はじめに
- HABCDS略称を用います。
- 非公式用語を用います。
- 理想個体を前提としています。
- 初投稿の為、諸々ご容赦頂けると幸いです
- 不備、質問等がございましたらコメントをお願いします。
- ダメージ計算は「ダメージ計算SS」を使用しております。
ニャオニクス♀ニャオニクス♂ニャオニクスについて
六世代から登場したエスパータイプのポケモン
オスとメスで姿に加え覚える技、夢特性が違うというのが特徴です。
ニャオニクス♂オスは覚え技がサポートに優れており、夢特性に「いたずらごころ」を備えているため壁張りやあくびなどが扱いやすくなっております。
ニャオニクス♀メスは覚え技が攻撃に寄っていますが、夢特性が「かちき」と少々汎用性に欠け、特にニャオニクス♀はランクマなどの対戦ではめったに見ることがないかと思います。
- 種族値
74-48-76-83-81-104
ニャオニクス♀ニャオニクス♂双方に違いはありませんが、特徴としてSが104と地味に速いです。
耐久、火力面に関してはA以外は特別低くもなく、また高くもなくな少々物足りない数値になっております。
コンセプト
特に現環境に多い「壁張り」や「オーロラベール」に対抗できる特性「すりぬけ」を備えており、ニャオニクス♀については攻撃技範囲が広いことが挙げられます。
また「わるだくみ」によるCの二段階積みが可能なため、のんきに壁を展開したり、ステロや鬼火を撒いてきたり、みがわりしてくるやつらを逆に起点にしたり、持ち物で耐えたりしながら積んで、ダイマックスによる高火力と高いSで上から撃破する戦術です。
オーロンゲサニーゴ(ガラル)エルフーン君らのことだよ
また、一度積んでしまえば普通に高火力の特殊アタッカーとして場に残ることも可能です。
型紹介
- 性格
最速運用の為おくびょうで確定です。
- 努力値
CとSに252、余りをHに振ります
性格補正も併せて最速にすることで、ミミッキュサザンドラロトムオノノクスの最速を抜けます。Sを最速ミミッキュ抜きにぎりぎり調整してH振ってもそこまで大差はないため、ぶっぱでオッケーです
- 特性
- 持ち物
基本的にきあいのタスキです。わるだくみをほぼ確実に一回積むことができます。ただしキュウコン(アローラ)バイバニラなどの天候をあられにする相手はタスキでも落とされます。
耐久が低いのと、オーロラベール組みのキュウコン(アローラ)バイバニララプラスに関しては弱点を突いてくることが少ないのと、ダイマックス耐久前提になってしまうため弱点保険は今回は未採用。
- 技構成
確定技
わるだくみ
ニャオニクス♀の不足した火力を補う起点技です。二段階上昇なので一回でも積めればそれなりの火力になります。
サイコキネシス
タイプ一致のメインウェポンです。ダイサイコでサイコフィールドを展開すればさらに1.3倍に。またミミッキュのかげうちを抑制することもできます
選択技
あくのはどう
ゴーストタイプやエスパータイプのポケモン、サニーゴ(ガラル)エーフィドラパルトへの打点になります。20%で怯みを与え、またダイアークはとくぼうを一段階下げるので、ダイホロウで乱2の相手を確2で落とせます
シャドーボール
ゴーストタイプやエスパータイプのポケモン、ミミッキュサニーゴ(ガラル)エーフィドラパルトへの打点になります。あくのはどうの差別化としてはミミッキュに抜群を与えられ、ダイマックスせずに20%の確率でとくぼうを一段階下げることができます
チャームボイス
あくタイプやドラゴンタイプのポケモン、主にオーロンゲやサザンドラへの打点になります。ただしダイマックスしても威力90と低いため、最低二回わるだくみを積んでようやく事足りる火力になります。
また、あくびなどに対してミストフィールドで対抗することができます。
エナジーボール
10万ボルト
差別化
追記
ニャオニクス♂でも同様の型での運用が可能であり、本来いたずらごころからの補助技先制を主な型しているニャオニクス♂の方が不意を突ける可能性はあります。
いたずらごころのポケモンは警戒されやすい部分もあり、対策としてアンコールや挑発を誘発しやすい点が挙げられます。
ニャオニクス♀の場合は夢特性がかちきの為、能力ダウン系の攻撃技やすてゼリフなどの抑制と、ニャオニクス♂と比べてアンコールや挑発の誘発が少ない点があげられるため、警戒せずに相手のポケモンの起点運用を誘えると体感しています。
相手の特性読みのミスリードによってしまいますが、こちらを差別化にさせていただければと思います。あと単純に個人的にニャオニクス♀がかわいいから使いたい…
立ち回り
仮想相手としてオーロンゲサニーゴ(ガラル)ナットレイドヒドイデなどの、所謂起点ポケモンが先発で出てきそうな場合に合わせて先発で出し、わるだくみを積みます。
相手の攻撃技を受けたりした場合は、次のターンで反撃といった流れです。
ドラパルトアイアントなどニャオニクス♀より速いポケモンが後ろに控えてそうだなと感じたらダイマックスを温存して後続に託すのも手です。
エーフィに対しては上を取られるため、攻撃タイミングは読みになります。
また、起点ポケモンが相手にいない場合でも、特殊通りそうだな…というパーティの場合は先発で出してから
わるだくみ→相手の攻撃をタスキで受ける→反撃
とタスキ受け前提で先発アタッカーとして活用も可能です。
- ミミッキュ対面の場合
ミミッキュがつるぎのまいをしてくるかどうかで動きが変わります。
つるぎのまいを読んでわるだくみをした場合
- 次のターンでダイマックス
- ダイサイコでばけのかわをはがしつつ、かげうちをけん制
- タスキで耐えて次のターンでダイサイコorダイホロウ
といった流れになります。
ダイサイコ(C+2)(ばけのかわ1/8ダメ込み)
ASミミッキュ:1確
ダイマックスミミッキュ:(73.4〜84.2)
ダイホロウ(C+2)(ばけのかわ1/8ダメ込み)
ASミミッキュ:1確
ダイマックスミミッキュ:(93.8〜108.4)乱1(56.2%)
つるぎのまいに対して積まずに攻撃した場合
- つるぎのまいのターンでばけのかわをはがす
- 次のターンでダイマックス、ダイサイコでかげうちけん制
- タスキで耐えて次のターンでダイホロウ
といった流れになります。
ダイサイコ(ばけのかわ1/8ダメ込み)
ミミッキュ:(73.8〜84.6)
ダイマックスミミッキュ:(42.6〜48.4)
ダイホロウ
ミミッキュ:(93.8〜109.2)
ダイマックスミミッキュ:(53.0〜60.7)
双方ともミミッキュがダイマックスしてこなければ確定で落とせます、ダイマックスされると無積みダイサイコだけでは確3、サイコフィールド込みの場合は確2となり、ダイホロウを扱う場合は中乱数で一撃で落としきれない場合がありますが、致命傷は与えられます。
つるぎのまいをせずに攻撃してきた場合
パターン説明は省略いたしますが、ばけのかわを剥がすだけにおわるか、多少ダメージを与えて倒されるかのどちらかになります
与ダメ
基本的にわるだくみをしないとはじまらないため、C+2状態で与ダメ表記します
またDを振ってある相手は性格補正ありとします。
ダイサイコ
CSキュウコン(アローラ):確1
HBナットレイ:(53.3〜63.5)確2
ASエルフーン:確1
HAヒートロトム:(99.3〜117.1)乱1(93.7%)
HCニンフィア:(65.3〜77.2)確2
HBドヒドイデ:1確
ダイアーク
HBサニーゴ(ガラル)(輝石持ち):(69.4〜82.6)確2
HDエーフィ:(95.3〜112.7)乱1(75.0%)
ASドラパルト:1確
HBギルガルド(シールド):(99.4〜117.3)乱1(93.7%)
ダイフェアリー
HDオーロンゲ:(65.3〜77.2)確2
HBブラッキー:(61.3〜72.2)確2
CSサザンドラ:確1
HAバンギラス:(74.3〜87.9)確2
ダイサンダー
HCラプラス(ダイマックス):(48.5〜57.3)乱2(94.1%)
CSリザードン(ダイマックス):(82.3〜97.3)確2
ASトトゲキッス:確1
HSギャラドス:確1
HBアーマーガア:確1
HCガオガエン:確2
終わりに
初投稿でニャオニクス♀の育成論を考察してみました
先述した通り、バトルでめったにお目にかからない子なので相手がすりぬけをみおとしたりして、刺さる相手には刺さる、といった感じです。それにニャオニクス♀かわいいし!!!
起点に対して起点にして殴るという脳死な育成論なため、まだまだ改良の余地はあるかと思いますが、すこしでも皆さんにニャオニクス♀の強さと可愛さが伝わればいいな、と思っております。