育成論投稿経験が浅いです。拙い文章力で机上論を超えない型になっていますが最後まで見ていただけますと嬉しい限りです。
事前注意
- この育成論ではHP=H、攻撃=A、防御=B、特攻=C、特防=D、素早=Sなどの略称を使います。
- 個体値は全て31とします。
- ダメージ計算は今後追加していきます。
- 不明な点などありましたらコメントで指摘して頂けると助かります。
- 現在はカジュアルマッチのみでの使用となります。2023年7月から始まるレギュレーションDでも使用できないので禁止級伝説が1体以上解禁されたルールにてザシアンがある程度環境に存在することを前提に運用する型となっております。
ザシアン(王)ザシアンとは
前世代の禁止級伝説ポケモンであり、前世代のランクマッチの環境を破壊した最強ポケモン。禁止級伝説の中でも最強レベル。
タイプはフェアリー・鋼と、弱点は炎・地面タイプと比較的メジャーであるが、無効は2タイプ、半減は9タイプもあるため、極めて優秀な複合タイプである。
A170、S148といった高すぎるASから更に特性「不撓の剣」でAを上昇させるぶっ壊れポケモン。今世代はA150にまで下げられ、不撓の剣発動はブーストエナジーのように1回のみと、そこそこの弱体化はされた。が、それでもAS共に高い数値である点は変わらないので今世代も対策必須ポケモンの筆頭である事は揺るがない。
今世代種族値は「H92-A150-B115-C80-D115-S148」とやはり異常な数値である。前作から共通しているのはHが禁止級伝説の割に低いため、耐久値はそこまで高くないという点である。ただ、その耐久値も優秀すぎる複合タイプでどうとでもなっていたのはやはり異常である。
コンセプトと役割
コンセプトはAS振りを実現する&ザシアンミラー、ザシアンを倒しに来るスカーフメタモンメタモンに強いザシアン。前作からも封印ザシアンは存在していたが(投稿者自身も使っていた)、今作はテラスタルのタイプ変更により、前作封印ザシアンに存在した弱点も補うことができる(後述)。
役割はコンセプト通り、ASぶっぱザシアンでザシアンやスカーフメタモンに99.999%勝つ事である。
持ち物
朽ちた剣
これしかありません。
特性
不撓の剣
これしかありません。
性格・努力値と調整
性格は「陽気」確定です。Sを上げてCを下げる性格です。
努力値は「H0-A252-B0-C*-D4-S252」です。レベル50での実数値に換算するとH167-A252-B135-C*-D136-S220となります。
Sはザシアンの上を取るために最速(最悪同速50%の勝負に持って行く)としています。前作は相手のザシアンの巨獣斬+電光石火で自分のザシアンが落とされる不慮の事故が極稀にあったのですが、今作はAが150に下降されたのでその心配はしなくて大丈夫となりました。
D4は前作の自分で使っていた型のまま(ポリゴン2のダウンロード意識)ですが、ポリゴン2は未内定なので現時点ではBに振ろうが全く問題ありません。Hに4振ると4nとなってしまうので非推奨です。
技構成
確定技
封印
自分が場を離れるまで、自分が覚えている技と同じ技を相手のポケモンは使えなくなる技(https://yakkun.com/sv/zukan/search/?move=286より引用)。封印は相手ではなく自分にかける技なのでサーフゴーサーフゴーの黄金の体で無効化されません(封印がサーフゴー相手に効力を発揮することはないと思いますが)。ザシアンのメインウェポン2つとあわよくばもう1ウェポンを封じ、交代を強制するのが封印ザシアンの強みだと思います。コンセプト上確定。
巨獣斬
メインウェポンその1。今作は威力100、命中100の追加効果無しの技です。PPはしっかり増やしましょう。
戯れつく
メインウェポンその2。フェアリータイプの物理技。命中90なのでたまに外れます。
選択技
相手のザシアンの封印したい技に応じて変更します。個人的にはインファイトかテラバーストの2択だと思います。
インファイト
格闘の高火力技。個人的には相手のザシアンの巨獣斬と戯れつくを封印した後、一番打たれたくない技。自分の中での認識は倒れる間際に炎タイプに打つ技。
聖なる剣
格闘の中火力技。能力上昇無視は悪くないが、耐久重視のザシアンではないので格闘技採用するなら個人的にはインファイトで良いと思う。
テラバースト
早くも環境が進んでおり、対ザシアンに強い炎や地面テラバースト採用個体や(恐らく)対ラウドボーンラウドボーンを意識しているであろう水テラバースト採用個体を何体か見かけたのでテラバースト採用は個人的にはかなりありだと思っています。草テラバーストはザシアンを受けようとしてくるヌオーヌオーやヘイラッシャヘイラッシャ、鬼火を撃ってくるウォッシュロトムウォッシュロトム、欠伸をしてくるカバルドンカバルドンを許さないなど、攻めにも使えます。テラバーストでザシアン対策をしているポケモンも許さない。
炎の牙
炎の物理技。前作では対ナットレイ用に採用されていた個体も存在したが、対ザシアンでは巨獣斬の方が火力が出る。今作だと炎4倍が環境上位にハッサムハッサムくらいしかいないのでこれも別にインファイトで良い気がする。
ワイルドボルト
電気の物理技。カイオーガ意識で搭載している型が前作から存在した。草テラスタルにしたのはワイルドボルトを半減にするためといった目的もあるので採用は非推奨。
穴を掘る
地面の物理技。1ターン隙を作ってしまうのは宜しくない。第一草テラスタルで半減できるので採用は非推奨。
噛み砕く
悪の物理技。正直ラウドボーンラウドボーンピンポイントなので微妙な気がする(わざわざ無理してザシアンでラウドボーンを見る必要がないと思います)。
剣の舞
ザシアンミラーで封印すると積む隙を作ることができる可能性があります(交代してきた場合、サンダーサンダーの安易な受けを許さないなど強みはあります)。ですが、相手のザシアンが3ウェポン以上(巨獣斬と戯れつく以外に攻撃手段がある)の場合、インファイトやワイルドボルト、テラバーストで突っ込んでくる可能性もある点は要注意です。剣の舞を搭載させる場合はAを削って耐久に回し、戯れつくの代わりにインファイトを採用しても良いかもしれません。
テラスタル
草
ワイルドボルトと地面技(特に地震はとりあえず入れとけ枠の技なのでポンポン飛んでくる)、水技(主にカイオーガカイオーガ意識)を半減するためです。
立ち回り例
- ザシアン対面を作る(体力に余裕があるなら攻撃を受けるために投げてもいいと思います)。
- 先制で封印を押す。→相手の巨獣獣や抜群テラバーストは無効。
- 交代を呼んで負荷をかけたり釣り交換する(有効打を持っているザシアンでも体力MAX近ければとりあえず大抵耐えるのでテラスタルは次のターンから切ればいいと思います)。
与ダメージ計算
対ザシアンは必須なので書きます。
巨獣斬
H0:50.3~59.9%
H0(A+1):76.0~89.8%
H252:42.2~50.3%
H252(A+1):63.8~75.4%
インファイト
H0:40.7~48.5%
H0(A+1):61.1~71.9%
H252:34.2~40.7%
H252(A+1):51.3~60.3%
ほのおのキバ
H0:44.3~52.7%
H0(A+1):67.1~79.0%
H252:37.2~44.2%
H252(A+1):56.3~66.3%
他はカジュアルで潜りつつ必要に応じて追記します。
被ダメージ計算
カジュアルで潜りつつ必要に応じて追記します。
苦手なポケモン
ラウドボーンラウドボーン:今作初登場の対ザシアン最強枠。全技半減にされるのでまず勝てない。
ヘイラッシャヘイラッシャ、ヌオーヌオー:草テラバーストを採用する場合鴨だがそれ以外は勝てない。
サンダーサンダー:ゴツメ持ち、熱風持ちだと厳しい。戯れつく等倍とは言え静電気麻痺ガチャが辛い。
ウインディウインディ:威嚇&鬼火が強力。勝てない
ヒードランヒードラン:インファイトを持っていればそこまで大変な相手ではないが、草テラバーストを採用した場合は全技半減される。
相性の良い味方・構築例
ラウドボーン対策→特殊高火力悪・ゴースト技持ち(ハバタクカミハバタクカミ、イーユイイーユイなど)
ヘイラッシャ、ヌオー対策→特殊高火力電気技持ち(ウォッシュロトムロトム、ボルトロス(霊獣)ボルトロス、サンダーサンダーなど)、草技持ち(マスカーニャマスカーニャ、チオンジェンチオンジェン、キノガッサキノガッサなど)
サンダー対策→岩技持ち(キョジオーンキョジオーン、バンギラスバンギラス、キラフロルキラフロルなど)、氷技持ち(テツノツツミテツノツツミ、パオジアンパオジアン、セグレイブセグレイブ、バドレックス(はくば)バドレックスなど)
ウィンディ対策→カイオーガカイオーガ、テツノツツミなど