こんにちは。大天使です。
今回は達人の帯を持たせたヨノワールを投稿します。
ヨノワールの育成論は2つ目になりますが、中堅ポケモンの育成論を1人で幾つも投稿することになってしまいますので育成論ORAS・XY/1256、邪魔だとのコメントが多ければ削除を検討いたします。
前置き
・お互いに理想個体を想定しています。
・HABCDS等の略称や技の漢字化があります。
・ダメージ計算はトレーナー天国様のツールをお借りしました。
・長文になります。ご了承ください。
・不要との声が多ければ削除します。
ヨノワールとは
ヨノワールとは元々十分使えたサマヨールの進化形。
当時はその高いBD種族値と豊富な嫌がらせ技で耐久型として使われてたポケモンですが、5世代になってから新アイテム「しんかのきせき」の登場により耐久の仕事はきせきサマヨに奪われてしまい使用率は落ちました。
しかし六世代に特性「お見通し」の獲得や自らと相性の良いアイテム「突撃チョッキ」の獲得により強化されましたが、有効打の少ないフェアリーの登場や劣化には絶対ならない物の汎用性で勝るギルガルドの登場などで動きづらいのが現状です。
採用理由
- 1,広い技範囲+先制技+高い耐久によるタイマン性能
・ゴーストタイプトップクラスの技範囲
・削れ切った相手の止めに役立つ先制技
・A100と種族地上の数値自体は微妙だが帯による火力補強で補うことが出来る。
以上により申し分のない攻撃性能を持っていています。
それに加え高水準の耐久(具体的には耐久に振らなくてもガブリアスの鉢巻地震を耐え抜くほど)と弱点の少なさで大抵の攻撃は1〜2耐えしてしまうことから一撃で落とされることが少ないです。
以上のことにより高いタイマン性能を持ちます。
- 2,お見通しによる持ち物判別
場に出すだけで相手の持ち物を判別できる特性お見通しは強力です。
それにより相手の型の判別や拘りアイテムの所持を確認し裏の起点にする、自らが居座るかどうかを決める(ジャローダの持ち物が襷なら居座れるが、ゴツメなら起点にされるから引いたり毒などの補助技を使うなど)など試合を優位に進めることが出来ます。
- 3,一貫性の高い先制技による終盤の抜き性能
霊という多くのポケモンに等倍を取れる一貫性の高い先制技影撃ちを覚えることから終盤削れきった相手の掃除役として使うことが出来ます。
火力も無振りギルガルドに近い火力が出るので申し分ない。
また、格闘やノーマルなど無効耐性が二つあることから神速やマッハパンチなどの先制技の撃ち合いにも強いのもポイント。
物理アタッカーとしてのヨノワール
持ち物などの考察に入る前にまずはこちらを説明していきます。
(基礎知識として知って貰うほか、これからの考察と関わっていくので)
ヨノワールは現環境では圧倒的に決定力が足りていず、アタッカーは勤められそうにありません。
その理由はというと
- A100という今環境では決して高くないA種族値
(今の環境では130すら不足しているというイカレた環境です。足りるわけがないです。)
- 技の威力が足りていない。
(一致技のシャドーパンチの威力は不一致地震に劣る。サブウェポンも地震以外は80以下の物が多く高いとは言いにくい)
以上のことだけを見るとアタッカーとしての運用は厳しく見えます。
しかし、採用理由にもあるようにヨノワールはとにかく覚える技が豊富で技範囲が広いです。
- 覚える有用そうな攻撃技
影撃ち、シャドーパンチ、地震、炎のパンチ、雷パンチ、冷凍パンチ、瓦割り、岩雪崩、不意打ち
それらにより弱点を突きやすく種族値以上の決定力を発揮できます。
また一貫性が高く一致で火力も低くはない先制技影撃ちを扱えるため落とし損ねた相手を削りに行くことも出来ます。
耐久もH振りだけで陽気鉢巻ガブの逆鱗や特化マンダの捨て身もを耐え抜くほどという高水準で耐久力により行動回数を稼ぎやすいです。
以上のことからヨノワールは現環境のメガガルーラなどのように高火力でゴリ押して強引に突破するタイプのアタッカーではありませんが、技範囲と先制技で火力を補いつつ高い耐久を活かして殴り合う他とはひと味違うアタッカーと言ったところでしょうか。
ちなみに現環境で多いアタッカーはヨノワールはと言うと
- ヨノワール@チョッキ
H244 Aぶっぱ BorD12
影撃ち/地震/攻撃技/攻撃技
- 簡単な解説
おそらくヨノワールと最も相性が良いであろう持ち物
広い技範囲を持つことから自然とフルアタになりやすく、高いD種族値を持つため持たせることで爆発的な耐久と化す。
これによりメガリザードンYのオバヒや眼鏡ラティのステロ+流星、メガルカの悪巧みラスカノなどと言ったオーバーキルな高火力技を耐えられるようになり撃ち合える対象を増やす。
また上にあるようにメガリザYの晴れオバヒも耐え抜くため、特性お見通しと合わせることでメガリザードンとの対面性能を底上げできる。
- ヨノワール@オボン
HAベースで調整
影撃ち/攻撃技/攻撃技/攻撃技or補助技(鬼火や痛み分けなど)
- 簡単な解説
このポケモンはBDは極めて高いもののHは45とかなり低いので、総合的な耐久は上の下程度。
そのため環境の多くのポケモンからは丁度5〜6割喰らうというパターンが多いです。
(H244で計算)
特化ドリュウズの地震
割合: 50.3%〜59.6% 回数: 確定2発
A252ガブの逆鱗
割合: 52.3%〜62.2% 回数: 確定2発
しかし、オボンを持たせることで確定数をずらし2発殴って突破できる対象を増やしたり、次に死に出しから出てくるであろうポケモンに対し体力を温存できるようになります。
またチョッキと違い搭載は必須ではないが鬼火や痛み分け、呪いなどタイマン性能を底上げ出来る補助技を使用できるようにと言うのも評価点。
(特に鬼火はオボンとのシナジーも高いです。)
と言ったところでしょうか。
帯の利点
- 1,火力不足の解消
上であるようにこのポケモンはA100と今の環境では全く足りていないため火力不足になりがちです。
具体的には
(特化で計算)
影撃ち
H252メガゲンガー
割合: 46.7%〜55% 回数: 乱数2発 (57.8%)
地震
H4メガライボルト(死にだし想定)
割合: 57.5%〜68.4% 回数: 確定2発
H4メガリザX
割合: 63.6%〜75.3% 回数: 確定2発
冷凍パンチ
H4威嚇込みランドロス
割合: 70.3%〜84.8% 回数: 確定2発
H4ジャローダ
割合: 54.3%〜64.9% 回数: 確定2発
H4ガブ
割合: 89.1%〜106.5% 回数: 乱数1発 (43.8%)
とこのように影打ち込みでも乱数だったり落としきれないケースが多いです。
(ガブは一見大丈夫に見えますが、鮫肌2接触+逆鱗は痛いです。
また陽気ガブの鉢巻逆鱗+鮫肌で落ちる可能性を考えると良い数字とは言い難いです。)
しかし、帯を持たせればその火力を補え、それらの乱数の解消や中乱数以上に持って行け倒せる可能性を作れる、また負担を大きく与えた後退場し裏の圏内に入れることなどが出来るようになります。
(A196想定)
H252メガゲンに影撃ち
51.4%〜61.6% 回数: 確定2発
H4メガメタグロスに地震+影撃ち
55.1%〜66%+33.9%〜41.6%
H4ランドに冷凍+影
81.2%〜95.7%+ 13.3%〜16.3%
とこのように与える負担が段違いで突破したり、裏の先制技圏内に入れることが可能となります。
なお帯は弱点を突かないと火力は上がらないため、弱点を突かない場合の火力は特化に劣るのではないかと思う方も居るかも知れませんがそこは問題ないです。
基本このポケモンは影撃ちによる終盤の掃除とコジョンドクラスの紙耐久でもない限り等倍技で殴りに行くことはまず無いです。
弱点を突く前提のアタッカーである以上発動機会は十分にあります。
むしろ影うち以外の攻撃では確実に発動するでしょう。
火力補強アイテムの中でヨノワールと最も相性が良いアイテムといえばこれでしょう。
- 2,耐久調整が出来る
チョッキやオボンでは上にもあるように特化しても火力が足りなかったことから耐久調整がしにくいです。
しかし、帯によって火力を多少は解消できたことにより耐久に割けるようになり、対面から死ぬおそれのある攻撃も耐えられるようになりました。
しかし上の持ち物は耐久を底上げする物なので上の持ち物で耐久面は優勢に見えますが…
オボン…オボンによる耐久増加は攻撃を喰らってから発動するので一撃で倒されれば意味はないです。
H244振りだと特化ガルドorメガゲンのシャドボや意地ガブカイリューの鉢巻逆鱗で低乱数ながらもオボンが発動せず乱数落ちします。
しかし帯+耐久に割いたならオボンの火力以上の火力を出しながらDに36、Bに28割くことでそれを耐えられます。
チョッキ…特殊耐久では完全に負けていますが、帯で火力を維持しつつ物理耐久に振ることで物理耐久はこちらが上となります。
Bに28割くことで意地ガブの鉢巻逆鱗を最高乱数以外耐え、カイリューの同条件逆鱗を12.5%まで押さえることが出来ます。
とこのように一撃で落とされる攻撃を考慮すると耐久面はこちらが優勢な場合もあります。
特性
採用理由にあるようにお見通しで確定。
相手の型の判別が出来、試合を優位に進めることが出来ます。
また場に出しただけで発動するのでヨノワールがミリ単位まで削れていても最後まで相手の型判別に貢献することが出来ます。
プレッシャーは補助技を駆使して長期戦を仕掛けるタイプでないこの型では発動機会は少ないです。
努力値
性格 意地っ張り
努力値 H244 A196 B28 D36 余りS以外自由に
理想個体値 H31 A31 B31 C× D31 S14〜15
- 調整
H …8n-1(宿り木や毒などの定数ダメ最小)
HB …意地っ張り鉢巻ガブの逆鱗を最高乱数以外耐え、竜舞カイリューの逆鱗が12.5%の低乱数
HD…眼鏡ラティの流星群、C252メガゲンガーと特化ギルガルドのシャドボ耐え
B<D調整(ダウンロード対策)
S…ガルド抜かれ調整
A…余り
高火力技でも一発耐えられる耐久と、十分な火力を両立した構成。
Sは15以下を推奨します。
ギルガルド抜かれ調整になり下から地震で倒すことが出来るようになるからです。
また、SをVにしても今の環境で抜きたいポケモンが居ないためです。
(ローブシンが抜けなくなりますがそもそも有効打が無く、根性で状態異常を無効化される時点で突っ張るべき敵ではありません。)
ただし対ギルガルドについては剣舞や毒守の起点にされたりする可能性があるので過信は絶対にしないでください。
あくまで抜きたい対象が居なかったので、ガルドに抜かれておこうと思ったまでです。(ちなみにチョッキの方の育成論も修正しました。)
私は理想個体全くでなくてS20という中途半端な個体値になってしまいましたが…
なお、この努力値振りだと4努力値が余りますが、ガルド抜かれ調整をしているためSには振らないで好きなところに振ってください。
ただしC以外どこに振っても実数値は変わりません。
確定欄では他の数値の見栄えが悪くなるのでCに振りました。
持ち物
コンセプトの達人の帯で確定。
弱点をついて戦うヨノワールと相性がいいです。
上のような火力不足を補え、耐久に回せるようになります。
技構成
基本的にフルアタか3ウェポン+補助技という構成となります。
確定技
- 影撃ち
確定。
削れきった相手の止めに役立ち、終盤の掃除も出来ます。
またゲンガーやサーナイトなどの打点でもあります。
- 地震
確定。
技範囲が非常に広く、メガバシャやルカリオ、ヒードランなど何かと多くの相手に刺さります。
準確定技
- 冷凍パンチ
筆頭候補です。
地面との相性補充に優れ、環境に多いガブやボルトロスなどの撃ち合いに強くなります。
候補技
攻撃技(雪崩以外はピンポイントな技です。)
- 岩雪崩
候補技の攻撃技の中で筆頭候補。
アローガモスメガリザYヒトムに刺さります。
ただしガモスは前より個体数は減っていてアローは鬼火持ちが増えたことで安定はしなくなり、メガリザYはチョッキと違いオバヒを耐えられないため注意を。
- 瓦割り
バンギラスやキリキザンの交換読みに。
地震と範囲が被りこちらもピンポイント気味です。
- 炎のパンチ
ナットやハッサムに撃ちますがピンポイント気味で撃つ機会は限られます。
- 雷パンチ
ギャラドスマリルリに撃ちますが、マリルリは個体数は減っていて刺さりにくくこちらもピンポイントです。
またマリルリはじゃれつく2発で落ちるのであらかじめ削っておく必要があります。
補助技
- どくどく
ヨノワールが呼ぶサンダーなどのゴツメ持ちに刺さりやすく比較的安定した処理が可能となります。(長くなるので詳しくは下で)
優先度は高めです。
- 鬼火
物理耐久を底上げし、ギャラや耐久に振ったランドやメガガルーラなどといった物理に対するタイマン性能を底上げ+機能停止できます。
- 置き土産
自首退場が可能となり相手のACを2段階落とせるようになります。
有効打のない相手に打って後続の起点を作ったり、メガボーマンダやギャラドスなどの積みの起点にされるのを防止することが出来ます。
- 痛み分け
眠る以外の唯一の回復手段です。
H種族値の低さのお陰で回復量は多く相手の消耗を狙えます。
影撃ちを使えるためミリ単位まで削りきった後に一体落とすことも出来ます。
なぜ毒毒が候補及び確定欄なのか?
毒毒がなんで候補技なのか?と疑問に思う方もいると思うのでここに書いておきます。
私は以前チョッキヨノワールを使っていてレートに潜っていました。
感想としては選出しづらく、選出すると不利なサイクルを回されたり、役割遂行後は完全にお荷物になるなど使いにくい場面が多かったです。
理由はアタッカーといえどもヨノワールは上にもあるようにAと技威力が足りないことから弱点を突けないと戦えません。
そのため、クレセやサンダーなどの物理受けや有効打のない相手に対しては完封されます。
選出した後そのような受けや有効打のない相手のみしか選出されなかったり、ヨノワールが弱点を突いて突破して上のような相手しか残らないなんてことも良くあります。
その場合はヨノワールの仕事はお見通しによる偵察と影撃ちを撃つくらいしか無くなります。
また、ヨノワールのサブウェポンを読んで物理受けが出てくることもあり、その場合は交換を余儀なくさせられ不利なサイクルを回されると言うこともあります。
要約すると
・環境に物理受けなど有効打のない相手が多い事
・ヨノワの攻撃に物理受けを後出しされることも割と多い。
この2点により選出時に有効打のない相手に縛られて選出できなかったり、思うように撃ち合えず試合が不利な展開に持って行かれたりと扱いづらかったです。
また最近では鬼火アローやゴツメジャロの登場などでヨノワールにとって不利な相手が増えたのも逆風です。
そこで思いついたのが毒毒です。
ヨノワールの後出しされやすいポケモンの交換読み(場合によっては直接)打つことで後続の処理を速めることが出来、自分の戦いやすい場作りをすることが出来ます。
ヨノワールVSヒードラン
ここで毒を搭載していないフルアタですと
守る⇒地震⇒クレセ交換⇒こちらも裏に交換しなければならない
とダメージ0でこちらは不利なサイクルを回されてしまいます。
しかし毒を搭載し交換読み(或いは地震を撃って降臨⇒一回行動を許してしまうが対面から入れる)で撃つことで後続の処理を速めることができこちらが有利なサイクルを回すことが出来ます。
また、毒を搭載しておけば有効打のある相手が居なくなった場合や選出時に有効打のない相手しか居なかった場合にも毒を入れる+影撃ちや地震による削りを入れられるという何かしらの仕事が出来るようになります。
要約すると
・交換読みで撃つことで有効打のない受けの後続の処理を速めることが出来る。
・選出のミスやヨノワールにとって不利な選出になった場合、役割遂行後でも、毒撒き+クッションとしての役割を持たせられる。
と言ったところでしょうか。
- 毒の刺さる相手の一例
物理受けサンダー、クレセリア、ヤミラミ、ゴツメジャロ、鬼火アロー、ラキハピ、ポリゴン2、鬼火持ちウオッシュ+ヒートロトム、カバルドン、ラグラージ、ギャラドス、ヤドラン、バルジーナ、チョッキスイクン、ゴツメマンムー、毒羽マンダ等
またお見通しで毒の通じる耐久型であるか見分けることが出来たり(サンダーがスカーフならそのまま殴る、それ以外なら毒を入れるなど)、耐久力の高さで後出しから入れるなんて芸当が出来る点なども評価点。
- 鬼火との差別化
ではそれなら毒よりも物理アタッカーの機能停止が出来る鬼火の方が有用だと思う方もいると思います。
しかし私はそうは思いません。全くの別物だと思います。
- 毒毒のメリット
・ターン数が過ぎる毎にダメージが増加することから、再生技持ちに回復を追いつかせない。
(火傷だとダメージが一定な為簡単に回復が追いつかれてしまいます。)
・アローやヒトムなどの炎タイプにも刺さる。
・鬼火と違い読まれない。
(鬼火は物理アタッカーの前などに出すと警戒されやすく、鬼火読みで物理受けや炎を出されやすい物の毒ならそれが少なく決まりやすかったです。)
- 鬼火のメリット
・物理アタッカーの機能停止を狙える。
・ナットレイなどの鋼タイプにも刺さる。
(一応毒タイプにも刺さりますが、ゲンガーは影撃ち2発で落とせフシギバナは火傷程度なら光合成で押し切られます。)
・最初の2ターンまでのダメージは火傷の方が大きい。
このようにどちらも一長一短です。
使いたい方を選択してください。
差別化
- ゴルーグ
ヨノワールよりAが高く、地震を一致で撃てて特性も攻撃向きと火力面ではほぼ完全な劣化です。
しかし、耐久に大きな差があり(具体的には陽気ガブの逆鱗がH振りゴルーグは68.8%で死にますがこちらはH172振っただけでも確定で耐えることが出来ます。)、氷や水や草が弱点でないことにより耐久面ではこちらが上です。
また、先制技を扱える点やお見通しで差別化が出来ます。
- サマヨール
良く比べられがちなので載せておきます。
進化のきせきを持たせることにより驚異的な堅さとなるため耐久面ではあちらが上です。
しかし、種族値上のAが40も差があり持ち物に達人の帯を持たせられることから火力が違います。
- ギルガルド
こちらもネタにされているのを聞くので一応載せますが不要であれば削除します。
技威力は控えめな物のAC150という圧倒的な数値により、中の上以上の火力を持ちます。
耐久力もヨノワールの1,2倍以上という恐ろしい物で、耐性もあるためサイクル導入も可能です。
しかし以下の点で差別化できます。
・地震や冷凍P等と言った攻撃技を使える。
・炎・地面が弱点でないことからバシャや鉢巻ガブなどと戦える。
・フォルムチェンジしないためキンシの読み合いが生じない。
・特性お見通しがある。
以上で問題なく差別化できているでしょう。
ダメージ計算
与ダメ
- 影撃ち
H252メガゲンガー
割合: 51.4%〜61.6% 回数: 確定2発
H4トゲキッス
割合: 20.4%〜24.2% 回数: 確定5発
H252ボルトロス
割合: 22.5%〜26.3% 回数: 乱数4発
特化クレセリア
割合: 20.2%〜25.5% 回数: 乱数4発
メガリザードンX
割合: 18.1%〜22% 回数: 乱数5発
- 地震
H4メガルカリオ
割合: 91.7%〜108.2% 回数: 乱数1発 (50%)
H4メガリザードンX
割合: 71.4%〜85.7% 回数: 確定2発
H252ライコウ
割合: 76.6%〜91.3% 回数: 確定2発
H252ギルガルド(刃)
割合: 122.1%〜144.9% 回数: 確定1発
H252シャンデラ
割合: 79%〜93.4% 回数: 確定2発
- 冷凍P
H4ガブ
割合: 101.6%〜122.8% 回数: 確定1発
H4メガボーマンダ(下通常、上威嚇込み)
割合: 59%〜70.1% 回数: 確定2発(捨て身の反動+影撃ち込みで乱数です。)
割合: 84.2%〜101.1% 回数: 乱数1発 (6.3%)
H4ジャローダ
割合: 62.2%〜74.8% 回数: 確定2発
H4トゲキッス
割合: 58.3%〜70.1% 回数: 確定2発
- 岩雪崩
特化アロー
割合: 88.1%〜103.7% 回数: 乱数1発 (18.8%)
H252ヒートロトム
割合: 54.7%〜65.6% 回数: 確定2発
- 瓦割り
H252バンギラス
割合: 81.1%〜97.5% 回数: 確定2発
B252ハピナス
割合: 53%〜62.4% 回数: 確定2発
- 炎のパンチ
H252ハッサム
割合: 102.8%〜122% 回数: 確定1発
特化ナットレイ
割合: 60.7%〜74% 回数: 確定2発
- 雷パンチ
特化ギャラドス
割合: 52.4%〜61.8% 回数: 確定2発
H252マリルリ
割合: 52.1%〜62.8% 回数: 確定2発
火力の指標になそうなものを載せました。
弱点さえ突ければ十分な火力です。
被ダメ
- 物理方面
特化鉢巻ガブの逆鱗
割合: 77.4%〜91.3% 回数: 確定2発
特化カイリューの鉢巻逆鱗
割合: 86%〜101.9% 回数: 乱数1発 (12.5%)
特化メガバシャーモのフレアドライブ
割合: 66.2%〜78.1% 回数: 確定2発
特化マリルリのじゃれつく
割合: 47.6%〜56.2% 回数: 乱数2発 (84.8%)
特化メガルカリオのかみ砕く
割合: 50.3%〜59.6% 回数: 確定2発
A252メガメタグロスのコメットパンチ
割合: 54.3%〜64.2% 回数: 確定2発
特化ランドロスの地震
割合: 50.3%〜60.2% 回数: 確定2発
- 特殊方面
特化ギルガルドのシャドーボール
割合: 83.4%〜99.3% 回数: 確定2発
C252メガライボルトの10万ボルト
割合: 39.7%〜47.6% 回数: 確定3発
C0クレセのサイキネ
割合: 20.5%〜24.5% 回数: 確定5発
C252珠サザンの悪波動(交換読み冷凍P決まれば倒せる程度のものだと追ってください)
割合: 88%〜103.3% 回数: 乱数1発 (18.8%)
眼鏡ラティの流星群
割合: 83.4%〜98% 回数: 確定2発
C252メガリザYの大文字
割合: 81.4%〜96% 回数: 確定2発
特化眼鏡ヒードランのオーバーヒート
割合: 91.3%〜107.9% 回数: 乱数1発 (50%)
特化メガサーナイトのハイパーボイス
割合: 65.5%〜77.4% 回数: 確定2発
物理・特殊どちらも流石の堅さですね。
積み技や余程の高火力でもない限りはまず死にません。
運用
先発や無効技読み、死に出しで弱点を突ける相手に繰り出します。
そして持ち前の耐久と技範囲を活かして撃ち合い、一体突破します。
一体突破後体力に余裕があって裏に弱点を突ける対象がいればそのまま殴っていきます。
体力に余裕がないor倒せる対象が居なければ特性お見通しや毒鬼火を活かしたクッションとして使う、または終盤にとっておいて影撃ちで削りきった相手のフィニッシャーとして使います。
先発か偶然多発で繰り出した場合はお見通しで型を判別し相手によって殴るか引くか(もしくは毒や鬼火などを使うか)を決めるなんて動きも必要です。
例えば
先発カイリューと当たって鉢巻なら押し負けるから入れ替えて裏のフェアリーの起点にする、ラムなら舞逆鱗を高確率で耐えるため居座るなど
といった感じですね。
また、ヨノワールの技が読まれると思った場合は交換読みで技を選択したり(サザン読み冷凍Pやバンギ読み地震、クレセ読みどくどく等)、交換読み交換で圧力をかけていくなんてプレイングも求められます。
不利な相手
- ヨノワを一撃で倒してくる相手
眼鏡サザンやキリキザンなど
特化キリキザンの珠はたき落とす
割合: 114.4%〜138.8% 回数: 確定1発
- ヨノワールに有効打のない相手
バルジーナなどの物理受け(これに関してはどくどくで機能停止することも出来ますが…)、メガガルーラや水ロトムニンフィアなど
- 火力不足なヨノワールを積みの起点にしてくる相手
はらだいこマリルリやメガバンギラスなど
以上の条件のポケモンはかなり苦手です。
最後に
ここまで見ていただきありがとうございました。
こいつの高耐久と技範囲によるタイマン性能はあなどれない物があり、お見通しも強力ですので一度使ってみることをお勧めします。
低評価や問題点のある際は一言コメントをお願いします。
ご閲覧ありがとうございました。