はじめに
どうも、Wです。
公式ではない略称を用います。H=HP,A=こうげき,B=ぼうぎょ,C=とくこう,D=とくぼう,S=すばやさ などです。
- ポケモンについて
モスノウモスノウ
こおりがポケモン
特徴は高水準なCとなにより
こおりのりんぷん という、自分の受ける特殊攻撃のダメージを半分に出来るとても強い特性を持っていることです。
- 特性について
勿論の如くこおりのりんぷん
- 技について
きりばらい
相手の回避率を一段階下げる。リフレクター、ひかりのかべ等を掻き消す。
採用理由:下記。
ちょうのまい
自分のC,D,Sを一段階上げる
採用理由:C,D,Sを一段階上げるという超強力積み技。Sが遅いモスノウをエースに引き立たせる技です。
れいとうビーム
威力90命中100 相手を10%でこおりにする
採用理由:タイプ一致のメインウェポン。安定した技。
ギガドレイン
威力75命中100 吸収技。
採用理由:下記。
- 戦い方
シーズン3で解禁されるポケモンをご存知ですか?
そう
ラプラスキョダイラプラスです。
何故僕がやたらとラプラスラプラスラプラスラプラス言っているのか?
それは彼奴の専用技にあります。
キョダイセンリツ:威力〜(媒体の技で変わる)
命中 必中
攻撃した後に場にオーロラべール(5ターンの間物理、特殊の攻撃で受けるダメージを半分に抑える)を配置する
はい。やばいですね。多分こいつのせいでオーロンゲオーロンゲは激減、キョダイセンリツ→積みエースポケモンのコンボが流行ると思います。
また、ひかりのねんど という持ち物で5ターンのオーロラベールターンを8ターンに増やす事も出来ます。また、ラプラスラプラスはぜったいれいど、じわれ、つのドリル等の一撃必殺技も持ち、受けループもダイマックスせずに一撃必殺連打や、ダイサンダーなどで対策されてしまいます。僕の友達の受けルーパーも「ラプラス死ねぇぇぇぇ」とか言ってました
そこでモスノウモスノウが役立ちます。
ここできりばらい、ギガドレインの意義を説明させて頂きます。
きりばらい は上記の説明の通り、相手が貼ったリフレクター、ひかりのかべ等を消滅させる
という効果があります。これはオーロラベールも該当しており、上記の こおりのりんぷん でラプラスの主力技の特殊技を機能させずに、ちょうのまいで全抜きスイッチオン+何も知らない相手にきりばらいが通ります。
ここまで行くと今度はラプラスへの有効打になりますね。ギガドレインはラプラスへ効果抜群で通り、相手に与えたHPの三分の1を回復する効果があり、元々こおりのりんぷんでダメージがあまり効かない→ギガドレインで全快等のムーブも出来そうです。
しかし、このラプラス、げんしのちからを覚えるんですよね。これでは後出しが不安ですが、多分テンプレの技はぜったいれいどふぶきハイドロポンプかみなりみたいな感じだろうからあんまりいなさそうです。それにモスノウピンポイントなんて有用ではないですし。
それはともかくこのモスノウモスノウ、なんとダイストリーム(ハイドロポンプ)+げんしのちからダイロック(蝶舞一積み)をギリッギリで耐えますが、砂ダメージで爆散します。悪趣味ですね。結局オボンのみで回復するからまぁいいんですけど(笑)
- 立ち回り
ラプラスラプラスが出て来たら基本後投げです。多分相手はダイマックスして攻撃してきます。(キョダイセンリツはダイマックス最後のターンに切ってくると思います。)多分初手ダイストリームです初手ダイロックは諦めて下さい
次のターンは蝶舞を積んで特殊耐久を上げます。ダイロックも耐えられるので大丈夫。相手の最後のダイマターンはキョダイセンリツを撃たれる事が一番まずいので、ギガドレインでラプラスの体力を吸ってキョダイセンリツを耐えられるようにします。下記のダメージ計算の通り、回復が追いつきます。相手のダイマターンが切れたらきりばらいで間に合います。その前にキョダイセンリツをされたらきりばらいで大丈夫。
4ターン目(相手のダイマターンが切れたターン)は、HPに余裕があればちょうのまいorギガドレイン、なければきりばらいで退場という形です。(乱数で変わります。)
また、ラプラス以外の炎、岩以外の特殊アタッカーには対面で蝶舞して起点にする事が出来ます。しかし、トゲキッストゲキッスのようなダイジェットで素早さを上げ、モスノウモスノウより早いエース型特殊には勝てません。
- 何故モスノウモスノウなのか?
察しの良い方は気づいていそうですが、皆さんは「これきりばらい覚える他のポケモンで良くね?」とか思っていると思います。
それは圧倒的な特殊耐久、ちょうのまいによる抜き性能とギガドレインという回復技にあると思っています。要するにラプラスを起点にする能力です。ここが差別点です。
もう一匹アーマーガアキョダイアーマーガアがいて、そいつの専用技キョダイフウゲキは追加効果にリフレクター、ひかりのかべ等を掻き消す効果を持っていますが、まずダイマックスを切らなければならない、ダイジェットがキョダイフウゲキになるので抜き性能が無い所で差別化しています。(そして特殊耐久)
かわらわり(攻撃しながらリフレクター、ひかりのかべ等を掻き消す格闘技)との差別化は特殊耐久、Sを上げる抜き性能や、キョダイセンリツを今一つで受けられる事で大体のポケモンは差別化出来てます。また、かわらわりはゴーストタイプに後出しされる事で透かされてしまいますが、きりばらいはそれがない事も利点です。挑発なんぞ知らん
また、コメントで「ヌケニンヌケニンでも行ける(そもそもキョダイセンリツが効かない)との御指摘がありました。ありがとうございます。ヌケニンとの差別化はまず抜き性能、そしてドラパルト、ミミッキュにヌケニンより強い事で差別化出来ています。(多分)
ここで何回も抜き性能と言っています。はい、そうですモスノウは壁を割る手段+抜き性能 この二つが無いと他のポケモンに差別化されてしまいます。ちょうのまいは偉大なり
- 持ち物について
ダイストリームダイロックが怖すぎるのでオボンのみ
昔は蝶舞二回ギガドレインでラプラスH252ラプラスを倒せるように命の珠にしてました
ちなみに蝶舞三回積みギガドレインで倒せます
- 努力値・性格についてH84C252S172
Cはぶっぱ、Sは二回蝶舞積みで最速ドラパルトドラパルト抜き、Hは余りとなっています。
- 有利対面
炎、岩タイプではない特殊アタッカー、ラプラス
素で有利なのはこいつらだけです。
蝶舞を積んでS関係が逆転すればドラパルトドラパルトは一方的にボコせます。
まあどっちもトップメタなんだから妥当じゃないんですかね?(雑)
- 不利対面
物理全般
物理耐久がゴミカスだから。以上
CDS上げても勝てない相手は炎全般、ギルガルド(シールド)、ミミッキュ、バンギラス、襷持ち等です。
- ダメージ計算(被)
C特化ラプラスのキョダイセンリツ(ふぶき媒体)で17,3〜20,5%、キョダイセンリツ(ふぶき媒体)(蝶舞一積み)11,5〜13,4%(蓄積ダメージ最高約23)ダイストリーム(ハイドロポンプ媒体)で34,6〜41,0%ダイロック(げんしのちから媒体)(蝶舞一積み)で50〜58,9%げんしのちから(蝶舞一積み)で28,2〜33,3%
A252命の珠ミミッキュのじゃれつくで
75,6〜89,7%、かげうちで35,2〜41%
A252ドラパルトのドラゴンアローで78,2〜93,4%
A252ドリュウズのアイアンヘッドで確定一発
A252ギャラドスのダイジェット(とびはねる媒体)で確定一発
C252トゲキッスのダイジェット(エアスラッシュ媒体)で73,7〜87,1%
C252ヒートロトムのオーバーヒートで確定一発
- ダメージ計算(与)
蝶舞一積みギガドレインでH252ラプラスが60,7〜71,7%(最低吸収ダメージ約47)
蝶舞三回積みギガドレインでH252ラプラスが確定一発、H252バンギラスが確定二発
れいとうビームでH4ドラパルトが確定一発H4トゲキッスが乱数一発
ダイアイス(れいとうビーム媒体)でH252トゲキッスが確定一発
蝶舞二回積みれいとうビームでH4ギャラドスが確定乱数一発
ドラパルトには殴り勝てるんですよね。
弱点保険型について
この型はシーズン3が始まる前に書いた記事なのでラプラスを光の粘土と思い込む愚行に走っていました。要は、弱保ラプラスの対策が出来ていなかった訳です。
しかし、このモスノウモスノウ、上記の通り相手のダイマターン最後にギガドレインをして相手の弱保を発動させてもギガドレインの回復量47がキョダイセンリツ二回分のダメージ(46)より多いので、受けられることができます。もうこいつの耐久やばいですね。
おわりに
如何でしたでしょうか?ラプラスラプラス完全粉砕型モスノウ。汎用性が高いとは言えませんが、刺さる相手(ラプラスだけじゃね?)には刺さります。また、ついにシーズン3が解禁されたので状況に応じて育成論を更新して行きたいと思います。よろしくお願いします。ありがとうございました!