はじめに
既に特殊メガルカリオの育成論は投稿されていますが、きあいだまを搭載していない型のみでした。
きあいだまを搭載することで、役割対象が大きく変わるため、別枠で投稿させていただきました。
採用理由
従来のはどうだん搭載型は、わるだくみを積み決定力を上げた後に後投げされるサンダーやギャラドスといった相手に対して、交換や、瀕死を強要される局面が多くありました。
そういうときに、きあいだまを使用することで、強引に苦手局面を克服できます。
このことで、相手のルカリオを止める役割を持ったポケモンを倒すことができ、ルカリオで、残りポケを処理しやすくします。
努力値と性格の説明
C252は、火力を上げるために必須です。S252臆病にすることで、110族のラティオスや111族のボルトロスなどをみることができるため必須です。
あまりのB4振りは、A特化ファイアローの鉢巻ブレバの乱数が7%弱変わるため、気休め程度となります。
技の説明
きあいだま
コンセプト
圧倒的火力で半減相手にゴリ押しする。
わるだくみを積んでしまえば、ラスターカノンや、しんくうはで事足りることが多い
ラスターカノン
安定のタイプ一致技
メインウェポン
しんくうは
特殊先制技
わるだくみを積めば中耐久の格闘弱点は倒せます
わるだくみ
火力の底上げができる
抜き性能を高めます。
ダメージ計算
被ダメージ
A252ギャラドス たきのぼり 50.7〜60.6% 確2
C特化ミトム 10万ボルト 66.8〜79.3% 確2
C特化ミトム ハイドロポンプ 81.3〜97.2% 確2
A特化ファイアロー 鉢巻ブレバ 93.7〜111.7% 乱数1
無補正無振りクレセリア サイコキネシス 37.1〜44.1% 確3
無補正無振りサンダー ねっぷう 80〜95.1% 確2
C60振りサンダー ねっぷう 85.5〜100.6% 乱1
- 与ダメ カッコ内はステロ込み
しんくうは
無振りバンギラス砂嵐込み 77.7〜91.4%
無振りガブリアス30.6〜37.1%
H4振りメガガルーラ 55.2〜66.2%
ラスターカノン
H4振りメガガルーラ54.1〜64%
H252クレセリア 34.3〜41.4%
ランドロス 70.7〜84.1%
きあいだま
無振りライコウ 88.4〜104.2% 乱1(100.6〜116.3%)確1
H252ハッサム 98.3〜116.3% 乱1(110.7〜128.8%)確1
無補正無振りガブリアス 90.7〜107.1%乱1(96.7〜113.1%乱1)
H252ミトム (98.7〜115.2%乱1)
D特化輝石ポリゴン2 77〜91.6%確2( 89.5〜104.1%乱1)
ここから下の与ダメはわるだくみ1積み後となります。
しんくうは
HD252バンギラス 100.4〜119.8%確1
無振りドリュウズ 147〜175.1%確1
H252ガルーラ 109.4〜130.1% 確1
H252サザンドラ 106.5〜126.6%確1
H252ヒードラン (105〜123.2%確1)
バシャーモ 51.3〜60.9%確2
ラスターカノン
ガブリアス120.2〜142%確1
H252メガクチート128.6%〜151.5% 確1
H252ウルガモス 48.4〜57.2%乱2(98.4%〜107.2%乱1)
HD252チョッキドサイドン 98.6〜116.2% 乱1
メガリザードンX (96.7〜109.8%乱1)
メガリザードンY (105.8〜116.3%確1)
H252マリルリ 112〜132.3% 確1
H252ラプラス85.2〜100.4%乱1 (110.1〜125.3%)
H252メガフシギバナ(101〜117.1%確1)
きあいだま
H252ギャラドス 71.2〜84.1%(96〜108.9%乱1)
メガリザードンY69.7〜82.1%(119.4〜131.8%確1)
ボルトロス霊獣 112.3〜132.4%
H252サンダー80.2〜90.4%(105〜119.2%確1)
D252輝石ラッキー 91〜108.3%乱1(103.3〜120.6%確1)
見てわかるように大体のポケモンがわるだくみ1積み後のステロ込みのラスターカノンで確1とれますね。
格闘弱点に関しても、わるだくみ後はサザンドラやドリュウズといったポケモンあいてなら、しんくうはで十分な威力です。
きあいだまが必要になるのは、ラッキーなどの高耐久ポケモンもしくは、本来ならルカリオが勝てない鋼、格闘両方を半減してくるポケモンですね。
運用方法
先発で起点を作れるポケモンを用意します。
ランドロスやカバルドンなど、それらのポケモンでステルスロックを巻いたり、がんせきふうじ、あくびなどで起点をつくります。、その後、だいばくはつや死にだしなどから無償降臨し、わるだくみを積むことで全抜きを目指します。
また、HDバンギラスや、無振りガブリアスなどなら、わるだくみ後のしんくうはや、ラスターカノンで事足りるため、きあいだまを打つ機会は、きあいだま以外では勝てない時のみとなります。
苦手な相手
スカーフ持ち
ギルガルド
まずスカーフ持ちについてですが、メガルカリオはs種族値が112ですので、本来メガルカリオの方が早いかどうかで、スカーフ持ちかどうか判定できるメリットもあります。
例えばガブリアスの地震によってメガルカリオが倒された場合、ガブリアスのスカーフが確定します。
なので、控えから飛行タイプのポケモン、カイリューやファイアローと組むことでその、スカーフで地面技固定されてるガブリアスを起点に舞えるポケモンを用意することで、不意のメガルカリオの瀕死もカバーできます。
ギルガルドについては、メインウェポンがことごことく半減以下で受けられてしまうため厄介ですね
はどうだんとの違い
大きな違いはわるだくみを積まなくても、ライコウやハッサムといった、等倍でメジャーなポケモンを倒せることです。
また、わるだくみを積んだ後に後投げされるラスターカノンの通りの悪いギャラドスや、ボルトロス、サンダーといったポケモンに対して勝てる点です。
例えば、従来のはどうだんでは、
- ルカリオが積む
- サンダーが交代で繰り出される
- サンダーをステロ込みのわるだくみ1積みはどうだんでも落とせず、C60振りからねっぷうで乱数や取られるので入れ替える、もしくは後ろがファイアローやビビヨンなど、弱点を取られるポケモンなため、ルカリオを捨てる
という風になっていましたが、きあいだまを搭載することで
- ルカリオが積む
- サンダーが交代で繰り出される
- ルカリオがきあいだまでサンダーを落とす
という風に、ルカリオを止めるために繰り出された相手のポケモンをルカリオで突破できます。
このことで、相手のルカリオを止めるためのポケモンがいなくなり、残りのポケモンを一掃できるようになります。
また、サンダーやギャラドスなどは、ルカリオの裏のポケモン、ファイアローなどに強いため、ルカリオを捨てざるを得ない時があります。そのような場合にきあいだまを使用することで、もともとルカリオを捨てる必要がある中で高確率で勝ち筋を残せます。
また、はどうだんが必中なのに対し、きあいだまは命中が7割な点も大きな違いです。
どちらも一長一短といえます。
参考BV
RFEW WWWW WWWA 7LQT
GFDW WWWW WWWA 7LR5
相手のランドロスがチョッキのようですね
選出考察
ルカリオ、ランドロス、ファイアロー
ルカリオ、ランドロスorカバルドン、カイリュー
ルカリオ、ランドロスorカバルドン、ビビヨン
など、ルカリオがスカーフアタッカーに倒されたときにそれを起点にができる飛行タイプが後ろに必要ですね。
この選出の説明
ランドルカアロー、カバルカイリュー、カバルカビビヨンと呼ばれる有名な構築ですね。
- 先発のランドロス、カバルドンでステロを巻いたり、起点をつくります。
- 次にルカリオで積み、相手を抜きにかかりますが、スカーフガブリアスの地震にやられたとします。
- この時、相手のガブリアスは本来なら種族値S102のため、S112メガルカリオより遅く行動するはずですが、ルカリオより早く行動しているため、スカーフを持っていることがわかります。
- よって、このガブリアスは地面技で拘っているのでカイリューやビビヨン、ファイアローといった地面無効のポケモンで起点にします。
- ファイアローなら剣の舞、カイリューなら竜の舞、ビビヨンならちょうのまいor眠り粉
- このようにして、ルカリオが倒された後のカバーができる構築となります。
最後まで見ていただきありがとうございました。