ルチャブル- ポケモン育成論ソードシールド

はじめに

どうも、Sapphireです。
これが2回目の投稿かつ剣盾最後の投稿です。
実は2日連続で投稿しています。ここに登録してからこの二匹だけは育成論書きたかったので。
今回考察するのはこれまた僕の大好きなルチャブルです。
前回のブラックキュレムと同じくかっこいい(よね？)ポケモンですね。
前回と違い、こいつはSVでも出てくるので、対戦環境によってはSVでも活躍できるかもしれません。

注意

採用理由と役割

純粋な高火力物理アタッカーです。パーティーの顔面偏差値を上げることにも貢献しています。
実は条件が整えばザシアン(王)をも上回る火力と素早さを手に入れることができます。
さらに、ルチャブルのメインウェポン2タイプを両方半減するポケモンが異常に少ないという利点もあります。

持ち物

コンセプト上じゃくてんほけんで確定です。
一応説明すると弱点をつかれると攻撃と特攻が2段階上がります。

他の持ち物ではダメ?

こだわり系(ハチマキ/スカーフ)

きあいのタスキ

いのちのたま

シード系(エレキ・ミストなど)

特性

こちらもコンセプト的にかるわざ確定。
アイテムを使用すると素早さが2倍になります。

他の特性ではダメ?

じゅうなん

かたやぶり

性格・努力値と調整

耐久を極限まで下げたい(起死回生の威力を最大にするため、できればこらえるで確実にHP1まで減らしたい)のでASぶっぱで6余らせるのが最適解です。
性格は、攻撃が素早さを上げ、防御か特攻を下げる
さみしがり(A↑B↓)
やんちゃ(A↑D↓)
せっかち(S↑B↓)
むじゃき(S↑D↓)
の4択でしょう。
ただ、ルチャブルは素早さは十分にあるので、上二つをおすすめします。
その二つにこれといった違いはありません。
個体値はHBD逆Vを薦めますが、流石に厳選は難しいので多少妥協しても問題ないです。

素早さライン

準速の場合、実数値にして340。
これは最速ドラパルトやフェローチェ、最速スカーフガブリアスを抜くことができます。
最速の場合は374となりますが、この間にメジャーなポケモンがいないので攻撃が上がる性格をおすすめします。

技構成

• こらえる(確定)

コンセプト的に確定。
弱点技を耐えて確実に弱保を発動させるため。

• きしかいせい(確定)

これもコンセプト的に確定。
HPが少ないほど火力が高く、最大威力は脅威の200。しかもデメリットなし。チートすぎやろ。
こらえるで1だけ残したHPを有効活用する。

• アクロバット(確定)

この型に相性の良い飛行技なので確定。
アイテムを持ってないと威力が2倍(つまり110)。
ルチャブルのために生まれた技だと思ってる。

• いわなだれ

威力75、命中率90の岩技。
飛行タイプが多かったり、ついでにひるみ効果があるので強いが、若干の命中不安が難点。
きしかいせいとアクロバットを両方半減してくるサンダー対策に入れるのが良いだろう。
(ここのサブウェポンは変えてもいいが、いわなだれが最も安定するだろう。)

本当にザシアン(王)より火力あるの？

比べるため、HPに努力値を4だけ振ったきしかいせいもきょじゅうざんも抜群なブラックキュレム君にお越しいただきました。
攻撃1段階上昇攻撃特化ザシアン(王)のきょじゅうざん…344~408ダメージ(当然確1)
攻撃2段階上昇攻撃特化ルチャブルの起死回生(威力200)…594~698ダメージ(こちらも当然確1)
約1.5倍の差があるのです。

立ち回り例

1. ルチャブルの弱点を突いてくれるポケモンを誘う。(先制技を持たないポケモンを誘うと良い。)
2. 交代技や死に出しでルチャブルを出す。
3. こらえるを使い、弱点技を耐える。
4. かるわざと弱点保険を発動する。
5. きしかいせい、アクロバット、いわなだれを使い分け、(場合によってはダイマックスをして、)相手を倒す。
6. ルチャブルが何らかの理由で死んだらエースバーンやザシアン(王)などで残りを掃除する。

与ダメージ計算

(ダメージを受ける側は基本的にHPに4だけ振っているものとし、ルチャブル側の性格は攻撃が上がり防御が下がるさみしがりとします)

きしかいせい(威力200)
ザシアン(王)(H252)…(131.6%~155.7%)確定1発
イベルタル…(152.9%~180.1%)確定1発
カイオーガ…(182.9%~216.4%)確定1発
ディアルガ(H252)…(246.3%~289.8%)確定1発
カバルドン(H252)…(120%~141.3%)確定1発

アクロバット(威力110)
バドレックス(こくば)…(110.7%~131.2%)確定1発
ランドロス(霊獣)(威嚇込み)…(81.8%~96.3%)確定2発
ルギア(マルチスケイル込み)(H252)…(30.5%~36.1%)低乱数3発(攻撃に補正してないと確定4発)(2発目からはマルスケの効果が乗らないので実質低乱数2発)
マーシャドー…(235.9%~278.3%)確定1発

いわなだれ(威力75)
サンダー…(102.4%~121.6%)確定1発
ホウオウ(H252)…(152.1%~180.2%)確定1発

被ダメージ計算

堪えるで耐える前提なこと、耐久を低くしているので省略

苦手なポケモン

ルギアカイリュー
HP満タンの時ダメージを半減してくるやつ。
ステロで対策できる。

ランドロス(霊獣)などの威嚇ポケモン
確定数がだいぶ変わってしまう。
事前に倒しておきたい。

ナットレイなどの攻撃したらダメージを与えてくるポケモン
HPが1になるこの型の特性上、殴ったら死ぬポケモンは相手にしたくなさすぎる。

カバルドンなどの砂嵐や霰持ち
これもこの型の仕様上、スリップで死ぬ。

ザシアン(王)などの先制技持ち
これもこの型の仕様上葬り去られる。

ヌオーナマコブシなどの天然持ち
実質こちらの火力が半減されるのが辛い。

ミミッキュ
ばけのかわとかいう違法とっても強い特性を持っているやつ。
事前に皮を剥がせば倒せる。

相性の良い味方・構築例

苦手なポケモンの欄を見て分かる通り、ステロ持ちのカバルドンなどと相性が良いです。
ただし砂嵐を継続させないよう注意が必要です。
また、弱保を読まれると全く役に立たなくなるので、弱保型がメジャーなゼクロムなんかとも相性が良いです。
火力に不安があるなら、攻撃を1段階あげてバトンするのも良いでしょう。
このとき選出誘導も兼ねられると完璧だと思います。

終わりに

以上、ルチャブルの考察でした。
こんなにポテンシャルがあるのに使用率圏外とはこれ如何に。
みなさんももしSVで使うポケモンに迷っているのなら本気でルチャブルの採用を検討してみませんか？(((

よければ評価よろしくお願いします。
改善点等あればコメントいただけると嬉しいです。
ではまた、今度はSVでお会いしましょう。