今の環境で多い物理ダイマックスギャラドスギャラドスをうまくはまれば
受けきることができるタルップルタルップルの形を思い付いたので育成論として投稿します
はじめに
- 初投稿なので至らない点があると思いますがご了承ください
- 個体値はすべて理想個体とします
- H、A、B、C、D、Sなどの略称を使います
- ダメージ計算はポケマス様のダメージ計算機を使用しています
タルップル採用の経緯
もともとギャラドスギャラドスのダイマックスをを安定して受けられるポケモンを探していたのですがなかなか見つからず、というのもギャラドスギャラドスの覚える
水、草、飛行タイプの技をすべてを半減以下で受けられるポケモンが少なく、高火力の技を押し付けて来るので大半のポケモンはまともに受けられない状態でした。しかし、よく技構成を見てみるとギャラドスギャラドスはとびはねるを採用してることが多いのでまもるを覚えさせてダイマックスをしのげばなんとかなるのでは?と思いタルップルタルップルの採用に至りました。
タルップルタルップルについて
草ドラゴンタイプでHが高くBとDも結構あるので耐久に優れていてるのですが
氷が4倍、環境に結構いるドラゴン、フェアリーに弱く選出しにくいです。
特に氷4倍が致命的で本来草タイプで相手したい水タイプのサブウエポンの氷技で落ちてしまうのであまり有利対面になる相手がいませんでした。
しかし水1/4、草1/4、地面半減と他にないタイプ相性と耐久を持っていることが
今回の形では重要になってきます。
努力値、性格、特性
- 努力値振りB252、C60、D198
Bは物理ギャラドスギャラドスの攻撃を受けきるため最大で。
Cは交代読みH振りドラパルトドラパルトをりゅうせいぐんで確1で落とすための調整です。
Dはウォッシュロトム水ロトムあたりを受けられるように残り全部です
H はもともと高く、あまり振る必要を感じなかったので振っていません
- 性格
ずぶといorのんき
どちらでもよい感じですがドサイドンドサイドンをぬけることがあるので
ずぶとい推奨。トリル意識ならのんきで。
- 特性
じゅくせい
木の実の効果を2倍にする特性で今回持たせているバコウの実の効果で本来抜群の
ギャラドスギャラドスのダイジェットを一回だけいまひとつくらいのダメージで受けられるようにしています
技構成
- りゅうせいぐん
一番火力の出るメインウエポン。交代読みでサザンドラサザンドラやドラパルト
ドラパルトを確1で落とせる。Cが100とそこそこあるので当倍でも半分くらいはダメージが入る。
- ギガドレイン
攻撃しつつ回復できるサブウエポン。火力はそんなにないものの耐久力が上がるので良い。挑発読みで回復を防がれるのを回避できる。浮いている相手ならダイソウゲンでこちらだけ回復できるのも強み。カバルドンドサイドンウォッシュロトムに対しての打点になる。
- まもる
確定枠これがないとギャラドスギャラドスのとびはねるを受けきれない
ヒヒダルマ(ガラル)ヒヒダルマと対面したときに交代先が安定する。
やどりぎのタネとあわせてダメージを稼げる。
ダイマックスターンを稼ぐのにも使える。
- やどりぎのタネ
打点のない相手へのダメージ原になる交代読みで使える。
とびはねるの最中でもHPを削れる。交代をさせやすくする。
現環境だと効かないポケモンが少ないのもポイントが高い。
持ち物
- バコウの実
ギャラドスギャラドスのダイジェットを安定して受けられるようにバコウの実
を持たせています。タルップルタルップルの特性じゅくせいの効果で本来なら抜群になる飛行技をいまひとつくらいのダメージで受けられるようになります。
他にもダイジェットから入るポケモンに対してやどりぎのタネをまけたりします。
よくあるダイマックスギャラドスギャラドスの技構成
今回のタルップルタルップルの育成論ではこれらの技で構成されている
物理ダイマックスギャラドスギャラドスが多いという前提で対策をたてています。
- たきのぼり
ほぼ確定であるタイプ一致雨で火力が上がるので強い。
- とびはねる
こちらもほぼ確定であるSを上げられると止まらなくなる
同じ飛行技ではぼうふうもあるが、ほぼ採用されるのはこっち
- パワーウィップ
採用率高め、これのせいで水タイプで受けられなくなった
- じしん
最近採用するギャラドスが増えた。
- りゅうのまい
カバルドンカバルドンで起点をつくってから使われることが多い
- 挑発
耐久ポケモンなどに回復させない積ませないようにできる。
立ち回り
相手がギャラドスウォッシュロトムなどを選出してきそうなときに受けの交代先として選出します。
- ギャラドスギャラドスに対しての立ち回り
基本的に今の環境ではギャラドスギャラドスが場に出た場合ダイマックスをしてくる確率が高いので場にいるポケモンから何をしてくるか予測してタルップルタルップルに交代します。
三連続でダイジェットをされるとタルップルでも受けきれないので、交代前は高耐久の飛行半減できるポケモンでダイストリームを誘うのがベストです。初手ダイジェットを防げない場合は交代しないでダイマックスしてダイウォールなどで一回受けるという手もあります。
- ダイストリーム読みの場合
- タルップルに交代してダイストリームを受ける
- ダイマックスをしてダイウォール
- ダイジェットをバコウの実込みで受けてダイソウゲン
- ダイマックスが切れたギャラドスは高確率でとびはねるをして来るので何か攻撃技
- まもるでとびはねるを受ける
- 交代するか突っ張るか挑発をして来るのでそれを読んで技選択
- ダイジェット読みの場合
- 交代せずにダイマックスか素で受ける。ダイジェットを受けられるポケモンに変える。最悪一体犠牲にする。
- タルップルに交代してバコウの実で受ける
- まもるを使ってダイマックスターンをからせる
- 行動を読んで技選択。できればやどりぎのタネを入れたい
- りゅうのまいやたきのぼりなどで対面した場合
- タルップルに交代して対面
- ダイジェットをしてくる可能性が高いのでダイマックス読みダイウォール
- バコウの実で受けてダイソウゲン
- ダイウォール
- 行動を読んで技選択
- 挑発をタルップルタルップルに入れられた場合
- とびはねるを読んで受けられるポケモンもしくはまもるを覚えてるポケモンに交代
- とびはねるを交代ポケモンで受ける
- 挑発の解かれたタルップルタルップルに戻す
タルップルタルップルのタイプ相性で水、草を1/4にできるの効果は大きく、もともとの耐久力も相まってギャラドスギャラドスの三段階上昇のたきのぼりでも1/3以下のダメージに抑えることができ、とびはねるさえ防ぐことができれば、よく使われるダイマックス形の物理ギャラドスギャラドスなら回復もあわせて安定して受けることができます。
とびはねるを防がれるとサザンドラやドラパルトに交代して来ることが多いので、交代読みにりゅうせいぐんを入れておくと刺さった場合にパーティーを崩壊させることができます。ギャラドスギャラドス対面の時にりゅうせいぐんを隠しておけばより引っ掛かってくれることが多いです。
交代先に打点がない場合でもやどりぎのタネを入れれば削りの仕事もできるのである程度は活躍します。
- ウォッシュロトム水ロトムに対しての立ち回り
水、電気技を読んでタルップルタルップルに交代します
多くの場合、ボルトチェンジで交代してくるので交代先に刺さりそうな技を選択します。
たまに突っ張って来ることもあるのでその時はギガドレインで倒しきりましょう。
交代時にボルトチェンジされた場合はまもるで一回出てきたポケモンの行動が見れるので次の交代が安定します。
ダメージ計算
- 受けるダメージ
- ギャラドスギャラドスA振り性格補正
ダイマックスたきのぼり
12.9〜15.6%乱数7発
いのちのたま込み
16.7〜20.5%乱数5発
ダイマックスとびはねる
※注意※ポケマスの計算機だとじゅくせいの効果が乗らないみたいなので
さらに半減したくらいのダメージだと思ってください。
特性無しバコウの実 ダイマックス時
53.5〜63.2%確定2発 26.7〜31.6%確定4発
いのちのたま込み ダイマックス時
62.7〜82.1%確定2発 34.8〜41%確定3発
ダイマックスパワーウィップ
9.1〜11.3%乱数9発
いのちのたま込み
11.8〜14.5%乱数7発
ダイマックスじしん
17.8〜21%乱数5発
いのちのたま込み
23.2〜27.5%乱数4発
三段階上昇たきのぼり
20〜23.7%確定5発
いのちのたま込み
25.9〜30.8%確定4発
- ウォッシュロトム水ロトムC振り性格補正こだわりメガネ
ハイドロポンプ
16.7〜20%乱数5発
10まんボルト
14〜16.7%乱数6発
あくのはどう
33.5〜40%確定3発
シャドーボール
33.5〜40%確定3発
- ウオノラゴンウオノラゴンA振り性格補正こだわりハチマキがんじょうあご
エラがみ
31.3〜36.7%乱数3発 1/4にしてこのダメージとかおかしい
- ドラパルトドラパルト
A 振り性格補正ドラゴンアロー
73.5〜90.8%確定2発
C振り性格補正りゅうせいぐん
123.2〜145.9%確定1発
- ドサイドンドサイドンA振り性格補正
ストーンエッジ
45.4〜53.5%乱数2発
じしん
22.7〜26.4%乱数4発
- 与えるダメージ
- りゅうせいぐん
ギャラドスギャラドス無振り
46.4〜55.2%乱数2発
ウォッシュロトム水ロトムHD振り
38.2〜45.8確定3発
サザンドラサザンドラ無振り
101.7〜122.1%確定1発
ドラパルトH振りドラパルト
102.5〜121%確定1発
- ギガドレイン
ギャラドスギャラドス無振り
27〜32.3%確定4発
ウォッシュロトム水ロトムHD振り
43.3〜53.5%乱数2発
カバルドンカバルドンHD振り
41.8〜50.2%乱数2発
ドサイドンドサイドンHD振りハードロックとつげきチョッキ
45.9〜56.7%乱数2発
この型のタルップルタルップルの強みとギャラドス対策の差別点
- ギャラドスギャラドスの選出を誘いやすい
よく知られているギャラドス対策のポケモンとしてナットレイナットレイやウォッシュロトム水ロトムなどがいますが有名な対策なので選出段階でそもそも出さなかったり対策ポケモンの対策をされたりしてダイマックスをギャラドスできらないなどの選択をされることがありますがタルップルタルップルの場合はSが遅く、AやCも当倍で一撃で落とせる火力もなく、電気技も覚えず、飛行技が抜群なのでダイジェットの起点にできるように見えます。なので他にギャラドスギャラドスに強そうなポケモンがいなければ選出してくる確率が高くなります。ギャラドスギャラドスがタルップルタルップルと対面したときには悠長にとびはねるを選択する可能性は低いので交代しない場合はダイマックスをきってくることが多いです。ダイマックスをギャラドスにきらせることによって他のダイマックス前提ポケモンの対処がしやすくなる効果も期待できます。
- タルップルタルップルの型が読まれにくい
タルップルタルップルはあまりランクマッチで使われることが少なく、てっぺきを積んでボディプレスをする型や木の実などで能力を上げる型などの方が有名なので、この型のタルップルでギャラドスを受けきれたりドラパルトやサザンドラをりゅうせいぐんで確1をとられることをほとんど知られていません。なので知らずに選出してきた相手の意表をついてパーティーを崩壊させることが結構あります。
- ギャラドスギャラドスの交代タイミングがはかりやすい
ギャラドスとタルップルが対面したときにギャラドス側は交代しない場合だいたい有効打のダイジェット連打してきます。ダイマックスがきれた時にはとびはねるを使ってくる可能性が高いです。ここでとびはねるをまもるで防ぐと挑発を持っていないギャラドスの場合、有効打がとたんになくなり、1/4や1/2しか打点がないギャラドスで
突っ張るか他の有利なポケモンに交代するかの選択になるので、高確率で交代してきます。なのでとびはねるを防いだ次のターンに有効打になる技を選んだり、交代先を読んでこちらも交代したりできるので、次の対面を有利に運ぶことができます。
また、とびはねるでターンが稼がれるので壁を貼っていたり雨状態になっていた場合、ターン数稼ぎにも繋がります。
- 持ち物に左右されづらい
ギャラドスギャラドスがよく持っている持ち物のラムの実、ソクノの実、いのちのたま、弱点保険などどれを持っていてもタルップルタルップルなら問題なく立ち回れます。
- 水、草技を1/4にできる
タルップルタルップルのタイプ相性で水、草技を1/4にできるので
かなりAが上昇したギャラドスが相手でもダイジェット以外なら受け出し交代ができます。
またダイソウゲンやギガドレインややどりぎのタネで回復することでほとんどダメージを受けずにギャラドスギャラドスを突破することも可能です。
仮にタルップルタルップルのHPが2割くらいのしか残っていなく最後にダイマックスを使いきり素の上昇効果のないギャラドスギャラドスと対面したときに殴り勝つこともある位には水や草に対しては耐久力があります。
相性のいいポケモン
- ハガネールハガネール
ギャラドスと対面したときにダイストリームを誘いやすくとびはねるを安定して受けられる。タルップルの苦手なパルシェンやミミッキュに対して安定して交代できる。
- カビゴンとつげきチョッキカビゴン
特性のあついぼうで氷を半減できるので特殊氷はだいたい受けられる
サザンドラなどにも強く特殊方面の受けが安定する。
終わりに
初めて育成論を書いたので疲れました。今の環境では通用することが多いですがギャラドスギャラドスの特殊形が増えたり、こおりのきばやげきりんなどを覚えた形が増えてくるとこの形のタルップルタルップルは通用しなくなってくると思いますが、はまったときは強いのでぜひ一度使ってみてください。
技考察やタルップルの対面ポケモン有利不利などはコメントにしていただいた中で
できる範囲で答えられたらいいと思っています。