あいさつ
みなさんこんにちは、7回目の投稿になります。
デンチュラが相棒な男:ペン銀太郎です。
前回の育成論に引き続き「ねばねばネット」を前提としています。
アドバイス等は真摯に対応します。
コメントは遠慮なくしてほしいです!
注意
- この育成論に出てくるポケモン全て理想個体とします。
- ステータスの略称として以下を用います。
H=HP A=攻撃 B=防御 C=特攻 D=特防 S=素早さ
- 努力値など、非公式用語を使用します。
- ダメージ計算はポケマス様を使わせていただきます。
特性
【かわりもの】
場に出るだけで「へんしん」と同じ効果、つまりコピーが発動します。
技や数値だけでなく、相手の能力上昇すらもコピーしてしまいます。
相手が強ければ強いほどこちらも強くなる――というだけでも、禁止伝説環境で非常に強力です。しかし、やはり一番の肝はA1上昇したザシアン(王)をコピーした後に〈ふとうのけん〉が発動、つまりはA2上昇+アイテム自由とできることだろうか。
これこそが今の環境におけるこのポケモンの採用理由だと思います。
〜〜注意事項〜〜
- HPのみメタモン準拠
- コピー後の技PPは全て5になる。
- 相手が「みがわり」状態だと不発。
- 相手がメタモンゾロアークだと不発。
- 相手がいない状態(そらをとぶ、交代技で相手撃破 など )だと不発。
- フォルムチェンジが絡む特性は発動しない(コピー自体はできる)
そして……
低下したステータスもコピーしてしまう!
あれ…? これってネット構築と相性悪くね…?
相手の低下したSもコピーしちまうんだよな…?
持ち物
しろいハーブ
能力ランクが下がっているときに元に戻すアイテム。
なのだが、下がったときではない点には注意が必要――というのも、例えば+1→±0のときは発動しないということです。つまり正確に書くと「能力ランクがマイナスの状態なら、道具を消費して該当する能力ランクだけを0にする」となります。
(ちなみに、〈だっしゅつパック〉は下がったとき。)
しかし、この仕様がメリットになることもあります。
それがメタモンや「バトンタッチ」「じこあんじ」などの、状態をコピーする効果が発動するときになります。特性欄でも説明しましたがメタモンはマイナスランクもコピーしてしまいますが、〈しろいハーブ〉を持っていればコピー後に0にすることができるのです。
これこそネット構築でメタモンというポケモンを使うための秘策です!
しかも、こだわらなくても相手の上を取れるというメリット付きです!
あと、ランドロス(霊獣)に対しても強くなることができます。
- 浮いているので相手はネットに引っかからない。
- それをコピーしてもハーブは残っている状態。
- 相手が【いかく】交代や「がんせきふうじ」をしてきたらハーブ発動。
というムーブが可能だからです。
性格・努力値と調整
性格《なまいき》
努力値:H252 – B4 - D252
@H252―HPだけはメタモン準拠なので最大振り。
@S最遅―なるべく後攻にして【いかく】を受ける機会を減らす。
ダメかもメタモン < ダメかもガオガエン < さいこうメタモン
@D252―コピー不可ゾロアークマタドガス(ガラル)は特殊型。
また、もしもの場合の特性【ダウンロード】対策にもなる。
@B4―余り。一応「そらをとぶ」「あなをほる」「とびはねる」は物理技。
C個体値について
31(さいこう)としていますが、「みらいよち」「はめつのねがい」の仕様のためです。これらの技は『攻撃時の発動者の状態によるダメージ』となっているためです。
というのも、発動時にCランク上昇していても攻撃ターンに下がっていれば威力は低くなり、コピー状態に関しても同様のことが言えます(つまり、例え元がC1上昇バドレックス(こくば)だったとしても、死んだり手持ちに戻れば無上昇メタモンの威力になってしまう)。
技としては珍しいので気にしない人がいてもおかしくないですが、万が一億が一を考えて記載しておきます。
技構成
へんしん
……これしかない。
しかしながら、地獄の変身不可ミラーマッチになったときのためにPPは増やしておいた方がいいですし、「わるあがき」対決になったとき用を考えてもやはり最遅の方がいいです。
立ち回り例
基本的には起点役にSを下げてもらって、そこからアタッカーをコピーして殴るというムーブが多くなります。しかし、こだわらない都合として初手起点役コピーという選択肢もあったりします。
また、こだわりアイテムの不便点であるダイマックスで同速対決もないので、ダイマックスアタッカーとして運用しやすかったりもします。
ただし、消費アイテムであることを考えると、サイクルのしやすさは下がっている点には注意が必要です。
構築例
- コンセプトであるネバネバネット要員
- メタモン対策がされている構築対策
こだわらないため技選択が自由になると言えども、どっちみちキツイ組み合わせ(例:ザシアン(王)に対するヌオー)はあります。そういった構築に対しては範囲が広いor対策への対策ポケモンが相方にいる方が助かります。
今回は僕がいろいろ試した中で強かったものを記載します。
- 逆に相手にバフをかける技を持つ
「いばる」「おだてる」「デコレーション」などで相手を逆に強くし、それをメタモンの抜き性能上げに貢献させる。その中でも他の場面でも腐らず活躍しやすいポケモンを記載します。
ボルトロス(化身)化身ボルトロス → ネット構築だと型が判断しにくい。
オーロンゲオーロンゲ → 2タイプ無効&両壁習得 が非常に強力。
マホイップ → カバルドンに強い&AC上昇だが、今の環境は厳しいか。
最後に
この時期に育成論を投稿したことには意味があります。お盆休みで時間が空いていたからです。
それはシリーズ13でもこの構築が有用だからです。
(カジュアルでお試し構築やってみたけど、意外と次環境練習してる人と当たらなくて、確定参考にできないためこの欄で言及しています。)
新ルールにおいて、禁止伝説は無制限なのでザシアン(王)バドレックス(こくば)ムゲンダイナカイオーガゼクロムなどはいくらでも同時採用できますし、マーシャドージラーチビクティニなどの上を取られたくない相手も新規参入します。
これらを機能低下できるのは「ネバネバネット」。
さらに、これらをコピーできたら非常に強力。
……はず。
俺はどんなルールだろうが、相棒デンチュラと共に活きる道を探す。
例えそれがどんなにマイナーな型だとしても…。