- この育成論ではHABCDSなどの略称を用います。
- 個体値は全て理想個体を前提としています。
- ダメージ計算はトレーナー天国様のツールを使用しています。
物理メインだけど役割破壊よりも積極的に特殊技を採用するメガガルーラです。
採用理由
・高い攻撃性能(高い火力、広い技範囲)
・↑+それなりの耐久+弱点の少なさによる高いタイマン性能(を生かした月光乱舞エース)
・単純な火力の押し付け
・連続技による身代わりを使った展開の妨害(毒まもドラン、瞑想ライコウ、グライオンなど)
・霊技無効
+αの要素として確定欄の構成なら
ラッキー、ハピナス、グライオン、エアームド、バンギラス、ハッサム、ナットレイ、メガフシギバナ
あたりの組み合わせに強いです。
(クレセやヤドランには弱いので対受けループを任せられるわけではありません。)
型概要
非接触技の冷凍B又は凍える風を採用することでガブリアス対面で勝つメガガルーラ。
相手の手持ちにガブリアスがいても強気に選出できます。
冷凍パンチ、炎のパンチとの違いとして
・ゴツメ鮫肌鉄の棘で削られない点
・威嚇が入っても(氷炎技の)火力が落ちない点
が挙げられます。
努力値調整
冷凍B採用時の配分
やんちゃ
努力値 H84 A196 B44 C108 S76
実数値 191-187-126-94-108-130
H 16n-1 8n-1 6n-1
H-B 特化ガブの鉢巻逆鱗耐え
C D4ガブを冷凍Bで確定1発
S 準速ヒードラン抜き
A 余り、11n
ガブリアスに安定して勝てるように物理耐久とCを調整。
とりあえずAを11nにして残りをSに振ると準速ヒードラン抜きになりました。
眼鏡オバヒを耐えられないので抜いておいて損はないです。(但しメガ進化ターンは後攻)
もっとAが欲しければSを落としてAに振ってください。
その場合は最速バンギラス抜きのS125、A192がいいと思います。
凍える風採用時の配分
意地っ張り
努力値:148-196-4-0-4-156
実数値:199-187-121-72-121-140
H 8n-1
H-B 特化ガブの鉢巻逆鱗耐え
H-D 252振りヒードランの眼鏡オバヒ耐え、D4は端数なのでなくても耐える
S メガ進化前準速ドラン抜き、メガ進化後準速85族+3
A 余り、11n
C 無振り H183-D106ガブを凍える風で15/16の高乱数2発
ガブは凍える風2発で倒せばいいと割り切った調整。
凍風+地震でも乱数は同じ確率になりますが命中率の分高い確率で落とせます。
補正なし眼鏡ドランのオバヒ耐えとメガ進化前準速ドラン抜きを両立することでメガ進化前でも、臆病控えめどちらと体面しても安定してヒードランに勝てるようになります。
Cを落とした分特殊技の優先度はがくっと落ちますが10万Vはまだ採用圏内だと思います。
物理技3つ+凍える風が無難でしょう。
A200ガブの鉢巻逆鱗 84.4%〜99.4%
C182ヒードランの眼鏡オバヒ 83.4%〜98.4%
183-106ガブリアスへの凍える風 48%〜59%
183-116ガブリアスへの地震 49.7%〜59%
202-120ギャラドスへの10万V 61.3%〜73.2%
175-120メガハッサムへの大文字 89.1%〜105.1%
凍風+ふいうちでガブを落とす配分も考えましたが個人的にはいまいちな気がするので本文には書かないでおきます。18コメに載っているので興味のある方はそちらを見てください。
冷凍Bと凍える風の比較
冷凍B採用の利点
・ガブ、ランドロスを1発で落とせる
・エルフーンやオーロットへの打点になる
・命中安定
・(追加効果で試合をひっくり返せる可能性がある)
凍える風採用の利点
・Cを上げなくていい分他の数値を上げることができる
・耐久に振ったガブにも凍風+恩返しで勝てる
・後続の補助になる場合がある
最も大きな違いはやはり『ガブ、ランドロスを1発で落とせる』かどうかだと思います。
1発で落とせなければ引かれてしまう可能性があります。
乱舞による2度目の登場を考えるとガブ、ランドは1度の対面で落としてしまいたいところ。
2014/6/5 追記
何かと話題のADガブについて
ADガブは次の2つを想定します。
配分1 H60-A252-D196 (191-200-115-x-130-122)
配分2 H60-A252-B4-D92-S100 (191-200-116-x-117-135)
配分1のガブはS122なのでこちらのほうが速いです。よって冷凍B2発で勝てます。
配分2のガブにはS負けしていてかつC94冷凍Bを最高乱数以外耐えられてしまいます。
よって配分2のガブに勝つには
- 1.Cを上げて冷凍B1発で落とせるようにする
- 2.Sを上げてメガシンカ後136以上にする
- 3.凍える風でS逆転する
のどれかが必要です。
- 1はC107(無補正212振り)まで上げなくてはならず他の数値が足りなくなるため却下。
- 2はAを削れば可能です。
C108振り、S124振りを確定とし、特化鉢巻ガブの逆鱗耐え調整残りAになります。
なるべくAを下げたくない人はH181-B134(H4-B108振り)残りAでA182(164振り)に、
特殊耐久が気になる人は確定欄の耐久調整残りAでA180(148)振りにしてください。
Aは2しか変わらないのに特殊耐久はHP10分も変わるため後者のほうがいい気がします。
- 3は上記の凍える風採用配分ではなく、ADガブに調整した配分にする必要があります。
やんちゃ
H84-A196-B44-C132-S36 残り16
H16n-1
H-B 特化ガブの鉢巻逆鱗耐え
C 凍風+地震or凍風2発でH60D196ガブ確定
S 最速バンギ抜き
A 11n
あまりは16はAかSでいいと思います。
ADガブについての追記は以上です。
技構成
恩返しor捨て身/地震/冷凍Bor凍風/選択技
恩返しor捨て身 メインウェポン。
地震 ノーマルと相性補完のいい技。ヒードランへの打点でもあります。
冷凍Bor凍風 ガブへの打点。ついでにランドロスやグライオンにも刺さります。
選択技はパーティーや環境に合わせて選んでください。
選択技
大文字
ナットレイ、(メガ)ハッサム、エアームドへの打点。
接触ダメージを稼がせずにナットレイを焼きます。確定欄はこれ。
猫だまし
所謂猫捨て身。採用する場合はA192で捨て身との同時採用をおすすめします。
A192猫+捨て身でH252ブシン、H252オボンロトム、H252オボンマリルリを落とせます。
他にもH252メガバナが猫恩返しだと低乱数ですが猫捨て身だと高乱数になったりします。
ただ猫捨て身にするならASやHAでやったほうがいい気もします。
ふいうち
Sが低めなのであると便利な先制技。読まれやすい。
シャドーボール
ゴースト、クレセリアへの打点。
鬼火を受けても威力が落ちない点、36%で少なくとも1段階Dが下がる点がそこそこ優秀。
他にも 岩雪崩、けたぐり、空元気、噛み砕く、めざ草、10万V、パンチ系、地球投げ など候補になる技はたくさんありますがきりがないうえに書かなくてもわかると思うので説明は割愛します。質問があれば追記するか考えます。
候補外の技
・みがわり
両刀メガガルの技としては採用足り得ますが採用するなら調整を変えたほうがいいです。
・グロウパンチ
Sもふいうちもないこの型には合いません。
相性のいい味方
・クレセリア
月光乱舞エースなので当然ですね。
電磁波凍風でSの補助をしつつ三日月の舞で回復させてくれます。格闘に強い点も好相性。
ダメージ計算
(確定欄で計算)
親子愛込みですが厳密に%を出すのは手間がかかるため親の急所ダメージを載せています。
親(1)+子(0.5)≒親の急所(1.5)ということです。
乱1、乱2の()内の確率は急所非考慮の親子での正確な数字です。
子のみは親の攻撃で身代わりを壊すことを想定しています。
与ダメ
恩返し
187-192 メガフシギバナ 44.9%〜53.4%(20.85%)
207-100 マリルリ 77.2%〜91.7%
167-110 サザンドラ 88.6%〜104.7%(17.58%)
175-85 サーナイト 108.5%〜128.5%
地震
207-130 バンギラス 79.2%〜93.7%
167-170 ギルガルド盾 75.4%〜89.8%
子のみ
193-127 ヒードラン 58%〜68.3%
193-97 ライコウ 37.3%〜44.5%
冷凍B
183-106 ガブリアス 100.5%〜120.2%
171-110 メガボーマンダ 102.9%〜121.6%
196-100 霊獣ランドロス 100%〜118.3%
192-102 オーロット 50%〜59.3%
145-116 エルフーン 59.3%〜70.3%
子のみ
179-96 グライオン 37.9%〜44.6%
145-116 エルフーン 19.3%〜23.4%
大文字
181-134 ナットレイ 97.2%〜114.9%(66.07%)
175-120 メガハッサム 112%〜132.5%
172-90 エアームド 76.7%〜90.6%
シャドーボール
167-95 ゲンガー 53.8%〜64.6%
227-150 クレセリア 26.4%〜31.7%
10万V
202-120 ギャラドス 81.1%〜97%
被ダメ
A200ガブの鉢巻逆鱗 83.7%〜99.4%
A216メガマンダのスキン捨て身 79%〜93.1%
A112力持ちマリルリの馬鹿力 83.7%〜99.4%
A171ギルガルドの聖なる剣 48.1%〜57.5%(91%)
C172FCロトムの10万V 42.9%〜50.7%(3.1%)
C182ラティオスの珠流星群 84.2%〜100%(6.3%)
C194サザンドラの眼鏡流星群 103.6%〜122.5%
終わりに
これで育成論を終わります。
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