注意点
- 当育成論では、【努力値】や【種族値】などの非公式である呼称を用います
また、ステータスはH(体力)A(攻撃)B(防御)C(特攻)D(特防)S(素早さ)の略称を用います。
- 与ダメージ及び被ダメージ、素早さの計算は全て理想個体で計算しています。
ダメージ計算にはポケマス様のツールをお借りしました。
はじめに
はじめまして、うみねこと言います。
先日動画投稿者として名を馳せるもこ◯さんが動画で紹介していたので、この機会に私が使っているリーフィアリーフィアを紹介させていただこうと思います。
剣盾ランクマでコータスリーフコータス
リーフィアを使い続けていますが、このリーフィアで3タテする場面も少なからずあり上位でも十分使えるポテンシャルを持っていると感じました。剣盾環境のリーフィア育成論の決定版となれれば嬉しいです。
リーフィアについて
リーフィア
草タイプを致命的な弱点として持つポケモン(ウォッシュロトム
ヌオー
トリトドン
ランターン
ドサイドンなど)が一定数存在する現環境において、草タイプによる攻撃は大きな価値があります。しかしながらサブ技として搭載しづらいタイプでもあるのが草タイプ。その中で葉緑素リーフィア
リーフィアはダイマックス状態でも超高速を維持できる草アタッカーとして唯一性を確立できます。
ブイズパの中でもハブられがちでランクマはおろかカジュアルバトルでもほとんど姿を見ないこの子ですが、夢特性「葉緑素」により晴れ下なら超高速を手にすることができます。火力面も強力な積み技である「剣の舞」を持ち、持ち前の物理耐久を活かして物理アタッカー相手なら強引に積んでいくことができます。これにより、高速物理積みエースとしての活躍が可能です。
反面サブ技が「アイアンテール」や「あなをほる」などお世辞にも使いやすいとは言えないものが多いのですが、今作はダイマックスによりサブ技も安定して撃っていくことができるようになりました。
草タイプであるということで、バタフリーなどの害悪戦術や、やどりぎのたねが無効になる点も地味に嬉しいところ。そして何より可愛い
構成
まずリーフィアリーフィアの種族値はこちら↓
H65/A110/B130/C60/D65/S95
高いB、物足りないA、中途半端なS、紙な特殊耐久といった感じです。
しかし前述のように夢特性「葉緑素」により、晴れ下ならば無振でも実数値230を叩き出します。
物足りないAは剣の舞はもちろん、本育成論では弱点保険を使って上げていきます。
- 特性
葉緑素一択です。
- 持ち物
この育成論のコンセプトでもある「弱点保険」を推奨します。
ダイマックスすることで現環境で猛威を振るうダイジェットを始めとした草タイプに多い弱点技のほとんどを受けることができるため非常に弱点保険との相性がいいポケモンです。とんぼ返り読みで交代していきなり発動を狙うこともできます。
環境に多いギャラドス、
トゲキッス、
パッチラゴン、
スピンロトムであれば1回積まれてもまだこちらが上を取れているため、対面からでも二連打すれば突破でき、高速A二段階上昇でダイマックスターンを残した状態で次を待てます。
(ダイジェット1回でSが逆転するルチャブルとは、ダイスチルのB↑と合わせて際どい戦いになりますが、高確率(74%)で勝てます。
リザードンは流石に他のポケモンで対応しましょう。)
- 努力値、性格
H:252 A:252 S:4 いじっぱり
実数値 172-178-151-72-85-116("葉緑素"発動時 S:232)
Aは悠長に積んでいられない場面も多いので、いじっぱA252で考えていきます。剣舞前提でも後述の乱数的にぶっぱが欲しい場面が多く感じました。
耐久面は、特殊弱点サブウェポンに対しても安定するH252が無難です。物理意識してBに割くと、ドラパルト
トゲキッス
サザンドラの攻撃がかなり危うくなります。
余りはSに4振ることで最速スカーフドリュウズを丁度抜けるようになります。(正直
ドリュウズはそんなに重くないので他に回してもいいかも知れません)
※追記
特殊ドラパルトが流行っているので、
サザンドラ
トゲキッス対策も含めてAを落としてDに振るのもありかもしれません。また検討します。
- 技構成
確定技
・リーフブレード...基本技です。ダイソウゲンでグラスフィールドにして火力アップできます。ソーラーブレードと悩みますが、天候変化されると厳しいのでこちらの方が広く安定します。急所ランク高いのもgood。
・剣の舞...コータスで火傷にしたりして隙あらば積みましょう。
・アイアンテール...トゲキッス
ミミッキュ
ヒヒダルマ(ガラル)に刺さります。ダイスチルでBをあげれば大抵の物理攻撃は目じゃなくなり、物理アタッカーからの弱保発動チャンスもぐっと増えます。おすすめ。
選択技
・ウェザーボール...アイアント
ナットレイコットン
エルフーンに。弱保発動でCが上がっていれば
アーマーガア
ジュラルドンにも高負荷をかけられます。
・シザークロス...ほぼサザンドラ用。特殊アタッカーに対してダイワームとして撃つことでCを下げ、返しの弱点技を確実に受け弱点保険発動が狙えます。パーティ構成的に
サザンドラが重い方にはおすすめ。
・穴を掘る..確定技が通らない炎や鋼、パッチラゴンなどに。D上昇もgood。ただ、環境に多い
リザードン
ヒートロトムには当たらないので注意。
(詳しくはコメントに書いたのでよかったら見てみてください >5)
・捨て身タックル...炎タイプを始めとした広いポケモンに雑に撃てる技ではありますが、H振りヒートロトム、初手ダイマックスする
リザードンに撃てども倒すことはできないので、この技を選ぶくらいなら穴を掘るにした方が刺せる相手が増えます。
・あくび...交代読みで苦手を流せるのはgood。
・にどげり...ダイナックルでのA上昇は嬉しいのですが、バンギラスには大草原の方が入り、
サザンドラにもダイマックスされると反撃で負けてしまい、氷にはアイアンテール、鋼には穴を掘るや晴れウェザーボールが選べるので、この威力の低い技をあえて入れるかどうかはお任せします..
使い方
・晴れ下では基本的に上をとっていけるので、物理アタッカー相手では大きく削られてでも強引に剣の舞を積んでいきましょう。後続に先制技持ちがいても剣盾環境では先制技のほとんどは物理なので、リーフィアの物理耐久ならほとんど食らいません。不安であればダイスチルでBを上げておくのもありです。
・ダイジェットアタッカーとの対面では初手からダイマックスを切り弱保発動して突破の動きが非常に強力です。
・襷持ちやトゲキッスが意識される場面では先発コータスでステルスロックを打っておくことで、安定撃破が狙えます。
・相手のとんぼ返りが読める場面では積極的に受け出しして弱点保険を発動させていきます。
相性の良い味方
・ひでりコータスコータス
やはりこいつですね。
物理アタッカーは鬼火でリーフィアの起点に
襷持ちやトゲキッス意識でステルスロック
あくびループも可能で、晴れ下でのオバヒの火力で負荷もかけられます。
出すだけで天候上書きができるので、相手の大天候アタッカーのダイマックスを切らした後再度場に出すことで晴れを取り戻すことができるのもgood。
・ウォッシュロトムウォッシュロトム、
ランターン
リーフィアの苦手とするヒートロトム
リザードン
アーマーガアに対して強いのでパーティに入れておくと役立ちます。(晴れ下で水技半減になるのは注意。)
・特性「もらい火」のポケモン
晴れ下運用するおかげでドラパルト
サザンドラ
トゲキッスなどの特殊炎技で大ダメージを受けてしまいます。特性「もらい火」のポケモンを見せ合いや先発で見せておくと、相手に択を迫ることができ勝ちを引き寄せることにつながります。ダイマックスを切れば晴れ起動も可能で、サイクル戦のラスト掃除役としてリーフィアを使うといった戦い方も展開できます。(ブースターと組んで夢のブイズ不遇タッグができるかも!?)
ダメージ計算
- 被ダメージ(基本とするダイマックス状態の数値を記載します。)
A極ドリュウズアイアンヘッド(18.3 ~ 21.8%)乱数5
晴れA極五里夢中ヒヒダルマ(ガラル)フレアドライブ(83.1 ~ 98.2%)確定2発
晴れC252ヒートロトムオーバーヒート(118.6 ~ 139.5%)確1
晴れA極エースバーンかえんボール(73.2 ~ 86%)確2
A極ルチャブルダイジェット(48.8 ~ 57.5%)乱数2(93.3%)
A極ギャラドスダイジェット(54.6 ~ 65.1%)確2
C252トゲキッスダイジェット(86 ~ 101.7%)乱数1(12.5%)
A極珠パッチラゴンダイジェット(52 ~ 61.9%)確2
C極スピンロトムダイジェット(86 ~ 101.7%)乱数1(12.5%)
晴れC極ドラパルトだいもんじ(71.5 ~ 84.3%)確2
晴れC極サザンドラだいもんじ(82.5 ~ 97.6%)確2
晴れC252トゲキッスダイバーン(93 ~ 109.8%)乱数1(56.2%)
- 与ダメージ(多くの試合で剣舞か弱保が発動できたので、A二段階アップでの値です。)
・リーフブレード
H4ドリュウズ(121.5 ~ 143.5%)確1
H4ミミッキュ(137.4 ~ 162.5%)確1
H252カビゴン(79 ~ 93.6%)確2(大草原で確1)
H252ウォッシュロトム(183.4 ~ 215.2%)確1
H252バンギラス(134.2 ~ 159.4%)確1
H4ギャラドス(107 ~ 126.3%)確1
HB極ドヒドイデ(51.5 ~ 61.1%)確2(グラス下大草原で乱数1(81.2%))
HB極カバルドン(90.2 ~ 106.9%)乱数1(43.7%)
・ダイスチル(アイアンテールは命中不安のため)
H4ドラパルト(111.5 ~ 131.7%)確1
H4ミミッキュ(265.6 ~ 312.9%)確1
H4サザンドラ(94 ~ 111.3%)乱数1(68.7%)
H4トゲキッス(188.8 ~ 222.3%)確1(ステロおすすめ)
H4ヒヒダルマ(ガラル)(256.3 ~ 301.6%)確1
・晴れウェザーボール(C上昇なしの値です。)
H252ナットレイ(68.5 ~ 81.7%)確2
H4アイアント(182 ~ 214.9%)確1
H252アーマーガア(39 ~ 46.8%)確3
H4エルフーン(64.7 ~ 76.4%)確2
H4ジュラルドン(40.4 ~ 47.9%)確3
・ダイワーム(Cを下げるために使うため。)
H4サザンドラ(188 ~ 222.6%)確1
・穴を掘る
H4エースバーン(144.8 ~ 170.5%)確1
HB極ドヒドイデ(61.1 ~ 72.6%)確2(ダイアースで乱数1(93.7%))
H4パッチラゴン(116.8 ~ 138.5%)確1
H4ウインディ(128.9 ~ 153%)確1
H252ジュラルドン(89.2 ~ 106.2%)乱数1(37.5%)
おわりに
最後まで読んでくださりありがとうございました。
初めての育成論投稿ということで至らない点しかないとは思いますので、バシバシコメント書き残していってもらえたら嬉しいです。
リーフィアリーフィアは光合成から栄養を得るという体質のために食べるための争いをしないブイズの中で最も穏やかな性格と言われており、立ち振る舞いからも余裕と気品を漂わせる本当に愛せるかわいいポケモンなので、この育成論を機にリーフィア使いが増えてくれることを願っています。