- 指定がない限りお互いに6Vとする
- HP/攻撃/防御/特攻/特防/素早さは順番にHABCDSと言う略称を用いる。また、タイプのまた、タイプのノーマル/電気/地面/格闘/エスパー/ゴースト/飛行/ドラゴン/フェアリーは無/電/地/格/超/霊/飛/竜/精という略称を用いる。
- 努力値の後の+-は性格補正を指す。
- 技名の前の↑↓はランク補正を指す。
前置き
こんにちは。ルミナシアです。やどまもに飽きたので今度はどくみがします。
ドリュウズとは
5世代で登場した砂パの申し子。ガブリアスを超えるAと型破りの特性で浮遊している相手(てかロトムとゲンガー)に地震を打ち込むことができて、環境にも一定数いるほど優秀なポケモン。砂パも一度は数を大きく減らしたがボーマンダを味方につけて完全に復活しその攻撃力でプレイヤーのレーティングを大きく伸ばしてくれる。
持ち物
たべのこしで確定。よりサイクル戦に強いチョッキドリュウズとは、みがわりによりバシャーモとの偶発対面で択を得たり流し際身代わりで強引に行動回数を稼いだりできることや、どくどくを採用できることで差別化ができる。
採用理由
- 対クレセドラン
ヒードランの上から地震が打てて、クレセリアの上から身代わりを貼ることができるためドリュウズ一体でこの並びをほぼ封殺できる。ドリュウズはタイプの関係上毒と麻痺がはいらずサイコキネシスも半減、れいとうビームも等倍なのでクレセリアに非常に後投げし易い。
ただしクレセドランとともに採用されることの多いメガガルーラとメガヘラクロスには圧倒的に不利なので注意。
- 対クレセクチート
クレセリアに圧倒的に強いことは勿論、身代わりを持っていることでクチートに安易な不意打ちを許さないことからこの並びにも強い。ブルンゲルを採用しているパーティにも毒で圧力をかけることができる。
- 対ギルガルド
ギルガルドの上から身代わりを貼ることができるためほぼ全ての型に対面から勝つことができる。毒もはいらないため最速どくみがガルドに特に強い。数こそ減らしたがサザンドラにも一貫する数少ないポケモンである。
- 対受けループ
ゲンガーに地震を打ち込むことができたりエアームドにつのドリルを打ち込むことができる。本論の調整だと身代わりがラッキーの地球投げを耐えるためラッキーにものすごく強く出ることができる。
言うまでもないがグライオンには圧倒的に不利なので、過信し過ぎないこと。
- その他高耐久ポケモン対策
ポリゴン2やSを甘えたサンダー、スイクン等の耐久ポケモンを上から毒殺できるのはこれらのポケモンが苦手なパーティーに取って間違いなく採用理由になりうる。
努力値振り 性格
S 激戦地帯であるため陽気最速で確定。
H 16n+1調整。更に身代わりが地球投げを耐える。
H-D ポリゴン2の冷凍ビームの乱数が最も低くなるところまで
ABは余り
技
- 確定技
じしん どくどく みがわり
そもそもコンセプトなのでどくどくと身代わりは外すことができず、また地震を外してで入れたい技はまずない為この三枠は間違いなく確定技である。バシャーモ対面でドヤ顔でみがわりを貼るととても幸福な気分になれる。
ちなみに、型破りのおかげでマジックミラー勢にも毒が盛れる。特にメガヤミラミに毒が盛れるのは大きいので覚えておきたい。
なお、HCポリゴン2が増えてきていることからポリゴン相手に考えなしに身代わりを貼ると大きなロストにつながるので注意すること。
- 選択技
つのドリル
一撃必殺技。エアームドに対する遂行技になる。またどうしようもない不利対面でもSさえ勝っていれば三割の勝機を引き寄せてくれる。受けループを強く意識するなら。
またどくみがを行うポケモンにとって面倒な眠るを使う耐久ポケモンにも打てる技として機能する。例を挙げるならスイクンやニンフィアあたりになるだろう。
まもる
どくみがに特化するなら。言うまでもなくどくみがまもは非常に強力な戦術なのでつのドリルを差し置いて採用する価値がある技である。
- 追記
感想欄でつのドリルを採用するならばどくどくを採用する必要性が薄いのではないかという質問が有ったため追記させていただく。
確かにどくどくもつのドリルも耐久ポケモンを相手どる技であり、一見両方を同時に採用する必要性は薄いと思われる。
しかしどくどくは採用するべきだと筆者は考えている。なぜならどくどくは単に耐久ポケモンを突破する技ではないからである。
そもそも多くのどくみがを行うポケモンに言えることだが、これらのポケモンは実は実際の対戦の1サイクル目においてそこまでの脅威にはならない。例えばこのドリュウズが1サイクル目でクレセリアと対面した際にみがわりが安定択となるわけだが、クレセリアを使う側も当然不利対面だとわかるので即座にガブリアスなどのドリュウズに有利が取れるポケモンに変えてくるだろう。ここでどくどくを打ったとしても、返しの攻撃で身代わりが破壊されてしまい、Sで上回るガブリアスをハメることはできない。
しかしここで毒が入ることで2サイクル目で劇的な変化が起こる。次にクレセリアとドリュウズが対面した時、同じようにガブリアスに変えると毒がはいったガブリアスと身代わりをはったドリュウズの対面が出来上がることになる。こうなると最早ガブリアスでドリュウズを突破することはかなわず、そのまま毒殺されてしまうのを待つばかりである。当然ガブリアスでドリュウズを見ようと持っていた相手にとってこれは大打撃で、パーティーを壊滅させることにすら繋がる。これがどくみがの強さである。
ちなみに例ではガブリアスを上げたが、そもそも地震の通らない飛行にもどくどくは通るためサンダーやボーマンダなどに打てるのは大きいと言える。再生も許さないのは猛毒ならではの強みで襷なども打ち消せることからメリットは大きい。
次に候補技とはいえ、つのドリルとどくどくの同時採用がアリな理由を述べる。どくみがするポケモンにとってまず重要なのは耐久ポケモンを呼び込んでくれることと、鋼と毒タイプを呼ばない事があげられる。どくみがで有名なヒードランは鋼に圧倒的に強く、毒技も無効なためこの条件によく当てはまっている。ドリュウズも地震で毒と鋼の2タイプに有効打を持つため呼びにくいという条件は満たしている。ところがドリュウズに平気な顔をして出てくる鋼タイプがいる。エアームドである。受けループに採用されるエアームドに対する有効打はドリュウズ側からはつのドリルしか基本的にない。しかし毒みがドリュウズはエアームドとグライオン以外の相手には基本的に有効打があることを考えるとエアームド一体に阻害されるのも旨味がない。必然的に受けループを意識するならつのドリルが候補技に入ってくるのである。
ダメージ計算
じしんで無振りメガバシャーモが確定1発
H252振り水ロトムが89.1%〜107%の乱数1(37.5%)
H252振り盾ギルガルド確定2(62.2%〜75.4%)
H252振り刃ギルガルド確定1(152%〜179.6%)
H252振りサザンドラ確定3(40.7%〜48.2%)
H252振りメガゲンガー確定1発
つのドリルで霊以外のポケモン全て確定1発。
物理方面
無補正A252振りガブリアスのげきりん確定3(36.3%〜43%)
無補正A252振りガブリアスのじしん確定1
A特化ローブシンのマッハパンチ確定2(57.4%〜68.8%)
A特化キノガッサのマッハパンチ確定2 (80.3%〜95.6%)
特殊方面
特化ギルガルドのシャドーボール乱数2(47.3%〜55.9%)
特化ニンフィアのスキンハイパーボイス乱数3(32.5%〜38.7%)
無補正無振りウォッシュロトムのハイドロポンプ確定耐え(80.3%〜95.6%)
無補正C4振りクレセリアの冷凍ビーム乱数5(16.7%〜20%)
→みがわりが確定耐え
無補正無振りポリゴン2の冷凍ビーム乱数4(22%〜26.3%)
→身代わりが乱数1発(37.5%の乱数)
残飯持ちのどくみがするポケモンなので耐久についてはあくまでも目安。基本的に地面格闘の相手はしてはいけない(ただし後出されたカバルドンなんかは例外)。またA方面に薄いためどうしても水ロトムが良い乱数で落ちない。カスタマイズするなら耐久を甘えたうえでAを伸ばしていくべきだろう。
相性の良い味方
- ボーマンダ
ベストパートナー。ドリュウズの仮想敵はほとんどがボーマンダにとって苦手な相手であり、同時にドリュウズが苦手な相手はボーマンダがほとんど処理できる関係にある。
- ファイアロー
当然こちらも相性がいい。ただし水が一貫するため三匹目に強力な草枠を置きたいところ。
最後に
いかがでしたか。最近はもっぱら砂ドリュウズしか使ってない主ですが、毒みがドリュウズは奇襲性に優れ2サイクル目で多くの相手をズタズタにできてとても使っていて楽しいポケモンです。耐久ポケに強い地面枠がほしいと思ったらぜひ採用してみてください。