挨拶
三回目の投稿をさせていただきます 蛍と申します
前回のマフォクシーでも高い評価を頂きました ありがとうございます
これからもよろしくお願いします
- 至らぬ点がありましたら、コメントよろしくお願いします
- この育成論の調整は必要な個体値が全て31(理想個体)を想定しています
ゴーゴートについて
ゴーゴートは六世代で登場した草単のポケモンです
公式でも発売前から主人公を乗せた映像が公開され、期待もされてましたが、蓋を開けたらまさかの進化前のメェークルよりも移動の自由度が低く、主人公が走った方がまだ速いという...
対戦の方では草単としてはジュカイン並に覚える技の範囲が広く、ミルタンク専用技だった安定した回復技のミルクのみ、草タイプでは珍しいビルドアップ、追加効果が優秀なウッドホーンを覚え擬似ビルドレ型も出来ます
合計種族値も531とかなり高く一見優秀なポケモンに見えます
しかし、種族値ではA100C97とかなり両刀気味な数値ですが草技以外にまともな特殊技が波乗り、めざパぐらいしかなく、物理は技範囲は広いものの今のインフレ環境の中では火力不足です
タイプも草単とかなり不遇でアロー、バシャ、サンダー、メガマンダなど環境にいるポケモン達にお世辞でも強いとは言えません(タイプ不遇、無駄に高い合計種族値...どっかのバニラアイスみたいですね)
今回はそんなゴーゴートが少しでも活躍出来るように対特殊を意識したチョッキゴーゴートを考察させていただきます
これをみてゴーゴートを使ってみたいかもと思ってくれる人が少しでも居てくれたら光栄です
考察
- 努力値
候補その1
H20...奇数調整、地球投げ・ナイトヘッドを四回耐え
A252...全振り
B4...余り
D196...控えめメガサーナイトのハイボをチョッキ込みで2耐え
S36...4振り70族抜き抜き調整
追記...珠ラティオスの冷凍ビームを超高乱数で2耐え
候補その2
H20...上と同じ
A252...全振り
B60...一舞陽気メガギャラの氷牙を確定耐え
D68...余り 臆病メガサーナイトのハイボ低乱数2(12.5%)目安としてです
S124...4振り81族抜き抜き調整
ワイルドボルトでSに降っていないギャラに打点を入れたい時、80族を抜きたい時等に有効
80族抜き調整で十分だと思った場合はその分をDに
- 性格
意地っ張り
火力を少しでもあげるためこれで確定
Cも97あるので両刀にしたいところですが耐久、Sを削るわけにいかず、特殊技の候補も少ないため現実的に無理があります
HBカバには有効かもしれませんがHDも一定数おり、リフブレでも事足りるため両刀にはしません
- 特性
草食
草技への繰り出し性能が上がり、夢特性の草の毛皮は現環境では発動機会がかなり限られるため確定
草技読みで出せば馬鹿力二回でHBナットを確定で倒せます(残飯もちの場合三回しないと無理です)
- 持ち物
突撃チョッキ
今回はこれを軸として調整しているため確定
ビルドアップ、ミルクのみが使えないのは痛いですが、Hが高く技範囲が広いゴーゴートとは相性が良いと思われます
- 技候補
リーフブレード、ウッドホーン
一致で打てる確定技
ウッドホーンは貴重な回復技、リーフブレードは火力不足を少しでも補うため
今回はHBラグラージを確定で倒せるリーフブレードを採用
馬鹿力
範囲の広い高火力技 鋼、悪、バンギ等への打点
連発出来ない点に注意
しっぺ返し
エスパー、ゴーストへの有効打
S調整しているため使いづらいようにみえますが、主に打つ相手は主にラティオス、ゲンガーなど速いポケモンなため、気にならないです
岩雪崩
草技との相性が良く、飛行、虫、炎への打点になる
ウルガモスの大文字なら確定で耐えるので返り討ちに出来ます
アローへの交代読みで打つ時もあります
地震
こちらも草技と相性が良く、毒、電気、炎、鋼への打点になります
ヒードランを意識するとかなり欲しいところ
ワイルドボルト
若干ギャラピンポイントに近い エアームドにも有効だが 確2をとれないため粘られると不利
燕返し
ガッサ、ヘラ等の飛行四倍ピンポイント
技スペースがキツいため採用しずらいです
思念の頭突き
毒、格闘への打点
メガバナに有効ですがH振りで確定3なので草技読みで後出しするなど工夫が必要
- 立ち回り
特殊水、電気、地面技・草技、挑発読みなどで後出しするか、死にだし
大体は草技を読んで半減以下に出来るポケモン(アロー、サンダー、マンダ、ヒトム、フシギバナ、サザンドラ、ガルドなど)が繰り出されるのでそれを見越して地震や岩雪崩、馬鹿力をしていきます
サブウェボンに草に対する有効打がある場合居座って打つ場合もありますが、不一致弱点のほとんどを確3以下にしてくれるのでさほど痛くありません
等倍の技なら物理でも耐えますが過信しないこと
- ダメージ計算
ウッドホーン
HB特化ラグラージ
88.9〜106.3%
乱数1(37.5%)
HB特化ミトム
53.5〜62.4%
確定2
H252マリルリ
69.6〜82.1%
確定2
無振りガブリアス
32.8〜39.3%
乱数3(99.8%)
H252ニンフィア
41.9〜49.0%
確定3
HB特化カバルドン
36.3〜42.8%
確定3
リーフブレード
HB特化ラグラージ
106.3〜127.5%
確定1
HB特化ミトム
65.0〜76.4%
確定2
H252マリルリ
82.1〜98.6%
確定2
無振りガブリアス
40.4〜48.1%
確定3
H252ニンフィア
49.5〜58.4%
乱数2(98.4%)
HB特化カバルドン
42.8〜51.2%
乱数2(5.3%)
馬鹿力
H252バンギ
112.3〜133.3%
確定1
HB特化ナット
41.9〜49.3%
確定3
H252ヌメルゴン
42.6〜50.3%
乱数2(1.2%)
しっぺ返し
無振りゲンガー
117.6〜139.2%
確定1
無振りラティオス
81.2〜96.3%
確定2
地震
H252ヒードラン
103.3〜121.2%
確定1
H252ギルガルド
45.6〜53.9%
乱数2(35.5%)
H252メガクチート(威嚇込み)
35.3〜44.6%
確定3
岩雪崩
H252ファイアロー
112.4〜134.1%
確定1
無振りメガボーマンダ(威嚇込み)
25.9〜30.3%
確定4
ワイルドボルト
HB特化ギャラ(威嚇込み)
57.4〜69.3%
確定2
燕返し
無振りキノガッサ
115.6〜136.3%
確定1
思念の頭突き
メガフシギバナ
38.5〜46.0%
確定3
使っているとよくわかるのですが火力が全然足りません エースとしては向いていませんが耐久を生かしたサイクル戦でなら活躍してくれます
- 被ダメ(候補1の時のみ)
※乗せた方がいいとの声がありましたら候補2の被ダメも乗せます
A252補正有りガブリアスの逆鱗
81.2〜96.0%
確定2
A252補正有りマリルリのじゃれつく
67.7〜80.6%
確定2
同条件のアクジェ
14.9〜18.7%
じゃれつく+アクジェを確定耐え
A252補正有りテクニガッサのマッパ(岩封)
40.8〜48.3%
確定3
C252補正有りニンフィアのハイボ
31.3〜37.3%
乱数3(81.3%)
眼鏡ニンフィアのハイボ
46.3〜55.2%
乱数2(64.5%)
C252補正有りメガサーナイトのハイボ
41.8〜49.3%
確定3
同条件のサイコショック
64.2〜76.1%
確定2
C252珠ウルガモスの大文字
79.1〜94.5%
確定2
C252補正有りギルガルドのシャドボ
26.9〜31.8%
確定4
C252補正有りサザンドラの大文字
42.8〜50.7%
乱数2(1.2%)
C252珠ラティオスの冷凍ビーム
43.8〜51.7%
乱数2(5.6%)
C252補正有り眼鏡適応力ドラミドロのヘドロ爆弾
89.6〜105.5%
乱数1(25.0%)
C252珠ゲッコウガの冷凍ビーム
54.2〜66.9%
確定2
A252珠ゲッコウガのダストシュート
155.2〜183.6%
確定1
C252珠ライコウの目覚めるパワー氷
27.4〜32.3%
確定4
物理技は等倍なら大体一、二発耐えられる程度
特殊技は不一致弱点ならほぼ確定2以下、一致等倍はガルドのシャドボレベルでも確定4、一致弱点も確定2に抑えられるがリザYや眼鏡一致弱点は耐えられないことが多いです
入れて欲しいダメ計がありましたらコメントをお願いします
- 差別化
ジュカイン
技範囲が似通っており、あちらは型が豊富です また、がむしゃらや先制技、両刀としてもこちらの方が向いています
差別点として
1.特殊に対してある程度の受けだしが出来る
2.Aに補正をかけられる(ジュカインはSに補正をかけないと105族と同速、テラキ、ゲンガーなどを抜けない)ため火力が上
3.威力、命中安定の馬鹿力を覚える
ヌメルゴン
同じ草食でAの種族値も同じ、ゴーゴートが覚える技はほとんど覚え、さらにヌメルゴンは逆鱗、アクアテール、炎P、パワーウィップ、フェイント、カウンターなども覚えます
耐久もヌメルゴンの方が上でチョッキを持たせたらゴーゴートと比べものになりません...
また、弱点が3つしかないため、アロー、リザY、ハッサムなどでとまりません
差別点としては
1.マリルリ、ニンフィアに対面で勝てる
2.確実にラグラージを仕事させずに倒せる(ヌメルゴンのパワーウィップだとA特化で乱数1(68.8%)、命中85で安定しない)
3.物理ドラゴンに攻撃を一発入れられる
ビルホーン型ゴーゴート
ゴーゴートの考えられるもう一つの型です
こちらはABを強化でき、起点さえ出来れば全抜きの可能性も0ではありません
差別点としては
1.多少呼びやすい挑発に強い
2.居座る型はタイプの相性的にあまり向いていないため起点作りが難しい
3.技範囲が補助技で狭まらない
終わりに
どうでしょうか?このチョッキゴーゴートは決して相手をごぼう抜きに出来たり、爆発力があるわけでもありませんが、草タイプとしてはかなりある技範囲や草タイプ1のHPを生かして特殊技を受けながら広く抜群をとれます。使いどころは難しいですが、自分の役割をきちんと果たすことが出来ます
この育成論を見てゴーゴートを育てたいと思っている方が居たら光栄です
これでゴーゴートの考察を終了させていただきます
最後までご覧頂きありがとうございました!