ご挨拶
こんにちは、kzkです。
先発ダイマックスをどうにかしたい。そう思った人はいませんか?そんな先発ダイマックス構築を確実に潰すニャオニクス♂を紹介しようと思います。
はじめに
- HPをH、こうげきをA、ぼうぎょをB、とくこうをC、とくぼうをD、すばやさをSと表記するなど一部非公式用語を使用します。
- ダメージ計算はダメージ計算SS様を使用しました。
- 特に記載がない限り相手は理想個体であるとします。
先発ダイマックス構築とは?
その名の通り、先発にダイマックスアタッカーを出し荒らして後ろで処理する構築です。
先発ダイマックスアタッカーとしてよく使われているのがカビゴン、ウォーグル、ドラパルトあたりです。この育成論は、これらのポケモンを徹底的に抑えます。これらを抑えることで弱体化を図り、後ろのエースにつなぎ、無双してもらいます。
いたずらごころ先制あくびのよさ
何がなんでも相手にあくびを浴びせられます。(悪タイプ以外)そのため、このポケモンが腐らないです。あくびをできるポケモンは他にうんというほどありますが、いたずらごころあくびをできるのはニャオニクス♂とレパルダスのみです。
この型の説明・立ち回り
技構成は、あまえる、あくび、こらえる、トリックです。持ち物は後攻の尻尾です。これだけでわかる人がいるかもしれません。簡単に言うと、先発に出し、相手を弱体化させ、眠らせるです。立ち回りは、ポケモンによって大きく違ってきます。その立ち回りを下記で説明します。下記の立ち回りは全て先発で出し対面したことを前提としています。
- 相手がニャオニクス♂を一撃で倒せる技を持っている場合(一撃技除く)
- 初手あまえるをうち相手の技を耐えます。
- もう一度あまえるをします。そしてまた相手の攻撃を耐えます。(ダイワーム持ちアイアントはここであくび)
- あくびをして、このポケモンは倒れます。
この立ち回りをすることで相手がダイマックスしてきた場合ダイマックスを枯らしつつ、相手の弱体化、あくび状態にします。
(アイアントがであいがしらした場合は無理です。外すのを期待しましょう。)
・特殊アタッカー
対象:特殊ドラパルト、シャンデラ
特に考えることなく初手あくびか、後ろのポケモンで受ける。特殊にはあまり振っていないので後ろで受けるのが妥当ですが、特殊で初手ダイマックスアタッカーでニャオニクス♂を一撃で倒せるのはドラパルトくらいです。
※注意
ドラパルトは、特性クリアボディだと受け切ることができません。警戒するならあくびから入ることをおすすめします。
- 相手がニャオニクス♂に確定2発を取れる技を持っている場合
・物理アタッカー
対象:カビゴン、ドリュウズなど
(物理アタッカーのポケモンはほとんどこれ)
- 初手あまえるをして、相手を弱体化させます。
- あくびを打ちます。
- こらえるで相手の攻撃を耐えます。
- 相手が居座れば高すばやさポケモンはトリックをして後攻の尻尾をなすりつけます。低速のポケモンは、さらにあまえるで弱体化させます。ラム持ちだった場合はもう一度あくびをするのを推奨します。相手が交代してきた場合は、あくびをしてループをしながらうまくあまえるやトリックで弱体化させ後ろに繋ぎます。
例外)ウォーグルウォーグル
特性負けん気のため、先にあくびをうち、こらえる、居座ればそのままトリックをします。ラム持ちも同じく。交代すればあくび連打でループを作り後ろに繋ぎます。
例外2)ミミッキュミミッキュ
>7コメント欄参照。後ろに対処できるポケモンがいる場合は、あまえる→あまえる→あくび、いない場合は、あまえる→こらえる→あくび。
・特殊アタッカー
対象:トゲキッス、アシレーヌなど(特殊アタッカーのほとんどがこれ)
高速アタッカーの場合はトリックから入り、その後あくびをうちダウンします。それ以外はあくびから入りましょう。そのあとこらえるを使い、ループを回したり、交代して起点にしたりします。
- 相手がニャオニクス♂に確定2発を取れない場合。(起点作りなどアタッカー以外も含む)
対象:ナットレイ、アーマーガアなど
物理はあまえる連打で受け、特殊は高速アタッカーならトリック、それ以外はあくび。耐久型やサポート型も同じくあくびから入る。
エルフーンは引いて大丈夫です。
- 悪タイプのポケモン
お気づきの方もいると思いますが、このポケモンは悪タイプに対する有効打が1つもありません。もし、対面してしまったら、素直に後ろにひきましょう。相性の良いポケモンは最後の方に記載しています。
他のポケモンとの差別化
この戦術を使える子がもう1人います。それは、レパルダスです。差別点としては、耐久がこちらの方が高い、ダイナックルを誘いやすいため、受けるのが難しいことです。ただし、悪タイプなので、エルフーンに強いのは良いですね。
性格・努力値
こうげき↓ぼうぎょ↑の図太い、努力値は、HBぶっぱ残りD。ほぼこれで確定です。物理環境なので、物理に特化した感じです。特殊特化にしてしまうとあまえる連打で受けれるポケモンが少なくなります。
例)特殊特化だとミミッキュのダイホロウ、カビゴンのダイアークをうけれません。
個体値
HBDSの4V。イカサマを考えるとAは0が良いですが、用意できなくても大丈夫です。Cはなんでも良いです。
特性
いたずらごころ以外採用すべきものがないのでいたずらごころ。変化技を悪タイプ以外に向け先制で打てます。
持ち物
トリックと合わせる後攻の尻尾。持たせてもいたずらごころの効果は継続されます。でんじは採用なら回復きのみや、あくびを逆に仕返すかごのみなど。
技構成
- 確定技
・あまえる
この型のコンセプト上確定。相手のAランクを2段階下げます。いたずら心により先制で打てるようになります。リフレクターだと弱点技を受け切るのが難しく、この型のコンセプトと合わないため非採用としました。
・あくび
相手が居座れば次ターンに眠るあくび状態にします。ループを作ることができます。
・こらえる
相手がどんなこうげきをしてきてもHPを1残して耐えることができます。相手があくびをされたのにもかかわらず居座った時にさらに弱体化を図れるようになります。
- 選択技
・トリック
後攻の尻尾をトリックすることで、高速アタッカーやダイジェットを打ってきた相手を機能停止にします。確定枠はこれ。
・でんじは
相手を麻痺状態にします。あくびと相性が悪いため、今回は非採用としました。
ダメージ計算
こうげき技を搭載していないため、非ダメだけになります。特に記載がない限り相手はAかCはぶっぱしてあるものとします。
- 補正ありカビゴンカビゴン
DDラリアット
45.3〜54.1% 中乱数2発
ダイアーク
68.5〜81.7% 確定2発
- 補正なしミミッキュミミッキュ
シャドークロー
46.4%〜54.1% 中乱数2発
ダイホロウ
76.2〜90.6% 確定2発
- 補正なしドラパルトドラパルト
ゴーストダイブ
69.6〜82.8% 確定2発
ダイホロウ
100.5〜119.3% 確定1発
シャドーボール
74.0〜89.5% 確定2発
ダイホロウ
122.6〜145.8% 確定1発
- 補正なしウォーグルウォーグル
シャドークロー
37.5〜44.1% 確定3発
ダイホロウ
62.9〜75.1% 確定2発
- 補正ありガオガエンガオガエン
DDラリアット
69.6〜82.8% 確定2発
ダイアーク
106.0〜125.9 確定1発
- 補正なしギャラドスギャラドス
たきのぼり
32.0〜38.1% 高乱数3発
ダイストリーム、ダイジェット
51.3〜61.3% 確定2発
- 補正なしA0振りナットレイナットレイ
ジャイロボール
38.1〜45.3% 確定3発
- 補正なしトゲキッストゲキッス
エアスラッシュ
40.3〜48.0 確定3発
ダイジェット
69.6〜81.7% 確定2発
- 補正ありアシレーヌアシレーヌ
うたかたのアリア
54.6〜64.6% 確定2発
ダイストリーム
78.4〜92.8% 確定2発
苦手なポケモン
悪タイプ全般。いたずらごころが適応されないため、めっぽう不利です。ひきましょう。また、エルフーンエルフーンは起点にされるのでまもみが型は引いた方が良いです。また、あくびを無効化できるダイフェアリー、ダイサンダー持ちです。挑発持ちは挑発される前にあくびをしましょう。
例)
悪タイプ:オーロンゲ、タチフサグマ、ガオガエン、レパルダス、バンギラス、ペルシアン(アローラ)、ブラッキー
眠り無効化:ミミッキュ、アシレーヌ、ラプラス、パッチラゴン、ニンフィア
挑発もち:ギャラドス、サザンドラ、ルチャブル、オンバーン、サザンドラ
相性の良いポケモン
特性せいぎのこころをもち悪タイプを起点にできます。この2体は悪タイプに弱点をつけれ、対面性能が高いためおすすめです。
- ギャラドスギャラドス
ニャオニクス♂ニャオニクスが弱体化させたやつを起点にしてじしんかじょうでこうげきを上げることができます。
おわりに
育成論を最後まで見てくださりありがとうございました。説明がながくなりましたが、この型のニャオニクス♂はダイマックスを狩れるので是非使ってみてください。普通の起点作りとしても使えます。