ポケモンパーティ構築(シングル)

はじめに

剣盾以来の構築記事となります。拙い文章ですが、よろしくお願いします。

伝説環境が始まったということで、数ヶ月振りに復帰しました。剣盾に引き続き自分の好きなホウオウホウオウを軸とした構築を組んでみました。コライドンコライドン・ミライドンミライドンの追加により、耐久サイクルは前作以上に厳しくなっているので、今回はこだわりアイテムによる火力とそのリセット用のクッションサイクルで組んでみました。
5/7に20勝4敗で無事マスターまで上がることができました。

選出

まだ20戦ほどしかしていないので、参考程度に考えていただけたらと思います。コンセプト上ホウオウは絶対選出になります。相手にステロ持ちがいる場合は必ず初手で出すようにし、交代する前にテラスタルを切るように意識します。

対コライドン軸

→ホウオウ＋＠2(ランドロス(霊獣)ハバタクカミママンボウ)

初手はホウオウまたはランドロス(霊獣)を出し、不利対面ならママンボウに引くことを意識していました。相手が初手コライドンでホウオウと対面した場合は、ワイボケアでランドロス(霊獣)に引くようにします。ハバタクカミはできれば対コライドン用に温存しておきたいですが、スケショやニトチャでSを逆転されると途端に負け試合につながるため注意が必要です。

1番勝率が安定せず、マスターに上がるまでの4敗は全てコライドンコライドン軸で、ハチマキ2、ダイス1、(おそらく)チョッキ1でした。

対ミライドン軸

→初手ホウオウ＋ランドロス(霊獣)＋＠1(ブリジュラス優先)

タイプ上不利なミライドン軸ですが、逆に読みやすいのもあって全勝でした。相手にテツノツツミがいることが多いので、ブリジュラスがかなり刺さります。ホウオウのテラスは、ミライドンのテラバで返り打ちに合う可能性もあるので切り時に注意です。

対バドレックス(こくば)orカイオーガ軸

→初手ホウオウ＋ブリジュラスorチオンジェン＋＠1

バドレックス(こくば)軸はホウオウの特殊耐久が光るため、有利に立ち回れます。みがわり＋わるだくみ型は、ある程度相手が削れたらブリジュラスのバークアウトで処理します。環境に多いテラスは、タイプ相性上相手も切りづらいので比較的通りやすいです。チオンジェンはみがわりアンコールで逆に起点になりやすいので、安定しませんでした。
カイオーガ軸には出会わなかったのですが、こちらならチオンジェンも活躍できると思います。

対ホウオウ軸(耐久サイクル)

→初手ホウオウ＋ランドロス(霊獣)orハバタクカミ＋@1(ママンボウ優先)

よくあるホウオウチオンジェンドヒドイデにはハチマキブレバが一貫かつ大体2確なため、一気にサイクルを崩しにいけます。ただしグライオンがいる場合はホウオウより先にグライオンが動くため、初手をハバタクカミにし、なるべくグライオンと対面させるようにサイクルします。

苦手なポケモン

・ハチマキコライドン
どのポケモンもハチマキ晴れテラスフレドラで確2以上のため、受け出しは不可能です。幸い高HPのポケモンが多いため、フレドラでの自傷ダメを稼ぎつつ、ランドロス(霊獣)ハバタクカミで処理することを意識します。

・パングロウーラオス(れんげき)(れんげき)
通常はゴツメママンボウで受けることになるのですが、パンチグローブウーラオス(れんげき)には無力なため、ホウオウのテラスを切らざる負えない状況になってしまいます。

・テラバパオジアン
ホウオウと対面した場合は、通常なら(運に怯えながら)聖炎でタスキごと貫通してもっていくのですが、テラバだとホウオウでも乱数1発(31.25%)なためかなり運の絡む対面です。ランドロス(霊獣)ママンボウ後出しも安定せず、ブリジュラスも後出しならばつらら＋聖剣で乱数(41.01％)で落ちます。
パオジアンは初手に来ることが多いので、初手ランドロス(霊獣)からとんぼでサイクルして有利を取るようにします。しかし特性の発動順でスカーフがバレてしまうので、そこは注意が必要です。またホウオウブリジュラスのBに52振ると、それぞれの上記乱数を1割以下にもっていけるので苦しい場合はこちらの努力値振りに変更します。
→ホウオウをB52振りに変更しました。

・サンダー
数が少ないためまだ出会ってはいませんが、前作から引き続き苦手なポケモンです。クッションのママンボウブリジュラスチオンジェンでは、対抗手段に乏しいためアタッカーの負担になりがちです。カイオーガとセットならハチマキホウオウでも雨下では突破できないため、メガネハバタクカミに任せるしかありません。