諦めていませんでした。
超火力先制連撃のロマンがここで潰えてなるものか!
碧の円盤解禁時、内定された奴の技リストを見て悦びに打ち震えたのを覚えています。
夢はまだ終わっていなかった…!
俺たちにはナッシーナッシーがいるじゃないか!と。
本編ー収穫イバンナッシーナッシー
という事で型紹介に入ります。
基本は『こらえる』→『イバンのみ』からの先制攻撃で敵を撃ち倒す形になります。
キュウコンキュウコンの『ひでり』からの『わるだくみ』→『バトンタッチ』でナッシーナッシーへ繋ぎます。
そして自ら『サイコフィールド』を展開し準備完了です。
『にほんばれ』状態で『しゅうかく』を確定で発動させ、『サイコフィールド』で敵の先制技を封じます。
攻撃技は
炎『テラバースト』(晴れ補正×1.5倍、テラスタルで×1.5倍)
『ワイドフォース』(フィールドにより威力×1.3倍、さらに技特性により×1.5倍)
の二刀流!
『こらえる』→『イバンのみ』からの超火力で敵を粉砕し、ターン終わりに確定でイバンをしゅうかく!!
一撃で敵を撃ち倒す限り何度でもしゅうかく!
何度でも先制!!
何という強さ!!何というロマン!!
名付けて!!!
『超念動力日輪砲』(アルティメットエターナルバースト)!!!!!
美しい…
こんな脳汁が溢れるコンボはいつぶりでしょうか…
これが大人が本気で考えた超ロマン砲です。
使いたくなったでしょう??
持ち物
『イバンのみ』
コンセプトのため、確定です。
特性
『しゅうかく』
コンセプトのため、確定。
性格・努力値と調整
正直まだベストな調整を見つけてません。
調整基準は「一撃耐える事」「残りは出来るだけ火力に回す事」です。
『おだやか』
H116 C140 D252
テラスを切れば弱点は一貫しないので、「等倍で吹っ飛ばしてくる超火力」さえ耐えれば、『サイコフィールド』を貼る猶予は確保できると考え、ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(赫月) のテラス『ブラッドムーン』確定耐えとしました。
補足追記:何故等倍ダメージのみ考慮しているか
(だいぶ長いので興味ない方は飛ばして下さい)
調整において、何故弱点ダメージは考慮せず等倍のみ考慮しているかについて補足します。
理由は端的には、
・弱点技持ちに対してはテラスで受ける為
→ に抜群の攻撃はに等倍以下である為
・そしてこのナッシーナッシーが攻撃を耐える必要があるのは、『サイコフィールド』を撃つ1ターンのみである為(厳密にはキュウコンキュウコンが先行バトンしたターンも含むが)
そこさえ耐えればそれ以降弱点も何も関係ない為です。
→それは何故か?といいますと、
この型の理想とする展開において、
『サイコフィールド』を撃った時点でもう試合は半分決着してるからですね。
『サイコフィールド』下のイバンは100%上から動けます。(まもる等一部の技を除いて)
なのでそれ以降の展開は、「ナッシーナッシーが上から3発殴って、相手は誰か1匹でも1発耐えたら勝ち、耐えなければ負け」という2択だけの勝負になってしまいます。
相手は一応技選択をしますが、その技が発動する事はありません。相手の火力なんてもう関係ないのです。
相手の勝ち筋も、「1発耐える」以外にありません。
そういうゲームになります。
そう割り切っているからこそ、
下準備要員の仕事は
「相手をナッシーナッシーの1撃圏内に入れるよう削る事」と
「ナッシーナッシーの火力を上げる」事。
そしてナッシーナッシーの仕事は
「相手に何もさせずに3タテする」事。
そのためには「何がなんでも『サイコフィールド』を撃つターンを誤魔化し切る」事。となります。
弱点はテラスを切れば1ターンなら誤魔化せます。
故に「等倍前提の最大火力」『ブラッドムーン』を調整基準としたわけです。
技構成
『テラバースト』炎(確定)
『ワイドフォース』(確定)
『サイコフィールド』(選択)
『こらえる』(確定)
この型なら確定。
最初『サイコフィールド』はサケブシッポサケブシッポによる外注だったので、その時は『めいそう』でした。
お前なんでその顔で『わるだくみ』覚えへんねん。
『つるぎのまい』は覚えるので確か『めいそう』よりは物理型の方が僅かに威力はでます。
が、『ワイドフォース』の技威力が魅力的なので流石に特殊型にしました。
『ソーラービーム』(選択)
タイプ一致ですので弱くは無いです。
ただし『ワイドフォース』と組むとに打点が無く、等倍範囲の広さから今回は 技に軍配が上がりました。
追記:
ごめんなさい見逃してました。
ナッシーナッシー君『せいちょう』覚えますね。
『わるだくみ』を覚えないので仕方なくバトン型にしたのですが、晴れ前提なんだから『せいちょう』で十分ですよね。
という事で、以下がサケブシッポサケブシッポの
『にほんばれ』→『サイコフィールド』→『ミストバースト』からコンボに繋げるルートにおける技構成です。
『テラバースト』炎(確定)
『ワイドフォース』(確定)
『せいちょう』(選択)
『こらえる』(確定)
こっちのがイバン無双開始は安定します。が、3タテしようとすると最後の1匹と対峙する時『サイコフィールド』は切れてるので注意。
テラスタル
『にほんばれ』を活かしながらナッシーナッシー が打点を持ちにくいへの打開策になる本構築のキモ。
与ダメージ計算
- ダメージ計算はポケソルさんのダメージ計算ツール(https://sv.pokesol.com/calc)を使用しました。
下記状態で一撃で落とせるか否かがこの型の根幹となります。
落とせない範囲はステロ等で事前に削っておく必要があるとお考え下さい。
[炎テラバースト](晴れ補正有り+C2段階上昇)
ハバタクカミ(H252)確1
オーガポン(H252)確1
ランドロス(霊獣)(H252)確1
ブリジュラス(H252)確1
ガチグマ(アカツキ)(H252)確1
イーユイ(H無振り)(60.0〜71.6%)確2
ディンルー(H252)(63.0〜74.5%)確2
[ワイドフォース](フィールド補正有り+C2段階上昇)
ハバタクカミ(H252)確1
カイリュー(H252マルスケ無し)確1
ランドロス(霊獣)(HD252)確1
ブリジュラス(H252)確1
ガチグマ(アカツキ)(H252)確1
ラティオス(H252)確2(58.9〜69.6%)
ラティアス(H252)確2(51.4〜60.5%)
被ダメージ計算
vs ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(赫月)
(C252+性格補正有り+持ち物効果なし)
ブラッドムーン 156〜184(84.4〜99.5%)確2
vs ハバタクカミハバタクカミ
(C252+性格補正無し+持ち物効果なし)
シャドーボール 122〜146(66.0〜79.0%)確2
vs テツノツツミテツノツツミ
(C252+性格補正無し+持ち物なし)
フリーズドライ 102〜120(55.2〜64.9%)確2
vs カイリューカイリュー
(A252+性格補正有り+持ち物なし)
スケイルショット5回 140〜170(75.7〜91.9%)確2
苦手なポケモン
を両方半減にする複合タイプ。
流石に一撃では落とせず、一撃で落とせない=負けなので、事前準備段階で処理しておきましょう。
相性の良い味方・構築例
- ディンルーディンルー
下準備その1。
『ステルスロック』『ふきとばし』で相手の控えを見て の通りを確認しながら削りを入れます。
特殊高耐久や、上記の半減タイプを見つけたら『カタストロフィ』で削っておきましょう。
何せこのコンボは一撃圏内に入れる事がが生命線です。
- キュウコンキュウコン
下準備その2。
『にほんばれ』展開と『わるだくみ』→『バトンタッチ』を両立する本コンボの根幹。
追記:
オススメの調整はH20B244S244おくびょう
晴れ補正込みでいじっぱり水ウーラオス(いちげき)の『すいりゅうれんだ』+『アクアジェット』耐え調整。
ディンルーを水ウーラオス(いちげき)で倒させる事で、『わるだくみ』+『バトンタッチ』の起点にできます。
また『アンコール』を持たせる事で積み技等を咎め、『アンコール』してくるカイリュー 等、「こちらのプランを妨害してくる動きを妨害」する事ができます。
- サケブシッポサケブシッポ
選択肢。
『にほんばれ』発動で耐久が上がり、その後の『サイコフィールド』展開も安定させ、最後は『ミストバースト』で退場もできる優秀な下準備要員。
- ウーラオス(いちげき)ウーラオス等タイプ
選出画面でによる過剰な主張を行い、タイプを牽制します。選出しなくても良いんです。
ここから勝負は始まっています。
終わりに
いかがだったでしょうか。
かつて『はんすう』に謀られた無念からずっと燻ってた想いを、やっと吐き出す事ができました。
これも今作まで駆けつけてくれた戦友ナッシーナッシーのおかげです。
そういえば小学生の頃、初代ポケモン時代に、凶悪なデザインから「コイツは強い」と確信させ、ウツボットウツボットを押し退けて初の殿堂入りメンバーに選ばれた、思い出深い相棒のはずでした。
対戦環境で空気すぎて、実際内定するまで忘れてたなあ。
年甲斐もなくはしゃいでしまいました。
少し疲れた…
ただ、今までで1番、書いてて楽しい育成論でした。
それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。