ヌケニン - ポケモン育成論ORAS・XY

【ORAS】ヌケニン+メガヤミラミ

2016/02/23 14:05 / 更新:2016/02/29 04:14

ヌケニン

HP:HP 1

攻撃:攻撃 90

防御:防御 45

特攻:特攻 30

特防:特防 30

素早:素早 40

ブックマーク4.944.944.944.944.944.944.944.944.944.94閲覧:44227登録:7件評価:4.94(12人)

ヌケニン  むし ゴースト  【 ポケモン図鑑 】

性格
さみしがり(攻撃↑ 防御↓)
特性
ふしぎなまもり
努力値配分(努力値とは?)
攻撃:252 / 素早:252
実数値:1-156-45-x-46-92
覚えさせる技
かげうち / ひみつのちから / おにび / つめとぎ
持ち物
きあいのタスキ

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このポケモンの役割
受け
ルール
見せ合い63
登録タグ

考察

ヌケニンを使ってる身として過去育成論では伝えきれてないことがあると感じたのでフォーク投稿です。

ヌケニンの強みは何か

ヌケニンはその特性上、一部の相手を完封出来る点と何度でも受け出せる点で優れている。

  • 一部の相手を完封

スイクン/オニゴーリ/ボルトロス/ニンフィア/グライオン/ルカリオ/ラティオス/ピクシー/サーナイト/エーフィ/ライコウ/ニョロトノ/キングドラ...(思いついた分だけ。多分まだいる)

上記の相手の他にもこだわりアイテムを持った相手(鉢巻ガブリアスや眼鏡水ロトム等)であったり、ヌケニンへの有効打を持ちうるが持っていない場合もある相手(ガルーラやハッサム等)に対して何もさせない。何も出来ない相手は引くしかないので行動が容易に読める。

また何もさせない相手が居るということは、それ以外の相手を処理出来れば勝ちということである。つまり、ヌケニン自身が一つの勝ち筋(詰め筋)になれるという強みがある。

  • 何度でも受け出せる

受け出しても体力を消耗しないため、ヌケニン自身は何度でもサイクルに参加することが出来る。またヌケニンに有効打を持つ相手に対しても、例えばカイリューのげきりんに1度ヌケニンを受け出した後に後続に交代することで、げきりん×2を受けきれなくてもヌケニンを挟むことでサイクルを回すことが出来るようになる。これらの点やとんぼがえり/ボルトチェンジを不発させることが出来る点も相まってサイクル負けしにくい

以上の2点を踏まえて、受け思考のサイクル、特にメガヤミラミとの並びを前提に話を進める。

構成

  • ステータス

ヌケニン@きあいのタスキ
さみしがり(こうげき↑ぼうぎょ↓)/ふしぎなまもり
個体値:×-31-0-×-22-31
努力値:0-252-0-0-0-252
実数値:1-156-45-×-46-92
技構成:かげうち/ひみつのちから/おにび/つめとぎ

削れた相手へのとどめや最後っ屁になるかげうちの火力とダウンロードやメタモンを意識した配分。すばやさは4振り70族+1になっているが、好みで上げても下げてもいい。細かい事を気にしないならこうげきだけの1Vでもさほど問題は無い。最悪0Vでもいい。

  • 技構成

かげうち/ひみつのちから/おにび/つめとぎ
で確定。理由を説明する。

冒頭で書いた通りこのポケモンはヌケニンであるというだけで役割を持つので、技構成に汎用性を求める必要はない。なので、このポケモンで対策すべきTOD(時間切れ判定で勝ちを狙う戦術)を意識した構成とした。

まず突破力を上げるためのつめとぎは確定。それに合わせて先制技のかげうちとゴツメ等に触れずに攻撃できるひみつのちからが入った(天然ピクシーには倒されないがこちらも倒せないので、予め残ポケモン数やHP割合で勝っている必要があることに注意)。余ったラスト1枠には、何も出来ない相手に受け出した後、交代際に物理アタッカーの火力を下げて後続の負担を減らしたり単純なダメージソースとなるおにびを採用した。

フォーク元の育成論のようにSを下げて必中のつばめがえしでピクシーのTOD対策を施すことも考えられるが流石にピンポイント過ぎるので立ち回りや後続でカバーすることとする。この点に不安があるならおにびを切ってつばめがえしを採用すればいい。

ダメージ計算は必要な場面でその都度やってください。そんなに無いとは思いますが。

  • もちもの

きあいのタスキ
不利な相手に1度だけ居座れる。これによって2回攻撃出来るようになったり、無理やり攻撃を耐えておにびを入れたりすることが出来るようになる。推奨するのはこれ。

ぼうじんゴーグル
味方のバンギラスとの同時選出や相手のカバルドンを意識するなら。利点が薄いのでなるべく持たせたくない。

各種きのみ
候補としてはラム/チーゴ/モモンのどれか。タスキとは違って、状態異常技に対して1度だけ居座る事ができるようになる。安定なのはラムだが、チーゴとモモンなら麻痺したときに治らないため毒と火傷で倒されなくなる。ただ今回は特性マジックミラーのメガヤミラミと組ませる前提なので必要なし。

立ち回り

ボルトロス/スイクン/ピクシー/オニゴーリ/ニンフィア/サーナイト/ルカリオ(その他ヌケニンで完封出来る相手)の内の何体かが見せ合いの時点で居る場合、積極的に選出する。その際、なるべくメガヤミラミとの同時選出を視野に入れるようにする。基本的にはヌケニンを倒せない相手と対面させて相手の後続に向けておにびやひみつのちからを連打したり、交代読みでこちらも交代して有利対面を作るだけなので特に気を付けることはないが、ボルトロス/スイクンを相手にする時は少し注意が必要である。

何故かと言うと、どくどくを持った個体が一定数居るからである。そこで予めヤミラミをメガシンカさせておく事で、ボルトロス/スイクンにヌケニンを受け出した次ターンはメガヤミラミへの交代が安定択となる。どくどくを持ったボルトロスやスイクンにはめいそう+バークアウト持ちのメガヤミラミで勝つことが出来、逆にこの構成のメガヤミラミで相手をするのが面倒なわるだくみボルトロスやめいそうスイクンはヌケニンに有効打が無い。

ヌケニン+メガヤミラミの並びではおにびの効かない物理(ファイアロー/バシャーモ等)や最初から火力の高い特殊アタッカーが重いため、相手に合わせて3体目で対応する必要がある。またヌケニンに受け出してくる炎タイプに通るどくどくをおにびの代わりに採用することでサイクルを有利に進めることも出来る。

おわり

言いたいことはコメントかTwitterでどうぞ。Twitterの方が迅速に対応できる気がします。
野生のツチニン捕まえてきてレベル上げるだけで育成終わるので使ってみてね。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2016/02/29 04:14

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コメント (19件)

  • ページ:
  • 1
16/02/23 15:09
1いか鉄 (@ikairon_7)
55555
現在のフォーク元の育成論はSを下げて必中技を持つことによりピクシーに簡単にTOD負けしないようにすることを売りにしており、フォークとしてこの育成論ではおかしい気がします。
努力値配分や技構成が違いすぎますので。
フォークするなら「ヌケニン基本型」という育成論をフォークすべき内容ではないでしょうか。

内容は良く書かれており、メガヤミラミとの詳しい補完関係や秘密の力採用など非常に参考になりました。
個人的には、絶対に引かなければいけない対面がある以上、現在のフォーク元のように炎タイプに通る毒々を持たせるのは理に適っていると感じますので、その部分の考察があるとより良いと思います。
16/02/23 15:44
2(@okomemousse)
>2
そっちの育成論はどうやらXY環境で書かれたもののようで、ORASから登場したメガヤミラミとのシナジーについて少なからず言及されておりTODを念頭に置いた考察を含んだこっちの育成論をフォークしました。表示されている分の努力値配分や技構成は違いますが、すばやさの努力値配分については個人の自由であるとしているので問題ないかと。技構成についてはピクシー意識のつばめがえし採用と炎タイプ意識のどくどく採用を軽く追記しました。
16/02/23 16:30
3ぐるてんちょー@パン屋さん (@gluten227)
55555
正直に申し上げますと育成論の完成度はやはり此方の方が数段上に感じました。
どくどくの採用についてですが炎タイプを良く呼ぶとは言ってもそれらは後続にいる炎ポケ全般に強いポケモンで対策はしていると思うので無理にどくどくを当てるよりは広く多くのポケモンに刺さりやすい鬼火がやはりよさそうに思えます。

正直この育成論をフォークと銘打つ必要は無いと思います。

マニュアルより一部抜粋
似たような技構成や戦略を取る育成論がすでに投稿されている場合においても、より優れた内容もしくは別の価値を持つ内容であると判断できる場合は新規に改良した育成論を投稿して頂いて構いません。

元々ヌケニンと言う存在自体技構成は似たり寄ったりするのでこの程度の近さでしたら普通に別育成論で投稿しても何ら問題ないと思います。
16/02/23 17:06
5ぐるてんちょー@パン屋さん (@gluten227)
>>4
そういう事でしたか!把握致しました!失礼を申し上げて申し訳ありませんでした!
16/02/23 20:05
6(@okomemousse)
>5
フォーク元の育成論の人だと勘違いして変なコメントしてましたごめんなさいm(_ _)m 消しましたがフォークについての僕の意見はさっきのコメントの通りです。
16/02/23 21:22
7にわか
フォーク元だと返事なさそうなのでこちらで質問させていただきたいのですが、後攻で必中技だとピクシーにTOD負けしないというのがよく分かりません。
1対1なら当然ヌケニンの負けですし、2対1でピクシーに攻撃手段がないならTODす必要もなくピクシーの負けだと思いますし、2対2ならヤミラミもHPは高くないので負けが濃厚だと思うんですよね。
なので勝ち筋を教えてほしいです。
16/02/23 21:38
8ぐるてんちょー@パン屋さん (@gluten227)
>>7向こうの投稿主がtodの仕様を詳しく理解して無いだけだと思います。
16/02/23 21:47
9(@okomemousse)
>7
むこうでもピクシーの対処に関して色々言われてるようですが、一応僕なりの返答をしておきたいと思います。長くなるので分けます。

端的に言えば、ヌケニンではピクシーを倒せないので判定勝ちを狙う事になりますが、そのためには残ポケ数で優位を取る必要があるという事です。

TODの仕様上、3:3の状態でなければSを下げて燕返しを入れたとしてもヌケニン側に勝ち目は無いです。なぜなら、HP1のヌケニンを残して他を瀕死にしてしまうと残ポケのHP割合の判定に勝てないからです。
16/02/23 21:49
10(@okomemousse)
>7
そもそもヌケニンは特性ふしぎなまもりがその役割を担っているので、TOD対策は副次的なものであり、特に意識しているのは火力不足や身代わりのせいでTODされてしまうスイクンやオニゴーリやグライオン辺りです。つまりピクシーのような例外は想定するTOD対策の範囲外であり、何も残ポケ数で不利な(あるいは2:2)状態からピクシーのTODを防げるとは言っていません。燕返しはあくまでもお互いがHPフルの3:3の状態で判定勝ちするための技であり、それではピンポイントなのでピクシーは裏で対処すべきだと論内に記しました。

逆にこちらが残ポケ数や3:3の状態でHP割合が勝っている場合はヌケニンはピクシー対策たりえます。

以上です。
16/02/23 21:54
11にわか
理解できました。
とても分かりやすくありがとうございます。
16/02/23 22:07
12ぶんそん (@yusuk2a)
個人的にはヌケニンの最大の強みは選出誘導力だと思うのですが、どうでしょうか。これだけ状態異常や岩技(ステロ含む)が飛び交う環境ではいくらヤミラミがいても活躍は厳しいものがあるように思えます。例えば、何度でも受け出せるポケモンに挙げられているものでとめざ炎や毒毒を交換読みで打ってくる相手はいますし、相手はヌケニンを見て有効打点のないトノグドラを選出をしないでしょう。つまり、選出誘導が行われていることになります。これについて考察が全くないのは疑問です。

そして、考察は環境を意識したものであるのが望ましいです。今の環境にヌケニンがどう有用なのかをお願いします。
16/02/23 22:46
13(@okomemousse)
>12
2シーズンほど使っていますが、自分もヌケニンの強みだと思っていた選出誘導能力はほぼないです。ヌケニンが居ても有効打の無いボルトスイクン+1の選出や、トノグドラ(ラグ)のような選出の軸がヌケニンで完全に止まってしまう選出すらありました。ここら辺は相手も人なので、ヌケニンが選出を決め打つ要素にはなりません。なのでこの点に関しては無駄に書きませんでした。

何度も受け出せるという点に関しては例が大雑把なせいで誤解させてしまったようですが、単純に言えば、役割対象に何度でも受け出せる事と、ヌケニンを挟むことで無理やりサイクルを回すクッションになれる事、この2点について言いたかったです。交代読み云々はヌケニンに限った話ではなく突き詰めても意味の無い択の問題なので言及していません。

環境を交えた話をするならば、過去にテンプレ化して今に至るまでかなりの数が存在する対面厨パ(ガルーラ/ガブリアス/ボルトロス/スイクン/ゴースト枠/ほのお枠)に対して、ヌケニン+メガヤミラミ+バシャアロー受けの選出で戦うことが出来ます。立ち回りは論の通り
です。これだとピンポイントな話ですが、個体数の多いボルトロス/スイクンや害悪と呼ばれる並びに居るオニゴーリ/ピクシー等に対して有用なので、現環境でも戦えるスペックは持っていると考えています。
16/02/24 00:06
14
どっかのエアプと違ってわかりやすくて素晴らしい育成論ですね。
エアプ育成論をフォークされていますけど正直比較対象にすらなってないです。全くの別物だと思いますし。

とにかく参考になって使いたくなる育成論でした。
16/02/24 10:12
15ぶんそん (@yusuk2a)
>13
ご回答ありがとうございます。選出誘導力ないのは意外でした。もしかしたらパーティー次第かもしれないので、自分もヌケニン+ヤミラミ構築組んでみようかと思います。
対面厨パにワンチャンあるのはいいですね。
16/02/24 10:41
16ぽん
このポケモンで最高レートはどこまでいけましたか?
16/02/29 23:23
17キノコ
まず、ピクシィ自体あんまいない  ステロ多い
ヌケニン要るだけで相手の選出変わるなら
飾りで良いと思う(^^)d
16/03/10 10:24
18ななし
初めまして 育成論拝見させていただきました
自分自身ヌケニンをよく使うこともあり気になったのですが
>>スイクン/オニゴーリ/ボルトロス/ニンフィア/グライオン/ルカリオ/ラティオス/ピクシー/サーナイト/エーフィ/ライコウ/ニョロトノ/キングドラ...(思いついた分だけ。多分まだいる)
とありますが、
スイクン ピクシー ニョロトノ ライコウはどくどく 
(特にグライオンはどくどく 燕返し 岩石封じなど)
サーナイト ルカリオ ボルトロス ニンフィア エーフィはシャドボ 悪波動 エッジ
がありヌケニンに対して有効打を持っていることが多いのではないかと思います。
(スイクンライコウでどくどくがある型は今は少ないかもです)
ヌケニンは一つミスをすると負けに直接つながる繊細なポケモンなので上記したポケモンに対する考え方(なぜ有利がとれるのかということ)を書いてもらえるとありがたいです。
16/03/10 11:39
19
>>18

エーフィのシャドボやサナのめざ岩等確かにヌケニンに有効打を持っている場合があるポケモンも多いですが他のポケモンのメジャーな型は持っていないと思いますよ。

スイクンライコウピクシーはご自分でおっしゃっている様にどくどく搭載個体が激減しました。
グライオンに関して言えばポイヒ型のほとんどはじしん、まもる、みがわり、はさみぎろちんと技構成がほとんど固定されておりpglでも4位と5位の差が40%もあるので有効打を持っているポケモンはいるとは言え強く出れるのは間違いないと思います。

ボルトは焼尽す個体もどくどくも個体も著しく減りましたし有効打を持つ事はないと思いますし(電磁波は痛いですが)

ルカリオで悪の波動を搭載している個体は非常に少なく(技スペがないのと悪波を打つ場面で結局ラスカが安定するから)物理型もエッジを搭載している型が少ない。(岩技をうちたい敵に上から炎技をうたれると言う結論から外れて行くため)

ニンフィアもシャドボを搭載している型はほとんどがメガネでメガネ以外はシャドボを搭載していない事が多い、つまりこだわりロックさえしてしまえば完全に起点になるわけで強く出れると思います。

この事から上記のポケモンに強く出れるのは間違いないと思います。
当然毎度起点にできる訳ではないですがメジャーなところをしっかり見れているのであれば長期間戦い抜くレートと言う環境に置いては十分に「完封」と想定して問題ないと思います。

投稿から少し時間が経っていた育成論だったので横からでしかも長くなってしまい申し訳ありませんでした。
16/03/11 04:09
20ななし
>>19さん
自分がヌケニンを使っていた頃とは環境自体がだいぶ変わっているようですね。
わかりやすく解説して下さりありがとうございました。
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