はじめに
- 本育成論は、悪統一でレートに潜ることを想定して記載をしております。
- 統一パというものは中々難しく、今作や前作においても強力なフェアリータイプが跋扈する環境において、悪統一は尚のこと逆風だらけです。そんな困難に、貴方も一緒に挑戦しに来ませんか?そして育成論を投稿しましょう。
注意
- 本論はいわゆる奇形です。
バルジーナというポケモンについて
- 一般的なバルジーナ
ランクマッチでバルジーナと相対したトレーナー諸君の中には、バルジーナという物理耐久の鬼に詰まされた経験を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
多くのバルジーナはHB極振りないし耐久調整が施された堅牢な守りを持ち、かと思えば中程度の速度から飛んでくる挑発は積みを許さず、なんとか積んでも耐えられてイカサマで返り討ちにあうでしょう。
耐久ポケに必須の高速回復技も覚え、鉄壁といった積み技、とんぼがえりの対面操作など、器用な立ち回りが可能な悪統一における最強の怪鳥です。
- 前作のバルジーナ
そんなバルジーナは、前作USUMにて暮らしにくい生活をしておりました。
島の守り神カプ・コケコ カプ・テテフ カプ・レヒレ の登場です。
圧倒的な種族値から繰り出されるフェアリーの暴力は、悪統一においてトラウマになるレベルでした。なんとかこいつらを処理しても、後から立ちふさがる最強のポケモンミミッキュ によってパーティが壊滅するなど日常茶飯事……。
いくらバルジーナの耐久でもクッションにすらならず、フィンランドの奥地に引きこもる日々が続いていました。
- 今作のバルジーナ
ところが、今作からは憎き守り神が消え去り、怪鳥は再び大空を舞う時が……。
ミミッキュ トゲキッス ヒヒダルマ(ガラル) ヒートロトム ウォッシュロトム パッチラゴン ウオノラゴン「やあ!」
結局のところ火力インフレは止まらず、これまでの強敵だったミミッキュ トゲキッス を始めとし、 ヒヒダルマ(ガラル) パッチラゴン ウオノラゴンの出現に伴い、物理アタッカーからの攻撃もきっちり止められなくなった印象です。
そこで本育成論では受けを捨て、特殊アタッカーとしてのバルジーナを採用しました。
採用理由
- 悪統一におけるアタッカー
悪タイプのポケモンで、いわゆるアタッカー要素を持っているポケモンと言えばなんでしょうか。
バンギラス バンギラス
シザリガー シザリガー
マニューラ マニューラ
キリキザン キリキザン
ゴロンダ ゴロンダ
ガオガエン ガオガエン
サザンドラ サザンドラ
数値だけならオーロンゲ オーロンゲ
スカーフ馬鹿力のカラマネロ カラマネロ
はりきりトリルエースならジヘッド ジヘッド もいます。
では、この中で特殊エースたるポケモンがどれほどいるでしょうか。
- 特殊エースとしての可能性
悪統一における特殊エースと言えば、まず真っ先に名前が上がるのがサザンドラサザンドラです。その他、今作ならダーテングダーテングという以前では使われることの少なかったポケモンも日の目を見ていますし、種族値だけで言えばバンギラスバンギラスやオーロンゲオーロンゲなども高い特攻種族値を持っています。
現在の物理環境における剣盾では、悪タイプ統一はドヒドヌオーやアーマーガアといった物理ストッパーに極めて弱く、特殊エースの採用は必要不可欠な問題です。
そんな中、わざわざ特攻種族値55のバルジーナをエースに据えた理由は以下の通りです。
- 読まれない
- わるだくみ、ダイジェットが使える
- 物理アタッカーを基点にして、更なる素早さ上昇を狙える
- 弱点を突かれても、不一致ならば余裕で耐える耐久性がある
バルジーナはほぼ型が決まったポケモンです。
そんな中、弱点保険をぶら下げて上から殴ってくるケワタガモを想像する方はいないでしょう。
低い種族値は積み技でカバーし、物理を受けたら陳腐な鎧を砕いて大空へ羽ばたいていけば良いのです。
さらに、今作からはダイマックスという要素が追加され、生半可な攻撃ではますます落ちにくくなりました。
逆に耐久ポケモンは、敵のダイマックスターンをしのぐのは大変で、それはバルジーナも例外ではありません。むしろ、しのぐ=敵の積みを許すことになりかねません。
差別化
- サザンドラサザンドラ
フェアリー耐性、型の読まれにくさ、特性で差別化します。
技はこちらの方が多彩です。スカーフならアイアントにも強く出れますが、コンセプトが根本的に異なるのでその話は別途。
また地面弱点が多い悪統一では、浮遊サザンでは型破りドリュウズを牽制できず、地面の一貫ができるのも問題です。両採用は勿論アリです。
- ダーテングダーテング
天候依存しない素早さで差別化します。
ダーテングは晴れに依存するところが多く、悪統一において晴れ始動は難しいです。
- バンギラスバンギラス
素の素早さ、特性にて差別化します。
特殊耐久はこちらが上ですが、悪統一におけるバンギラスはヒヒダルマ(ガラル) ウオノラゴン等にめっぽう弱く、HP満タンでも弱点保険すら発動できずに粉砕されるケースが多いです。
また、タスキの取り合いになる悪統一において、砂は自ら首を絞めることも。
- オーロンゲオーロンゲ
素の素早さ、特性にて差別化します。
私以外に特殊オーロンゲを使っている人を見たことがありません。誰か投稿して。
先制わるだくみからのドレインキッスなど、色々ロマンがあります。
構成
- 特性 くだけるよろい
コンセプトのため確定。耐久はどんどん脆くなりますが、要は倒せば問題ありません。
- 性格 ひかえめ
ひかえめ一択です。おくびょうなら抜ける範囲が広がりますが、火力が足りません。
一方、くだけるよろい非発動時はトゲキッスとの同速勝負に持ち込むこともできるので一長一短。
- 努力値
努力値:0-×-B4-C252-0-S252
実数値:H185-×-B126-C117-D115-S132
CSぶっぱ。ダイマックスエースとして殴る範囲を広げたいため、特に調整はなし。
わるだくみを1回積むことで特攻234となり、特化シャンデラ(C145、実数値216)以上のステータスに。
Sラインは以下の通り。
・S1段階上昇:実数値198、準速ドラパルト(194)や最速125族まで抜けます。
・S2段階上昇:実数値264、スカーフダルマ(241)やS1段階上昇リザ(250)を抜けます。一方で、からやぶ型のパルシェン(268)やカメックス(286)は抜けません。
・S3段階上昇:実数値330、竜舞ダイジェットドラパ(319)やダイジェット後のスカーフキッス(326)を抜けます。
・S4段階上昇:実数値396、かるわざ最速ルチャブル(374)を抜けます。ここまで来ると意味が分かりませんが、砕ける鎧のおかげで割と発生頻度の高い速度です。
<参考>
おくびょう最速の場合、実数値145となります。上昇後の数値は以下の通り。
S1段階上昇:実数値217(最速スカーフキッスと同速)
S2段階上昇:実数値290(葉緑素フシギバナ・ダーテングと同速)
S3段階上昇:実数値362(1加速テッカニン349)
S4段階上昇:実数値435(すいすいカマスジョー412、S2↑ドラパ426)
- ※2020/3/24 追記
コメント欄にて「砕けてS2段階↑となったのち、特殊相手に対しても突っ張ること考慮してD4振りはどうか」というご指摘を頂いております。
本育成論については、『どちらでもよい』と回答することに致しました。
このバルジーナは基本的に耐久がない珍しいタイプです。
D4振りにしてもロトムの10万やラプラスのダイアイス、役割対象である受け水ポケからの熱湯などの確定数をずらすことができません。
そして、後述のダメ計を見ていただいても分かる通り、攻撃特化ポケの攻撃はダイマックスなしでは耐えることすらできず、物理特殊問わず大抵が確定1発で沈みます(眼鏡サザンの流星、特化バンギラスのエッジ、ミミッキュ・キッスのダイフェアリー等)。
したがって、
- 『最初の一発』を耐えて速度上昇を狙えるようにB4振りする
- B4振っても確定数がそうそう変わらないため、ダイマックス後に交換で出てくるヒトム・キッス等の特殊アタッカーに対する継戦能力を高めるようにD4振りする
のどちらでも良いと判断します。
- 持ち物 弱点保険
確定欄はこちら。バルジーナの耐久と相まって、ほぼ確実に発動が狙えます。
その他の候補としては、失った耐久を戻すアッキのみ、HP管理をしやすくする回復実、電磁波やあくびを嫌ってのラムのみ、型バレを防ぐぼうじんゴーグルなど。
しろいハーブは威嚇で発動する可能性があるため不採用。
- 技構成
確定技
・あくのはどう
メインウェポン。ダイアークとして撃つと威力130、Dダウンの追加効果。
余談ですが、悪統一で特殊バルジーナを考案したのもダイアークがDダウンなのが理由の1つです。バンギラス等の物理アタッカーは軒並み凶悪ですが、ダイマックス技との噛み合いが悪いのが残念。ダイホロウと効果を交換してほしい。
・エアスラッシュ
メインウェポンその2。言わずと知れたダイジェットとして撃ちます。
ダイマックスが切れた後も怯み効果を狙っていきます。
・わるだくみ
積み技。素の火力は極めて低いため、舐めた相手の前で悠々と積んでいきます。
積むタイミングが極めて重要なため、立ち回りは後述。
選択技
・ちょうはつ
耐久ポケを機能停止に追い込む技。
悪統一においては、何故か相手の繰り出し率の高いドヒドヌオーの他、テンプレカバルドンやナットレイ、ダイマックス終了後はミミッキュにも撃っていきます。
確定欄はこちら。
・ねっぷう
ピンポイントで撃ったり天候操作で撃ったり。
攻撃面ではわるだくみ+ダイアークによるDダウンで足りる事が多く選択技に。
・バークアウト
ダイアークとして撃つと威力110のメインウェポンに。悪波と選択してもよし。
ダイマックス終了後の基点になるのを避けることも。
・シャドーボール
色々覚えるバルジーナ凄い。
しかし、ゴーストやエスパータイプには悪技を通す方が良く、ダイホロウはBダウンのためアンチシナジー。
・はねやすめ
回復技。ダイマックス後に特殊アタッカーを相手にする場合、高速回復ができて便利。鎧が砕けた後は物理を受けることはできません。
運用
- 基本事項
悪統一に限らず統一パにおいて重要なことは、苦手なポケモンをパーティ単位で対策することです。
本育成論のバルジーナは、物理が来ると予想して出てくる耐久ポケを前に積んでいき、耐久ポケ並びに後続のダイマエースに大きな負担をかけることを目的として使用します。
- 繰り出しのタイミング
パーティ単位で相手の選出を縛れるならば、先発から出しても問題ないでしょう。
そうでなければ、他のエース同様に壁展開やおきみやげから安全に繰り出します。
悪統一においては、先発カバルドン等の基点作りポケモンが極めて読みやすいです。
現環境は物理一辺倒ですが、悪タイプは尚のことその傾向が強く、軒並み物理アタッカー寄りの種族値を持ったポケモンが多いです。こちらにサザンドラがいても、見てからキッスに引けばいいと思っているのか、先発カバの多いこと多いこと……。
話は戻して、悪タイプには壁貼りオーロンゲやモルペコ・Aペルシアンといった高速捨て台詞使いがいます。両壁や相手の能力ダウンをしてから展開するのがベター。
- ケワタガモ降臨後
バルジーナを展開出来たらわるだくみを積んでいきます。ドヒドヌオー相手なら、(ランク戦での体感)100%熱湯かどくどくを撃ってくるため、どくどく警戒で一度挑発します。
悪巧んだターンに交換された場合や、相手がバルジーナに対して有効打を持っていそうな場合は次ターンダイマックスを切ります。
まだ積めそうならもう一度わるだくみを積みます。
ダイマックス後はダイアークとダイジェットの2択をかけていきます。
相手の物理が読めるなら砕ける鎧でS上昇をさせつつ、ダイアークのDダウンでどんどん負荷をかけます。
特殊相手ならダイジェットも視野に入れ、弱点保険発動からの全抜きを狙います。
与ダメ
現環境では物理寄りのことが多いため、耐久ポケはHB特化D4振りを考慮します。
アタッカーポケは、特に相対しやすいポケモンのみ記述します。
・1積み ダイアーク(威力130)
耐久ポケ
カバルドン 85.5~100.9%(乱数1発)
ドヒドイデ 67.5~80.2%(確定2発)
ヌオー 98.5~116.3%(乱数1発)
天然ヌオー 49.5~58.4%(乱数2発)
天然ヌオー D1段階下降後74.7~88.1%(確定2発)
ナットレイ 69.6~81.7%(確定2発)
アーマーガア 79~93.6%(確定2発) ※ミラーアーマーに注意
HD特化アーマーガア 56~66.3%(確定2発)
輝石サニーゴ(ガラル) 112.5~134.1%(確定1発)
HD特化輝石サニーゴ(ガラル) 82.6~98.2%(確定2発)
トリトドン 76.1~89.9%(確定2発)
HD特化トリトドン 54.1~63.7%(確定2発)
タイプ:ヌル 73.2~86.6%(確定2発)
アタッカーポケ ※特に記載がなければ無振り
H4振りミミッキュ 105.3~124.4%(確定1発)→皮含み2発
H4振りダイマミミッキュ D1段階下降後158~186.2%→ダイマ時79~93.1%(確定2発)→皮含み乱数
H4振りトゲキッス 39.1~46.5%(確定3発)
H4振りトゲキッス D1段階下降後59~69.5%(確定2発)
ドリュウズ 109.1~128.6%(確定1発)
H振りバンギラスバンギラス 23.1~27.5%(乱数4発)
サザンドラサザンドラ 46.7~55%(乱数2発)→D下降込みで確定2発
D4振りカビゴン 56.1~66.3%(確定2発)
D特化カビゴン 41.2~48.9%(確定3発)→D下降込みで確定2発
H振りヒートロトムウォッシュロトム 85.9~101.9%(乱数1発)
ラプラス 73.1~86.3%(確定2発)
・2積みor1積み&弱点保険 ダイアーク(威力130)
耐久ポケ ※上記の内、確定1発にならないポケモンのみ列記
HD特化アーマーガア 83.4~98.5%(確定2発)
アタッカーポケ ※特に記載がなければ無振り
H4振りダイマミミッキュ 78.2~92.7%(確定2発)→皮含み2発
H4振りトゲキッス 59~69.5%(確定2発)
H4振りトゲキッス D1段階下降後88.8~104.3%→ダイマ時44.4~52.1%で確定2発
H振りバンギラスバンギラス 34.7~40.5%(確定3発)
H振りバンギラスバンギラス D1段階下降後51.6~60.8%→超低乱2発
サザンドラサザンドラ 70~82.6%(確定2発)
D4振りカビゴン 83.4~98.7%(確定2発)
D特化カビゴン 61.2~72.7%(確定2発)
被ダメ
通常のHBバルジーナとは異なり、物理に関しては受けるダメージが大きく変わります。
また、記載のパーセンテージは非ダイマ時のものです。
本育成論のバルジーナはダイマ運用のため、基本的には1発耐えてからの反撃が可能です。
物理技に関しては、2発目以降は鎧が砕けるため耐久を過信するべきではありません。
耐久ポケ ※特に記載がなければ無振り
カバルドン 岩石封じ 25.9~31.3%(確定4発)
ドヒドイデ 熱湯 16.2~19.4%(乱数6発)
ヌオー 熱湯 18.3~22.7%(乱数5発)
最遅ナットレイ ジャイロ 28.1~34%(乱数3発)
鉢巻特化最遅ナットレイ ジャイロ 66.4~78.3%(確定2発)
アーマーガア アイアンヘッド 21~24.8%(確定5発)
B特化アーマーガア ボディプレス 22.7~27%(乱数4発)
トリトドン 熱湯 24.3~29.1%(乱数4発)
タイプ:ヌル とんぼがえり 13.5~16.2%(乱数7発)
アタッカーポケ ※特に記載がなければ特化
陽気ヒヒダルマ(ガラル) つららおとし 117.8~140.5%(確定1発)
ウオノラゴン エラがみ 48.6~57.2%(乱数2発)(バルジーナの方が早い)
鉢巻ウオノラゴン エラがみ 71.8~84.8%(確定2発)
スカーフウオノラゴン エラがみ 97.2~114.5%(乱数1発)
陽気ウオノラゴン エラがみ 87.5~103.7%(乱数1発)
パッチラゴン でんげきくちばし 103.7~123.2%(確定1発)
珠パッチラゴン でんげきくちばし 135.1~160%(確定1発)
スカーフパッチラゴン でんげきくちばし 207.5~246.4%(確定1発)
陽気パッチラゴン でんげきくちばし 188.1~222.7%(確定1発)
陽気珠ミミッキュ じゃれつく 81.6~96.7%(確定2発)
陽気珠ダイマミミッキュ ダイフェアリー 117.8~138.9%(確定1発)
臆病珠トゲキッス マジカルシャイン 94~114%(乱数1発)
臆病珠ダイマトゲキッス ダイフェアリー 152.9~182.7%(確定1発)
陽気ドリュウズ アイアンヘッド 36.2~43.7%(確定3発)
バンギラスバンギラス ストーンエッジ 100.5~117.8%(確定1発)
眼鏡サザンドラサザンドラ りゅうせいぐん 100.5~118.3%(確定1発)
無振りカビゴン からげんき 22.7~26.4%(乱数4発)
カビゴン からげんき 30.8~36.2%(乱数3発)
カビゴン ヘビーボンバー 34.5~41%(確定3発)
ヒートロトムウォッシュロトム 10まんボルト 82.1~98.3%(確定2発)
ヒートロトムウォッシュロトム ボルトチェンジ 64.8~77.8%(確定2発)
臆病ヒートロトムウォッシュロトム 10まんボルト 75.6~90.8%(確定2発)
臆病ヒートロトムウォッシュロトム ボルトチェンジ 59.4~71.3%(確定2発)
ラプラス ダイアイス(フリドラ) 95.1~113.5%(乱数1発)
ラプラス ダイアイス(絶対零度) 103.7~123.2%(確定1発)
意地スカーフパッチラゴンが環境に存在するかはさておき、対面するとダイマックスしても確定1発を取られます。
そうでなくとも型を問わず瀕死まで持っていかれるため、パッチラゴン入りのパーティでは選出を考えるべきです。
その他
- 相性の良い味方
わるだくみ2積みor1積み+弱点保険状態のバルジーナを止めることは極めて困難ですが、環境に一定数いるキョダイセンリツラプラス等簡単にダイマターンを枯らせるポケモンも存在します。
ラプラス以外はバルジーナのダイマックスが切れてから悠々とダイマを切ってくる方がほとんどですので、後ろにみがしばアンコ型のヤミラミヤミラミを連れて行くと便利です。
リスペクト元のスーパークールな育成論→(育成論ソードシールド/307)
他には先発ド安定のタスキ捨て台詞モルペコモルペコや、高速捨て台詞使いのペルシアン(アローラ)Aペルシアン、スタンダードに壁貼りオーロンゲオーロンゲなど、エース展開を補助するポケモンが悪タイプにはたくさんいます。
- 注意事項
防塵バルジーナとは異なり、カバルドンやバンギラスバンギラス相手にはバルジーナに砂ダメが入ることを忘れずに。
相手がはとむねを考慮し、砕ける鎧が読まれる前に積んでいきたいところです。
また、特性上眠り粉を防ぐことができないのも悩みどころ。相性有利のフシギバナはともかく、タスキバタフリー相手ではタスキ潰しの手段も用意しておきましょう。
また、マイナー故に色々な事故が発生し、わるだくみを積めない瞬間もあることでしょう。
仮に積めなかった場合、ケワタガモは野良のシモヘイヘに撃ち落されるレベルのキジと変わりません。タイプ統一特有の読みスキルでなんとかしましょう。
最後に
育成論を記載するのは初めてです。
コメント等はお手柔らかにお願いします。可能な限り対応します。
編集記録
- 2020/3/19
与ダメ・被ダメに計算ミスがあったため修正。
バックアップあるため、必要な方はご連絡下さい。
- 2020/3/24
対面しやすい化石ポケモンのダメージ計算を追加。
また、努力値の考察を追加。