カビゴン- ポケモン育成論ソードシールド

こいつで有利な試合展開に持ち込もう あくび残飯カビゴン

2020/05/13 18:14 / 更新:2021/02/10 23:10

カビゴン

HP:HP 160

攻撃:攻撃 110

防御:防御 65

特攻:特攻 65

特防:特防 110

素早:素早 30

ツイート4.894.894.894.894.894.894.894.894.894.89閲覧:95091登録:73件評価:4.89(15人)

カビゴン  ノーマル  【 ポケモン図鑑 】

性格
しんちょう(特防 特攻)
特性
あついしぼう
努力値配分(努力値とは?)
HP:172 / 攻撃:4 / 防御:252 / 特防:60 / 素早:20
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:257-131-117-x-151-53 (素早さ比較)
覚えさせる技
からげんき / あくび / ヘビーボンバー / まもる
持ち物
たべのこし

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理・特殊サポート / ダイマックス指定なし
登録タグ

考察

はじめに

 今回は、あくび残飯カビゴンカビゴンの育成論の考察を述べていこうと思います。
 また、ここでは各ステータスを以下のように略して記載させていただきます。
 HP→「H」
 こうげき→「A」
 ぼうぎょ→「B」
 とくこう→「C」
 とくぼう→「D」
 すばやさ→「S」

型の概要(役割)

  • HとDの種族値の高さ及び、Bへの努力値振りによる高い耐久力+あくびの性能を活かしたクッション型
  • 残飯で行動回数を増やし、サイクル戦における負担を軽減
  • 特性込みの耐性による、対応範囲の拡大

クッションについて

 クッションとは、主に対面構築や、攻めサイクル構築などの、攻めよりの構築において攻め駒として運用するポケモンを安定して着地できる状況を作る役割のことです。
 具体的に言えば、本論のカビゴンカビゴンの場合「あくび」を使って相手の場にいるエースポケモンを流すもしくは眠らせて機能停止にすることで、その盤面を作ることが可能です。

性格

 「しんちょう」(D↑C↓)で確定です。
 「わんぱく」(B↑C↓)にして足りない物理耐久を極限まで上げるという思考もありますが、無補正252振りでもある程度の物理耐久はまかなえるのと、「しんちょう」で種族値が高いステータスに性格補正をかけることにより努力値振りの効率がよくなります。

特性

 「あついしぼう」(炎技、氷技半減)で確定です。
 「めんえき」(毒状態にならない)にすることで毒に耐性がつきますが、剣盾から「どくどく」を採用できるポケモンがかなり少なく、ドヒドイデドヒドイデヌオーヌオーぐらいにしか強く出れるポケモンの幅が広がりません。
 それに対して「あついしぼう」にすることで、環境に多いリザードンリザードンラプラスラプラスシャンデラシャンデラに対して強く出れたり、サザンドラサザンドラトゲキッストゲキッスなどの「だいもんじ」に対して後出しすることも可能になり、強く出れる幅が広がります。
 「くいしんぼう」(最大HPの半分で回復きのみ発動)に関しては持ち物が「たべのこし」のため、選択肢にそもそも入りません。

持ち物

 「たべのこし」で確定です。
 「あくび」で相手のパーティーをかきみだしながら、HP管理を行うことができます。
 きのみを持たせるとなると、早くてもHPが半分以下にならないと回復ができないのと、「リサイクル」を採用することできのみ回収するとなった場合、技スペースが圧迫されてしまうという問題点があがります。また、キョダイマックス型にして回収するとしてもサポート型のポケモンに容易にダイマックスを切らせる前提で育成するわけにもいかないため、この型のカビゴンカビゴンにきのみを持たせるという選択は無しとさせていただきます。

個体値

 Cに関しては特殊技を一切使用しないため不問とし、それ以外のステータスに関しては5Vで確定です。

努力値

  • H172(実数値257)...「たべのこし」の回復効率を上げるため16n+1調整でかつその中での最大実数値です。
  • B252(実数値117)...種族値だけではまだ足りていない物理耐久を最大限にあげます。
  • S20(実数値53)...カビゴンカビゴンミラー対面意識で、同速対決を避けるためS12振りカビゴンカビゴン抜きまで調整。ランクマ上位になってくるとSにちょっと振ったカビゴンカビゴンと対面することが多くなってきますが、あまり意識しないという人はこの分を耐久に回してもいいでしょう。
  • D60(実数値151)...余った64という努力値のなかで特殊耐久を最大限まであげます。64振っても実数値は151のままなので、余った4についてはAに振ります。
  • A4(実数値131)...あまり

技構成

  • からげんき

 ノーマルタイプ 威力 70 命中 100 状態異常で威力2倍
 確定枠です。「のしかかり」という技もありますが、最悪やけど状態になった場合でも機能させるために「からげんき」を採用します。

  • あくび

 変化技 相手の眠気を誘って次のターン相手を眠らせる
 コンセプト上必須なため確定です。

ここまでが確定枠で、残り2つの技スペースについては選択枠です。また、攻撃技がノーマルタイプだけだとミミッキュミミッキュドラパルトドラパルトに対して「あくび」を打つことしかできないため、他のタイプの技を入れることは確定です。

  • ヘビーボンバー

 はがねタイプ 威力 相手より重いほど大きい 命中100 
 ミミッキュミミッキュトゲキッストゲキッスに対して抗うことができます。

  • ヒートスタンプ

 ほのおタイプ 威力 相手より重いほど大きい 命中100
 この技を持っていると、特にナットレイナットレイカットロトムカットロトムなどに対して強く出ることができます。

 残り2つのわざを上の技にしてしまうと、ダイマックスした相手のHPを削ることができないため、どちらかにしたほうがいいと思います。

  • まもる

 変化技 相手のあらゆる技から身を守る ダイマックス技は4分の1の威力で貫通される
 相手のダイマックスターン枯らしや、様子見しながら「たべのこし」によるHP管理が可能になります。

  • DDラリアット

 あくタイプ 威力85 命中100 相手の能力変化に関係なくダメージを与える
 ドラパルトドラパルトシャンデラシャンデラに対する打点になります。

  • アームハンマー

 かくとうタイプ 威力100 命中90 攻撃後S↓1
 カビゴンカビゴンミラーや、ホルードホルードラプラスラプラスに対して強く出れます。特にラプラスラプラスに対してはほぼ受けるだけだったのがこの技を覚えさせることで攻撃して圧をかけることができるようになります。
 

  • じわれ

 じめんタイプ 一撃必殺技 命中30
 ドヒドイデドヒドイデヌオーヌオー、アッキの実ピクシーピクシーなどを無理矢里倒せます。
 しかし、もし技構成がからげんき あくび ヘビーボンバー じわれ となった場合、ゴーストタイプのポケモンがダイマックスしたときに、なにもできないため、この技構成にするのはダメとは言いませんが、ドラパルトドラパルトギルガルド(シールド)ギルガルド(シールド)ミミッキュミミッキュには要注意した方がいいでしょう。

  • カウンター

 かくとうタイプ 物理攻撃のダメージを2倍にして相手に跳ね返す 命中100
 特にパッチラゴンパッチラゴンなどの「ダイサンダー」によってあくびを無効化してくる物理ポケモンに対して強く出れます。パッチラゴンパッチラゴンのはりきりいじっぱり「ダイサンダー」も「でんげきくちばし」も、ギリギリ耐えてくれるため「カウンター」で返り討ちにすることでパッチラゴンパッチラゴンが暴走することを阻止することができます。

被ダメ計算

ひかえめ(C↑A↓)C252トゲキッストゲキッスマジカルシャイン→乱数4発(24.2%)
ダイフェアリー→確定3発(36.2〜42.4%)

ひかえめC252こだわりメガネサザンドラサザンドラりゅうせいぐん→確定2発(55.3〜65.4%)
ダイドラグーン→確定3発(39.7〜47.1%)
ダイアーク(D↓込み)→乱数2発(52.6%)

ひかえめC252こだわりメガネウォッシュロトムウォッシュロトムハイドロポンプ→確定3発(41.2〜49.0%)
ダイストリーム(雨込み)→乱数2発(29.9%)

ひかえめC252フェアリースキンニンフィアニンフィアハイパーボイス→乱数3発(0.3%)
ダイフェアリー確定3発(33.9〜40.1%)

ようき(S↑C↓)A252ドラパルトドラパルトドラゴンアロー(2回攻撃)→乱数3発(97.9%)
ダイドラグーン→乱数2発(0.4%)

いじっぱり(A↑C↓)A252いのちのたまミミッキュミミッキュじゃれつく→確定3発(33.9〜40.9)
ダイフェアリー→確定2発(50.2〜59.1%)

ようきA252いのちのたまギャラドスギャラドスたきのぼり→確定3発(35.0〜41.6%)
ダイストリーム→確定2発(56.0〜66.9%)

いじっぱり ごりむちゅう こだわりスカーフヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)ばかぢから→乱数1発(68.8%)

いじっぱりA252ルカリオルカリオインファイト→確定2発(80.2〜95.7%)
ダイナックル→確定2発(63.8〜75.5%)

いじっぱりA252ネギガナイトネギガナイトインファイト→乱数1発(56.3%)
ダイナックル→確定2発(73.2〜87.2%)

ようきA252 はりきり いのちのたまアイアントアイアントばかぢから→乱数1発(68.8%)
ダイナックル→確定2発(74.7〜89.1%)
アイアンヘッド→乱数2発(77.7%)
ダイスチル→確定2発(76.3〜89.9%)

わんぱく(B↑C↓)B252アーマーガアアーマーガアてっぺき1積みボディプレス→確定2発(69.3〜81.7%)

わんぱくB252ナットレイナットレイてっぺき1積みボディプレス→確定2発(80.2〜94.9%)

与ダメ計算

  • からげんき

H4ギャラドスギャラドス→乱数3発(59.1%)
状態異常のとき→確定2発(61.4〜72.5%)
H4ストリンダー(ハイ)ストリンダー(ハイ)→確定3発(38.4〜45.7%)
状態異常のとき→確定2発(76.2〜90.1%)
H4ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)→確定3発(38.1〜45.3%)
状態異常のとき→確定2発(76.2〜90.1%)
H252ウォッシュロトムウォッシュロトム→確定4発(26.8〜31.2%)
状態異常のとき→確定2発→(52.2〜61.8%)

  • ヘビーボンバー

H4ミミッキュミミッキュばけのかわダメ込み→確定1発
H4トゲキッストゲキッス→確定2発(64.6〜77.0%)
H252ブリムオンブリムオン→確定2発(63.4〜75.6%)
H4ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)→確定2発(58.6〜69.6%)
H252ニンフィアニンフィア→確定2発(69.3〜82.2%)
H252グレイシアグレイシア→確定2発(53.5〜64.0%)
HB252ピクシーピクシー→乱数2発(84.8%)

  • ヒートスタンプ

わんぱくHB252ナットレイナットレイ→確定2発(55.2〜66.3%)
H4ギルガルド(ブレード)ギルガルド(ブレード)→確定1発
H252ギルガルド(ブレード)ギルガルド(ブレード)→確定1発
H4ギルガルド(シールド)ギルガルド(シールド)→確定2発(55.9〜66.2%)
H252ギルガルド(シールド)ギルガルド(シールド)→乱数2発(35.5%)
H252カットロトムカットロトム→確定2発(59.9〜71.3%)
H4アイアントアイアント→確定1発

  • DDラリアット

H4ドラパルトドラパルト→確定2発(54.9〜64.6%)
H4シャンデラシャンデラ→確定2発(57.4〜67.6%)
H4ギルガルド(ブレード)ギルガルド(ブレード)→乱数1発(31.3%)
H252ギルガルド(ブレード)ギルガルド(ブレード)→確定2発(71.9〜85.0%)
H4ギルガルド(シールド)ギルガルド(シールド)→確定3発(39.7〜47.1%)
H252ギルガルド(シールド)ギルガルド(シールド)→乱数3発(93.4%)

組み合わせると良いポケモン

 この型のカビゴンカビゴンは「あくび」を打っておけば、相手のパーティーをかきみだすことができますが、それだとただ「あくび」を打っているだけで、ダメージが蓄積されないため相手は交代して「あくび」のPPを枯らす動きをしてくる可能性がでてきます。そこで、ステルスロックを覚えるポケモンと組むことを私はおすすめします。

 例を挙げますと、1匹目はナットレイナットレイです。最初にナットレイナットレイで「ステルスロック」を撒いて余裕があれば「やどりぎのたね」を植え付けてダメージをより多く蓄積させたり、炎技を打ってきそうな相手にたいしてはカビゴンカビゴンをあと投げして、「あくび」ループに入れるということができます。ただ、これだと格闘技の一貫がとられてしまうのがネックです。
 
 2匹目は、サニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)です。「しんかのきせき」(進化前のポケモンに持たせるとBD1.5倍)込みでかなりの耐久力をもっていて、「ちからをすいとる」という技ででHP管理をすることができます。また、「おにび」を撒くことにより物理アタッカーを機能停止にすることもできます。ナットレイナットレイとは違い、ゴーストタイプなため、格闘技を透かすこともできます。しかし、サニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)は基本的に「おにび」を搭載するポケモンで、「おにび」を入れてしまうと、カビゴンカビゴンの「あくび」が入らなくなるため少し相性が悪いところもあります。
 この2体に関してはサイクルをより上手く回していくために組み合わせると良いポケモンです。
 次に関しては、カビゴンカビゴンで起点を作ってから相手の全抜きを狙うために組み合わせるとよい積みアタッカーの例を実際に自分が使っているポケモンも含めてあげていこうと思います。

 1匹目は、ミミッキュミミッキュです。「つるぎのまい」でAを2段階上げて「ダイフェアリー」や「ダイホロウ」などで攻めていきます。やはり、最強特性「ばけのかわ」もあり安心して積めるのと、「ダイフェアリー」を打つことで「おにび」の体制もつくためいいと思います。ちなみに自分に関しては、「ドレインパンチ」を採用していました。「ダイナックル」を打つことで火力があげられるのと、なにより、フェアリー、ゴースト、かくとうという3タイプを全て半減以下で受けれるポケモンが、環境に1匹もいないというのが大きな点でした。

 2匹目は、ドリュウズドリュウズです。このポケモンも「つるぎのまい」によって自身の火力をあげて相手に圧をかけていけます。特性「かたやぶり」により、積みアタッカーの宿敵ヌオーヌオーピクシーピクシーなどの特性「てんねん」のポケモンも無視しして攻撃ができたり、ミミッキュミミッキュの「ばけのかわ」を無視して攻撃できたりするためかなり優秀だと思います。
 また、もう一つの特性「すなかき」の個体でも全抜き性能が高く、「ダイロック」ですなあらし状態にしてSを2倍にすることで、本来では素早さで負けているドラパルトドラパルトサザンドラサザンドラに対して上から高火力を押し付けることができます。

 3匹目は、ギャラドスギャラドストゲキッストゲキッスなどの、「ダイジェット」を採用できるポケモンです。「ダイジェット」というのはひこうタイプのダイマックス技で追加効果でSが1段階上昇します。火力をあげて攻めていくというだけでもかなり強いのですが、素早さをあげておかないと特にドラパルトドラパルトや、「こだわりスカーフ」を持ったサザンドラサザンドラなどから無理矢理上から被せられて押しきられる可能性がでてきます。ギャラドスギャラドスに関しては「りゅうのまい」によってSも上げることができるためかなりありだと思います。

 4匹目は、サザンドラサザンドラです。これまでトゲキッストゲキッスは上げましたが、それ以外に関しては物理ポケモンを上げてきました。物理ポケモンに関しては一生「おにび」という天敵がつきまといます。例を上げるとサニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)に関してはAが2段階上昇していても、弱点をつかない限りダイマックス技でもギリギリ耐えてくることが多いです。そうなると「ちからをすいとる」でAを下げつつHPを全回復して、物理ポケモンを積ます動きをとってきます。サザンドラサザンドラに関しては特殊型の場合「おにび」による機能停止を恐れる必要がなく、「わるだくみ」でCを2段階上げてから「あくのはどう」をうつことにより、HBベースのサニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)なら確定1発で倒すことができます。もちろん、「しんかのきせき」を持っている前提での話です。
 
 5匹目は、アーマーガアアーマーガアです。これは実際に自分が使っていたポケモンの1つで、型としては火力と物理耐久をあげる「ビルドアップ」(AB一段階上昇)と「あくび」や「おにび」を阻止する「ちょうはつ」と、HP管理をするための「はねやすめ」を覚えさせて、攻撃に関しては「ブレイブバード」のワンウェポンで使ってました。カバルドンカバルドンや相手のカビゴンカビゴンなどの「あくび」を阻止してから「ビルドアップ」を積めたのがかなり大きかったです。
 

警戒するべきポケモン

 1匹目はウォッシュロトムウォッシュロトム一族です。このポケモンたちは、カビゴンカビゴンを一撃で落とせる技はないのですが、トリックという技により、こだわりアイテムを押し付けてきて機能停止に追い込んで来るときがあります。「あくび」を打てれば十分というわけではなく、削りを優先するべき状況もでてくるため、警戒するべきでしょう。

 2匹目はエースバーンエースバーンです。これは自分の経験での話になりますが、最近みがわりビルドアップ型の個体が環境に増えてきており、「ラムのみ」(全ての状態異常回復)持ちの場合も少なくないです。カビゴンカビゴンの「あくび」読みで「みがわり」をおかれて、そこから「ビルドアップ」をつまれてしまうと最悪3タテされる場合もあるので要注意です。

 3匹目はウォーグルウォーグルです。このポケモンも、ビルドアップ型がかなり急増しており、そのうちの約8割といっていいほど「ラムのみ」を持っています。あくびカビゴンカビゴンを起点に「ビルドアップ」を積んできて、「インファイト」やら「ダイナックル」やらで倒してくるというのが多いためこれも要注意です。

 4匹目はアーマーガアアーマーガアです。前まではてっぺきボディプレス型がメジャーでしたが、今では「ラムのみ」や「じゃくてんほけん」(弱点をつかれるとAC二段階上昇)もちの、ちょうはつを覚えている個体が多いです。「ちょうはつ」で「あくび」を阻止して「ビルドアップ」の起点にされる可能性が高いので要注意です。

 5匹目は、パッチラゴンパッチラゴンです。こっち側にまず圧をかけていける技が少なく、「あくび」を打ったとしても、「ダイサンダー」により無効化されます。さらに特性「はりきり」によるものすごい火力で押しきられる可能性がかなり高いです。

立回り

 相手のパーティにもよりますが、サニーゴ(ガラル)サニーゴ(ガラル)ナットレイナットレイなどで「ステルスロック」を撒いてから、ステロあくびループで相手のサイクルを疲弊させ、起点をつくってから裏のエースを通すという流れが1つ目です。
 もう一つの立回りとしては、クッションとして扱う立回りです。例えば自分の1匹目が相手のダイマックスしたポケモンに倒されてしまった場合死に出しでカビゴンカビゴンを投げて「あくび」を打って、無理矢理交代させるか眠らせるかなどして場の切り返しを行うことができます。
 序盤でかくとうタイプのポケモンと対面した場合、カビゴンカビゴンのHPはかなり試合で重要となるので、ドラパルトドラパルトミミッキュミミッキュで技を透かして場を整えた方がいいと思います。
 ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)に関しては基本的に特性「ごりむちゅう」の型が多く、カビゴンカビゴンに「まもる」を搭載している場合に関しては「まもる」で様子見をして、技を固定してからそのあとの行動は考えた方が安定でしょう。
 アイアントアイアントにたいしては、「ヒートスタンプ」をもっていれば、強く出れるように見えますが、その前に上から「ばかぢから」を打たれて乱数で落とされたり、そのタイミングでダイマックスを切られたら1ターン無駄にして攻撃を食らうことになります。その場合は、ドラパルトドラパルトで上から「だいもんじ」などで倒しにくといいと思います。

最後に

 ここまであくび型カビゴンというものを説明してきました。高い耐久力を最大限に活かした型となっております。ランクマに何回も潜っている方からすれば、あくびカビゴンカビゴンというのはもうすでにご存知かと思います。初心者の方にも分かりやすいように自分なりに細かく説明してきました。ダメージ計算で、仮想敵として追加してほしいポケモンや、努力値について疑問に思った点や、ダメ出しなど、もしよろしければコメントの方で言っていただけると嬉しいです。
 また、余談ではありますが実は他にもトリトドントリトドン(育成論ソードシールド/872)とドラパルトドラパルト(育成論ソードシールド/781)の育成論も投稿しております。もしよろしければこの2匹の育成論もご覧になっていただけると嬉しいです。あともうひとつ、自分のTwitterのアカウント(https://mobile.twitter.com/plpsyrab)もフォローしていただけると嬉しいです。
 ここまで見ていただき本当にありがとうございました。

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コメント (12件)

  • ページ:
  • 1
20/05/13 19:55
1kzk
55555
育成論拝見しました。実数値を見ていると、
わんぱくにした方が努力値効率も高いのでは?と思います。カビゴンは、伝説ふくめ特殊耐久ガラル1位なので特殊は補正かけなくても耐久力ありますよ。
20/05/13 20:47
2うぃん (@TK11089431)
44444
>1
性格の欄にも書かれてますが、実数値をどこから見てもわんぱくにすると努力値効率落ちますよ。
20/05/13 20:59
3ななくろ (@Az_7963)
55555
 育成論拝見いたしました。
 欠伸カビゴンカビゴンの強みが分かりやすく説明されていて、良い育成論だと思います。こういう、環境に多いポケモンの強みを端的に述べた育成論ももっと増えて欲しいものですね...
 「テンプレ」タグを追加していただいてもよろしいでしょうか?
20/05/13 21:01
4(@PlPsyRaB)
>1
コメントありがとうございます。
補正はかけなくても特殊耐久は十分というのもわかりますが、努力値効率に関しては「しんちょう」である方が良いと言えます。
わんぱくにしたところで確定数が変わるケースがないのに対し、しんちょうにすることで控えめサザンドラサザンドラのダイドラグーンを無補正の場合乱数で耐えるところを確定で耐えてくれます。
このことから、申し訳ありませんが性格に関してはこのままでいかせていただきます。
20/05/13 21:05
5sia (育成論投稿者) (@sia45995105)
55555
育成論投稿お疲れ様です。なおと様のドラパルトの育成論の評価が少し上がってましたね。なおと様の育成論が凄く好きなので、本論の投稿も含めて嬉しく思います。幾つかご指摘と質問をよろしいでしょうか。被ダメ計算でサザンドラの装飾文字、与ダメ計算でギルガルドの装飾文字が上手くできていません。それと、冒頭で積みポケモンのサポートとして優秀とありますが、組み合わせるといいポケモンに積みポケモンの記載がない点が気になりました。ナットレイ等と組むこと自体はとても強そうでいいと思いますが。加えて技構成の候補に、ホルードやラプラスに強くでることができるアームハンマー等はどうでしょうか。このカビゴンの型は腕白の性格なら既に知っていたのですが、慎重で使うことでサザンドラやトゲキッスに後投げできる回数が増えそうでとてもいいと思います。今回も面白い育成論でしっかりと纏められていると思ったので、評価5です。
20/05/13 21:06
6(@PlPsyRaB)
>>3
 コメント、そして何よりも評価5なんてしてくださり本当にありがとうございます。
 本当に今ではこの型が一番多いのではないのかなと思うぐらい環境に多いですよね笑
 他の人から分かりやすいというふうに言っていただけるとほんとに嬉しいです。
 タグ「テンプレ」、追加させていただきます!!
20/05/13 21:27
7(@PlPsyRaB)
>>5
siaさん、また見に来てくれてしかもまた評価5なんてつけていただいて本当にうれしいです。
1つ目の文字装飾ができていないことに関しては、教えていただきありがとうございます。まさかそんなところでミスってるとは思ってなくて思わず草生えるどころか威力300ぐらいのダイソウゲンかますところでした笑
新たな技構成でアームハンマーでを搭載するということに関しても特にラプラスラプラスに対しては受けるだけでなく攻撃して圧をかけられるようになれるのでありですね。技構成のところに追記させていただきます。
あとは、積みアタッカーの候補に関しても、初心者の方からしたらこの投稿だけでパーティ構築も作れそうでいいですね。自分が実際に使ってるポケモンも含めいろいろな積みポケモンをのせておきます。
コメント、本当にありがとうございます。
20/05/14 07:37
8ふかしたおいも
みがわりビルド型のエースバーンエースバーンや、ラム持ちビルド型のウォーグルウォーグルが増えている原因の1つとして考えられるのは実況者の存在でしょうね。
彼らが目新しい型の動画を上げる度に、ランクマで爆発的に増えているように感じます。
その収益で生活されている方もいますので否定はしませんが、毎回対策を考えないといけなくなるので面倒なんですよね。

あと技候補にカウンターは入りませんか?
トリック持ちのウォッシュロトムウォッシュロトムヒートロトムヒートロトム等には何も出来ませんが、はりきりパッチラゴンパッチラゴンのダイサンダーなんかは返せるかと…
20/05/14 07:53
9知人男性N (@9Ball_70)
ガラルヒヒダルマ相手だとまもるで技ロックするのが安定行動じゃないですか?
20/05/14 10:50
10(@PlPsyRaB)
>>8
コメントありがとうございます。
たしかに、カウンターを入れてはりきりダイサンダーも一発は耐えるのでそこでカウンターを押しとけばパッチラゴンパッチラゴンも突破できるので選択肢にするだけの良さはありますね。

>>9
間違いないですね。
まもるが基本的な型だと思ってたのですが自分が「まもる」じゃなくて「じわれ」を採用してた型だったため、HP管理の目的以外、思いつきませんでした。ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマ(ガラル)の特性「ごりむちゅう」で技がロックされるためで「まもる」一回で様子見してからそのあとの行動を考える方が安定ですね。
コメントありがとうございます。
20/05/14 13:39
11ロキサ (@munborunatone)
55555
初めまして。わかりやすくてとても美しい育成論だと思います
僕もこんなにうまく育成論を書きたい
一点だけ,組み合わせたらいい仲間のところで,ミミッキュミミッキュの積み技が「のまい」になっております。
一度育成したいと思います。ほかの育成論も参考にさせていただきますね!
20/05/14 13:43
12(@PlPsyRaB)
>>11
ロキサさんコメントありがとうございます。
まさか「のまい」なんて論以前のしょうもないミスをしているとは思いませんでした。草生えたどころか威力500ぐらいのダイソウゲンかますところでした。
美しいだなんて言っていただいてとても嬉しいです。
他の育成論も是非参考にしてみてください!
コメントありがとうございました。
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