リエマハと申します。
今の環境のダブルバトルは基本的にバンギラスドリュウズという並びがとても強く、シングルバトルでは「かたやぶり」の型が多いドリュウズですがダブルバトルはバンギラスの「すなおこし」と相性が良い「すなかき」がメジャーになっています。単体でも性能が高いこの2体が並ぶというものはかなりの脅威ですw
そこで今回はこのバンギラスドリュウズに対してメタを張った形でカポエラーを育成してみました。
参考にしてみてください
はじめに
この育成論で使用するポケモンの個体値は敵、味方ともに31とします
各努力値配分の表記は体力、攻撃、防御、特攻、特防、素早さの順にH,A,B,C,D,Sと表記します
この型の強み
基本的な動きとしては特性「いかく」より、敵2体の攻撃を下げ、タイプ一致の高火力技である「インファイト」を使いダメージを与えつつ、下がった能力により、「だっしゅつパック」が発動して裏に交代します。
この動きにより再び、場に出すことでさらに「いかく」を入れることができ、相手がポケモンを交代した場合でもそのポケモンに合わせて自分が裏のポケモンを合わせるといった有利対面を作ることができます。
つまり「インファイト」が「とんぼ返り」や「ボルトチェンジ」のような動きになります
本論
採用理由も含めて説明していきます。
今回のカポエラーはダブルバトルにおいて重宝される「いかく」をベースに立ち回っていく型になっています。もともと7世代の頃からシングル・ダブル共に「いかく」という特性は強く、特にダブルバトルにおいては「いかく」はほぼ必須とまで言われていました。しかし8世代に入りマタドガス(ガラル)の「かがくへんかガス」やアーマーガアの「ミラーアーマー」という特性が現れるほか、既存の特性の「きもったま」や「せいしんりょく」なども「いかく」が利かなくなるという仕様が追加され、「いかく」が弱体化されたという事でtwitterなどでも話題になっていました。
ですが、現状は話題になったほど特性が強化されたポケモンは使われておらずガオガエンがいなくなったことによって「いかく」を使うポケモンはギャラドスやウインディくらいで、「いかく」の減少により昔よりもさらに増して物理攻撃を主体とするポケモンが暴れています。特にこの上記2体ではバンギラスに対してあまり強く出ることができないため「かくとうタイプ」の「いかく」持ちがいいのではないかと思い、「カポエラー」の採用に至りました。
差別化
似たような動きができるポケモンと差別化をしていきます
ズルズキン・・・「ねこだまし」も覚えることができ、3色パンチなど技の範囲が
カポエラーよりも多いのですが、「はたきおとす」を失った今の現状だと「あくタイプ」はゴーストタイプに有利というくらいで防御面を考えた際に「かくとうタイプ」が弱点になってしまったりするのはは少し痛いです。その他にも、もともとの素早さがあまり高くなく、バンギラスの上を取ろうとしたときにある程度素早さに努力値を振らないといけないのでそういった部分で差別化しています。
ウインディ・・・基本的なスペックが高く「インファイト」以外でも「オーバーヒート」で交代できたり、カポエラーが苦手とするトゲキッスなどにも「バークアウト」やほのお技で対応できたりしますが、バンギラスドリュウズの並びを見る際に「いかく」を入れてもドリュウズの「ダイアース(いのちのたま込み)」は耐えることができず相方のポケモンで「リフレクター」などを張らないと厳しいので選出が固定してしまうのを防ぐ意味でも差別化をしていきます
技構成
- ねこだまし
ダイマックスポケモンには効きませんが、あって損はありません
- インファイト
今回の構築の主体
- ふいうち
ドラパルトに対して有効に働き、先制技としても使えるので入れています。特にダブルバトルではシングル以上に打ちやすいので困る技ではないです
- いわなだれ
候補技
かわらわり
壁張りオーロンゲが最近ブーム
その他「脱出パック」による交代をしたくない時など
どろぼう
脱出パックを使用した後は持ち物を持っていない状態なので「はたきおとす」の代わりができます
ワイドガード
今の時代は「ねっぷう」「マジカルシャイン」くらいかもしれませんが覚えるので
フェイント
相性の良いポケモン
ヒートロトム
カポエラーが苦手とするリザードントゲキッスギャラドスに対して比較的強く出れるので相性としてはいいと思います。特にリザードントゲキッスなどはダイマックスされるとそのままパーティ壊滅させられる可能性もあるのでロトム系1体は入れておくといいと思います
タチフサグマ
「インファイト」読みとして出てくるポケモンにドラパルトミミッキュが多いのでその2体に対して有効にはたらく「はたきおとす」を持っているポケモンとしてあげさせてもらいました。「こんじょう」で不意の鬼火も狙って受けにいけれるのでそういった意味でも出しやすいと思います。
ダメージ計算
<与ダメージ>
※敵は全てダイマックス状態でダメージ計算します
インファイト
H252バンギラス ・・・(81.1~96.6%)確定2発
H4ドリュウズ・・・(73.1~87%)確定2発
H4ヒヒダルマ(ガラル)・・・(80.1~95%)確定2発
H4ウォッシュロトム・・・(33.7~40.4%)確定3発
H4サザンドラ・・・(59.5~70.2%)確定2発
H252ジュラルドン・・・(45.7~54.2%)乱数2発
ふいうち
H4ドラパルト・・・(27.4~32.9%)確定4発
ダイロック
H4リザードン・・・(103.8~123.3%)確定1発
H4ウインディ(いかく込み)・・・(31.9~37.9%)乱数3発
H252トゲキッス・・・(35.9~42.7%)確定3発
被ダメージ
※敵は全て攻撃・特攻ともに性格補正あり努力値252振ったものでダメージ計算を行います
物理ダメージ(威嚇補正込み)
ドリュウズ(ダイスチル)・・・(55.4~65.6%)確定2発
ドラパルト(威嚇なし)(ダイホロウ)・・・(77~91.8%)確定2発
ギャラドス(ダイジェット)・・・(107~126.1%)確定1発
ミミッキュ(ダイフェアリー)・・・(76.4~91.7%)確定2発
ヒヒダルマ(つららおとし)・・・(56~66.8%)確定2発
特殊ダメージ
トゲキッス(エアスラッシュ)・・・(77.7~92.9%)確定2発
リザードン晴下(ダイジェット)・・・(188.5~222.9%)確定1発
ジュラルドン(ダイスチル)・・・(65.6~78.3%)確定2発
ウォッシュロトム(ダイストリーム)・・・(59.8~71.3%)確定2発
エルフーン(ムーンフォース)・・・(73.8~87.8%)確定2発
最後に
いかがでしょうか。カポエラーの強みを最大まで発揮できる構築を作ってみました
Youtuberとして生きていきますのでチャンネル登録お願いします( ´∀` )