襷をもたせて、へびにらみと宿り木を撒いてひたすら後続積みエースのサポートに徹する型です。
へびにらみ宿り木とは?
へびにらみで相手を麻痺にして、倒れ際に宿り木を撒くことで、自分の後続の身がわり持ちの積みエースが積みやすくなるという戦術です。
麻痺した相手に身代わりを連打して痺れを狙うのはおなじみの戦術かと思いますが、
身代わりは4回しか使えない上に、4回身代わりをはって、4回とも相手が痺れないということも普通に起こるのでそこまでリターンのとれやすい戦術とは言えません。
しかし、相手に宿り木を植え付けてあれば話は別。
毎ターン宿り木の回復があるので、身代わりの試行回数をかなり増やすことができます。
相手が交代すると意味がないのでは、と思う方もいるでしょう。しかし、その場合はこちらは身代わりを残すことができるので、積み技を使うことができます。
普段なら積む機会に恵まれないポケモンでも強引に機会を作ることができるので、爆発力のある積みアタッカーと組ませたいところです。
例えば・・・一度積んでしまえば高い破壊力を発揮できる、腹太鼓ペロリームとかいい感じですな。
ペロリーム(メインのエース)はハッサムやギルガルド、ファイアローがいると選出し辛い
→それらに弱くない積みエースとしてオムスター(サブのエース)をパーティに入れる
・・・などという感じでパーティを組んでいきます。
- ペロリームの型の例:じゃれつく/ドレインパンチ/身代わり/腹太鼓@オボン
- オムスターの型の例:身代わり/からやぶ/ドロポン/しぼりとる@珠
あっ、ちなみに別にこんな変なポケモンでなくとも、普通に身代わり持ちのメガボーマンダやメガリザX、なんかで大丈夫です。ご心配おかけしました()
- メガボーマンダ:捨て身/地震/竜舞/身代わり
- メガリザX:ニトチャ/逆鱗/剣舞/身代わり
- メガヘラクロス:育成論ORAS・XY/2132
- メガゲンガー:催眠術/身代わり/祟り目/ヘド爆
など
電気対策は?
ジャローダにとって電気タイプはマヒ撒きを邪魔してくる厄介なポケモンたちです。
そこで、電気タイプのポケモンに強いポケモンもパーティに入れる必要が出てきます。
対処法の一つとしては、例えば電気勢やファイアローに後出ししつつ状態異常撒きを手伝える、ヒートロトムを入れてみる。
放電/鬼火/身代わり/あやしいひかりorフラッシュ@残飯 のような、状態異常に特化した型がオススメです。
対電気の安定感にかけては一級品の、メガバクーダもオススメ。この場合は、サイクル戦意識になるので、こうごうせいの優先度が高くなりますかね。
他の対処法としては、あくび身代わりバトンサンダース(育成論ORAS・XY/2224)のような、ボルトロスなどに強い起点作りを別に用意しておいて、相手のパーティにボルトロスやファイアローがいたらそっちを選出する、といった方法も考えられます。
技構成
リフスト/へびにらみ/宿り木/選択肢
起点が作れればおkという型であるとはいえ、時には草弱点のポケモンを自力で倒したい・・・時にはそんなこともあるのでリフストは確定。へびにらみと宿り木はコンセプト。
選択肢
- フラッシュ ★★★★☆
相手の技の命中が75%になります。
ネタっぽく見えるかもしれませんが、実はネタではないのです。。。むしろ最有力候補。
麻痺+フラッシュで後続のポケモンは44%の確率で身代わりが残せるぞ!やったね!という戦術。草ポケモン以外にはへびにらみ+宿り木で、草ポケモンにはへびにらみ+フラッシュ、麻痺が効かないポケモンにはフラッシュ+宿り木(これは積みエースが素早くないと無理ですが)で起点を作っていくという使い分けができるようになります。
命中は70かと思いきや、いつの間にか100になってたらしいですw
- めざめるパワー岩 ★★★★☆
次点候補。やっかいなファイアローをタスキを盾に倒していくプレイング。これを覚えさせるなら努力値はCS。
HAファイアローに:71.3~84.3(反動込みだと81.3%の高乱数)
- こうごうせい ★★★☆☆
サイクル戦にも参加させたい、役割重視でいきたいなら。
- みがわり ★☆☆☆☆
持ち物がたべのこしなら当然これが最有力ですね。ただ不利対面でも強引に居座って起点を作れるタスキの方がこの型では絶対いいので...。
努力値
めざ岩ありならCS、そうでないならHS。単純ですなw
7世代からマヒが弱体化するという話もあるので、今のうちにマヒの恐ろしさを味わっておくのもいいかもしれませんね。