はじめに
はじめましてこんにちは!ナゾノクサ好きのくさちゃんと申します!ナゾノクサ
ポケモン育成論の書き込みは今回が初めてになります!
今回投稿させていただくのは物理受けオリーニョです!
よろしくお願いします!
注意
- 本論では、HABCDSなどの略称を使用いたします。
- 特に指定しない限り、すべてのポケモンは理想個体と考えます。
- ダメージ計算には、「ポケソル」様のツールを使用しています。
- 追記
炊き込み淡水様の指摘より、本論のオリーニョの耐久指数は52947なのに対し、
HB特化オリーヴァの耐久指数は
たべのこし1回56056
たべのこしとグラスフィールド1回59202
オボンのみ66066となります。
このため本育成論はオリーヴァの弱化版となるので、ポケ徹運営ポリシーに則って
劣化ポケモンの育成論とさせていただきます
炊き込み淡水様、ご指摘ありがとうございました!
オリーニョについて
オリーニョは今作の第9世代から登場したポケモンで、ミニーブの進化系である「くさ/ノーマル」タイプのポケモンです。
進化先のオリーヴァは大きく、特殊火力の高さと「こぼれダネ(グラスフィールド)」の草技強化を活かしたアタッカー型と、「ちからをすいとる」をメインに立ち回る耐久型の2種類の型が主流となっています。
本論では耐久型のオリーヴァの耐久を増強した、物理受け輝石オリーニョを考察していきます。(追記あり)
採用理由と役割
現環境において使用率の高い、ガブリアス、ドドゲザン、カイリュー、イルカマン(マイティ)、ドラパルトの物理受けや、キノガッサ,モロバレルの「キノコのほうし」を無効化することもできます。
また、終盤の物理アタッカーに対する詰ませ性能が高いです。
他の「ちからをすいとる」を覚えるポケモンとの差別化
「ちからをすいとる」を覚えるポケモンにはハネッコ系統、フワライド、ポットデス、アノホラグサがいます。
ポットデス、アノホラグサ系統はHP、防御の種族値が低く、フワライドは防御の種族値が低いため物理受けには向かず、「しんかのきせき」を持たせられません。
ポポッコには「しんかのきせき」を持たせることが可能なものの、こおりタイプが4倍弱点となっているので受けには向きません。
持ち物
しんかのきせき
本論のコンセプトのためこれで確定です。
しんかのきせきは、最終進化前のポケモンに持たせると、『ぼうぎょ』『とくぼう』がそれぞれ1.5倍になる道具になります。
特性
オリーニョには以下の特性があります。
はやおき
『ねむり』状態の時、ねむり状態のターン経過が2倍になり、通常より早く回復する。
しゅうかく
ターン終了時、自分が最後に使用した『きのみ』が50%の確率で元に戻る。天気が『にほんばれ』の時は100%の確率で元に戻る。
本論のオリーニョの持ち物は「しんかのきせき」であるため、きのみを活用した「しゅうかく」を使えないので、「はやおき」を採用します。
今作で登場するねむり効果を持つ技は「うたう」「さいみんじゅつ」「ねむりごな」「キノコの奉仕」があり、オリーニョはくさタイプのため、「ねむりごな」「キノコのほうし」は無効化されます。そのため、特性「はやおき」による恩恵は、くさタイプ以外にテラスタルしたとき以外では「うたう」「さいみんじゅつ」で眠らされた場合のみになります。
性格・努力値と調整
- 性格
相手の物理攻撃に耐えるため防御を上げ、使用しない攻撃を下げる「ずぶとい」で確定とします。
- 努力値
物理耐久を最大限に引き出すため、HB252とします。余りの4は特攻か特防に振ります。オリーニョはHPの努力値を最大の252振ることによって、実数値が159になります。この数値は16n-1であり、天候ダメージや状態異常、ステルスロックなどによる定数ダメージを最小限に抑えることができます。
技構成
- 確定技
ちからをすいとる
相手の攻撃力の実数値分のHPを回復し、その後相手の攻撃力を1段階低下させる。
本論のコンセプトである技であり、かなりのぶっ壊れ技です。
相手の攻撃を下げつつ自分のHPを回復できるため、「つるぎのまい」「ちょうはつ」「みがわり」「アンコール」を持たない物理アタッカーには攻撃を下げた後、「やどりぎのタネ」や「みがわり」の起点にすることができます。
PPは最大に増やしておきましょう。
やどりぎのタネ
相手が交代するまで相手体力の8分の1を吸収し続ける技です。
キョジオーンの「しおづけ」にHPの吸収が付いたような技です。
「ちからをすいとる」で攻撃を下げた後に植え付けてあげましょう。
ギガドレイン
相手に与えたダメージの半分だけ自分のHPが回復する特殊技です。
相手への攻撃となり、ついでに回復もできる技です。
- 選択技
エナジーボール
「ギガドレイン」との選択技で、火力を求める場合にはおすすめです。
みがわり
自分のHPを最大HPの1/4だけ減らして、減らしたHPと同じHPの自分の分身を作り、分身のHPが0になるまですべての攻撃を自分の代わりに分身が受ける技です。分身は状態異常にならず、音系の技などはそのまま受けます。
みがわりを出すことにより、「ちょうはつ」や「でんじは」などの状態異常技や変化技を無効にするため、ドオーなどの「あくび」「どくどく」を使うポケモンに強く出ることができます。ただし、「アンコール」はみがわり貫通技なので注意
また、ヘイラッシャなどが使う「じわれ」などの一撃必殺技に対するケアにもなります。
こうごうせい
HPが、天気が通常の時は最大HPの1/2、『にほんばれ』の時は最大HPの2/3、『あめ』『ゆき』『すなあらし』の時は最大HPの1/4回復する技です。
相手のポケモンに左右されない回復技であり、相手が晴れパ以外の天候パの場合以外は安定してHPを半分回復できます。
今作では回復技のPPが減らされてしまったので、採用する場合はしっかりとPPを最大に増やしておきましょう。
テラスタル
耐久ポケモンが苦手とする「どくどく」を無効化し、弱点である「かくとう」、「むし」、「どく」タイプを半減することができるどくタイプとします。
また、オリーニョの弱点である「ほのお」、「ひこう」、「こおり」タイプを等倍に抑えることができます。
立ち回り例
基本的に物理アタッカーに対して出し、「ちからをすいとる」で相手の攻撃を最低2発耐えれるようになるまで下げ、「やどりぎのタネ」や「ギガドレイン」、「みがわり」を使い分けることによって突破することができます。
与ダメージ計算
物理受けポケモンであり、攻撃は多用しないため割愛させていただきます。
被ダメージ計算
- A252↑ドラパルトドラゴンアロー
60〜72(37.8〜45.3%)確定3発
@いのちのたま
78〜94(49.1〜59.2%)乱数2発:97.89%
- A252↑カイリューげきりん
76 ~ 91 (47.8 ~ 57.3%) 乱数2発 : 91.4%
ほのおのパンチ
66 ~ 78 (41.6 ~ 49.1%) 確定3発
ノーマルテラスタルしんそく
51 ~ 61 (32.0 ~ 38.4%) 乱数3発 : 96.63%
- A252↑キノガッサマッハパンチ
78 ~ 92 (49.1 ~ 57.9%) 乱数2発 : 89.45%
- A252↑セグレイブきょけんとつげき
82 ~ 97 (51.6 ~ 61.1%) 確定2発
つららおとし
116 ~ 138 (73.0 ~ 86.8%) 確定2発
つららばり4回
144 ~ 176 (90.6 ~ 110.7%) 乱数1発 : 47.85%
- A252↑ガブリアスげきりん
76 ~ 90 (47.8 ~ 56.7%) 乱数2発 : 83.98%
- A252↑イルカマン(マイティ)@こだわりハチマキ
水テラスタルウェーブタックル
87 ~ 103 (54.8 ~ 64.8%) 確定2発
- A252↑ウェーニバルアイススピナー
64 ~ 76 (40.3 ~ 47.8%) 確定3発
- A252↑ソウブレイズむねんのつるぎ
110 ~ 132 (69.2 ~ 83.1%) 確定2発
- A252↑ドドゲザンドゲザン
総大将なし
55 ~ 66 (34.5 ~ 41.6%) 確定3発
総大将1回
58 ~ 70 (36.5 ~ 44.1%) 確定3発
総大将2回
66 ~ 78 (41.6 ~ 49.1%) 確定3発
苦手なポケモン
- 特殊アタッカー
本論では物理受けの型であり、特防に努力値を割り当てていないため特殊アタッカーには相性が悪いです。
- 「はたきおとす」持ちのポケモン
「はたきおとす」によって「しんかのきせき」を無効化されてしまうと防御と特攻が大幅に下がってしまうので、「はたきおとす」の採用率が高いマスカーニャ、デカヌチャン、タギングル、ゾロアークが相手のパーティーに入っているときは気を付けましょう。
- セグレイブセグレイブ
A252↑セグレイブ(いかさまダイス)の「つららばり」によって4回当たってしまうと、乱数1発になってしまうので、よく考えて選出しましょう。
- ソウブレイズソウブレイズ
ソウブレイズの「むねんのつるぎ」によってHPを吸収されながら攻撃されてしまうので、相性が悪く対面には向きません。
相性の良い味方・構築例
本論のオリーニョは特殊耐久が高くないため、特殊受けのできるドオーやヌメルゴンなどがおすすめです。
おわりに
育成論はこれにて以上になります!
初投稿なので完成度は高くないですが、アドバイスや指摘、提案等がありましたらコメントを頂けると嬉しいです!
最後までご覧いただきありがとうございました!