- 指定がない限りお互いに6Vであるとします。
はじめに
アイと申します
以前の育成論にコメント、評価してくださった方ありがとうございます。
不要であれば削除します。
ボーマンダとは
第四世代トップメタとして、第五世代ではキノガッサ対策や
砂パや過剰晴れで活躍していました
六世代ではめざパの威力低下、特性威嚇などにより安定性が増したかとおもわれましたが、
流星群大文字といったメインウェポンの威力の低下により逆風にさらされています
採用理由
1.型の多さ、技の広い範囲よる受けづらさ
2.威嚇によるサイクル要因
3.最近、流行しているナットレイに対する駒(ハッサムとかも)
4.ナットレイと一緒にptに入りやすいメガバシャーモ+サンダー通称バシャサンダーナットを崩すことが可能
5.ある程度のタイマン性能
持ち物
今回はりゅうのキバ(プレート)です。打ち分けることが可能になります。多くのH振りの物理受けを龍の波動+流星群で確定にできます。
プレートをベースに火力調整をしています。
火力アップアイテムに命の玉がありますが耐久性調整が崩れてしまうので候補外です。
もう1つの候補としては、こだわりメガネです。こちらは打ち分けができなくなってしまう代わりに素晴らしい火力が出ます。しかし今回はりゅうのキバをベースに考えていきます。
性格&努力値について
- A.控えめ H148 B12 C252 D52 S44
理想個体値31-31-31-31-31-31
実数値:189-139-102-178-107-126
まず、性格については火力が足りないのでCに補正をかけます。
ここまではボーマンダでは珍しいことではありませんが問題は何故このような努力値振りになったのかということです。
皆さんはボーマンダを使用していて火力、耐久が少し足りないと思ったことはありませんか?
そこで、耐久が足りないならスカーフを持って上から攻撃すればいいと思いますが、スカーフを持って上から攻撃しても流星群でメガライボルトすら確定にできず返しのめざパ氷でやられてしまいます。要するに火力が足りません。火力が足りないなら命の玉を持って火力を増強すればいいと思いますが、そうするとガブリアスに逆鱗、メガライボルトのめざパなどボーマンダより速いポケモンに何もできずにやられてしまいます。また、H4振りではメガルカリオのA252インファイト+無振りラスターカノンを耐えれないなど耐久にも不安が残ります。
ではどうすればいいのか?
Sをぶっぱしても抜けないのなら、そのSの努力値を耐久に回して耐えてからの返しの攻撃で一撃で倒せばいいのです。
元々S44ボーマンダから無補正S252ボーマンダの間にいるポケモンはマンムー、トゲキッス、メガギャラドス等とボーマンダが不利なポケモンも多いです。またボーマンダが優位に立てるナットレイやH振りメガフシギバナ等はSをほぼ無振りでも抜けます。相手は準速や最速前提で行動することがあるため、マンムーから氷の礫が飛んでくることもあります。現環境ではS44のメリット>準速のメリットだと考えます。ただ、準速サザンドラ、マルスケの潰れたカイリューを切ることになるので不安定要素も残ります。
では調整の簡単な説明です。詳しくはダメージ計算へ
Hはできるだけ16n−1に近づけました。
Bは陽気ガブリアス逆鱗を威嚇込みで最高乱数以外耐え
DはCぶっぱロトムの10万超高乱数2耐え、メガライボルトのめざパ氷を最高乱数以外耐えになります
Sはサンダー等に多い最速バンギ抜き調整を抜く調整(最速バンギ抜き抜き)
この調整で確定にしていますが、Sから努力値をDへ8移動させたりCからDへ8移動などptによって微調整してください。
与ダメ&被ダメ
物理は威嚇込みです。
- 対ナットレイ
補正なしH252D212
・パワーウィプ 6.3%〜7.9%
・叩き落す 14.8%〜17.4%
こちらの攻撃
・大文字 99.4%〜119.3% 乱数1発 (93.8%)
- メガルカリオ
A252C無振り Dマイナス補正
・インファイト 30.6%〜36.5%
・ラスターカノン 50.7%〜60.3%
こちら攻撃
・火炎放射 103.4%〜122.7%
・大文字 125.5%〜148.9%
インファイト読みで後出しから突破可能です。
特殊型も存在するため型を見極める必要があります。
C252振り
・はどうだん 29.1%〜34.3%
・ラスターカノン 58.2%〜68.7%
高乱数引くと突破されます。
- メガライボルト
H108C252(実際はC148振り辺りがメジャー)
・めざめるパワー氷 84.6%〜101.5% 乱数1発 (6.3%)
こちら攻撃
・流星群 98.7%〜116.9% 乱数1発 (93.8%)
- FCロトム
H252補正C252
・10万ボルト 43.3%〜51.3% 乱数2発 (6.3%)
こちら攻撃
・龍の波動 51.5%〜61.1%
・流星群 78.9%〜93.6%
CSのスカーフロトムの場合は流星群からの方が良いです
無振りロトム 99.2%〜117.6% 乱数1発 (93.8%)
C4メガネ
・オーバーヒート 34.3%〜40.7%
・10万ボルト 47.6%〜56%
オーバーヒート→次のサイクルでの10万まで確定耐えで、オーバーヒート読みで繰り出し相手の後続に負担をかけることができる。しかし、10万ボルトで拘られると負ける。
H252C4(オボンHBロトム)
・ハイドロポンプ 19%〜22.7%
・10万ボルト 31.7%〜38%
こちら攻撃
・龍の波動 51.5%〜61.1%
・流星群 78.9%〜93.6%
龍の波動+流星群で確定です。
ハイドロポンプ+10万ボルト2回耐えます。
- メガバシャーモ
補正A252
・馬鹿力 26.9%〜32.2%
・フレアドライブ 26.9%〜32.2%
・叩き落す 29.6%〜34.9%
こちら攻撃
・流星群 101.2%〜120%
プレートと叩き落されたあとの流星群83.8%〜99.3%
あと出し可能ですがプレートを叩き落されると耐えられる
- ゴウカザル
命の玉C196(ギルガルドオーバーヒートで確定の調整)D下降補正
・めざめるパワー 87.8%〜104.7%乱数1発 (18.8%)
こちら攻撃
・流星群 127.8%〜150.9%
命の玉めざめるパワーはゴウカザルが目安になります。
- メガゲンガー
C252
・ヘドロ爆弾 56%〜66.6%
こちら攻撃
・流星群 100.7%〜120%
- サンダー
H252(HBゴツメサンダー)
・めざめるパワー氷 65.6%〜78.3%
こちら攻撃
・龍の波動 47.2%〜56.3% 乱数2発 (80.1%)
・流星群 73%〜85.7%
龍の波動+流星群で確定
- メガフシギバナ
H252(HBの物理受け)
ヘドロ爆弾 35.4%〜42.8%
ギガドレイン 7.4%〜8.4%
こちら攻撃
・龍の波動 40.1%〜47%
・流星群 59.8%〜71.1%
龍の波動+流星群でH252メガフシギバナ確定です。
毒を引かなければ、ギガドレイン+ヘドロ爆弾2回耐えます
- ガブリアス
A252
・逆鱗 85.7%〜101.5% 乱数1発 (6.3%)
こちら攻撃
・龍の波動 108.1%〜127.8%
陽気ガブリアスは襷が多いので、むやみに居座るのは良くないです。
技 (目安ダメージ計算等)
基本的に/流星群/龍の波動/炎技/好み/になります。
ダメージ計算のバンギラスは天候が「すなあらし」です
確定技
- 流星群
高火力で打つことが可能です。
しかし、打った後に起点にされるのは注意しましょう
H4メガガルーラ 71.8%〜85%
H252バンギラス 42%〜49.7%
- 大文字or火炎放射
ほとんどのナットレイを確定にしたり、ギルガルドを確定2発にしたい場合、相手に負担をかけたい場合は大文字です。
火炎放射は命中安定でナットレイ確定2発(一応H振りだけのナットレイは87.5%で倒せる)でいいやって人やハッサムに確定取れるから十分って人向けです。
・火炎放射
H252メガハッサム 115.2%〜135.5%
・大文字
H252ギルガルド(シールド) 52.6%〜62.2%
- 龍の波動
龍の波動+流星群で多くの物理受けを持っていくことが可能です。
ほぼ確定かな。
候補技
- 地震
バンギラスやヒードランなど、ボーマンダが呼ぶポケモンに刺さります
Sがヒードランに負けているのでヒードランに起点になりたくない場合は欲しいです。
H252バンギラス 39.6%〜47.3%
H252ヒードラン 84.8%〜101% 乱数1発 (6.3%)
- 毒々
ボーマンダに後出しされやすいポリゴン2やマリルリに対して後続で処理しやすくします。
(334さんありがとうございます)
- ストーンエッジ
メガリザードンYやウルガモスに対しての技です。(一応トゲキッスとかにも抜群で入る)
H4メガリザードンY 141.1%〜167.3%
H252ウルガモス 129.1%〜152%
臆病ウルガモスのめざめるパワー氷は最高乱数以外耐えるのでめざパ氷持ちでも対面からなら強気でいけます。
H252トゲキッス 47.9%〜57.2% 乱数2発 (91%)
- いわなだれ
メガリザードンYやH4ウルガモスを確定にするだけであればこれで良いでしょう。
(o44さんありがとうございます)
H4メガリザードンY 104.5%〜125.4%
H4ウルガモス114.2%〜136.6%
- めざめるパワー飛行、エアカッター(めざめるパワー採用時は調整を少し変える必要がある)
メガヘラクロスやビリジオンを確定1発にできます。
H252メガヘラクロス 104.8%〜124%
H4ビリジオン 100.5%〜117.3%
龍の波動+流星群について
龍の波動からの流星群でH252メガフシギバナまでの主に物理受けかつ、耐性で特殊を受けてくるポケモン等を確定にすることができます。流星群2発で良いんじゃね?って人もいますがサンダー、メガフシギバナ、バルジーナといったポケモンは回復技を持っています。また、ボーマンダはメガネを持っても流星群でこれらを確定にできず羽休め等で粘られてしまいます。そこで、これらのポケモンに龍の波動から入ることにより、龍の波動で相手が回復技をやめるまで攻撃して、とどめに流星群を打つことにより倒すことが可能になります。
対バシャサンダーナット
ダメージ計算から分かるように、このボーマンダはメガバシャーモ、ナットレイに対して有利です。またサンダーに対してもナットレイまでとはいかなくても有利な方です。以上のことからバシャサンダーナットを半壊もしくは全壊させることが可能です。しかし相手もこのようなことは、ある程度想定できるためマリルリ、ラティといったポケモンは選出されます。ラティはメガガルーラ等の不意打ち持ちやバンギラス等によって受けきることが可能です。マリルリについては腹太鼓を積まれた場合でも突破できるWロトム等はptに入れておいた方が安全です。バシャサンダーナット構築以外でもマリルリはボーマンダを採用する上で要注意ポケモンの1匹で処理ルートは考えておいてください。
相性のいい味方orパーティ
- Wロトム
苦手なマリルリに対して有利に立ち回れます。PTにもよりますが対マリルリを意識した調整は必要になってきます。
またボルトチェンジによってボーマンダのサポートが可能です。
- ナットレイ、ハッサム薄いpt
ナットレイ等に有利に立ち回れ、サンダー、メガフシギバナ、バルジーナへの誤魔化し、メガルカリオへの後出しできる駒として採用可能です。
これで育成論を終わります。
ここまで読んでくださった方ありがとうございました。