挨拶
18回目の投稿となります。orasでは20回の投稿を目標に頑張ります。今回はBSゲッコウガの安定感と毒まもの嵌め性能を合わせた絶妙な型です。
注意
・ある程度の略称を使います。
・規約を守った利用をお願いします。
・疑問点はコメントにて指摘ください。
・コメント返信は遅れることがあります。
型概要
居座り性能を高めたBS毒守型。Bに振ることでバシャや鉢巻アロー等本来対面負けする相手に勝てたり、火傷が入れば高火力メガ物理やスカガブにもワンチャン残せます。
基本的に毒が入らない相手には熱湯を打てばいいので、個人的には最も広いパーティに対して安定して選出できる型だと思います(対面性能が高いわけではないので注意)。
毒守は攻撃的なパーティだと耐久型への崩しとして、受け回しパーティにはスリップダメを稼げることから非常にパーティに組み込みやすくお勧めです。
採用理由
1.先発有利展開のリード
カバルドン、ランドロス、ファイアロー、バシャーモ、バンギラス、ジャローダ、ヒードラン、スイクン、ギルガルド、ハッサム等に一部の型を除いて有利であり、ボーマンダやガブリアスやサンダーを冷ビ警戒で引かせることができ、受けにくるミトムやポリ2を嵌めることができます。さらに、ガルーラやクチート、ヘラクロスにも3割で機能停止させるという幅広い先発性能を持ちます。
2.毒まもによる耐久潰し
クレセリア、ポリゴン2を始めとする耐久ポケへの崩しとして採用します。必中毒毒である点やガルドやドラン等他の毒守型より素早いのでそれらをカモにできる等ゲッコウガだからこその長所も沢山あります。
3.スリップダメを活かすエースや受け回しサイクルの補助
例えばみがはねメガボーマンダや祟り目メガゲンガーは、毒や火傷さえ入っていれば幅広い相手を見ることができるのでこれらのエースの補助が期待できます。
受け回しサイクルの場合、例えばラキグライと組ませると火傷が入ればラッキーで両受けが成立したり、毒とグライのみがまもで嵌め倒す等強力なコンボに繋ぐことができます。
これら一つ一つは他のポケモンや他のゲッコウガでも可能ではありますが、これら全てを兼ね備えているのはこのゲッコウガのみであるため他との差別化は考慮しません。ゲッコウガ自体覚える技と型が多すぎて相手は毒守をピンポ読みするのは不可能であるため、意表をついた毒&火傷撒きに加え、電磁波等の状態異常技やバシャの守る読み身代わりがホイホイ決まるため、一方的に有利な試合展開を進めることができます。
調整案
性格 おくびょう
努力値 H108 B180 C12 D4 S204
持ち物 たべのこし
H 16n+1(残飯&身代わり意識)
B 特化鉢巻アローのブレバ確定耐え、不一致等倍イカサマを身代わりが高乱数耐え。
C 熱湯で無振りメガバシャに対してフレドラ反動込みで確定、無振りゲンガーを火傷込みで確定2発
D 端数。C特化スカーフサナの等倍ムンフォを確定耐え、身代わりが無振りクレセの等倍冷ビを68.7%耐え
S 最速115族抜き
B耐久ですが、特化鉢巻アローのブレバを確定耐えするため、初手アロー対面で熱湯を安心して打てます。同時にメガバシャのフレドラを高乱数で耐えるため、大抵の物理に対しての行動回数を稼ぐことができます。Dは眼鏡の特殊アタッカーは厳しいですが、大抵は守るや毒毒でタイプを変えることで1発耐えるためB振りを優先しました。因みにSはこの型では氷技を切っているため、マンダを抜いても旨味が少なく努力値も足りないことからライコウ抜きに留めました。
持ち物に関してですが、毒みが居座りのシナジーを考えて残飯です。残飯込みの調整は特にしていませんが、ミリ耐えしても守るでHPを回復して身代わりを貼る回数を増やせる可能性があります。
技構成
熱湯/どくどく/まもる/みがわりor毒びしor挑発等
となります。理由を説明します。
ねっとう
毒の通らない相手を始め、アローバシャへの打点やガルクチ等への火傷狙いからもウェポンはこれ以外あり得ません。
どくどく
ヤドラン、ポリ2、ライコウ、ミトム等通常のBSゲッコウガでは相手にできない幅広い相手に刺さる技。コンセプトのため確定です。毒タイプに変化するので小さくなるを積まれまくっても必中です。
まもる
毒や火傷、残飯とのシナジーの他にも採用理由があります。まず高速紙耐久のゲコに飛んでくる猫騙しを防げること。そして、スカーフ電気技を変幻自在でタイプを変えることにより耐えることです。これにより初手スカーフボルチェンによる出落ちリスクを軽減できます。
みがわり
お勧めはコレ。一度状態異常が入ればこれでターン数を稼ぎ、スリップを蓄積させます。その他ジャローダの蛇睨み読みやバシャの守る読みで使います。
どくびし
パーティ単位でゲコを受けループやオニゴーリの回答にしている場合は採用です。
ちょうはつ
ステロが辛すぎるパーティや眠ってくるニンフやスイクン対策、展開阻止としての役割を担いたい場合は採用です。
運用
ドランやガルドのように耐性から繰り出していける毒みが型ではないため、ほぼ先発か死出し起用になります。
物理アタッカーには熱湯、特殊アタッカーには毒を打ち展開します。基本的に1発耐える耐久は確保しているので、そこから守るでスリップを稼いだり受けられる味方に交代します。状態異常や守るを挟んできそうな相手には身代わりでアドを取ることができます。
次の項でも紹介しますが、後続には祟り目ゲンガーやみがはねマンダ等の毒や火傷と相性の良いエースを採用するとさらに試合を有利に進めることができるでしょう。
相性の良い構築
マンダマンムー軸
この2体+ゲッコウガでミトムとポリ2を非常に呼ぶので、ゲッコウガで毒を撒きます。マンダは身代わり羽休め型がスリップを稼げるのでお勧め。昨シーズンはこれで2000に到達でき、なかなか使い勝手が良かったです。
グライゲンガー軸
このゲッコウガの引き先として、グライは相性補完とまもみがが非常に優秀です。祟り目とサイクルカット道連れができるゲンガーで苦手なポケモンも処理できます。
被ダメ
特化鉢巻ファイアロー ブレバ 83.8〜99.3%
特化ガブリアス 逆鱗 69.2〜82.1%
特化メガバシャ 等倍フレドラ 88.8〜104.9% (68.7%耐え)
特化メガクチート 等倍じゃれつく 98.7〜116.1%(12.5%耐え)
特化ミトム 等倍10万ボルト 59.6〜70.8%
特化眼鏡ニンフ 半減ハイボ 60.8〜72%
特化ポリ2 +1トラアタ 78.8〜93.1%
最後まで閲覧ありがとうございました!