ラウラぽけです。以前も投稿しましたが、控えめ型と複合させて書くのが難しかったので、図太いに限った投稿とさせてもらいます。
注意!
- 以前の再投稿故、文章の内容はほぼ同じ。控えめ型関連の記述を削除
- 全く同じ文章のブログがあるが、著者が同じなので問題なし
- 性格選択方法として、筆者は
控えめ→無振りガブマンダを確一にしたい時(こちらのHPが削れていなければ鉢ガブ、意地マンダに勝てる)
図太い→マンムーに厚くしたいもしくは調整先を定めず、クッションとしての性能を底上げしたい時
と考えている。
- 荒れたら論を消して逃亡します。
構成
ニンフィア@ゴツメ (フェアリースキン)
図太い H252 B252 S4
H-B 意地ガブ地震低乱2
技構成 : ハイパーボイス 瞑想 眠る いびき
HB特化を崩すと地震の乱数が大きくずれるが、60族に怯みを狙いやすくなるため、地震に関して襷など陽気マンムーとの対面のみ考慮するとすれば、Sに若干割くのもあり。
採用理由
1.対:対面構築、(一応)受けループ
2.ゴツメ+いびきクッションによる腐りにくさ
3.害悪(状態異常、身代わり)対策
4.低〜中火力特殊受け&詰ませ
解説
1.対:対面構築、(一応)受けループ
対面構築のメンツのガブボルトスイクンバシャに比較的有利で、そこにゴツメを持たせることで、ガルーラに対してもある程度強くでることができる。特に、ゴツメ持ち濃厚(クレセ、カバ、スイクンなど)を構築に入れないことで後だし猫をもらったり、ランドやマンダと組み合わせ低負荷で冷パンをもらいやすい。ニンフ自身で詰ませる観点で見ると、メガゲンさえ機能停止させれば勝ちやすくなるため、メガゲンを誘って1対1とれる駒などを置くと動きやすい。
受けループに対しては、HBゴツメにより、ギロチンの無いグライに積んでいきやすい、地球投げ接触によりラッキーのHP管理を狂わせやすい、ムドーのアイへのダメージを軽減できるなど、カゴ瞑想型と比べて細かいメリットが多い。バナバレルゲンをどうするか、ギロチン吹き飛ばしなど不確定な要素が多いため一応にしてある。
2.ゴツメ+いびきクッションによる腐りにくさ
ニンフィアに対して、相手が積極的に打ってきそうなメジャーな物理技のタイプとして、ノーマル・炎・地面・飛行・鋼・フェアリーが挙げられる。このうち、地震を除けば、猫・捨て身・フレドラ・ブレバ・アイヘ・じゃれつく等接触技が多く、ゴツメの発動機会にはそこそこ恵まれている。しかし、同時にガル・アロー・クチートなどHB種族値の低さにより、押し切られやすいものが多く、これらに受け切りも対面勝ちもできず、あまりゴツメとの相性がよくないように思える。
だが、瞑想眠るで詰ますという観点から見ると、少し変わってくる。ご存知のように相手の選出に火力の無い特殊が多い場合の詰ませ性能の高さが瞑想ニンフィアの強みである。しかし、攻めるか積むかのタイミングを一歩でも間違えると、アローやクチート、上からの高火力物理を投げられ、何もできずに終わることが多いのもこの型の事実である。ここでゴツメを持つと、まず、相手に特殊が多い場合は通常のカゴ瞑想に比べHP管理が難しくなるものの全抜きが見込める。続いて、上記対策ポケモンが多くいる場合は、今度はゴツメによるクッションの役割が生まれるため、選出がかみ合わなくても腐ることを大幅に減らすことができる。また、他のゴツメ眠るポケモンと比べると『いびき+フェアリースキン』により、寝ている間も確実なダメージソースを持つことができることより、眠るを選択しやすく、ゴツメダメージを余分に稼ぎやすいという強みがある。実際の試合例で申し訳ないが、瞑想にメガクチート後出しから、ハイボ→じゃれ→眠る→じゃれ→いびき→怯みと削り以上の役割を果たすこともあった。
また、HBに振ったことにより、単に瞑想を積みやすいというだけでなく、対面でマンムー(襷・スカーフ)に強くなり、剣舞プレートアローに対しても申し訳程度の運ゲー(1舞ブレバが中乱数)を仕掛けることができるといったメリットがある。そのため、これらが穴になりやすい対面構築のゴツメ枠としても採用余地があると考えている(もちろん、対:対面構築性能や悪・竜の一貫切りが必要ないのであれば、スイクンに軍配が上がるが)。逆にデメリットとしてはハイボでガブが低乱数なため、対面で鉢巻ガブに勝てなくなることには気をつけたい。
3.害悪(状態異常、身代わり)対策
音技による身代わり貫通や眠るいびきにより、グライ、ガッサ(ポイヒ含む)、カバ、レパルガッサ、クレッフィ、エルフーン、シャンデラなどに強く、スイクンなど他のゴツメ持ちとの大きな差別化。特にレパガッサ、クレッフィにはイカサマでのゴツメ接触を含め、ハイボいびきによる身代わり貫通、瞑想による足りない火力補助(クレッフィの場合)、眠るによる回復、HBによるダメージ軽減と全ての要素がかみ合い対策の中でもトップクラスだといえる。さらにニンフなど苦手なポケモンに対しても選出できるように改良されたレパガッサゲンガーに対しても、ウェポンが気合パンチや泥棒などの接触技しかないため対応可能。
4. 低〜中火力特殊受け&詰ませ
クレセやミトムといった低〜中火力を起点に瞑想眠るで詰ませることができる。ゴツメニンフ独特の点を特筆するならば、HDポリ2に強いことであると思う。これはシーズン13に増えた型で恩返し(空元気)を搭載しているものが多く、控えめHBではなかなか起点にするのが難しい。しかし、このゴツメニンフならばゴツメ+いびきで毎ターン削ることができるので、自己再生を強要することができ、容易に瞑想や眠るの隙を作ることができる。
与ダメ
トレーナー天国様のツールを使用。
ハイパーボイス
D4ガブリアス 89.6%〜106%
HD特化ボルトロス 32.2%〜38.7%
D4メガガル 40%〜47.2%
D4メガバシャ 54.8%〜65.8%
D252ラッキー 11.3%〜13.8%
H252ファイアロー 25.9%〜30.8%
いびき
HDポリ2 10.9%〜13%
D4ガブ 50.2%〜60.1%
161レパル 85.7%〜101.8%
参考)瞑想6積み急所
H252瞑想スイクン 102.8%〜121.7%
被ダメ
意地ガブ地震 43.5%〜51.9%
陽気ガル猫 16.3%〜19.3% / 7.9%〜9.4%
意地マンダ捨て身 73.2%〜86.6%
A特化クチじゃれ 67.3%〜80.1%
意地ガッサ種ガン 16.3%〜19.8%
アロー剣舞プレートブレバ 92%〜108.4%
アナライズポリ2恩返し 28.7%〜34.6%
C4スイクン熱湯 16.8%〜20.7%
C特化ミトムドロポン 35.6%〜42%
後記
最初はパーティ補完で入れていた程度で、選出回数も少なく、またHP管理が難しく苦手でした。しかし、慣れると通常のニンフィアの物理耐久ラインよりも高いので、瞑想中にボルチェンと組み合わせて地震圏内に入れようとしてくる相手を分からせるといった芸当もできて爽快でした。
そしてなにより、対面構築が激増する1900以降ではものすごく活躍してくれ、今ではお気に入りです。