初めに
- 指定がない限りお互いに6Vであるとします。
- ダメージ計算はトレーナー天国様のツールを使用しています。
- ステロ前提としての育成論です。
- 初投稿なので拙い点もあると思いますがご了承ください。
オコリザルについて
オコリザル?なにそれ?という方もいると思うので簡単に説明します。
レートでもフリーでもミュウと同じくらい見ない、いわゆるまぼろしのポケモンです。
いいえ。
ぶたざるポケモンです。
さらに追加で説明すると
オコリザルとは低耐久、高火力(?)、素早さ種族値95の中高速ポケモンです。
インファイト、げきりん、ダストシュートに加えてオーバーヒート、かみなり等、物理技・特殊技は一級品揃いです。
またとんぼ返り、アンコール、いのちがけ、カウンター等、器用な技も覚えます。
種族値に反して覚える技は非常に優秀です。
しかし物理アタッカーとしては多くの格闘ポケの劣化、両刀アタッカーとしてはゴウカザル等の劣化となってしまいます。
特にゴウカザルには攻撃種族値しか勝っておらず、その数値さえもたったの1だけです。
そこで今回は豊富な技や特性によって差別化します。
型について
努力値252-68-4-20-0-164
実数値172-147-81-83-81-136
まず努力値について
h ステロ込み無振りガブリアスを確定で持っていくため極振り。
a ステロ込みメガガルーラ確1
b 余り
c ステロ込みハッサム確1
s 最速スカーフ70族抜き抜き 最速130族抜き抜き抜き抜き
この型のコンセプトは一風変わった技「いのちがけ」によってパーティにとって重いポケモンを無理やり狩ることです。しかし、そのポケモンが選出されなかった場合でも仕事をこなせるよう、さらに環境上位ポケをメタり、最低でも一体は倒せるように調整しました。
まずは命がけについて説明しましょう。
- いのちがけとは
自分のHPを0にし、その分のダメージを相手に与える。
大爆発などとは違い、自分のHPが多いほど与えるダメージも大きくなる。
一見使いにくいように思えるが、大爆発とは違い
・相手の防御に左右されない
・タイプによる半減がない
・予想外
というメリットがあります。ただデメリットとして、こちらが攻撃を受けてHPが減ってしまうといのちがけのダメージも減ってしまうという点があります。
こちらのパーティにとって重いポケモンを、こちらのHPを減らさずにいのちがけで無理やり持っていくには先制で動きやすくなるスカーフが好相性です。弱点としては先制技、特にファイアローが挙げられます。
オコリザルのHP種族値は65と低いですが、HPに極振りすることによって実数値172となります。いのちがけによって葬れるポケモンは後述します。
先述した通り環境上位ポケをメタっています。
が、火力がやや足りない点、ファイアローに何もできなくなってしまう点、この2点をケアするためにステロを撒いた状態で話を進めていきます。
主なメタる相手
メガガルーラ
ハッサム
バンギラス
ゲッコウガ
テラキオン
(メガフシギバナ)
(ビビヨン)
(ギルガルド)
()がついていないものは後にダメージ計算を載せます。
メガフシギバナ、ビビヨン、ギルガルドに対して
眠り粉もちメガフシギバナがパーティにとって重い場合、自分のポケモンがメガフシギバナと対面したとき、眠り粉を読んでオコリザルを出します。オコリザルはやる気なのでスカせます。次のターンにアンコールをうちます。そこで相手は眠り粉しか打てなくなります。ここで(こっちもスカーフだからアンコールしかうてないじゃん)と思う方もいるでしょう。その通りです。しかし相手はまさかオコリザルがスカーフ持ちなのにアンコールをうってくると思うでしょうか。次のターン相手は格闘に強いポケモンに入れ替えてくるでしょう。そこでこちらも見せ合いの時に見た、次に出てきそうなポケモンに合わせて交代します。有利対面が生まれます。次にフシギバナが出てきたときステロダメが2回入っているのでいのちがけで持っていけます。
このように眠り粉読みで出せれば間接的にですが、メガフシギバナを流し後続を狩れます(もしくは負荷を与えることが出来ます。)仮に相手が攻撃技をうってきた場合、アンコールでその技を縛ることで、その技に有利な後続の積みの起点にしたりできます。結局眠り粉が有効なポケモンに眠り粉をうたない=眠り粉を持っていないと判断できるので、残りの2匹で狩ることができます。
ステロダメ1回でも持っていけるので、眠り粉もちのメガフシギバナではなく、非眠り粉もちメガフシギバナがパーティにとって重い場合、死に出しや交代読みで出し、そのままいのちがけをします。
ビビヨンについても同様に、ビビヨンと対面しているポケモンをハメ殺させず、逆にアンコールにより後続で有利対面をつくりビビヨンはステロで虫の息とする、又はそのままオーバーヒート、交代読みのインファイト、いのちがけをうつことも出来ます。
ギルガルドについても同様にキングシールド読みで出せれば相手は交代してきます。それに合わせて有利対面をつくります。そして次にギルガルドが出てきたときキングシールドを打ちにくくなる(特に相手がラス1の場合キングシールドをアンコールされたらお終いなので絶対にうてない)ので狩りやすくなります。
- 技構成
アンコール
理由は上記の通りです。
インファイト
タイプ一致威力120
h4メガガルーラ 92.8%〜109.3%乱1(50.0%) ステロ込み確1
h252バンギラス 確1
無振りテラキオン確1
無振りマンムー確1
無振りサザンドラ確1
h252ヒードラン79.7%〜94.9%確定2 ステロ込み1ターン後瀕死率54.17%
オーバーヒート
4倍弱点に
h252ハッサム92.6%〜110.7% 乱1(50%) ステロ込み確1
h252ナットレイ 66.2%〜79.5%(特攻ランク−2 35.3%〜41.9%) 確2
h252エアームド52.3%〜62.7%
いのちがけ
今回のコンセプト
実数値172まで確定1
172ダメージって書くと超火力に見えますね。
ステロなし4振り93族まで確定1
ステロ等で1/8ダメージが通っているなら無振り120族、極振り89族まで確定1
- 葬れるポケモン
ステロなし
4振り
クロバット、ムクホーク、ボルト、サーナイト、リザードン
252振りメガクチート
1/8ダメ込み
実数値196まで
無振り120族
252振り89族
- 選択技
とんぼ返り
アンコールとの選択です。
催眠技持ちポケモン、ギルガルド等は他のポケモンで充分みれるという場合、アンコールより優先されます。
スカーフと相性がいいです。
参考程度に
h4振りラティオス 50.0%〜60.2%確2
- 被ダメ
A252珠ハッサムのバレパン 63.3%〜75.5% 確2
A252 陽気メガガルの不意打ち 親子愛非考慮 19.7%〜23.2%
差別化
いのちがけを覚え、種族値も全体的にオコリザルより高いルカリオ、ムクホーク、アギルダーと比較します。
ルカリオはインファイト、ブレイズキック、いのちがけを覚え、種族値も70-110-70-115-70-90と全体的にオコリザルより高いです。
ムクホークはインファイト、ブレイブバード、いのちがけ、とんぼ返りを覚え種族値もH85-A120-B70-C50-D60-S100と全体的にオコリザルより高めです。特性いかくによるサポート、捨て身による火力upもあります。
これらとはギルガルド対策、催眠対策の可否(アンコール)により差別化しています。
ギルガルド、催眠対策がいらないというのであれば素直にルカリオ、ムクホークを使ってください。
アンコール、いのちがけを覚えるアギルダーについて、こいつも催眠対策の可否、インファイトと気合玉の違いによって差別化します。
第一にアギルダーは雨下なら潤いボディにより催眠技読みで同じ動きができますが、基本的にはできません。またスカーフオコリザルと同じHP.素早さになるように努力値をh148.s164振り、余りcに196を振った場合、こだわりメガネを持たせても気合玉でh4メガガルーラが乱1(43.8%)となり、さらに命中が70%と安定しません。
- ステロ要因について
ガブリアスなどのアタッカーにステロを持たせ、ガブリアスが止まってしまう相手をいのちがけで持っていく、またはエアームドやボスゴドラのような昆布型で物理相手なら敵なしだけど特殊は怖いというときにいのちがけで持っていくことで安定させます。このようにステロ要員はアタッカーでも昆布型でもオコリザルと組ませることができます。
- 相性の良いポケモン
零度スイクンやハッサム等、大きな弱点があるがそれがなければ暴れられるポケモン。
例えば零度スイクンならばボルトなどの高火力電気、頑丈持ちをいのちがけで狩ってしまえば安定して動けます。ハッサムも同様に炎技持ちさえいなくなれば暴れやすくなります。
最後に
文章だらけの上に文章が安定せず読みにくかったかもしれません。
最後まで見てくださってありがとうございました。
※コメントの返信は少しずつ行います。すいません。