御挨拶
こんにちは。(削除したものを除いて)10件目の投稿となります。黒柄(クロエ)と申します。今回は最近私がレート対戦で重宝している「鬼火搭載アタッカーウインディ」を投稿させていただきます。よろしくお願い致します。
はじめに
- HABCDSをはじめとする、プレイヤー発の非公式用語やスラングを多用致します。
- 実践に基づいた記述がいくらか存在しますがご了承ください。
- コメント欄の基本的な規約をお守りください。規約違反のコメントは削除などの対応をとらせていただきます。
- 本文中では常体文を使用します。
- 需要なしとの声が多ければ削除する方針をとるかもしれません。
ウインディ
初代からお馴染みの炎の物理アタッカー犬。かっこいい
世代を経るごとに技の追加や隠れ特性追加など、少しずつ強化されてきた。
本論で扱うのは通常のアタッカーとしての役割に加え、威嚇+鬼火により後続を有利にする性能にも優れた「タダでは退かぬ」ウインディである。
採用理由
- 物理アタッカー
一致高火力のメインウェポンであるフレアドライブに加え、現環境の上位の1匹であるメガガルーラにも刺さるインファイトを併せることで広い相手に打点を持つ。火傷が効かない物理アタッカーとしても。
- 後続に繋げる
このウインディでは、無理な相手については当然「無理せず退く」のだが、物理アタッカーについては、特性の威嚇に加え、鬼火を採用することで相手の火力を潰してから後続に有利に繋げることが可能。また、鬼火を採用することでA252では若干足りないインファイトの火力をスリップダメージにより補うことも出来る。
※基本的には居座れる(=地震が来てもある程度受けられる)相手には居座って鬼火を撒き、後続に安定的に繋ぐ方針。安定しない相手ならセオリー通り直ぐに交代する。
他の炎物理との差別化
バシャーモやゴウカザルなどの、ウインディ以外の「炎タイプ物理アタッカーで鬼火と格闘ウェポン持ちのポケモン」とは特性威嚇による耐久と補助性能の差で差別化とする。また、バシャーモなどには鬼火を採用する技スペが守るなどで塞がっていることもウインディの利点のひとつ。
調整
- 性格:ようき
準速メガガルーラを抜くためにもSに補正をかける。
- 努力値:60-252-0-0-0-196
- 実数値:173-162-100-*-100-154
準速メガガルーラ抜き調整。Aぶっぱ。
現在の環境において最速ガルーラは30%程度であるため、多くの場合は準速抜きで充分仕事ができる。
電磁波・蛇睨みや催眠を意識して持ち物はラムの実を推奨する。
技構成
- 確定技
フレアドライブ/インファイト/鬼火
- 選択技
地ならし/神速
メインウェポン&サブウェポンであるフレドラとインファに加え、本論のコンセプトでもある鬼火は確定とする。
神速と地ならしについては、「アタッカー」性能重視なら神速、「後続に繋げる」性能重視なら地ならしを推奨。
ウインディを見て後出ししてくるガブリアスなどに交代読みから地ならしを当てると足を削ることで後続がより有利になる(もちろん地ならしではなく鬼火から入っても良いがガブリアスはラムの実もちが一定数いることや、スカガブの足を削れる利点を考えると地ならしから入ることにも利点はあるといえる)。
鬼火を搭載していることにより、通常のフルアタ型に比べ、ガルドのキングシールドに対してより効率的に有利な立ち回りが可能となる。
※投稿者は地ならしを採用し重宝しているが神速が欲しくなることも多々あるため、この点は使用者のパーティや好みに任せる
運用
基本的なことではあるが、後続に繋ぐ性能を存分に活かすためにも相手のパーティを選出画面で把握しておく。必ずしも先発である必要もない。
可能な限り有利対面を作り、相手が交代してくるのが明らかな対面や有利対面(ハッサムやクチートなどとの対面)では鬼火を選ぶ。目の前の相手に火傷が入っても相手の後続に火傷が入っても、こちらにアドバンテージが入ることに変わりはない。
メガガルーラ対面では、インファイト1発では突破できないことから、Bダウンのディスアドを避けつつ火力を削るためにも鬼火から入る。火傷+威嚇が入れば地震+不意打ちも耐えられるため火傷のスリップダメージ2回とインファイトのダメージで処理することができる。
地ならし採用の場合は、メガしたあとのゲンガーと対面した際に地ならし2回で安定的に処理することが可能。ラムの実を持っているので催眠も恐れずに済む。
威嚇があるとはいえ、高火力アタッカーに対する受け出しは必ずしも安定しないので、受け出す場合は等倍以下の技に。
地面や水の一貫を切れる味方(ミトムやジャローダなど)と相性が良い。
ダメ計
- 与ダメ
【フレアドライブ】
- H252ハッサム
210%~246% 確定1発
- H252ナットレイ
161%~192% 確定1発
- H252メガクチート
96%~114% 乱数1発/75%(火傷1回込み確定1発)
- H252ジャローダ
105%~125% 確定1発
- H252ギルガルド
70%~93% 確定2発
【インファイト】
- H4メガガルーラ
68%~80% 確定2発(火傷2回込み乱数1発)
- H252ヒードラン
58%~69% 確定2発
- H252ブラッキー
55%~66% 確定2発
- H252ラッキー@進化の輝石
110%~130% 確定1発
- H252マンムー
67%~80% 確定2発
【じならし】
- H252ヒードラン
58%~70% 確定2発
- H4メガゲンガー
54%~64% 確定2発
- 被ダメ(威嚇込み)
- A特化メガガルーラの地震
56%~67% 確定2発
- -A特化メガガルーラの地震(火傷込み)
28%~34% 乱数3発
- A特化メガガルーラの不意打ち
22%~27% 乱数4発
- A特化メガガルーラの不意打ち(火傷込み)
11%~13% 乱数8発
- C特化ギルガルドのシャドーボール
59%~69% 確定2発
- A4ギルガルドの影うち(弱保発動後)
33%~40% 確定3発
- A4ギルガルドの影うち(弱保発動後)(火傷込み)
17%~20% 乱数5発
- A252マンムーの地震(火傷込み)
39%~48% 確定3発
- C252メガゲンガーのヘドロ爆弾
64%~76% 確定2発
まとめ
一般的なアタッカーウインディに鬼火を搭載し、倒し切れない物理アタッカーの機能をある程度削ってから交代することで後続に繋げる。準速メガガルーラが主流の現環境では採用の価値はある。
おわりに
育成論は以上となります。お読みいただきありがとうございました。
もともとはジャローダ、ナットレイ、ガルーラに強いウインディを作ろうとした結果生まれた型です。
至らぬ点はコメントにてご指摘いただけると幸いです。