なぜ身代わりを持たせるのか
- 1.エラがみ
半減でも受からない高火力かつ一貫性のあるエラがみを覚える為、挑発や吹き飛ばし等の補助技を誘いにくく、技の特性から電磁波を誘いやすい。
S操作技と組み合わせることで、先制でエラがみを打てる対面が増える。
- 2.交代読みリスクの軽減
有利対面での安定択になり、交換読みをする必要が少なくなるため、安定行動で崩しを行いやすくなる。
- 3.後続への負担軽減
トリトドンブルンゲルラプラスドヒドイデナットレイを非常によく呼ぶが、水耐性+身代わりにより鬼火や熱湯を打たせずに、再生技のタイミングで安全に後続を着地させる動きができる。
例: 身代わりでラプラスの身代わり&零度を牽制して低火力のフリドラ打たせて交代先の味方の負担を減らす。
- 4.ダイマックスターンの消費
エラがみをダイマックスで耐えて切り返してくる立ち回りに刺さる。ダイマ権を放棄させかつ突破できる為、イージーウィンが狙いやすくなる。
- 5.起点になりにくさ
逆鱗→ミミッキュトゲキッス等の起点
エラがみ→ドラパルトサザンドラギャラドスの起点となるリスクをS操作技と合わせて軽減できる。
よって拘りよりリスク管理がしやすいと言える。
身代わりが有効な相手
型考察
- 基本形
【性格】 意地っ張り
【努力値】 A252 B4 S252
【技】 エラがみ/身代わり/S操作技/選択
【持ち物】 選択
- 性格・努力値考察
カビゴンやミミッキュ等の突破率に影響するのでA方面特化、激戦区のSはぶっぱ。余り適当。
- 持ち物考察
持ち物なしで採用理由が完結しているため、技と合わせて選択となるが、余程の理由がなければ再生連打に弱くなく、1番打つエラがみに補正が乗る水技強化系の持ち物になる。
火力強化系
球・達人の帯:氷の牙や噛み砕くを採用する場合にドラパルトへの乱数がある程度信用出来る数値になり、逆鱗を採用しない選択ができる。
漣のお香:ギルガルド(シールド)カビゴンオーロンゲ等への突破率が変わる。
回避・回復系
ラムのみ:カビやカバの欠伸に受け出しが効く。
お盆:先制技圏外に逃げる・身代わりの試行回数を稼ぐ用途。ダイドラグーンと合わせて確定数をズラす動きも可。
光の粉:強い
ロゼルのみ:S操作→エラがみの動きでミミッキュに対面で勝てるようになる。
- 技考察
エラがみ・身代わり
先述の通りなので割愛。
H4DMミミッキュ: 103.0~121.3%
特化カビゴン: 79 ~ 93.2%(きのみ持ちでも確2)
H252ギルガルド(シールド): 101.1 ~ 119.1%
特化オーロンゲ: 104.4 ~ 123.2%
特化ブラッキー: 74.7 ~ 88.1%
特化ヌオー: 89.1 ~ 105.4%
特化アーマーガア: 76.5 ~ 90.7%(お盆ビルドで受けきれない)
岩石封じ・地ならし
岩/60/95/15【物理】★★★★★
地/60/100/20【物理】★★★★★
先述の通りでどちらかは必要。裏にスカーフ持ち(エースバーンドラパルト)やトゲキッスギャラドス等のダイジェットエースを据えるならトゲキッスギャラドスのS上昇を抑えられる岩石封じがオススメ。
外し考慮やアーマーガア投げされない点、ドヒドイデやパッチラゴンへの打点とダイアースでのD上昇を評価するなら地ならしを選択。
H252トゲキッス: 32.2 ~ 38.5%
H4ギャラドス: 42.1 ~ 50.2%
特化ラプラス: 37.9 ~ 45.5%(ダイロック)
特化ドヒドイデ: 36.9 ~ 44.5%(ダイアース)
げきりん
竜/120/100/10 【物理】★★★★☆
ダイドラグーンで威力140
水半減の竜やギャラドスにダイマを消費して打つ。Aを下げることでダイマターンを枯らす動きが非常に強力。
原子の力
岩/60/100/10【特殊】★★☆☆☆
ウオノラゴンから有効打のないポケモンに対して身代わりを盾に打てるガチャ。8回打てば約57%で全能力が上がり、イージーウィンの可能性が高まる。
サイコファング ★★☆☆☆
頑丈顎補正技だが火力は出ない。ドヒドイデに対しても火力不足気味で回答にならないので使うなら球か帯が必要。
氷の牙/噛み砕く/地震 ★☆☆☆☆
球か帯ならドラパルトやドヒドイデに気持ち強くなる。蹴手繰りもダイナックルにすればドヒドイデに多少強く出れるかもしれないが身代わりとアンチシナジー。
相性の良い味方
ダメージ計算
- 被ダメ
A252ミミッキュのじゃれつく:72.7〜87.2%
A252ミミッキュのかげうち:16.3〜20%
C特化ギルガルド(シールド)のシャドーボール:58.1〜69.0%
無振りドヒドイデの熱湯:4.8〜6.0%
特化球ギャラドスの130技: 92.7 ~ 109.6%