ドオーってエクレアみたいで美味しそうだよね
・前書き
- HPをH、こうげきをA、ぼうぎょをB、とくこうをC、とくぼうをD、すばやさをSと表記するなど、一部非公式用語を用います。
- ダメージ計算はダメージ計算SV様を使用しました。
- 本論で記載されるポケモンは全て理想個体を想定しています
採用理由と役割
- 特殊面でのクッション
- 毒による削り
以下、採用する特性・技による
- 天然による対積みアタッカーへのストッパー
- 呪いによる詰ませ
H130 D100 という、高いHDを活かした特殊耐久を活かしてクッションとして採用。Bに振れば物理目にも強くなれる。地面タイプを持つ為、電気の一貫を切れるのもポイント。
ダメージレースに勝ちやすくなる毒毒や有利対面で呪いを積み、そのまま詰ませに行く。
- 他のHDドオーの型との差別化
・貯水採用個体との差別化
サーフゴーウルガモスニンフィアラウドボーンサザンドラに積まれても受けが成立する為、後出しが安定する事。サザンドラに上から身代わりんはられるとじしん採用個体は打つ術がなくなるがその他であれば身代わりをされようがじしんで身代わりを壊す事が可能であり、交代を余儀なくさせる。
ただし後述の通り眼鏡ウルガモス等一部受からなくなるポケモンもいるのであくまでドオーは裏を通す為の繋ぎと考えた方が良い。
・毒毒では無くあくび(ステロ)採用型
こちらがドオーの一番見かける型だろうか。あくびステロは刺されば強いが明らかな弱点が存在する。特にカバルドンのように強制起点回避技もないのでコノヨザルやラムの実持ちに隙を見せてあっさり突破、あわよくば起点になりかねない。特に毒毒採用型は一度毒を入れればコノヨザルも憤怒の威力を上げずに毒ダメで削り切る事ができるのが強みだと考えている。
毒さえ入れれば守るを挟む等、削りを入れる事でカイリュー等先制技+回復技による場持ちの良いポケモンと合わせる事で、押され気味な戦況を''粘れば勝てる''状況に返しやすいと考える。
と、差別化を述べたが、どの型を使うかは構築や好み次第なので、毒入れドオーも強いよ〜という事をこの論では紹介していきたい。参考になれば幸いです。
ドオーとは
- タイプ 毒・地面
- 種族値 H130 A75 B60 C45 D100 S20
- 特性 貯水 毒の棘 天然
ウパー(パルデア)の進化系でヌオーの面影しかないポケモン。種族値は尖った特徴の無く平凡的なヌオーとは違い、H130とHPが尖って高くなっている。2本足で立つのやめたら体力増強するんかな
特性はヌオーの湿り気が毒の棘という強いとはいえない特性に変わり、天然と貯水は変わらず。
タイプが毒地面な為、弱点の水が貯水により逆に回復チャンスになるのはとても大きい。天然は言うまでもなく強い。貯水のおかげで相手に水技を打つか否かの択を強いる事ができるが、実際は水タイプがサブウェポンに持ちやすい氷技でやられがち。
他の毒入れ用意との差別化
毒が効かない鋼やキョジオーン、サーフゴーに一致弱点で打点を持てる点で差別化が可能。
またロトムのボルチェンが弱点になり、こだわりをトーチカ(守る)で縛りに行けない点もある。
同じ毒守型だと仮定して話していく。
同じく慎重HDあまりBにした時に耐久指数が物理面は20352、特殊面は35404。
ドオーの方はと言うと、物理面は19197、特殊面は39579と物理面ではベトベトンに軍配が上がるがどちらもお世話にも高いとは言える数値ではなく、肝心な特殊面でドオーが4000以上、上回っている。
また特性が有用なのが粘着しかない事で、黒いヘドロを叩かれる心配はないが天然での積みケアのような受けとして明確な役割が持てるわけでもない点を差別化とする。またドヒドイデと同様に電気の一環、特にロトムのボルチェンを防げる点においてドオーに軍配が上がる。
ベトベトンを使うならA105を活かしたり小さくなるを使う型が浮かぶがこちらは役割対象が異なる為考慮外とする。
型解説
- 調整 慎重H252 B4 D252
- 特性 天然
- 個体値 C抜け5V
- 技構成 毒毒 自己再生 守るor呪い @1(攻撃技)
- テラスタイプ 毒
- 持ち物 黒いヘドロ(食べ残し)
サザンドラサーフゴーウルガモス(眼鏡以外)ヒートロトムニンフィアラウドボーン等、積んでくる特殊ポケモンに後投げが安定し、交代先に毒や攻撃技で負荷をかけに行く為のHD。Sを下げるメリットがなく、ミラー時に削り合いに勝てるC下げ慎重を採用したしたが、相手がHBだと地震で確2取られる。
あまりをBに振るとA特化珠ミミッキュのシャドクロが低乱数(2.7%)2発が確3になる。
悪巧み等、積みケアをする為特性は天然。素で積んだサーフゴーやサザンドラが受かるのはドオーくらい。
高速回復技の自己再生、削りとして万能な毒毒まで確定として、様子見の守or物理面を補う呪いを選択。ラストは地面高火力技のじしん、毒と地震が無効化されるテラ飛サーフゴーや鋼テラサザンドラ意識のアクブレあたりから選択。
交代読み毒毒を入れることで、テラスタルすることも視野に入れると一見無理なグレンアルマドラパルトガブリアスカイリューとかも見れる時がある。
テラスタイプは構築によって適正タイプが異なるが、毒以外になると黒いヘドロのダメージを被弾することを考慮する必要がある。確定枠は毒。
持ち物はやはり毎ターン回復でき、トリック先に負荷をかけれる黒いヘドロが良いが、枠が余るなら食べ残しもあり。
対面有利不利
- 有利
サザンドラサーフゴーラウドボーンミミッキュニンフィアジバコイルハッサムヒートロトム
※ミミッキュの呪いには注意
- 毒を入れれば有利寄り
- 型や時による
ドラパルトコノヨザルヘイラッシャドオークエスパトラグレンアルマウルガモス
- 不利orテラスタル切らないと見れない
マスカーニャセグレイブドドゲザンキョジオーンウォッシュロトムマリルリイルカマン(ナイーブ)
立ち回り
有利なポケモンに後投げし、交代読みも兼ねて毒を入れながらまた繰り出されたポケモン次第で居座るか交代するかを選んでいく。守るがある場合、繰り出されたイルカマン(ナイーブ)マスカーニャウォッシュロトム等、こだわりアイテム持ちが多いポケモンを縛れる事もしばしば。
ダメ計
- 被ダメ
C4ラウドボーンフレアソング 15.1〜18.1%(36〜43)
C252サザンドラ悪の波動 20.6〜24.4%(49〜58)
C特化サーフゴーゴールドラッシュ 35.4〜41.7%(84〜99)
C252ウルガモスオーバーヒート 35.4〜41.7%(84〜99)
A特化ミミッキュシャドークロー 32.0〜38.3%(76〜91)
- 与ダメ
全て地震で計算
H252サーフゴー 49.4〜58.7%(96〜114)
HB特化ラウドボーン 31.2〜37.9%(66〜80)
HBドオー 36.2〜43.8%(86〜104)
終わりに
やっぱりドオーって美味しそう